本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年9月29日 |
プロファイル管理/Redwoodエクスペリエンス | プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年9月29日 | タレント管理 | デフォルトの目標ソート順 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年8月28日 | タレントの制限付提供 | タレントの制限付提供 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年7月28日 | キャリア開発 |
Oracle Growの概要 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年7月28日 | タレント管理 | デフォルトの目標ソート順 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年7月28日 | プロファイル管理/Redwoodエクスペリエンス |
プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 | キャリア開発 | 従業員によるキャリア・ページでのHR定義キャリア・パスの表示 | 文書の更新。更新23Cで導入された機能。 |
2023年6月30日 | プロファイル管理/Redwoodエクスペリエンス | プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 | 後任管理/Redwoodエクスペリエンス | 「後任プランに追加」クイック処理のRedwood版の拡張機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 | 後任管理/Redwoodエクスペリエンス |
「後任プランの作成」クイック処理のRedwood版の拡張機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 | 後任管理/Redwoodエクスペリエンス |
「タレント・プールの作成」および「タレント・プールに追加」クイック処理のRedwood版の拡張機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月2日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
この項の機能は、すべてのタレント・アプリケーションで使用できます。
管理者が「パフォーマンス目標のデフォルトのソート・オプション」(ORA_HRG_DEFAULT_GOAL_SORT_OPTION)プロファイル・オプションを使用して、目標プランに目標がリストされるデフォルトの順序を指定できるようになりました。デフォルトのソート順序は「表示順序」ですが、次のいずれのソート・オプションにでも変更できます:
- 目標名
- 目標カテゴリ
- 目標ステータス
- 目標加重
- 最終更新日
指定したソート順序は、目標の同期が有効になっている目標プランが含まれるパフォーマンス文書にも適用されます。
目標プランまたはパフォーマンス文書にパフォーマンス目標を表示する順序をユーザーが指定することにより、ユーザー・エクスペリエンスが強化されます。
有効化のステップ
「パフォーマンス目標のデフォルトのソート・オプション」(ORA_HRG_DEFAULT_GOAL_SORT_OPTION)プロファイル・オプションの値を、目標プランまたはパフォーマンス文書にパフォーマンス目標をリストする順序に設定する必要があります。プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
- トランザクション設計スタジオを使用して、対応するソート・オプションが有効化されている場合にのみ、指定されたソート順序でソートされた目標をユーザーが表示できます。
- 管理者目標ページでは、目標のデフォルトのソートはサポートされていません。
主なリソース
トランザクション設計スタジオを使用したソート・オプションの有効化の詳細は、目標管理の実装ガイドのトランザクション設計スタジオを使用した目標管理ページの構成方法のトピックを参照してください
Oracle Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や人材開発プランを管理するためのツールが備わっています。これらのツールには、就業者の資格に基づくロールに関する推奨事項、ターゲット・ロールと就業者に求められる人材開発要件との比較が含まれます。就業者の関心があるロールおよび就業者向けの包括的な人材開発プランを管理することにより、人材開発目標を確立し、人材開発の進行状況を管理できます。
人材開発プランを使用して、短期および長期のキャリア開発戦略を管理できるようになりました。ロールの権限に基づいて、人材開発プラン内で人材開発目標を作成および管理できます。目標に人材開発意図をタグ付けできます。人材開発意図は、将来の人材開発に向けて目標を編成および追跡できるタグです。
Oracle ME従業員エクスペリエンス・プラットフォームの一部であるOracle Growは、学習、スキル開発およびキャリア・モビリティを統合して、個人および組織を成功に導きます。学習、スキル開発、コンピテンシと専門知識を育成するためのギグなど、従業員が現在のロールの技能を高めてキャリア・アップするために必要なすべての要素が一緒に提供されます。Oracle Grow:
- スキル、学習トピック、キャリア、ジョブなどの従業員の成長プリファレンスと、コア・スキルなど、マネージャが割り当てた人材開発がすべて1か所にまとめられています。
- これらの成長プリファレンスや割当に基づいて、学習、スキル、人材開発ジャーニ、コネクションなど、パーソナライズされた人材開発の推奨事項が示されます。
- 従業員の独自の処理およびシステムの他の場所で発生している処理に基づいて、推奨事項は継続的に変化します。
- 使いやすく効率的に作業できるように、推奨事項に対するコンテキスト内処理がサポートされています。
- デスクトップやモバイルなど、ユーザーの好みのデバイスでアクセスできます。
従業員は、次の方法で自分の「成長」ページにアクセスできます:
- すべてのアプリケーションで使用可能なグローバル検索。
- 「キャリアおよびパフォーマンス」セクションの「自分」 > 「成長」で使用可能なクイック処理。
Oracle Growを使用すると、従業員および組織の成長を促進できます。
- 従業員は、すべての人材開発および成長リソースでコネクテッド・エクスペリエンスを利用できるだけでなく、ロールの期待とキャリア・アップを可視化できます。
- 組織は新しい優先順位や期待に順応できるように従業員をサポートして、一貫性と成功を確保できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
Growを使用するには、Oracle Learningを使用している必要があります。また、目標とする最大の価値をユーザーが得るには、次を実装する必要があります:
- 動的スキル
- キャリア開発
- スキルやコンピテンシなど、関連付けられているジョブの主要な仕様か設定されたジョブ・プロファイル
- 従業員の最新のスキル、資格、プロファイルおよびジョブの関連付け
- プロファイルを結果や推奨事項と結び付けることができる、コンピテンシなどの強力なプロファイル項目ライブラリ・セット
主なリソース
アクセス要件
「成長」ページは、「従業員」および「派遣就業者」抽象ロール(ORA_PER_EMPLOYEE_ABSTRACT、ORA_PER_CONTINGENT_WORKER_ABSTRACT)に割り当てられた職務ロール「キャリア成長アクセス就業者職務」(ORA_HRD_CAREER_GROWTH_ACCESS_BY_WORKER_DUTY)で使用できます。このリリースより前のシード済「従業員」および「派遣就業者」ロールのコピーを作成した場合は、それらのコピーに新しい職務ロールを追加する必要があります。
従業員によるキャリア・ページでのHR定義キャリア・パスの表示
従業員は、Oracle Growからアクセスするこれらのページでキャリア昇格パスを表示できます。
- キャリアの検討
- キャリア詳細
Oracle Growページで「キャリア・パスの検討」アイコンをクリックする必要があります。
Oracle Growページ
「キャリアの検討」ページでは、従業員がキャリア・アップのために計画できるロールを示すキャリア・パスを表示できます(HR担当者が定義した場合)。キャリア昇格パスには、その昇格階層の次の3つのジョブがリストされます。
- アクティブなジョブ・モデル・プロファイルがジョブ・コードに関連付けられている場合、従業員にはジョブ・モデル・プロファイル名が表示されます。ジョブ・モデル・プロファイル名をクリックして、キャリア詳細を表示できます。
- アクティブなジョブ・モデル・プロファイルがジョブ・コードに関連付けられていない場合、従業員にはジョブ表示名のみが表示されます。
同様に、キャリアの詳細を表示する際、従業員にそのキャリアの昇格パスがすでに定義されている場合は、キャリア昇格パスが表示されます。キャリア昇格パスには、キャリアの昇格階層の次の3つのジョブがリストされます。
- アクティブなジョブ・モデル・プロファイルがジョブ・コードに関連付けられている場合、従業員にはジョブ・モデル・プロファイル名が表示されます。ジョブ・モデル・プロファイル名をクリックして、キャリア詳細を表示できます。
- アクティブなジョブ・モデル・プロファイルがジョブ・コードに関連付けられていない場合、従業員にはジョブ表示名のみが表示されます。
これは、そのキャリアを関心のあるキャリアに追加するかどうかを判断するのに役立ちます。
この機能を使用して、従業員はキャリア・アップをより適切に計画できます。自分のキャリア・パスでキャリアのために取得する必要がある資格やスキルを識別し、さらにキャリア・アップできます。
有効化のステップ
Oracle Growを使用するにはOracle Learningを使用している必要があります。また、従業員が自分のキャリア・パスを確認できるように、次のアプリケーションも実装する必要があります。
- キャリア開発
- 動的スキル
- 拡張タレント・プロファイル:
- スキルやコンピテンシなど、関連付けられているジョブの主要な仕様か設定されたジョブ・プロファイル
- 従業員の最新のスキル、資格、プロファイルおよびジョブの関連付け
- プロファイルと結果および推奨事項を結び付けることができる、コンピテンシなどの強力なプロファイル項目ライブラリ・セット
- キャリア昇格パスを備えたジョブ・モデル・プロファイル
主なリソース
製品の詳細は、Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
アクセス要件
Oracle Growのページを表示するには、就業者によるキャリア成長アクセス(ORA_HRD_CAREER_GROWTH_ACCESS_BY_WORKER_DUTY)機能セキュリティ権限が割り当てられたロールが必要です。
Oracle Talent Reviewは分析のための製品で、組織はプロファイル、パフォーマンス、目標、キャリア開発および報酬管理ソリューションのデータをレビューおよび評価できます。
拡張された「管理レベル」フィルタを使用してタレント・レビュー対象就業者に追加するメンバーを検索する際に、管理レベル名全体を入力する必要はありません。名前の一部を指定すれば、一致する管理レベルが表示されます。表示されるリストから必要なレベルを選択し、タレント・レビュー対象就業者に追加するメンバーを見つけます。
「対象就業者選択セクションの「管理レベル」フィルタ
部分検索を使用すると、タレント・レビュー会議のレビュー対象就業者に追加するメンバーを見つけるための検索フィルタとして使用する管理レベルを簡単に見つけることができます。
有効化のステップ
「管理レベル」フィルタを表示するには、タレント・レビュー会議に関連付けられているテンプレートの「データ・オプション」セクションで、管理者が「管理レベル」就業者フィルタを選択する必要があります。
- 次のいずれかの方法で「タレント・レビュー・テンプレート」ページに移動します:
- 「設定および保守」作業領域の「タレント・レビュー・ダッシュボード・オプションの構成」タスクを使用します。
- 「自分のクライアント・グループ」で使用可能な「タレント・レビュー・テンプレートの検索」クイック処理を使用します。
- 編集するテンプレートを選択するか、新しいテンプレートを作成します。
- 「データ・オプション」セクションを展開します。
- 「対象就業者フィルタ」サブセクションで、「管理レベル」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックして、変更を保存します。
このリリース以降では、マネージャがタレント・レビュー会議のレビュー内容を準備しながら、自分の部下を評点付けする際にコメントを追加できます。これは、管理者が追加コメントを有効にした質問に対してのみ実行できます。
「ポテンシャル・アセスメント」ページの「コメント」フィールド
ノート: コメントの入力はオプションであり、必須の質問であってもマネージャはコメントをスキップできます。
タレント・レビュー会議がまだ始まっていない場合、マネージャはデータ送信期限までは、入力したコメントを更新できます。入力したコメントを削除することもできます。データ送信期限の後、またはタレント・レビュー会議が始まっている場合は、入力したコメントの表示のみが可能です。
ファシリテータは会議を司会するときに、マネージャが入力したコメントを表示できます。これを行うには、「ポテンシャル・アセスメントの表示」処理を使用する必要があります。
ファシリテータが表示する「ポテンシャル・アセスメント」ページのマネージャのコメント
ノート: ファシリテータは、ポテンシャル・アセスメントの質問に対してマネージャが入力したコメントを編集できません。
自分が指定した評点に関するコメントをマネージャが入力できるようにすることで、タレント・レビュー・プロセスが強化されます。これらのコメントは、マネージャが自分の部下にその評点を付与した理由をファシリテータが理解するのに役立ちます。
有効化のステップ
マネージャが追加コメントを入力できるようにするには、管理者がポテンシャル・アセスメント質問リストで質問を追加または編集するときに、「追加コメントの許可」チェック・ボックスを選択する必要があります。
ポテンシャル・アセスメント質問リストの「質問の編集」ダイアログ・ボックス
管理者は、会議テンプレートで「ポテンシャル」評点を使用可能にする必要があります。
ファシリテータは、タレント・レビュー会議を構成するときに、「レビュー内容」セクションで次のステップを実行する必要があります:
- 会議に対してポテンシャル・アセスメントが有効になっていることを確認します。
- 追加コメントが使用可能な質問があるポテンシャル・アセスメント質問リストを選択します。
タレント・レビュー会議構成ページの「レビュー内容」セクション
ヒントと考慮事項
- ファシリテータは、ポテンシャル・アセスメント質問リストの質問に対する追加コメントを使用不可にできません。
- ポテンシャル・アセスメント質問リストの質問に対してマネージャが入力したコメントは、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)レポートに含めることができません。
主なリソース
ポテンシャル・アセスメント質問リストの構成の詳細は、タレント・レビューおよび後任管理の実装ガイドのポテンシャル・アセスメントの章を参照してください。
Oracle Succession Managementを使用すると、重要な人員を置き換えるための後任プランを作成できます。後任プランがあることで、現在は埋まっているジョブやポジションについて、準備のできている就業者または求められるスキルを習得できそうな就業者を特定できるため、スムーズな移行が可能になるうえ、候補者育成の管理にも役立ちます。
このリリース以降では、組織が拡張タレント・プロファイルに移行済の場合、後任組織チャートの次のタブに個人の直属の部下を表示できます:
- プランのある直属: このタブには、後任プランが作成されている直属の部下を表示できます。このタブには、直属の部下ごとに後任プランの数も表示できます。
- プランなしの直属: このタブには、後任プランが作成されていない直属の部下を表示できます。その後、必要に応じて個人を選択し、後任プランを作成できます。
後任組織チャートの「プランのある直属」タブ
後任組織チャートの「プランなしの直属」タブ
後任プランのある直属の部下と、後任プランなしの部下を識別することにより、後任プランが強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、管理者が次のプロファイル・オプションをサイト・レベルで有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプション名 |
必須値 |
---|---|---|
HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLED |
モバイルレスポンシブHCMページ使用可能 |
Y |
HRM_SUCCESSION_RESPONSIVE_ENABLED |
モバイルレスポンシブ「後任プラン」ページ使用可能 |
Y |
ORA_HRM_ENABLE_SUCCESSION_ORG_CHART |
後任組織チャート使用可能 |
Y |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
「後任プラン在職者」プロセスを実行して、最新の情報が後任組織チャートに表示されるようにします。
- スケジュール済プロセスの概要ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
- 「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「名前」リストから「後任プラン在職者」プロセスを選択し、「OK」をクリックします。
- 必要に応じて、「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスでプロセス・スケジュールを組織に合うように変更し、通知を定義します。
- 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「送信」をクリックします。
アクセス要件
後任組織チャートを表示する必要がある従業員には、RESTサービスの使用 - 後任組織チャートREST集計権限を継承するロールが必要です。権限を追加した後、データ・ロールの権限を再生成する必要があります。
タレント・プールのセキュリティ構成に対するHDL監査およびHDL、HSDLのサポート
タレント・プールのセキュリティ構成に対する監査サポート
タレント・プール・セキュリティ・プロファイルの変更を監査するには、次のステップを実行します:
- 「ツール」→「監査レポート」に移動します。
- 「監査レポート」ページで、検索条件を入力します。製品として「後任管理」を選択します。
- 監査するビジネス・オブジェクト・タイプを選択します。子オブジェクトも監査する場合は、「子オブジェクトを含める」チェック・ボックスを選択します。
- 「検索」をクリックします
監査結果はExcelまたはCSVファイルにエクスポートできます。
「監査レポート」ページ
タレント・プールのセキュリティ構成に対するHDL、HSDLのサポート
HCMデータ・ローダー(HDL)およびHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して、タレント・プール・セキュリティ・プロファイルを作成および更新できます。TalentPoolSecurityProfile.datファイルを使用して、「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル」ビジネス・オブジェクトのデータをアップロードします。タレント・プール・セキュリティ・プロファイルを識別するには、PoolSecurityProfileIdサロゲートIDまたはNameユーザー・キーを使用できます。
「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル」ビジネス・オブジェクトには、次の子コンポーネントがあります:
- タレント・プール・セキュリティ・プロファイル・ビジネス・ユニット: PoolSecProfBusinessUnit弁別子を使用して、ビジネス・ユニット別にタレント・プール・セキュリティ・プロファイル構成を識別します。ビジネス・ユニットのセキュリティ・プロファイル構成をアップロードできるのは、親の「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル」ビジネス・オブジェクトのSecureByBusinessUnit属性の値が「はい」の場合のみです。
- タレント・プール・セキュリティ・プロファイル部門: PoolSecProfDepartment弁別子を使用して、部門別にタレント・プール・セキュリティ・プロファイル構成を識別します。ビジネス・ユニットのセキュリティ・プロファイル構成をアップロードできるのは、親の「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル」ビジネス・オブジェクトのSecureByDepartment属性の値が「はい」の場合のみです。
- タレント・プール・セキュリティ・プロファイル・ジョブ・ファミリ: PoolSecProfJobFamily弁別子を使用して、ジョブ・ファミリ別にタレント・プール・セキュリティ・プロファイル構成を識別します。ビジネス・ユニットのセキュリティ・プロファイル構成をアップロードできるのは、親の「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル」ビジネス・オブジェクトのSecureByJobFamily属性の値が「はい」の場合のみです。
次に、TalentPoolSecurityProfile.datファイルの例を示します。
タレント・プール・セキュリティ・プロファイルの作成
この例では、ビジネス・ユニット、部門およびジョブ・ファミリ別にプールを保護するHDL-POOL-12セキュリティ・プロファイルを作成します。
METADATA|TalentPoolSecurityProfile|EnabledFlag|Name|SecureByBusinessUnit|SecureByDepartment|SecureByJobFamily METADATA|PoolSecProfBusinessUnit|Name|BusinessUnitName METADATA|PoolSecProfDepartment|Name|DepartmentName METADATA|PoolSecProfJobFamily|Name|JobFamilyCode MERGE|TalentPoolSecurityProfile|Y|HDL-POOL-12|Y|Y|Y MERGE|PoolSecProfDepartment|HDL-POOL-12|ZBENELIG_US_DEPT001 MERGE|PoolSecProfDepartment|HDL-POOL-12|ZBENELIG_US_DEPT002 MERGE|PoolSecProfBusinessUnit|HDL-POOL-12|ZBENELIG_US_Marketing_BU MERGE|PoolSecProfBusinessUnit|HDL-POOL-12|ZBENELIG_US_Sales_BU MERGE|PoolSecProfJobFamily|HDL-POOL-12|ZFRCE_PRODUCTION MERGE|PoolSecProfJobFamily|HDL-POOL-12|ZFRCE_MARKETING |
タレント・プール・セキュリティ・プロファイルの更新
この例では、ジョブ・ファミリ別にタレント・プールを保護しないように、HDL-POOL-12セキュリティ・プロファイルを更新します。
METADATA|TalentPoolSecurityProfile|EnabledFlag|Name|SecureByBusinessUnit|SecureByDepartment|SecureByJobFamily MERGE|TalentPoolSecurityProfile|Y|HDL-POOL-12|Y|Y|N |
タレント・プール・セキュリティ・プロファイルの子オブジェクトの削除
この例では、ZBENELIG_US_DEPT001部門、ZBENELIG_US_Marketing_BUビジネスユニット、およびZFRCE_MARKETINGジョブ・ファミリ・コードをHDL-POOL-12セキュリティ・プロファイルから削除します。
METADATA|PoolSecProfBusinessUnit|Name|BusinessUnitName DELETE|PoolSecProfDepartment|HDL-POOL-12|ZBENELIG_US_DEPT001 METADATA|PoolSecProfDepartment|Name|DepartmentName DELETE|PoolSecProfBusinessUnit|HDL-POOL-12|ZBENELIG_US_Marketing_BU METADATA|PoolSecProfJobFamily|Name|JobFamilyCode DELETE|PoolSecProfJobFamily|HDL-POOL-12|ZFRCE_MARKETING |
タレント・プールに対して作成されたセキュリティ・プロファイルを監査することで、セキュリティ・プロファイルに加えられた変更を追跡して、より適切に管理できます。HDLおよびHSDLを使用してタレント・プール・セキュリティ・プロファイル・データをアップロードすることで、複数のセキュリティ・プロファイルを作成して管理できます。
有効化のステップ
タレント・プール・セキュリティ・プロファイルの監査を構成するには:
- 「設定および保守」作業領域に移動します。
- 「監査ポリシーの管理」タスクを検索して選択します。
- 「監査ポリシーの管理」ページで、「監査」レベルが「監査」に設定されていることを確認します。
- ビジネス・オブジェクト属性の構成をクリックします。
- 「ビジネス・オブジェクト属性の構成」ページで、「後任管理」製品を選択します。
- 「トップ・ノードの監査」が選択されていることを確認します。
- 「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル監査オブジェクト」、「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル」の順に選択します。
ノート: 子ノードを選択する場合は、親ノードを選択する必要があります。
- タレント・プール・セキュリティ・プロファイル監査オブジェクトに対しては、「名前」属性がデフォルトで選択されています。別の属性を追加するには、次のステップを実行します:
- 「監査済属性」リージョンの「処理」領域で「追加」アイコンをクリックするか、「処理」 > 「作成」をクリックします。
- 検索アイコンをクリックし、含める属性を選択します。
- 「OK」をクリックします。
- 「タレント・プール・セキュリティ・プロファイル」オブジェクトに対しては、「プール・セキュリティ・プロファイルID」属性がデフォルトで選択されています。ステップ8に示したステップを使用して、他の属性を追加できます。
- 「保存してクローズ」をクリックして、監査プロファイルを保存します。
ビジネス・オブジェクト属性の構成ページ
ヒントと考慮事項
HDLやHSDLを使用して、次の提供済タレント・プール・セキュリティ・プロファイルを変更または削除することはできません:
- すべての公開タレント・プールの表示
- すべてのタレント・プールの表示
- 所有権別に表示
主なリソース
監査ビジネス・オブジェクトの詳細は、アプリケーションの実装ガイドの監査ポリシーの章を参照してください。
アクセス要件
監査ポリシーを有効にして管理するには、「監査ポリシーの管理」(FND_MANAGE_AUDIT_POLICIES_PRIV)権限のあるロールが必要です。
これらのページまたはフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、Redwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作がRedwoodのページまたはフローのようになるので、アプリケーションの一体感が高まります。
「後任プランに追加」クイック処理のRedwood版の拡張機能
「後任プランに追加」クイック処理ページのRedwood版で、レスポンシブ・バージョンで使用可能な次の機能もサポートされるようになりました:
- ある個人がそこでも候補者になっている他の後任プランの数およびリストを表示します。
- 在職者情報を表示します。
- フレックスフィールドを表示します。
- 組織が拡張タレント・プロファイルに移行済の場合は、転勤希望、離職のリスクおよび離職の影響(非表示フィールドとして提供)を表示します。
「後任プランに追加」ページで、後任プランに追加する個人を選択すると、自分がアクセスできる他の後任プランで、選択した個人が現在候補者になっている件数を表示できます。
Redwood版に再設計された「後任プランに追加」ページの「他のアクセス可能なプラン」の数
ノート: ある個人が候補者になっているすべての後任プランの件数を表示するには、管理者がOracle Visual Builder Studioを使用して「後任プランに追加」ページを編集する必要があります。
「後任プランに追加」ページで「ポジション」または「ジョブ」タイプの後任プランを選択すると、「在職者の表示」ボタンが表示されます。
Redwood版に再設計された「後任プランに追加」ページの「在職者の表示」ボタン
このボタンをクリックすると、後任プランで同じポジションまたは職務が定義されている個人が「在職者」パネルに表示されます。
Redwood版に再設計された「後任プランに追加」ページの「在職者」パネル
候補者の名前をクリックすると、その候補者のアクセス可能な後任プランを含む候補者詳細を表示できます。
候補者詳細
ノート: ある個人が候補者になっているすべての後任プランを表示するには、管理者がOracle Visual Builder Studioを使用して候補者詳細パネルを編集する必要があります。
これらの拡張機能を使用すると、後任プランの候補者および在職者に関する詳細情報を取得して、後任プランの作成を改善できます。
有効化のステップ
Redwood版に再設計された「後任プランに追加」クイック処理ページを表示するには、最初に「VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェース使用可能」(ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED)プロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。また、「Redwood後任プラン使用可能」(ORA_HRM_SUCC_PLANS_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションの値を「はい」に設定する必要があります。
プロファイル・オプションの値を設定するには、次のステップを実行します:
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに値を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「後任プランに追加」クイック処理ページでは使用できませんが、「後任プラン」作業領域では使用できます。
- 候補者のロール変更のバナーの非表示
- プラン在職者のロール変更のバナーの表示
次の機能は、Redwoodで再設計された「後任プランに追加」クイック処理ページではサポートされていませんが、「後任プラン」作業領域では使用できます。
- 後任プラン所有者の追加または削除
- プラン所有者のアラート設定の編集
ノート: 「後任プラン」作業領域では、すべての機能セットを使用できます。
主なリソース
非表示フィールドを表示するためのページの拡張の詳細は、Oracle Help CenterのVisual Builder Studioの管理ガイドのOracle Cloud Applicationsを拡張するためのVB Studioの設定の章を参照してください。
「後任プランの作成」クイック処理のRedwood版の拡張機能
「後任プランの作成」クイック処理ページのRedwood版で、レスポンシブ・バージョンで使用可能な次の機能もサポートされるようになりました:
- 在職者情報を表示します。
- フレックスフィールドを表示します。
- 組織が拡張タレント・プロファイルに移行済の場合は、候補者の転勤希望、離職のリスクおよび離職の影響(非表示フィールドとして提供)を表示します。
- タレント・プールのメンバーを選択して候補者を追加します。
- ある個人がそこでも候補者になっている他の後任プランの数およびリストを表示します。
「新規後任プラン」ページに、「在職者の表示」ボタンが表示されるようになりました。
「新規後任プラン」ページの「在職者の表示」ボタン
このボタンをクリックすると、後任プランで同じポジションまたは職務が定義されている個人が「在職者」パネルに表示されます。
「在職者」パネル
タレント・プールのメンバーを、作成中の後任プランに候補者として追加できます。
新規候補者サブページ - 「タレント・プール・メンバー」オプション
メンバーを候補者として追加するタレント・プールを選択します。次に、「メンバーの選択」セクションで、後任プランに追加するメンバーを選択し、「追加」をクリックします。
タレント・プールの「メンバーの選択」セクション
「候補者」セクションで候補者の名前をクリックすると、候補者の詳細をパネルに表示できます。このパネルでは、その個人がすでに候補者になっていて、自分がアクセスできる他の後任プランに関する情報も表示できます。
候補者詳細パネル
ノート: ある個人が候補者になっているすべての後任プランを表示するには、管理者がOracle Visual Builder Studioを使用して候補者詳細パネルを編集する必要があります。
これらの新しい拡張機能を使用すると、後任プランの作成中に候補者および在職者に関する詳細を取得して、後任プランの作成を強化できます。
有効化のステップ
Redwood版に再設計された「後任プランの作成」クイック処理ページを表示するには、最初に「VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェース使用可能」(ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED)プロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。また、「Redwood後任プラン使用可能」(ORA_HRM_SUCC_PLANS_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションの値を「はい」に設定する必要があります。
プロファイル・オプションの値を設定するには、次のステップを実行します:
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに値を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「新規後任プラン」クイック処理ページでは使用できませんが、「後任プラン」作業領域では使用できます。
- 「候補者」セクションでの既存の候補者の検索
- 候補者のソート
- ベスト・フィット候補者およびAI推奨候補者の追加。
主なリソース
非表示フィールドを表示するためのページの拡張の詳細は、Oracle Help CenterのVisual Builder Studioの管理ガイドのOracle Cloud Applicationsを拡張するためのVB Studioの設定の章を参照してください。
「タレント・プールの作成」および「タレント・プールに追加」クイック処理のRedwood版の拡張機能
「タレント・プールの作成」クイック処理を使用した場合に表示されるRedwood版の「タレント・プールに追加」ページおよび「新規タレント・プール」ページでは、レスポンシブ・バージョンで使用可能な次の機能もサポートされるようになりました:
- フレックスフィールドを表示します。
- 組織が拡張タレント・プロファイルに移行済の場合は、転勤希望、離職のリスクおよび離職の影響(非表示フィールドとして提供)を表示します。
「新規メンバーの情報」セクション
タレント・プール・メンバーの詳細
プールとそのメンバーに関する詳細情報を表示して、タレント・プール管理を強化します。
有効化のステップ
Redwood版に再設計された「タレント・プールの作成」および「タレント・プールに追加」クイック処理ページを表示するには、最初に「VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェース使用可能」(ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED)プロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。また、「Redwoodタレント・プール使用可能」(ORA_HRM_TALENT_POOL_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションの値を「はい」に設定する必要があります。
プロファイル・オプションの値を設定するには、次のステップを実行します:
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに値を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「タレント・プールに追加」クイック処理ページでは使用できませんが、「タレント・プール」作業領域では使用できます。
- プール・メンバーのソート
- 既存のプール・メンバーの検索
次の機能は現在、Redwoodで再設計された「新規タレント・プール」クイック処理ページでは使用できませんが、「タレント・プール」作業領域では使用できます。
- 既存のプール・メンバーの検索
- OTBI分析からのメンバーの追加
- ベスト・フィット機能を使用したプール・メンバーの追加
- プール・メンバーのソート
- プール・メンバーに対する人材開発目標の追加。
ノート: 「タレント・プール」作業領域では、すべての機能セットを使用できます。
主なリソース
非表示フィールドを表示するためのページの拡張の詳細は、Oracle Help CenterのVisual Builder Studioの管理ガイドのOracle Cloud Applicationsを拡張するためのVB Studioの設定の章を参照してください。
Oracle Profile Managementは、タレント製品スイートおよびその他のOracle Cloudアプリケーションが、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤を提供します。また、Profile Managementは、HR担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が、重要なHRタレント機能を実行するのをサポートします。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データの管理および追跡もProfile Managementを介して実行できます。
HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)またはHCMデータ・ローダー(HDL)を使用して、動的スキル内のコア・スキルを管理します。
データと設定の一貫性を確保し、より直感的でエラーが発生にくくなるように、管理者が「スキル・センター」オブジェクトを使用してコア・スキルをアップロードできます。コア・スキル割当の作成には、次のビジネス・オブジェクトが使用されます:
- スキル割当
割当先に割り当てられるコア・スキルに関する情報が含まれます。
- コア・スキル
スキル割当で割当先に関連付けられるコア・スキル。
- 割当先
コア・スキル割当が作成される際の、割当先の選択方法および割当先。
データと設定の一貫性を確保し、より直感的でエラーが発生にくくなるように、統合スペシャリストが「スキル・センター」オブジェクトを使用してコア・スキルをアップロードできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「タレント・スキル割当」ビジネス・オブジェクトをダウンロードして、コア・スキルを作成または更新します。
- デフォルトでは、各スキル割当のデータ・ロードが完了するたびに、スケジュール済プロセス「動的スキルの就業者への伝播」が実行されます。
- 必要に応じて、「ビジネス・オブジェクト後処理」セクションの「設定および保守」から「HCMデータ・ローダーの構成」を使用して、各スキル割当のデータ・ロード後の動的スキルの伝播スケジュール済プロセスの自動実行を無効にできます。そうする場合は、スキル割当のデータ・ロードが完了したら、このスケジュール済プロセスを手動で実行する必要があります。
主なリソース
動的スキルの詳細は、動的スキルの使用ガイドを参照してください。
これらのページまたはフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、Redwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作がRedwoodのページまたはフローのようになるので、アプリケーションの一体感が高まります。
「プロファイル管理」ページおよびフローを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。これらのページとフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されており、同じバックエンド機能を利用できます。この機能に示されているページおよびフローは、まだ完全に再設計されていませんが、Redwoodページやフローのような外見と動作に変更されているので、アプリケーション全体の一体感が高まります。これらのページおよびフローはすべてデフォルトでオフになりますが、有効にできます。
ページまたはフロー | プロファイル・オプション |
ナビゲーション | 制限事項 |
---|---|---|---|
プロファイル・タイプ | ORA_HRT_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
「自分のクライアント・グループ」 > 「プロファイル」 > 「プロファイル・タイプ」 クイック処理: 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント」 > 「プロファイル・タイプ」 |
|
項目カタログ | ORA_HRT_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
「自分のクライアント・グループ」 > 「プロファイル」 > 「項目カタログ」 クイック処理: 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント」 > 「項目カタログ」 |
ライティング・アシスタントExcelテンプレートはダウンロードできません。 項目摘要ではリッチ・テキストがサポートされていません。 |
プロファイル評点モデル | ORA_HRT_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
「自分のクライアント・グループ」 > 「プロファイル」 > 「プロファイル評点モデル」 クイック処理: 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント」 > 「プロファイル評点モデル」 |
Redwoodエクスペリエンスでは、評点レベルの削除は使用できません。そのためにはHDLを使用する必要があります。 |
これらの新しいページまたはフローを使用することで、アプリケーション全体の一体感が高まります。
有効化のステップ
「プロファイル・オプション」を使用して、標準提供のページまたはフローを有効または無効にします。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」で、プロファイル・オプション・コードを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル・レベルとして「サイト」を選択します。
- Redwoodページを表示するには、「プロファイル値」フィールドで「はい」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
アプリケーション全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
-
HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1
Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
HCMデータ・ローダーを使用して、パフォーマンス文書の全体、パフォーマンス目標、人材開発目標およびコンピテンシ・セクションのマネージャ計算済評点の一括再計算を実行できるようになりました。
他の評点が変更されて再計算が必要になった場合は、「パフォーマンス管理処理」参照に定義されたORA_CALC_MANAGER_RATING操作属性を使用して、マネージャ評価のセクション評点を再計算できます。これにより、個々のパフォーマンス文書のマネージャ・セクション評点を手動で再計算する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ORA_CALC_MANAGER_RATING操作属性で評点が再計算されるのは、マネージャ評価が「進行中」または「完了」の場合のみです。
主なリソース
HCMデータ・ローダーを使用してパフォーマンス文書で一括更新できる操作属性の詳細は、パフォーマンス文書のロードの例を参照してください。
従業員のパフォーマンス文書の作成または更新時に、重複したコンピテンシが移入されるのを防げるようになりました。
コンピテンシ・セクションが構成されたパフォーマンス文書を作成すると、コンピテンシの重複を防ぐために、次の順序で追加されるようになりました。パフォーマンス・テンプレート・セクションに定義されているすべてのコンピテンシが、最初にパフォーマンス文書のコンピテンシ・セクションに移入されます。モデル・プロファイルと個人プロファイルの両方のコンピテンシ・セクションが存在する場合は、パフォーマンス・テンプレート・セクションから同じコンピテンシ・セクションにまだ追加されていない、一致するモデル・プロファイル(ジョブ、ポジション、組織など)のコンピテンシが追加されます。最後に、パフォーマンス・テンプレートまたはモデル・プロファイル・セクションからまだ追加されていない、一致する従業員の個人プロファイルに存在するすべてのコンピテンシが、パフォーマンス文書の既存のコンピテンシ・セクションに追加されます。このプロセスにより、重複したコンピテンシを手動で削除する必要がなくなります。
重複したコンピテンシが従業員のタレント・プロファイルに追加された場合、そのコンピテンシはパフォーマンス文書に複製されません。就業者のパフォーマンス文書にすでに存在する場合は、重複するコンピテンシを手動で追加できません。
HR担当者が「パフォーマンス文書の個人プロファイル・コンピテンシの同期化」ESSプロセスを実行して、欠落しているコンピテンシを従業員パフォーマンス文書に追加する際に、パフォーマンス文書の他のコンピテンシ・セクションにすでに存在する重複コンピテンシが追加されなくなりました。パフォーマンス文書は、「目標の設定」タスクおよび他の評価タスクが完了していない場合にのみ更新されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
パフォーマンス文書のコンピテンシの詳細は、パフォーマンス管理の実装ガイドを参照してください。
HR担当者が、「オールインワン評価」ページへのディープ・リンクを提供できるようになりました。
オールインワン評価のURLをコピーしてディープ・リンクとして使用するには:
- 「ディープ・リンク」作業領域にナビゲートします(「ナビゲータ」 > 「ツール」 > 「ディープ・リンク」)。
- オールインワン評価を検索します。
- 「オールインワン評価」ページ(MASS_EVALUATIONS)のリンクをコピーして、ディープ・リンクとして使用します。
「オールインワン評価」ページのディープ・リンクを他のページで使用すると、マネージャが自分のマネージャ評価を実行する際のナビゲーションが簡単になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
ディープ・リンクの詳細は、HCM共通機能の使用ガイドのディープ・リンクを参照してください。
アクセス要件
ディープ・リンク作業領域を表示するには、管理リンクの表示(FND_VIEW_ADMIN_LINK_PRIV)権限が必要です。
タレント管理のためのTransactional Business Intelligence
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
個人プロファイル・リアルタイム・サブジェクト領域のスキル・ディメンションに関連した新しい属性
スキル・ディメンションに追加された新しい属性は次のとおりです
サブジェクト領域 | フォルダ | 新しい属性 |
---|---|---|
ワークフォース・プロファイル - 個人プロファイル・リアルタイム | スキル |
|
この拡張機能により、次のようなレポート要件に対応できます:
- コア/ロールのフラグが付いた就業者およびスキルをリストする
- 必須スキルおよび必須でないスキルを持つ就業者プロファイルの数を表示する
- 組織、個人、ロールなどの選択タイプに基づいて、就業者に割り当てられているスキル数についてレポートする。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
タレント管理 | タレント管理のクラシック・ページの削除 | 23B | レスポンシブ・ページ | 18B -20B |
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
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すべてのHCMアプリケーション | 次に実行する可能性が高い処理に関するニュース・フィードの提案の取得 | ニュース・フィード・レイアウトで、次に実行する可能性が高い処理に関する提案を取得します。この機能は現在制限付きで提供されており、Oracle Fusion Cloud HCM、Financials、Project ManagementおよびProcurementで使用できます。人工知能と機械学習のアルゴリズムにより、セッション中に各ユーザーが実行する可能性が最も高い処理が予測されて提案されます。このアルゴリズムでは、各ユーザーのナビゲーション動作とパターンの履歴を使用して、同様のユーザーがどのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。 |
ニュースフィードのすべてのお客様 |
My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録してプロモーション・コードを要求する必要があります。 |
23A | 終了、中止 |