本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年8月28日 | キャリア開発 | Oracle Searchを使用したキャリアの検討 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年8月28日 |
OTBI/後任 | 後任サブジェクト領域の保護された所有者ディメンション | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年7月28日 | プロファイル管理/Redwoodエクスペリエンス | プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 | プロファイル管理 | プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 |
後任管理 | 後任管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 |
後任管理 |
タレント・プールのRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 |
後任管理 |
後任管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 | パフォーマンス/パフォーマンス管理のRedwoodエクスペリエンス | パフォーマンス管理設定のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 |
パフォーマンス/プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス |
プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 |
パフォーマンス/後任管理のRedwoodエクスペリエンス |
後任管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 |
パフォーマンス/後任管理のRedwoodエクスペリエンス |
タレント・プールのRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 |
タレント/プロファイル/ OTBI |
プロファイル・サブジェクト領域のコンテンツ・セクション・サブスクライバ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 |
タレント/タレント管理のRedwoodエクスペリエンス |
レビュー期間設定のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年4月28日 | キャリア開発 | キャリア開発の診断 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年4月28日 |
目標管理 | 目標プランの「すべての割当先の削除」処理使用可能 | 文書の更新。更新23Bで提供された機能。 |
2023年3月31日 | キャリア開発 | Oracle Searchを使用したキャリアの検討 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
目標管理 | 加重の強制が有効な場合の目標の削除 | 文書の更新。更新23Bで提供された機能。 |
2023年3月31日 |
OTBI - 後任 | 後任プランの変更についてレポートする新しいサブジェクト領域 | 文書の更新。更新23Bで提供された機能。 |
2023年3月31日 |
OTBI - 後任 |
後任サブジェクト領域の保護された所有者ディメンション | 文書の更新。更新23Bで提供された機能。 |
2023年3月31日 |
OTBI - 後任 |
後任サブジェクト領域の変更 | 文書の更新。更新23Bで提供された機能。 |
2023年3月3日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、この「新機能」に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- 人事管理の新機能 – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能について説明します。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center - ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
この項の機能は、すべてのタレント・アプリケーションで使用できます。
これらのページまたはフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、Redwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作がRedwoodのページまたはフローのようになるので、アプリケーションの一体感が高まります。
新しい「レビュー期間」ページを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。このページは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されましたが、同じバックエンド機能を利用できます。このページはデフォルトでオンになっています。
レスポンシブ・ページを使用する場合は、有効化のステップの項のステップを確認してください。
この新しいページを使用することで、アプリケーション全体の一体感が高まります。
有効化のステップ
Redwoodの「レビュー期間」ページで作業するには、最初にORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。ORA_HRA_SETUP_REDWOOD_ENABLEDプロファイルオプションが有効になっているかどうかを確認します。デフォルトでは、このプロファイル・オプションは標準設定で有効になっています。Redwoodページをまだ使用しない場合は、プロファイル・オプションを「いいえ」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | 摘要 | デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_HRA_SETUP_REDWOOD _ENABLED Redwoodパフォーマンス設定ページ使用可能 |
パフォーマンス管理のRedwoodの設定ページを使用可能にします。 |
はい |
このページを使用不可にするには、プロファイル・オプションORA_HRA_SETUP_REDWOOD_ENABLEDを「いいえ」に設定します。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_HRA_SETUP_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- Redwoodの「レビュー期間」ページをまだ使用しない場合は、このプロファイル・オプションを「いいえ」に設定する必要があります。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
拡張性の制限事項
「レビュー期間」検索および「レビュー期間」詳細ページを拡張するためのVB Studioの使用は、次に示すナッジおよびガイド付きジャーニの定数に限定されます。
タイプ = 変数または定数 |
変数名 |
変数の説明 |
ナビゲーション |
レベル = ページまたはセクション |
---|---|---|---|---|
定数: 文字列 |
JourneyCode |
この変数で、ページ・レベルのガイド付きジャーニの表示を管理します。チェックリスト・テンプレートで使用可能なガイド付きジャーニ・コードを使用して設定します。 |
「自分のクライアント・グループ」 > 「レビュー期間」クイック処理 |
ページ |
定数: 文字列 |
taskCodes |
この変数で、ページ・レベルのガイド付きジャーニ・タスクの表示を管理します。チェックリスト・テンプレートで使用可能なタスク・コードを使用して設定します。カンマをセパレータとして使用すれば、複数のタスクを表示できます。配列のタスクの順序を変更すれば、タスクの順序を変更できます。 |
「自分のクライアント・グループ」 > 「レビュー期間」クイック処理 |
ページ |
定数: 文字列 |
renderNudges |
この変数で、ナッジの表示を管理します。デフォルト値はオフです。 |
該当なし | 該当なし |
ナッジおよびガイド付きジャーニの設定の追加情報:
- 23B人事管理の新機能: 再作成されたRedwoodページのVBS対応ガイド付きジャーニ
- 23B人事管理の新機能 - ユーザーにタスクの完了を促す新しいナッジ
ヒントと考慮事項
- クイック処理を介してのみ、新しいRedwoodページにナビゲートできます:
- 「自分のクライアント・グループ」と「設定および保守」を使用してナビゲートすると、レスポンシブ・ページが表示されます。
- 「設定および保守」でインポートおよびエクスポート機能を使用すると、レスポンシブ・ページが表示されます。
- このページでは保存済検索を使用できません。
- このページでは拡張検索を使用できません。
- このページではVisual Builder Studio (VBS)を使用したパーソナライズは使用できません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerのパフォーマンス管理の実装およびパフォーマンス管理の使用ガイドを参照してください。
- HCM全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
- HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1
引き続きクラシック・ページを使用しているOracle Cloud HCM Talent Managementのお客様は、最新機能が豊富でわかりやすい23Bのレスポンシブ・ページに移行する必要があります。キャリア開発、目標管理、パフォーマンス管理、プロファイル管理のクラシック・バージョン、後任管理またはタレント・レビューのいずれかのタレント管理アプリケーションでクラシック・ページを使用しているお客様に影響があります。
重要: 更新23B以降、タレント管理では、レスポンシブ・ページがデフォルトで使用可能になった状態で提供されます。お客様がクラシック・ページに戻すオプションはありません。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
レスポンシブ・ページをまだ使用可能にしていない場合は、次のステップを今すぐ実行してください:
- クラシック・ページのパーソナライズを評価し、レスポンシブ・ページへの移行後に再適用する内容を決定します。
- 目標管理およびキャリア開発を使用する場合は、移動中のトランザクションを完了して、レスポンシブ・ページで使用する承認フレームワーク用の新しい承認ルールを作成する必要があります。
- 引き続きプロファイル管理のクラシック・バージョンを使用している場合は、プロファイル管理バージョン2への移行を完了しないと、レスポンシブ・ページを使用可能にできません。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください:
- レスポンシブ・ページへの移動
- HCM - Oracle Cloud HCM Goal and Performance Management Customers - Move to Responsive UX (Customer Connect Jan 2021)
- HCM - Oracle Cloud HCM Talent Review and Succession Management Customers - Move to Responsive UX (Customer Connect Feb 2021)
- HCM - Oracle Cloud HCM Career Development Customers - Move to Responsive UX (Customer Connect Feb 2021)
- HCM Responsive Edit Page Demos (文書ID 2399671.1) 添付「HCM Responsive User Experience Setup 18B – 21C Profiles Options」
- HCM Responsive User Experience Uptake Tool (文書ID 2643052.1)
- 目標管理、キャリア開発 - 承認ルール
- プロファイル管理の拡張タレント・プロファイルへの移行
- Upgrading Oracle Cloud HCM Profile Management (文書ID 2421964.1)
- Troubleshooting Guide for Enhanced Profiles (文書ID 2533116.1)
- Customer Connect Office Hours (Jan 2020)
- Customer Connect Coaches Corner (March 2020)
Oracle Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や人材開発プランを管理するためのツールが備わっています。これらのツールには、就業者の資格に基づくロールに関する推奨事項、ターゲット・ロールと就業者に求められる人材開発要件との比較が含まれます。就業者の関心があるロールおよび就業者向けの包括的な人材開発プランを管理することにより、人材開発目標を確立し、人材開発の進行状況を管理できます。
人材開発プランを使用して、短期および長期のキャリア開発戦略を管理できるようになりました。ロールの権限に基づいて、人材開発プラン内で人材開発目標を作成および管理できます。目標に人材開発意図をタグ付けできます。人材開発意図は、将来の人材開発に向けて目標を編成および追跡できるタグです。
Oracle Searchは、Human Capital Management Cloud環境で使用可能な専用の検索エンジンです。キャリアを検討するためにこれを有効にすると、ユーザーに次の利点があります:
- 検索語と一致する検索語候補および関連結果。プロファイル名、摘要、ジョブ摘要、職責、資格などの検索索引のキー・フィールドと検索条件が照合されます。
-
検索結果のパフォーマンスの向上
-
結果の妥当性の向上
従業員は検索の提示を使用して、より簡単にキャリアを検索できます。
有効化のステップ
この機能ではOracle Searchを使用します。Oracle Searchを有効にするには、「設定および保守」作業領域の「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、この表にリストされているプロファイル・オプションを構成します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
アプリケーション |
モジュール | 必須プロファイル・レベル |
必須プロファイル値 |
---|---|---|---|---|---|
ORA_FND_SEARCH_EXT_ENABLED |
検索拡張機能ワークフローの有効化/無効化 |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
サイト |
はい |
HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED |
HRC: Elasticsearchの有効化 |
HCM共通アーキテクチャ |
検索フレームワーク |
サイト |
Y |
PER_SEARCH_LOGIN_EVENT_PUB |
PER: 検索のためのユーザー・ログイン・イベント公開 |
グローバル人事管理 |
セキュリティ |
サイト |
NONE |
オラクルから薦められた場合に、この表のプロファイル・オプションを構成する必要がある場合もあります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
アプリケーション |
モジュール | 必須プロファイル・レベル |
必須プロファイル値 |
---|---|---|---|---|---|
ORA_FND_SEARCH_INITIAL_INGEST_THREAD_COUNT |
初期取込みプロセスで使用するスレッド数 |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
サイト |
オラクルの推奨に従う |
ORA_FND_SEARCH_FETCH_COUNT |
初期取込みプロセスでフェッチする行数 |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
サイト |
オラクルの推奨に従う |
モデル・プロファイルに対してデータの初期取込みプロセスを実行する必要があります。
- 「ツール」→「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。
- 「索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ」プロセスを検索して選択します。
- この表に指定されたパラメータを使用してプロセスを送信します。
パラメータ名 | パラメータ値 |
---|---|
再取込みする索引名 |
fa-hcm-modelprofile |
ノート: このデータの初期取込みプロセスは、リリース・バージョンのアップグレードおよびP2T (本番からテスト)プロセスの後に毎回実行する必要があります。
次に、Oracle Searchを使用したキャリアの検討を有効にする必要があります。これを実行にするには、「設定および保守」作業領域の「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、この表にリストされているプロファイル・オプションをレビューして構成します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
必須プロファイル・レベル |
必須プロファイル値 |
---|---|---|---|
HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLED |
モバイルレスポンシブHCMページ使用可能 |
サイト |
Y |
HRD_CAREER_DEVELOPMENT_RESPONSIVE_ENABLED |
モバイルレスポンシブのキャリア開発ページ使用可能 |
サイト |
Y |
ORA_HRD_EXPLORE_CAREERS_ORACLE_SEARCH_ENABLED |
Oracle Searchベースのキャリアの検討使用可能 |
サイト |
Y |
アクセス要件
データの初期取込みプロセスを実行するには、スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)機能権限がロールに必要です。
「目標管理診断レポート」プロセスを実行して、キャリア開発の実装の問題を自分で識別して修正するのに役立つレポートを生成します。
生成されるレポートでは、マスキング文字を使用して様々なセクションのデータが保護されています。「目標管理診断レポート非表示列」(ORA_HRG_DIAGREPORT_HIDE_COLUMN)参照を確認すると、保護される列を識別できます。他の列をマスクする場合は、この参照に列名を追加します。
「目標管理診断レポート」プロセスには、次のパラメータを指定できます:
- 個人番号: 診断レポートを生成する対象就業者の個人番号。
- 期間: アクティブな目標プランを選択するための、現在の日付より前の日数を指定します。このパラメータのデフォルト値は720です。
レポートを表示するには、レポートの出力ファイルの拡張子を.htmlに変更します。レポートは、セクションに分かれています。リンクをクリックすると、セクションのコンテンツが表示されます。人材開発目標に関連するセクションには、次のものがあります:
- 就業者の人材開発目標データ: 就業者に割り当てられた人材開発目標の詳細、トランザクション・データ、参照値、人材開発目標設定詳細など、人材開発目標情報を表示できます。
- 目標プロファイル・オプションおよびその他の構成: プロファイル・オプション設定、構成済フレックスフィールド、通知設定および承認のバイパス設定を表示できます。
- 目標管理診断参照値: レポートに使用されたORA_HRG_DIAGREPORT_HIDE_COLUMN参照コードを表示できます。これらが保護される列です。
就業者の人材開発目標診断レポートのサンプル
診断レポートの就業者の人材開発目標詳細
「目標データ整合性のチェック」プロセスを実行して、この表にリストされている問題を修正します。
問題 | 解決策 |
---|---|
クラシック・トランザクションがスタックする |
トランザクション・ステータスを「中断」に更新して、トランザクションを中断します。 |
承認待ち時に人材開発プランがロックされる |
目標バージョン・タイプ・コードを「アクティブ」に更新します。 |
「目標データ整合性のチェック」プロセスの次のパラメータのみが、人材開発目標トランザクションの整合性のチェックに関係があります:
- 処理: 整合性チェック用の処理。結果をプレビューしたり、結果を更新できます。これは、目標データ整合性チェック処理(ORA_HRG_DATA_INTEG_CHEK_ACTION)参照に基づいています。
- 個人番号: 人材開発プランをチェックする対象就業者の個人番号を入力します。これはオプションのパラメータです。
プロセスが完了したら、.csvファイルおよびログ・ファイルをダウンロードして、整合性チェックの結果を表示します。
この機能で概説されているプロセスを使用すれば、組織のキャリア開発を円滑に運用できます。自分で解決できない人材開発目標関連の問題が発生した場合は、Oracle Supportの専門家に支援を求めてください。人材開発計画の整合性を掌握して、トラブルシューティング作業の能率を向上できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
人材開発目標整合性チェック・データのデフォルト・パージ期間は365日です。これを変更する場合は、HRG_DATA_INTEG_CHK_PURGE_PRDプロファイル・オプションを作成して、これらの値を設定する必要があります。
フィールド |
値 |
---|---|
プロファイル表示名 |
「データ整合性チェックのパージ期間」などの適切な名前 |
アプリケーション |
目標管理 |
モジュール |
リポジトリ |
開始日 |
01/01/00 |
次に、プロファイル・オプションを編集し、整合性チェック・データを保持する日数をその値に設定します。
主なリソース
- プロセスのスケジュールの詳細は、共通機能の使用ガイドのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
- プロファイル・オプションの作成および編集の詳細は、HCMの共通機能の使用ガイドのプロファイル・オプションの作成および編集のトピックを参照してください。
アクセス要件
「目標管理診断レポート」プロセスまたは「目標データ整合性のチェック」プロセスを実行するには、目標バッチ・プロセスの実行(HRG_MANAGE_SCHEDULING_BATCH_PROCESS_PRIV)権限がロールに付与されている必要があります。
Oracle Profile Managementは、タレント製品スイートおよびその他のOracle Cloudアプリケーションが、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤を提供します。また、Profile Managementは、HR担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が、重要なHRタレント機能を実行するのをサポートします。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データの管理および追跡もProfile Managementを介して実行できます。
これらのページまたはフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、Redwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作がRedwoodのページまたはフローのようになるので、アプリケーションの一体感が高まります。
「プロファイル管理」ページおよびフローを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。これらのページとフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されており、同じバックエンド機能を利用できます。この機能に示されているページおよびフローは、まだ完全に再設計されていませんが、Redwoodページやフローのような外見と動作に変更されているので、アプリケーション全体の一体感が高まります。これらのページおよびフローはすべてデフォルトでオフになりますが、有効にできます。
ページまたはフロー | プロファイル・オプション |
ナビゲーション | 制限事項 |
---|---|---|---|
プロファイル・タイプ | ORA_HRT_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
クイック処理: 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント」 > 「プロファイル・タイプ」 |
個人プロファイルのコンテンツ・セクションの順序は変更できません。 |
項目カタログ | ORA_HRT_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
クイック処理: 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント」 > 「項目カタログ」 |
ライティング・アシスタントExcelテンプレートはダウンロードできません。 付加フレックスフィールド(DFF)はサポートされていません。 項目摘要ではリッチ・テキストがサポートされていません。 |
プロファイル評点モデル | ORA_HRT_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
クイック処理: 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント」 > 「プロファイル評点モデル」 |
付加フレックスフィールド(DFF)はサポートされていません。 |
プロファイル・コンテンツ・セクション・アクセス | ORA_HRT_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
クイック処理: 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント」 > 「プロファイル・コンテンツ・セクション・アクセス」 |
なし |
タレント評点 | ORA_HRT_TRANSACTIONAL_REDWOOD_ENABLED |
クイック処理:
|
付加フレックスフィールド(DFF)およびリッチ・テキストはサポートされていません。 |
これらの新しいページまたはフローを使用することで、アプリケーション全体の一体感が高まります。
有効化のステップ
プロファイル・オプションを使用して、標準提供のページまたはフローを有効または無効にします。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです。
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」で、プロファイル・オプション・コードを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル・レベルとして「サイト」を選択します。
- Redwoodページを表示するには、「プロファイル値」フィールドで「はい」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
Redwoodの「項目カタログ」ページでは、パフォーマンス文書のライティング・アシスタント機能に必要なコンテンツのロードがサポートされていません。ライティング・アシスタント機能を引き続き使用する場合は、プロファイル管理の設定ページを使用可能にしないでください。
主なリソース
アプリケーション全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
-
HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1
Oracle Touchpointsでは、従業員とマネージャの間に、継続的なヒアリングとアクションのチャネルを提供し、信頼関係の構築、従業員定着率の向上、成長の促進につながる有意義なやり取りを促します。Touchpointsは別売商品です。
チェックイン、またはチェックインのディスカッション・トピックを削除できるのは、それらを自分が作成した場合のみです。これに加えて、次の既存のルールがあります:
チェックインの作成者がチェックインを削除できるのは、次の場合のみです:
- 他の参加者がディスカッション・トピックにコメントを追加していない。
- ディスカッション済としてマークされたディスカッション・トピックがない。
ディスカッション・トピックの作成者は、ディスカッション・トピックにコメントを追加したのが自分のみで、ディスカッション済とマークされていない場合に、そのディスカッション・トピックを削除できます。他の参加者がコメントを追加した場合は、自分が作成していても削除できません。
この機能により、非参加者がチェックインまたはディスカッション・トピックを誤って削除することを防げます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
チェックインの詳細は、Oracle Help Centerにあるタッチポイントの使用および管理ガイドの次のトピックを参照してください:
Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
これらのページまたはフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、Redwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作がRedwoodのページまたはフローのようになるので、アプリケーションの一体感が高まります。
パフォーマンス管理の設定ページおよびフローを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。これらのページやフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されており、同じバックエンド機能を利用できます。
これらのページはデフォルトでオンになります:
- パフォーマンス文書タイプ
- パフォーマンス・ロール
- チェックイン・テンプレート
レスポンシブ・ページを使用する場合は、有効化のステップの項のステップを確認してください。
これらの新しいページまたはフローを使用することで、アプリケーション全体の一体感が高まります。
有効化のステップ
Redwoodの「パフォーマンス管理」の設定ページで作業するには、最初にORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。ORA_HRA_SETUP_REDWOOD_ENABLEDプロファイルオプションが有効になっているかどうかを確認します。デフォルトでは、このプロファイル・オプションは標準設定で有効になっています。Redwoodページをまだ使用しない場合は、プロファイル・オプションを「いいえ」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | 摘要 | デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_HRA_SETUP_REDWOOD _ENABLED Redwoodパフォーマンス設定ページ使用可能 |
パフォーマンス管理のRedwoodの設定ページを使用可能にします。 |
はい |
このページを使用不可にするには、プロファイル・オプションORA_HRA_SETUP_REDWOOD_ENABLEDを「いいえ」に設定します。
- デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには:
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_HRA_SETUP_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- Redwoodの「パフォーマンス管理」の設定ページをまだ使用しない場合は、このプロファイル・オプションを「いいえ」に設定する必要があります。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
拡張性の制限事項
VB Studioを使用したパフォーマンス管理設定ページの拡張は、ガイド付きジャーニおよびナッジの次の定数に限定されています。
タイプ = 変数または定数 |
変数名 |
変数の説明 |
ナビゲーション |
レベル = ページまたはセクション |
---|---|---|---|---|
定数: 文字列 |
JourneyCode |
この変数で、ページ・レベルのガイド付きジャーニの表示を管理します。チェックリスト・テンプレートで使用可能なガイド付きジャーニ・コードを使用して設定します。 |
「自分のクライアント・グループ」 > 「パフォーマンス文書タイプ」クイック処理 または 「パフォーマンス・ロール」クイック処理 または 「チェックイン・テンプレート」クイック処理 |
ページ |
定数: 文字列 |
taskCodes |
この変数で、ページ・レベルのガイド付きジャーニ・タスクの表示を管理します。チェックリスト・テンプレートで使用可能なタスク・コードを使用して設定します。カンマをセパレータとして使用すれば、複数のタスクを表示できます。配列のタスクの順序を変更すれば、タスクの順序を変更できます。 |
「自分のクライアント・グループ」→「パフォーマンス文書タイプ」クイック処理 または 「パフォーマンス・ロール」クイック処理 または 「チェックイン・テンプレート」クイック処理 |
ページ |
定数: 文字列 |
renderNudges |
この変数で、ナッジの表示を管理します。デフォルト値はオフです。 |
該当なし | 該当なし |
ナッジおよびガイド付きジャーニの設定の追加情報:
- 23B人事管理の新機能: 再作成されたRedwoodページのVBS対応ガイド付きジャーニ
- 23B人事管理の新機能 - ユーザーにタスクの完了を促す新しいナッジ
ヒントと考慮事項
- クイック処理を介してのみ、新しいRedwoodページにナビゲートできます:
- 「自分のクライアント・グループ」および「設定および保守」経由でナビゲートすると、レスポンシブ・ページが表示されます。
- 「設定および保守」でインポートおよびエクスポート機能を使用すると、レスポンシブ・ページが表示されます。
- このページでは保存済検索を使用できません。
- このページでは拡張検索を使用できません。
- このページではVisual Builder Studio (VBS)を使用したパーソナライズは使用できません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerのパフォーマンス管理の実装およびパフォーマンス管理の使用ガイドを参照してください。
- HCM全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
- HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1
- HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1
フィードバック・テンプレートのRedwoodエクスペリエンス
「要求済フィードバック」の「フィードバック・テンプレート」ページを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。このページは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されており、同じバックエンド機能を利用できます。このページは、Redwoodのページやフローと同様に表示および動作するように変更されており、アプリケーションの一体感が高まるように、デフォルトでオンになっています。
「フィードバック・テンプレート」ページを使用して、アプリケーションの一体感を高めます。
有効化のステップ
Redwoodの「フィードバックの要求」のテンプレート・ページで作業するには、最初にORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。次に、ORA_HRA_REQ_FEEDBACK_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションが有効になっているかどうかを確認します。
「プロファイル・オプション」を使用して、標準提供のページまたはフローを有効または無効にします。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです。
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- 次の表から、有効にするプロファイル・オプションを検索して選択します。
- レベルとして「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドにYまたはNを入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ノート: VB Studioを使用したこのページの拡張機能は、現時点では、ナッジおよびガイド付きジャーニを設定する変数に限定されています。ガイド付きジャーニを構成済で、新しいRedwoodページを使用している場合は、それらを再構成する必要があります。この中のナッジおよびガイド付きジャーニの設定については、次を参照してください:
- 23B人事管理の新機能 - 再作成されたRedwoodページのVBS対応ガイド付きジャーニ
- 23B人事管理の新機能 - ユーザーにタスクの完了を促す新しいナッジ
VB Studioを使用した「フィードバック・テンプレート」ページの拡張は、次に示す変数と、ナッジおよびガイド付きジャーニに定義された定数に限定されています。
タイプ = 変数または定数 | 変数名 | 変数の説明 | ナビゲーション | レベル = ページまたはセクション |
---|---|---|---|---|
定数 | journeyCode | このプロパティは、一意のガイド付きジャーニ情報を見つけるのに役立つガイド付きジャーニ・コードを表します。 | フィードバック概要ページ | ページ |
定数 | taskCodes | 情報の表示対象になるタスク・コードのリスト。このリストが空/null/未定義の場合、ガイド付きジャーニに関連するすべてのタスクの情報が表示されます。 | フィードバック概要ページ | ページ |
renderNudges | renderNudges | この変数は、このページのナッジの表示を制御します。オンまたはオフに設定すると、それぞれナッジが表示または非表示になります。 | フィードバック概要ページ | ページ |
定数 | journeyCode | このプロパティは、一意のガイド付きジャーニ情報を見つけるのに役立つガイド付きジャーニ・コードを表します。 | フィードバック詳細ページ | ページ |
定数 | taskCodes | 情報の表示対象になるタスク・コードのリスト。このリストが空、nullまたは未定義の場合、ガイド付きジャーニに関連するすべてのタスクの情報が表示されます。 | フィードバック詳細ページ | ページ |
定数 | renderNudges | この変数は、このページのナッジの表示を制御します。オンまたはオフに設定すると、それぞれナッジが表示または非表示になります。 | フィードバック詳細ページ | ページ |
主なリソース
アプリケーション全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
- HCM Redwood Pages with Profile Options - MOSドキュメント - 2922407.1
Oracle Goal Managementでは、経営目標を様々な組織レベルの目標に変換し、マネージャから従業員への明確な見通しを提供できます。経営陣は高レベルのイニシアチブについて情報交換し、マネージャがそれらを従業員の目標に置き換えます。
完了したパフォーマンス文書でパフォーマンス目標のこれらの詳細を表示できるようになりました:
- 指標
- タスク
- 連携詳細
- 目標共有詳細
- ノート
- 要求済フィードバック
パフォーマンス目標詳細
完了したパフォーマンス文書のパフォーマンス目標の完全な情報を表示することで、パフォーマンス評価プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「目標管理診断レポート」プロセスを実行して、目標管理の実装の問題を自分で識別して修正するのに役立つレポートを生成します。
生成されるレポートでは、マスキング文字を使用して様々なセクションのデータが保護されています。「目標管理診断レポート非表示列」(ORA_HRG_DIAGREPORT_HIDE_COLUMN)参照を確認すると、保護される列を識別できます。他の列をマスクする場合は、この参照に列名を追加します。
「目標管理診断レポート」プロセスには、次のパラメータを指定できます:
- 個人番号: 診断レポートを生成する対象就業者の個人番号。
- 期間: アクティブな目標プランを選択するための、現在の日付より前の日数を指定します。このパラメータのデフォルト値は720です。
レポートを表示するには、レポートの出力ファイルの拡張子を.htmlに変更します。レポートは、セクションに分かれています。リンクをクリックすると、セクションのコンテンツが表示されます。パフォーマンス目標に関連するセクションには、次のものがあります:
- 就業者のパフォーマンス目標データ: 就業者に割り当てられた目標の詳細、就業者に割り当てられた目標プラン、就業者に割り当てられた組織目標、就業者と共有する目標、目標連携詳細などのパフォーマンス目標情報を表示できます。
- 目標プロファイル・オプションおよびその他の構成: プロファイル・オプション設定、構成済フレックスフィールド、通知設定および承認のバイパス設定を表示できます。
- 目標管理診断参照値: レポートに使用されたORA_HRG_DIAGREPORT_HIDE_COLUMN参照コードを表示できます。これらが保護される列です。
就業者のパフォーマンス目標診断レポートのサンプル
診断レポートの就業者のパフォーマンス目標詳細
「目標データ整合性のチェック」プロセスを実行して、次のような問題を修正します:
- 目標プラン割当の重複
- 承認待ちのときの目標ページのロック
このプロセスには、次のパラメータを指定できます:
- 処理: 整合性チェック用の処理。結果をプレビューしたり、結果を更新できます。これは、目標データ整合性チェック処理(ORA_HRG_DATA_INTEG_CHEK_ACTION)参照に基づいています。
- レビュー期間: 整合性チェックを実行するレビュー期間を選択します。
- 目標プラン: チェックする目標プランを選択します。
- 個人番号: 目標プランをチェックする対象就業者の個人番号を入力します。
パフォーマンス目標に対して「目標データ整合性のチェック」プロセスを実行する場合は、レビュー期間および目標プラン名を指定する必要があります。
プロセスが完了したら、csvファイルおよびログ・ファイルをダウンロードして、整合性チェックの結果を表示します。
この機能で概説されているプロセスを使用すれば、組織のパフォーマンス目標を円滑に管理できます。自分で解決できないパフォーマンス目標関連の問題が発生した場合は、Oracle Supportの専門家に支援を求めてください。目標プランの整合性を掌握して、トラブルシューティング作業の能率を向上できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
パフォーマンス目標整合性チェック・データのデフォルト・パージ期間は365日です。これを変更する場合は、HRG_DATA_INTEG_CHK_PURGE_PRDプロファイル・オプションを作成して、これらの値を設定する必要があります。
フィールド |
値 |
---|---|
プロファイル表示名 |
「データ整合性チェックのパージ期間」などの適切な名前 |
アプリケーション |
目標管理 |
モジュール |
リポジトリ |
開始日 |
01/01/00 |
次に、プロファイル・オプションを編集し、整合性チェック・データを保持する日数をその値に設定します。
主なリソース
- プロセスのスケジュールの詳細は、共通機能の使用ガイドのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
- プロファイル・オプションの作成および編集の詳細は、HCMの共通機能の使用ガイドのプロファイル・オプションの作成および編集のトピックを参照してください。
アクセス要件
「目標管理診断レポート」プロセスまたは「目標データ整合性のチェック」プロセスを実行するには、目標バッチ・プロセスの実行(HRG_MANAGE_SCHEDULING_BATCH_PROCESS_PRIV)権限がロールに付与されている必要があります。
目標が含まれている目標プランで加重検証が強制される場合でも、加重がゼロでない目標を削除できるようになりました。目標を削除するために、目標の加重を0に設定する必要はありません。
加重が強制される目標プラン内の目標
加重がゼロでない目標の選択時に削除処理を使用可能
加重がある目標を削除すると、すべての目標の加重の合計が100になるように、目標プラン内の他の目標の加重を編集する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。
加重がゼロでない目標の削除後に表示されるバナー
関係がなくなった目標を削除することで、目標管理プロセスが簡単になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「すべての割当先の削除」処理は元に戻せないため、このリリース以降では、目標プランに対して即座に使用可能になりません。特定のユーザーに対してこの処理を使用可能にするには、管理者が「ユーザー」レベルでHRG_ALLOW_DELETE_ALL_ASSIGNEESプロファイル・オプションを作成してYに設定する必要があります。
目標プラン処理
目標プランのすべての割当先の目標を、目標管理者が誤って削除するのを防ぎます。特定のユーザーに必要な場合にのみ、「すべての割当先の削除」処理を使用可能にします。
有効化のステップ
HRG_ALLOW_DELETE_ALL_ASSIGNEESプロファイル・オプションを作成するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「検索結果」セクションで、「新規」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、この表に記載されている値を新しいプロファイル・オプションに指定します
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HRG_ALLOW_DELETE_ALL_ASSIGNEES |
プロファイル表示名 |
「すべての目標プラン割当先の削除使用可能」のような適切な名前 |
アプリケーション |
目標管理 |
モジュール | 目標管理 |
開始日 |
現在の日付 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「ユーザー」レベルの「使用可能」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「プロファイル・オプションの管理」ページ
HRG_ALLOW_DELETE_ALL_ASSIGNEESプロファイル・オプション値をYに設定するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- HRG_ALLOW_DELETE_ALL_ASSIGNEESプロファイル・オプション・コードを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、「追加」をクリックします。
- 次の表に示されている値を指定します。
フィールド | 入力する値 |
---|---|
プロファイル・レベル |
ユーザー |
ユーザー名 |
すべての目標割当先を削除するオプションを使用可能にするユーザーのユーザー名 |
プロファイル値 |
Y |
- すべての目標割当先を削除するオプションを使用可能にするすべてのユーザーについて、ステップ4と5を繰り返します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
Oracle Succession Managementを使用すると、重要な人員を置き換えるための後任プランを作成できます。後任プランがあることで、現在は埋まっているジョブやポジションについて、準備のできている就業者または求められるスキルを習得できそうな就業者を特定できるため、スムーズな移行が可能になるうえ、候補者育成の管理にも役立ちます。
「後任プラン」スポットライトおよび「キャリアの概要」ページに表示される後任情報に対するパフォーマンスが向上しました。このリリース以降、「後任プラン在職者」プロセスにより、これらのページの後任情報がリフレッシュおよび更新されるようになりました。
「後任プラン」スポットライト・ページの後任プラン情報
「キャリアの概要」ページ
「後任プラン」スポットライトおよび「キャリアの概要」ページに最新情報を表示することにより、後任プランの機能が拡張されます。
有効化のステップ
後任プランのページのパフォーマンス向上を利用するには、「後任プラン在職者」プロセスを定期的にスケジュールしてください。
ヒントと考慮事項
「後任プラン在職者」プロセスを定期的にスケジュールしないと、「後任プラン」スポットライトおよび「キャリアの概要」ページに最新情報が表示されない場合があります。
主なリソース
プロセスのスケジュールの詳細は、共通機能の使用ガイドのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
これらのページまたはフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、Redwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作がRedwoodのページまたはフローのようになるので、アプリケーションの一体感が高まります。
新しい「後任プランの作成」および「後任プランに追加」クイック処理ページを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。これらのページは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されており、同じバックエンド機能を利用できます。これらのページはまだ完全には再設計されていません。Redwoodページと同様に表示および動作するように変更されているので、アプリケーション全体の一体感が高まります。これらのRedwoodページはデフォルトでは有効にならないことに注意してください。
「後任プランに追加」クイック処理を選択すると、Redwood版に再設計された「後任プランに追加」ページに組織の個人のリストを表示できます。このページのフィルタ・チップを使用して、表示されている個人をフィルタし、後任プランに追加する個人を見つけます。個人を検索することもできます。
Redwood版に再設計された「後任プランへの追加」ページにリストされている個人
Redwood版に再設計された「後任プランに追加」ページでは、1人の個人のみを選択できることに注意してください。1人の個人を選択すると、「後任プランに追加」ページの「新規候補者の情報」セクションにその詳細を表示できます。
Redwood版に再設計された「後任プランへの追加」ページ
自分にアクセス権があるプランのリストから後任プランを選択できます。このページで後任プランを選択すると、プランの詳細を確認できます。プラン詳細または所有者詳細は編集できないことに注意してください。
プラン詳細が表示された、Redwood版に再設計された「後任プランに追加」ページ
「更新」をクリックすると、選択した後任プランに個人を候補者として追加できます。
「後任プランの作成」クイック処理を選択すると、Redwood版に再設計された「後任プランの作成」ページに組織の個人のリストを表示できます。このページのフィルタ・チップを使用して、表示される個人をフィルタします。個人を検索することもできます。
Redwood版に再設計された「後任プランの作成」ページ
Redwood版に再設計された「後任プランの作成」ページでは、1人の個人のみを選択できます。個人を選択すると、Redwood版に再設計された「新規後任プラン」ページが表示されます。
Redwood版に再設計された「新規後任プラン」ページ
作成中のプランに候補者および所有者を追加できます。候補者を追加すると、Redwood版に再設計された「新規候補者」サブページが表示されます。このリリースでは、「新規候補者」サブページで内部および外部の候補者のみを選択できます。候補者を選択した後、候補者詳細を定義し、「追加」をクリックして、候補者を後任プランに追加します。
Redwood版に再設計された「新規候補者」サブページ
所有者を追加すると、Redwood版に再設計された「新規所有者」サブページが表示されます。所有者を検索して選択し、所有者タイプを定義し、新しい所有者にアラートを送信する必要があるかどうかを決定します。「追加」をクリックして、所有者を後任プランに追加します。
Redwood版に再設計された「新規所有者」サブページ
「新規後任プラン」ページで、後任プランの詳細の入力が完了したら「作成」をクリックします。
これらの新しいページまたはフローを使用することで、アプリケーション全体の一体感が高まり、ユーザー・エクスペリエンスも向上します。
有効化のステップ
Redwood版に再設計された「後任プランの作成」および「後任プランに追加」クイック処理ページを表示するには、最初に「VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェース使用可能」(ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED)プロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。また、「Redwood後任プラン使用可能」(ORA_HRM_SUCC_PLANS_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションの値を「はい」に設定する必要があります。
プロファイル・オプションの値を設定するには、次のステップを実行します:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに値を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「後任プランに追加」クイック処理ページでは使用できませんが、「後任プラン」作業領域では使用できます。
- 「ジョブ」または「ポジション」タイプの後任プランの在職者のリスト
- 候補者のロール変更のバナーの非表示
- プラン在職者のロール変更のバナーの表示
- 「候補者」セクションでの既存の候補者の検索
- 候補者名のクリックによる候補者の「個人スポットライト」ページへの移動
- 候補者の他の後任プランの件数またはリンク
- 非表示のタレント評点の表示
- 付加フレックスフィールド
次の機能は、Redwoodで再設計された「後任プランに追加」クイック処理ページではサポートされていませんが、「後任プラン」作業領域では使用できます。
- 後任プラン所有者の追加または削除
- プラン所有者のアラート設定の編集
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「新規後任プラン」クイック処理ページでは使用できませんが、「後任プラン」作業領域では使用できます。
- ジョブ・タイプまたはポジション・タイプの後任プランの在職者のリスト
- 「候補者」セクションでの既存の候補者の検索
- 候補者名のクリックによる候補者の「個人スポットライト」ページへの移動
- 候補者の他の後任プランの件数またはリンク
- 候補者のソート
- タレント・プール、ベスト・フィット候補者またはAI推奨候補からの候補者の追加
- 非表示のタレント評点の表示
- 付加フレックスフィールド
ノート: 「後任プラン」作業領域では、すべての機能セットを使用できます。
新しい「タレント・プールの作成」および「タレント・プールに追加」クイック処理ページを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。これらのページは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されており、同じバックエンド機能を利用できます。これらのページはまだ完全には再設計されていません。Redwoodページと同様に表示および動作するように変更されているので、アプリケーション全体の一体感が高まります。これらのRedwoodページはデフォルトでは有効にならないことに注意してください。
「タレント・プールに追加」クイック処理を選択すると、Redwood版に再設計された「タレント・プールに追加」ページに組織の個人のリストを表示できます。このページのフィルタ・チップを使用して、表示されている個人をフィルタし、タレント・プールに追加する個人を見つけます。個人を検索することもできます。
Redwood版に再設計された「タレント・プールに追加」ページにリストされている個人
Redwood版に再設計された「タレント・プールに追加」ページでは、1人の個人のみを選択できます。個人を選択した後、その個人の情報に対するアクセス権がある場合は、Redwood版に再設計された「タレント・プールに追加」ページの「新規メンバーの情報」セクションにその詳細を表示できます。
Redwood版に再設計された「タレント・プールに追加」ページ
このページでタレント・プールを選択すると、プールの詳細を確認できます。プールの詳細は編集できないことに注意してください。
プールの詳細が表示された、Redwood版に再設計された「タレント・プールに追加」ページ
「更新」をクリックすると、選択した個人をタレント・プールに追加できます。
「タレント・プールの作成」クイック処理を使用してタレント・プールを作成すると、Redwood版に再設計された「新規タレント・プール」ページが表示されます。
Redwood版に再設計された「新規タレント・プール」ページ
プールの詳細を指定します。メンバーを追加すると、Redwood版に再設計されたメンバー・サブページが表示されます。タレント・プールに追加するメンバーを検索して選択し、そのステータスを設定します。このリリースでは、分析またはベスト・フィット・メンバーからメンバーを追加できないことに注意してください。「追加」をクリックして、新しいメンバーを追加します。
Redwood版に再設計された「新規メンバー」サブページ
所有者を追加すると、Redwood版に再設計された「新規所有者」サブページが表示されます。タレント・プールに追加する所有者を検索して選択します。「追加」をクリックして、新しい所有者を追加します。
Redwood版に再設計された「新規所有者」サブページ
すべてのプール詳細を指定した後、「作成」をクリックしてタレント・プールを作成します。
プール詳細が表示された、Redwood版に再設計された「新規タレント・プール」ページ
これらの新しいページまたはフローを使用することで、アプリケーション全体の一体感が高まり、ユーザー・エクスペリエンスも向上します。
有効化のステップ
Redwood版に再設計された「タレント・プールの作成」および「タレント・プールに追加」クイック処理ページを表示するには、最初に「VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェース使用可能」(ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED)プロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。また、「Redwoodタレント・プール使用可能」(ORA_HRM_TALENT_POOL_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションの値を「はい」に設定する必要があります。
プロファイル・オプションの値を設定するには、次のステップを実行します:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに値を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「タレント・プールに追加」クイック処理ページでは使用できませんが、「タレント・プール」作業領域では使用できます。
- プール・メンバーのソート
- 既存のプール・メンバーの検索
- メンバーの名前のクリックによるメンバーの「個人スポットライト」ページへの移動
- 非表示のタレント評点の表示
- 付加フレックスフィールド
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「新規タレント・プール」クイック処理ページでは使用できませんが、「タレント・プール」作業領域では使用できます。
- 既存のプール・メンバーの検索
- メンバーの名前のクリックによるメンバーの「個人スポットライト」ページへの移動
- OTBI分析からのプール・メンバーの追加
- ベスト・フィット機能を使用したプール・メンバーの追加
- プール・メンバーのソート
- プール・メンバーに対する人材開発目標の追加
- 非表示のタレント評点の表示
- 付加フレックスフィールド
ノート: 「タレント・プール」作業領域では、すべての機能セットを使用できます。
Oracle Talent Reviewは分析のための製品で、組織はプロファイル、パフォーマンス、目標、キャリア開発および報酬管理ソリューションのデータをレビューおよび評価できます。
ポテンシャル・アセスメントに対するファシリテータの表示アクセス
このリリース以降、レビュー担当者が保存または送信したポテンシャル・アセスメント評点をファシリテータが表示できます。これは、タレント・レビュー会議に対してポテンシャル・アセスメントが有効になっている場合に可能です。ファシリテータは、会議ダッシュボードでレビュー対象就業者のメンバーを選択し、「ポテンシャル・アセスメントの表示」処理を選択する必要があります。ファシリテータは1回に1人のレビュー対象就業者メンバーのみを選択できることに注意してください。
会議ダッシュボードの「ポテンシャル・アセスメントの表示」処理
ファシリテータは、ダッシュボードの表ビューから「ポテンシャル・アセスメントの表示」処理を選択することもできます。
ダッシュボードの表ビューの「ポテンシャル・アセスメントの表示」処理
ファシリテータは、選択したレビュー対象就業者メンバーに関して、最近保存または送信されたポテンシャル・アセスメントの応答および評点を表示できます。応答は編集できないことに注意してください。
選択したレビュー対象就業者メンバーのポテンシャル・アセスメント
レビュー対象就業者に関する追加情報を会議ファシリテータに提供することで、タレント・レビュー・プロセスを強化します。
有効化のステップ
ポテンシャル・アセスメントは、会議テンプレートと会議構成の両方で有効にする必要があります。
会議テンプレートでポテンシャル・アセスメントを有効にするには:
- 「設定および保守」作業領域にある「タレント・レビュー・ダッシュボード・オプションの構成」タスクを使用します。
- 新規テンプレートを作成するか、既存のテンプレートを編集します。
- テンプレートの「データ・オプション」セクションで、「ポテンシャル・アセスメント使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「ポテンシャル・アセスメント質問リスト」のリストから質問リストを選択します。
会議構成でポテンシャル・アセスメントを有効にするには:
- 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント・レビュー」に移動します。
- 会議構成を編集または作成します。
- 「レビュー内容」セクションで、「ポテンシャル」チェック・ボックスを選択してポテンシャル評点を含めます。
- 「ポテンシャル・アセスメント使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 隣のリストから、ポテンシャル・アセスメント質問リストを選択します。
ヒントと考慮事項
- レビュー担当者がレビュー対象就業者のメンバーに対して複数のポテンシャル・アセスメントを保存または送信した場合、ファシリテータには最新の応答のみが表示されます。
- 複数のレビュー担当者がレビュー対象就業者のメンバーに対してポテンシャル・アセスメントを完了した場合、誰が送信したかに関係なく、ファシリテータには最近保存または送信されたアセスメントのみが表示されます。
- ファシリテータがレビュー対象就業者メンバーのポテンシャル・アセスメントを表示できないようにする場合は、管理者がページ・コンポーザを使用して「ポテンシャル・アセスメントの表示」処理を非表示にできます。ただし、レビュー担当者は引き続き自分のチーム・メンバーのポテンシャル・アセスメントを表示して、評価を送信できることに注意してください。
タレント管理のためのTransactional Business Intelligence
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
プロファイル・サブジェクト領域のコンテンツ・セクション・サブスクライバ
コンテンツ・セクション・サブスクライバと呼ばれる特定のモジュールによってサブスクライブされているコンテンツ・セクションに関するレポートを作成できるようになりました。例: コンピテンシというコンテンツ・セクションを、タレント・プロファイルや学習などがサブスクライブできます。この拡張機能は、「ワークフォース・プロファイル - ライブラリ・オブジェクト・リアルタイム」というサブジェクト領域で実行されます。「コンテンツ・セクション」は、「コンテンツ・タイプ」フォルダの下の新しいサブフォルダです。「コンテンツ・セクション・サブスクライバ」は、「コンテンツ・セクション」の下の新しいサブフォルダです。
様々なモジュールがサブスクライブするコンテンツ・セクションをレポートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「ワークフォース後任管理 - 後任プラン履歴リアルタイム」サブジェクト領域を使用して、後任プラン作成後のすべての変更をレポートできるようになりました。
このサブジェクト領域は、誰がどのプラン属性を変更したか、いつ変更されたか、古い値および新しい値についてレポートするために使用できます。後任プランの詳細、候補者、および所有者の変更が追跡されます。サブジェクト領域から作成されたサンプル分析は次のようになります:
後任プラン | 日付 | エンティティ | エンティティ名 | 操作タイプ | 変更済データ | 変更前 | 変更後 | 変更者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VP Inc Plan |
2022年1月1日 |
プラン |
VP Inc Plan |
作成日 |
VP Inc Plan |
Mark Waugh | ||
VP Inc Plan | 2022年1月5日 | 所有者 | Bill Jensen | 作成日 | Bill Jensen | Mark Waugh | ||
VP Inc Plan |
2022年1月6日 |
プラン |
VP Inc Plan |
更新済 |
在職者がロールを変更する場合にアラートを送信 |
いいえ |
はい | Tom Moody |
VP Inc Plan | 2022年1月10日 | 候補者 | Tim Smith | 作成日 | Tim Smith | Mark Waugh | ||
VP Inc Plan | 2022年1月10日 | 候補者 | Tim Smith | 更新済 |
準備 | 未準備 | 準備完了 | Tom Moody |
VP Inc Plan | 2022年1月12日 | 所有者 | Bill Jensen | 更新済 |
アラートの送信 | いいえ | はい | Tom Moody |
ノート: 後任履歴機能が有効化された後に作成した新しいプランについては、「作成済」操作タイプでレポートできます。履歴機能が有効化される前のシステムで作成したプランの場合は、「更新済」操作タイプのみを使用可能で、変更が発生するたびにレポートされます。
このサブジェクト領域では、後任プランに対するすべての履歴変更についてレポートできます。
有効化のステップ
既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで、新規サブジェクト領域を利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
アクセス要件
このサブジェクト領域は、他の既存の後任サブジェクト領域を保護しているのと同じ職務ロールによって保護されています。
ログインしたユーザーに所有者詳細へのアクセス権がない場合、所有者情報が表示されないように保護できるようになりました。
ログインした個人に後任プラン所有者へのアクセス権がない場合は、公開個人セキュリティ・プロファイルに従って、所有者名とその詳細が空白になります。ただし、プランおよびプランに関連するその他の詳細は、プランのセキュリティに基づいて引き続きデータが表示されます。
次のサブジェクト領域の所有者ディメンションが変更されました:
- ワークフォース後任管理 - プラン候補リアルタイム
- ワークフォース後任管理 - 在職者プラン・リアルタイム
- ワークフォース後任管理 - ジョブ・プラン・リアルタイム
- ワークフォース後任管理 - ポジション・プラン・リアルタイム
フォルダ | 詳細 |
---|---|
所有者 |
|
ログインした個人に所有者詳細に対するアクセス権がない場合に、所有者情報が表示されないように保護するデータ・セキュリティで、後任サブジェクト領域のレポート作成が強化されます
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
後任サブジェクト領域全体に次の変更が加えられました:
サブジェクト領域 | 変更 | |
---|---|---|
ワークフォース後任管理 - プラン候補リアルタイム |
「候補者の準備」フォルダの次の属性の名前が変更されました:
|
|
「候補者の準備」フォルダは、タレント・プロファイル・ベースの表ではなく、後任プラン・ベースの表に基づいています。これは内部的な変更であり、サブジェクト領域の表示に変更はありません。この変更により、セキュリティがプロファイルに依存しなくなります。 「候補者の準備」の変更履歴は、新しく追加された後任プラン履歴リアルタイム・サブジェクト領域でレポートを作成するために使用できます。 |
いくつかの属性名とセキュリティの変更により、ワークフォース後任管理サブジェクト領域でのレポート作成が改善しています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
タレント管理 | タレント管理のクラシック・ページの削除 | 23B | レスポンシブ・ページ | 18B -20B |
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
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すべてのHCMアプリケーション | 次に実行する可能性が高い処理に関するニュース・フィードの提案の取得 | ニュース・フィード・レイアウトで、次に実行する可能性が高い処理に関する提案を取得します。この機能は現在制限付きで提供されており、Oracle Fusion Cloud HCM、Financials、Project ManagementおよびProcurementで使用できます。人工知能と機械学習のアルゴリズムにより、セッション中に各ユーザーが実行する可能性が最も高い処理が予測されて提案されます。このアルゴリズムでは、各ユーザーのナビゲーション動作とパターンの履歴を使用して、同様のユーザーがどのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。 |
ニュースフィードのすべてのお客様 |
My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録してプロモーション・コードを要求する必要があります。 |
23A | はい |