5月のメンテナンス・パック(24B)
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2024年5月31日 | キャリア開発 |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
|
2024年4月26日 | 初版作成。 |
この表には、文書変更の時系列リストが含まれています。
概要
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
機能のサマリー
列の定義:
有効化状態で提供される機能
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーが使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
タレント管理
目標管理
Oracle Goal Managementでは、経営目標を様々な組織レベルの目標に変換し、マネージャから従業員への明確な見通しを提供できます。経営陣は高レベルのイニシアチブについて情報交換し、マネージャがそれらを従業員の目標に置き換えます。
Redwood - 目標ターゲット結果
パフォーマンス目標または人材開発目標を作成または更新するときに、目標管理またはキャリア開発用にサブスクライブされている次のターゲット結果のいずれかを含めることができます:
- 資格
- コンピテンシ
- 学歴
- 表彰
- 言語
- メンバーシップ
- 特別プロジェクト
- スキル
目標に追加されたターゲット結果
含められているターゲット結果を更新できます。パフォーマンス目標または人材開発目標を完了すると、ターゲット結果がタレント・プロファイルに保存され、プロファイルが作成されます。
ターゲット結果を追加すると、目標がより明確かつ具体的になります。ターゲット結果を完了したときにプロファイルを作成すると、キャリアの成長を強化できます。
有効化のステップ
Redwoodの目標センターを有効にするには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
ノート: パフォーマンス文書、チェックインおよび目標センターの機能は密接に関連しています。そのため、これらのページのRedwoodバージョンはすべて、共通のORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを使用することでのみ有効または無効にできます。これらの機能は個別に有効にすることはできません。
Redwood: 目標センターでのフレックスフィールドのサポート
パフォーマンス目標および人材開発目標の付加フレックスフィールドを有効化し、組織に必要な属性を追加します。
付加フレックスフィールドを含むパフォーマンス目標
付加フレックスフィールドを使用して会社固有の目標属性を追加することで、パフォーマンス管理およびキャリア開発プロセスを強化します。
有効化のステップ
「設定および保守」作業領域で付加フレックスフィールドの管理または就業者目標付加フレックスフィールド・タスクを使用して、パフォーマンス目標および人材開発目標の付加フレックスフィールドを定義します。詳細は、Oracle Help Centerの『目標管理の実装』ガイドの「目標の付加フレックスフィールド」のトピックを参照してください。
Redwood: チーム目標センターの拡張機能
このリリースでは、「チーム目標センター」の「パフォーマンス目標」タブで目標プランを選択して、選択した目標プランの目標を持つ従業員に注目できます。目標プランを選択すると、スコアボード・メトリックも更新されます。
「従業員」ページ
特定の目標プランに関するチームの進捗を確認し、チーム・メンバーのパフォーマンスを向上させます。
有効化のステップ
Redwoodのチーム目標センターを有効にするには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
ノート: パフォーマンス文書、チェックインおよび目標センターの機能は密接に関連しています。そのため、これらのページのRedwoodバージョンはすべて、共通のORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを使用することでのみ有効または無効にできます。これらの機能は個別に有効にすることはできません。
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
Redwood - 目標作成におけるAI支援の拡張機能
このリリース以降、目標作成におけるAI支援機能に次の拡張が適用されます:
- 目標摘要および達成基準のフィールドの表示は必須ではなくなりました。
- 組織で「摘要」フィールドのかわりに「詳細摘要」フィールドを表示している場合、AI支援は「詳細摘要」に移入を行います。
- 組織で「摘要」フィールドと「詳細摘要」フィールドの両方を有効にしている場合、AI支援は「摘要」フィールドにのみ移入を行います。
目標作成にAI支援の拡張機能を使用し、組織の目標設定プロセスの効果性を高めます。
有効化のステップ
Redwoodの目標センターを有効にするには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
ノート: パフォーマンス文書、チェックインおよび目標センターの機能は密接に関連しています。そのため、これらのページのRedwoodバージョンはすべて、共通のORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを使用することでのみ有効または無効にできます。これらの機能は個別に有効にすることはできません。
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
AI支援を使用するボタンは、デフォルトでは有効になっていません。管理者がVisual Builder Studioを使用してこのボタンを表示する必要があります。Visual Builder Studioの使用方法の詳細は、Oracle Help CenterのVisual Builder Studioの使用の概要のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
生成AI機能は、現在、米国およびカナダのデータ・センター・リージョンでホストされているお客様が使用できます。機能を使用できる特定のデータ・センター・リージョンの詳細は、Fusion生成AIデータ・センター・リージョンの使用可能状況のドキュメントを参照してください。
キャリア開発
Oracle Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や人材開発プランを管理するためのツールが備わっています。これらのツールには、就業者の資格に基づくロールに関する推奨事項、ターゲット・ロールと就業者に求められる人材開発要件との比較が含まれます。就業者の関心があるロールおよび就業者向けの包括的な人材開発プランを管理することにより、人材開発目標を確立し、人材開発の進行状況を管理できます。
人材開発プランを使用して、短期および長期のキャリア開発戦略を管理できるようになりました。ロールの権限に基づいて、人材開発プラン内で人材開発目標を作成および管理できます。目標に人材開発意図をタグ付けできます。人材開発意図は、将来の人材開発に向けて目標を編成および追跡できるタグです。
Redwood目標管理を有効にした後の「キャリア開発」作業領域の変更点
管理者がRedwoodの目標管理を有効にした後も、レスポンシブな「キャリア開発」作業領域には引き続きアクセスできます。
「キャリアおよびパフォーマンス」ページ
「キャリア開発」ページには、次のセクションのみが表示されます:
- キャリア・ステートメント
- キャリア展望
- 提示キャリア
- 勤務志向
- キャリア志向
ノート: 「キャリア・ステートメント」セクションはデフォルトで表示されます。ただし、管理者がトランザクション設計スタジオを使用して、他の個々のセクションのいずれか1つまたはすべてが表示されるよう設定している必要があります。
「キャリア開発」ページには、次のセクションが表示されません。
- 人材開発プラン
- 自分に共有されている目標
- 学習
人材開発目標を表示および管理するには、目標センターに移動する必要があります。
「キャリア開発」ページ
キャリア情報を表示および管理し、キャリア成長を計画します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
トランザクション設計スタジオを使用した「キャリア開発」セクションの有効化の詳細は、Oracle Help Centerの『キャリア開発の実装』ガイドの次のトピックを参照してください:
更新24B
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2024年5月31日 |
プロファイル管理 |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
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2024年5月31日 |
プロファイル管理 |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
|
2024年5月31日 | プロファイル管理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
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2024年4月26日 | プロファイル管理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 | |
2024年4月26日 | タレント・レビュー | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
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2024年4月26日 | プロファイル管理 |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
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2024年3月29日 |
プロファイル管理 |
サードパーティ・プロバイダによる免許および資格の検証サポート | 文書の更新。更新24Bで提供された機能。 |
2024年3月29日 | プロファイル管理 | 文書の更新。更新24Bで提供された機能。 |
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2024年3月1日 | 初版作成。 |
概要
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(24A、24B、24C、24D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM共通の新機能 – この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- 人事管理の新機能 – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center - ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。 HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
機能のサマリー
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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タレント管理
目標管理
Oracle Goal Managementでは、経営目標を様々な組織レベルの目標に変換し、マネージャから従業員への明確な見通しを提供できます。経営陣は高レベルのイニシアチブについて情報交換し、マネージャがそれらを従業員の目標に置き換えます。
Redwood - 目標サポートの拡張
Redwoodの目標ページでパフォーマンス目標の拡張を利用できます。このリリース以降、パフォーマンス目標の拡張機能はRedwoodの目標センターで使用できます。目標プランの進行中または未完了の目標を拡張できます。
目標を拡張することで、従業員とマネージャ間の定期的なコミュニケーション、コラボレーション、フィードバックを促進します。「処理」メニューから「拡張」を選択して、「目標詳細」ページから目標を拡張します。
有効化のステップ
Redwoodの目標センターを有効にするには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
Redwoodの目標センターのプロファイル・オプション
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプションの表示名 | 値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
ノート: パフォーマンス文書、チェックインおよび目標センターの機能は密接に関連しています。そのため、これらのページのRedwoodバージョンはすべて、共通のORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを使用することでのみ有効または無効にできます。これらの機能は個別に有効にすることはできません。
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
- 複数のレビュー期間にわたって目標を拡張します。
- 目標を別の目標プランに拡張すると、その目標はソース目標プランとターゲット目標プランの両方と関連付けられます。目標を拡張した後、目標の加重および目標優先度を除く目標に対する変更内容は、ソース目標プランとターゲット目標プランの両方に表示されます。たとえば、ソース目標プランの終了日までに目標を完了できなかった場合、拡張した期間で目標に引き続き取り組むために、目標を別の目標プランに拡張します。
Redwood - 承認のための個々のパフォーマンス目標の送信
承認待ちステータスのパフォーマンス目標プランに、従業員が柔軟に増分変更を加えることができるようになりました。パフォーマンス目標を追加したり、承認のためにまだ送信されていない目標プランの目標を編集できます。たとえば、目標プランに5つの目標があり、そのうち2つの目標が承認のために送信されている場合、従業員は他の3つの目標を編集して承認のために送信できます。このような変更が加えられると、前の承認要求は、最新の変更をすべて含む新しい要求で置き換えられます。
承認待ちの目標の目標プランでの追加または編集
ノート: この機能はRedwoodでのみ使用可能で、プロファイル・オプションで有効にする必要があります。
目標の変更または追加に対して増分承認を有効にすれは、この機能により目標承認の使いやすさが向上します。
有効化のステップ
この機能を使用するには、次の表に示すプロファイル・オプションを有効にして、Redwoodの目標センターを有効にする必要があります:
Redwoodプロファイル・オプションの有効化
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
ノート: パフォーマンス文書、チェックインおよび目標センターの機能は密接に関連しています。そのため、これらのページのRedwoodバージョンはすべて、共通のORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを使用することでのみ有効または無効にできます。これらの機能は個別に有効にすることはできません。
プロファイル・オプションORA_HRG_PERF_GOAL_LVL_APPROVLも有効にする必要があります。プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
また、トランザクション・コンソールで「パフォーマンス目標の承認」タスクを使用し、「承認のバイパス」機能を無効にする必要があります。このタスクの詳細は、Oracle Help Centerの目標管理の実装ガイドのパフォーマンス目標承認ルールの概要のトピックを参照してください。
Redwood - ロールベースのパフォーマンス目標承認
従業員のパフォーマンス目標プランの目標をマネージャが追加または変更するときに、自分の次のレベルのマネージャに承認のために送信できるようになりました。
次の場合にのみ、従業員の目標プランをマネージャが変更できます:
- 従業員が変更を完了し、目標プランを承認のために送信した。
- 目標プランをマネージャが承認または否認し、承認プロセスを完了した。
前述のタスクに加えて、マネージャは次を実行できます:
- 目標プランを承認のために送信したときに、目標プランが承認待ちステータスになっていることを表示する。
- 承認要求を取り下げる。
- 目標プランに関する詳細情報を自分の次のレベルのマネージャが要求したときに、アラート通知を受け取る。
次のレベルのマネージャは、自分の承認待ちの目標プランがあるときに通知を受け取ります。承認、編集、否認、または詳細情報の要求ができます。
マネージャが従業員の目標プランで作業している場合、従業員は次のタスクを実行できません:
- マネージャが目標プランの変更を完了して承認するまで、目標プランを変更できません。
- マネージャが追加した新規目標は、それらの目標が承認されるまで表示できません。
- 承認待ちがあることは表示できますが、承認トランザクション詳細は表示できません。
ノート: この機能はRedwoodでのみ使用可能で、プロファイル・オプションで有効にする必要があります。
この機能により、目標の変更または追加に対するロールベースの承認を使用して、目標承認の使いやすさを向上できます。
有効化のステップ
この機能を使用するには、次の表に示すプロファイル・オプションを有効にして、Redwoodの目標センターを有効にする必要があります:
Redwoodプロファイル・オプションの有効化
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
ノート: パフォーマンス文書、チェックインおよび目標センターの機能は密接に関連しています。そのため、これらのページのRedwoodバージョンはすべて、共通のORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを使用することでのみ有効または無効にできます。これらの機能は個別に有効にすることはできません。
プロファイル・オプションORA_HRG_PERF_GOAL_ROLE_BASED_APPROVLも有効にする必要があります。
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
主なリソース
目標承認の詳細は、Oracle Help Centerの目標管理の実装ガイドのパフォーマンス目標承認ルールの概要のトピックを参照してください。
Redwood - パフォーマンス目標通知の拡張
Redwoodで拡張されたパフォーマンス目標の通知を使用して、目標に対して迅速な処理を実行します。このリリースでは、次のトランザクションに対してパフォーマンス目標通知を送信できます:
パフォーマンス目標トランザクションと通知
トランザクション | アラート名 | アラートの説明 |
---|---|---|
HRが割り当てた目標を従業員が取消 |
HRが割り当てた目標を従業員が取り消した後にHRに通知 |
HR担当者が従業員に割り当てた目標をその従業員が取り消すと、HR担当者が通知を受け取ります。 |
HR担当者が従業員に目標プランを割当 |
HR/マネージャが目標を割り当てた後に就業者に通知 |
HR担当者が従業員に目標を割り当てると、その従業員が通知を受け取ります。 |
HR担当者が従業員の目標を取消 |
HRが従業員の目標を取り消した後に就業者に通知 |
HR担当者が従業員の目標を取り消すと、その従業員が通知を受け取ります。 |
マネージャが目標を取消 |
マネージャが目標を取り消した後に就業者に通知 |
マネージャが目標を取り消すと、従業員が通知を受け取ります。 |
連携のある目標をマネージャが取消 |
マネージャが連携のある目標を取り消した後に就業者に通知 |
連携のある目標をマネージャが取り消すと、従業員が通知を受け取ります。 |
組織所有者による組織目標の公開 |
組織の所有者が目標を公開した後に就業者に通知 |
目標が組織内で公開されたという通知を、従業員が組織から受け取ります。目標プランに目標をコピーする方法に関する指示が与えられます。 |
組織所有者による組織目標の取消 |
組織の所有者が目標を取り消した後に就業者に通知 |
目標が取り消されたという通知を、従業員が組織から受け取ります。 |
これらの機能改善により、パフォーマンス目標プランを定義および管理する際に通知を受信し、関連するアクティビティの情報を得て、それらに対する処理を実行できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、通知は使用不可の状態で提供されています。アラート・コンポーザで使用可能にする必要があります。
Redwoodの目標センターを有効にするには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
目標センターのRedwoodプロファイル・オプション
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプションの表示名 | 値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
Redwood - パフォーマンス目標の測定可能なタスク
測定可能な目標タスクをRedwoodの目標センターで使用して、目標の達成に向けた進捗を測定します。
パフォーマンス目標タスクを作成または編集すると、「これは測定可能なタスクです」スイッチが表示されます。パフォーマンス目標の測定可能なタスクに対して、次の情報を入力できます:
- 単位の追加
- ターゲット基準
- ターゲット値
有効化のステップ
タスクを追加するボタンは、デフォルトでは有効になっていません。Visual Builder Studioを使用して、「タスク」ボタンを表示し、測定可能なタスクを使用してください。Visual Builder Studioの使用方法の詳細は、Oracle Help CenterのVisual Builder Studioの使用の概要のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
目標を完了としてマークする前に、目標に追加されたすべてのタスクを完了としてマークする必要があります。
主なリソース
このページは、定数およびビジネス・ルールを使用してパーソナライズできます。詳細は、Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイドを参照してください。
プロファイル管理
Oracle Profile Managementは、タレント製品スイートおよびその他のOracle Cloudアプリケーションが、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤を提供します。また、Profile Managementは、HR担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が、重要なHRタレント機能を実行するのをサポートします。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データの管理および追跡もProfile Managementを介して実行できます。
リンクされたジョブとポジション・プロファイルの自動同期
同期または同期化プロセスでは、リンクされたジョブ・プロファイルから項目を継承し、その後ジョブおよびポジション・プロファイルが継続的に同期されて、ポジション・プロファイルが更新されて保守されます。同期化プロセスに含まれていたすべてのポジション・プロファイルのログにアクセスすることもできます。この機能を有効にするには、構成する必要があります。
リンクされたジョブ・プロファイルの進化に伴って、プロファイル管理者がポジション・プロファイルを簡単に管理できます。就業者が進歩を続けて適切なロールの資格を身に付け、結果的に組織目標の達成を促進できます。
有効化のステップ
次のスクリーンショットは、「自分のクライアント・グループ」 > 「プロファイル」 > 「プロファイル・タイプ」 > 「ジョブ」にある「ジョブ・プロファイルとポジション・プロファイルの同期化構成」セクションで使用可能ないくつかのオプションを示しています。同期が開始されるのは、「ポジション・プロファイルと同期化」が選択されている場合のみです。
ログにアクセスして、完了した同期化実行の結果を確認することもできます。これらのログには、警告とエラー、および同期化されるデータの一貫性を確保するために実行する必要がある可能性がある処理が表示されます。次のスクリーンショットは、ログまたはレポートを表示するためのステップを示しています。
ヒントと考慮事項
次のことができます:
- ジョブ・プロファイルまたはポジション・プロファイルから同期を開始するか、プロセス・スケジューラでジョブの「ポジション・プロファイルの同期化」をスケジュールして同期を開始する。
- ジョブ・プロファイルから同期化を開始した場合、関連するポジション・プロファイルのみが同期されます。
- ポジション・プロファイルから同期化を開始した場合、そのポジション・プロファイルのみがジョブ・プロファイルと同期されます。
- ジョブの「ポジション・プロファイルの同期化」をプロセス・スケジューラでスケジュールした場合、すべてのジョブおよびそれらに関連するポジション・プロファイルが同期されます。
- ジョブ・プロファイルから同期されたポジション・プロファイルの属性の値を更新する。ポジション・プロファイルの属性を更新すると、その項目はジョブ・プロファイルと同期できません。
- ジョブ・プロファイルの項目を追加、更新または削除する。これらの変更は、ポジション・プロファイルで同期されます。
- ジョブ・プロファイルの添付を追加または削除する。こうすると、ポジション・プロファイルで同期されます。
- 同期元のジョブ・プロファイルを参照するポジション・プロファイルが少なくとも1つ存在する場合にのみ同期する。
- ポジション・プロファイルの属性値が空白の場合にのみ、ジョブ摘要、ジョブ職責、ジョブ資格、ジョブ重要度、ジョブ・リスクおよび添付をジョブ・プロファイルからポジション・プロファイルにコピーする。
- 「自分のクライアント・グループ」 > 「プロファイル」 > 「プロファイル・タイプ」 > 「ジョブ」にある「ジョブ・プロファイルとポジション・プロファイルの同期化構成」セクションの「同期化済項目の上書き」チェック・ボックスが選択されている場合に、ポジション・プロファイルの同期済項目を上書きする。
次のことはできません:
- ジョブ・プロファイルからポジション・プロファイルに付加フレックスフィールド関連属性を同期します。
- 以前に同期されたポジション・プロファイル項目が変更されて、ジョブ・プロファイルと一致しない場合に、ジョブ・プロファイルをポジション・プロファイルに同期する。
- ジョブ・プロファイルから同期されたポジション・プロファイルの項目を削除する。
- 非アクティブなジョブ・プロファイルをポジション・プロファイルと同期する。
- ジョブ・プロファイルを非アクティブなポジション・プロファイルと同期する。
- 重複するコンテンツ項目をジョブまたはポジション・プロファイルに追加する。
次のスクリーンショットは、ジョブ・プロファイルの「ポジション・プロファイルと同期化」ボタンの場所と、同期の開始後に表示されるメッセージを示しています。
ジョブ・プロファイル
次のスクリーン・ショットは、ポジション・プロファイルの「ジョブ・プロファイルから同期化」ボタンの場所と、同期の開始後に表示されるメッセージを示しています。
ポジション・プロファイル
サードパーティ・プロバイダによる免許および資格の検証サポート
サードパーティ・プロバイダとの統合のためのコンポーネントを提供することで、組織が免許および資格の検証を合理化できるようにします。ヘルスケアなどの組織には、品質基準の維持、規制の遵守、患者の安全性の優先、信頼の維持などに、免許および資格が不可欠です。
- サードパーティ・プロバイダとの統合を容易に実装できるようになります
- 従業員がジョブ要件に確実に準拠できるようにします
有効化のステップ
この統合を実現するには、次の構成ステップを実行します:
- タレント・プロファイルの「免許および資格」セクションに「最終検証者」および「最終検証日」を表示するように構成します。
- サードパーティの検証が必要な免許および資格を構成します
- 免許および資格のステータスを構成します。
- Fusion HCMシステムにサンプルHCM抽出をインポートします。
- アウトバウンド・ファイルとインバウンド・ファイルの両方について、HCMとサードパーティ・プロバイダ間のデータ・マッピングが実行されるように統合ツールを構成します
- HDLを使用して、サードパーティ・プロバイダから免許および資格の検証済結果をアップロードします。
主なリソース
- 詳細は、「サードパーティ・プロバイダによる免許および資格の検証」を参照してください。
- サンプル抽出については、「サードパーティ・プロバイダによる免許および資格の検証のサンプル抽出」を参照してください。
Redwood - 承認通知で承認者に表示されるプロファイル項目添付
次の領域で項目が承認待ち状態のときに項目レベルの添付を、承認者が表示できるようにします:
- 「スキルおよび資格」ページで項目を展開して詳細を表示
「スキルおよび資格」ページ
- 承認履歴リージョンのFYA (承認用)通知ページ
FYA通知ページ
承認者は、項目を承認する前にサポート文書を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
プロファイル管理のRedwoodエクスペリエンス
「プロファイル管理」ページおよびフローを使用してRedwoodエクスペリエンスをお試しください。これらのページとフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成されており、同じバックエンド機能を利用できます。この機能に示されているページおよびフローは、まだ完全に再設計されていませんが、Redwoodページやフローのような外見と動作に変更されているので、アプリケーション全体の一体感が高まります。これらのページおよびフローはすべてデフォルトでオフになりますが、有効にできます。
ページまたはフロー | プロファイル・オプション |
ナビゲーション | 制限事項 |
---|---|---|---|
タレント・プロファイル(スキルおよび資格) |
ORA_HRT_TRANSACTIONAL_REDWOOD_ENABLED |
「自分のクライアント・グループ」 > 「詳細の表示」 > 「タレント・プロファイル」 「自分のチーム」 > 「詳細の表示」 > 「キャリアおよびパフォーマンス」 > 「スキルおよび資格」 「自分」 > 「キャリアおよびパフォーマンス」 > 「スキルおよび資格」 「自分」 > 「詳細の表示」 > 「キャリアおよびパフォーマンス」 > 「スキルおよび資格」 |
オートコンプリートのルールはサポートしていません |
タレント評点 |
ORA_HRT_TRANSACTIONAL_REDWOOD_ENABLED |
「自分」 > キャリアおよび昇格 > 「タレント評点」 「自分のチーム」 > 「クイック処理」 > 「タレント評点」 「自分のクライアント・グループ」 > 「プロファイル」 > タレント・プロファイルの検索 > 「処理」 > 「タレント評点」 |
リッチ・テキストを使用して、「タレント・プロファイル」(スキルおよび資格)ページと「タレント評点」ページのテキスト・コンテンツの品質、明確性および視覚的な魅力を向上できます。
有効化のステップ
「プロファイル・オプション」を使用して、標準提供のページまたはフローを有効または無効にします。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」で、プロファイル・オプション・コードを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル・レベルとして「サイト」を選択します。
- Redwoodページを表示するには、「プロファイル値」フィールドで「はい」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
「LinkedInデータのインポート」ボタンは、LinkedInが有効なコンテンツ・セクションがある場合にのみ表示されます。
主なリソース
アプリケーション全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
-
HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1
HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerでこの機能のお知らせを参照してください。
- Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張
- Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイド
ロールの詳細は、HCMのセキュリティ・リファレンスを参照してください。
拡張タレント・プロファイルのトランザクション・データの既知の問題を迅速に特定し、アプリケーション診断を使用して解決するには、MOSドキュメント2983123.1を参照してください。
キャリア開発
Oracle Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や人材開発プランを管理するためのツールが備わっています。これらのツールには、就業者の資格に基づくロールに関する推奨事項、ターゲット・ロールと就業者に求められる人材開発要件との比較が含まれます。就業者の関心があるロールおよび就業者向けの包括的な人材開発プランを管理することにより、人材開発目標を確立し、人材開発の進行状況を管理できます。
人材開発プランを使用して、短期および長期のキャリア開発戦略を管理できるようになりました。ロールの権限に基づいて、人材開発プラン内で人材開発目標を作成および管理できます。目標に人材開発意図をタグ付けできます。人材開発意図は、将来の人材開発に向けて目標を編成および追跡できるタグです。
キャリア・アンバサダの構成の合理化
新しいプロファイル・オプションORA_HRD_CAREER_AMBASSADORS_ENABLEDを使用して、管理者がキャリア・アンバサダ機能を有効にできるようになりました。これは、スキル・センターおよびキャリア詳細ページにキャリア・アンバサダの提示を表示するために使用します。また、「コネクション」のキャリア・アンバサダとして従業員が登録できるようになります。
キャリア開発をすでに使用している場合は、「設定および保守」の「オファリング」機能から、既存の構成がこのプロファイル・オプションに引き継がれます。
このアップグレードでキャリア開発をオプトインする場合は、このプロファイル・オプションを有効にして、キャリア・アンバサダを使用する必要があります。
有効にする方法を次に示します。
- 「設定と保守」作業領域に移動します。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- ORA_HRD_CAREER_AMBASSADORS_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- プロファイル・レベルを「サイト」に設定します。
- プロファイル値を「はい」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
この機能により、キャリア開発、スキル・センターおよびコネクションにまたがるキャリア・アンバサダ機能の構成が合理化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
キャリア・アンバサダの詳細は、Oracle Help Centerのキャリア開発の使用ガイドの次のトピックを参照してください:
Redwood - 人材開発目標の学習タスク
目標の達成に役立つ学習タスクを人材開発目標に追加します。「目標の更新」スケジュール済プロセスを実行して、既存の目標レベルの学習を学習タスクに移行します。会社から提供された学習を検索して、学習タスクとして目標に追加できます。
この機能により、学習を人材開発目標にあわせて、専門分野の成長に対する戦略的なアプローチを促進できます。
有効化のステップ
タスクを追加するボタンは、デフォルトでは有効になっていません。「タスク」ボタンを表示してタスクを使用するには、Visual Builder Studioを使用してください。タスクが有効な場合は、学習タスクを有効または無効にできます。Visual Builder Studioの使用方法の詳細は、Oracle Help CenterのVisual Builder Studioの使用の概要のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
目標を完了としてマークする前に、目標に追加されたすべてのタスクを完了としてマークする必要があります。
主なリソース
このページは、定数およびビジネス・ルールを使用してパーソナライズできます。詳細は、Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイドを参照してください。
Redwood - 人材開発目標の測定可能なタスク
測定可能な目標タスクをRedwoodの目標センターで使用して、人材開発目標の達成に向けた進捗を測定します。
人材開発目標タスクを作成または編集すると、「これは測定可能なタスクです」スイッチが表示されます。人材開発目標の測定可能なタスクに対して、次の情報を入力できます:
- 単位の追加
- ターゲット基準
- ターゲット値
有効化のステップ
タスクを追加するボタンは、デフォルトでは有効になっていません。Visual Builder Studioを使用して、「タスク」ボタンを表示し、測定可能なタスクを使用してください。Visual Builder Studioの使用方法の詳細は、Oracle Help CenterのVisual Builder Studioの使用の概要のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
目標を完了としてマークする前に、目標に追加されたすべてのタスクを完了としてマークする必要があります。
主なリソース
このページは、定数およびビジネス・ルールを使用してパーソナライズできます。詳細は、Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイドを参照してください。
パフォーマンス管理
Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
フィードバック要求に対するデータ・ローダーのサポート
HCMデータ・ローダー(HDL)およびHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して、フィードバックを作成または更新します。
手動で作成する必要がないように、フィードバック要求を一括アップロードします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- FeedbackRequestビジネス・オブジェクトを使用して、フィードバック要求を作成または更新します。これには、子オブジェクトFeedbackRequestObjectsおよびFeedbackResponseが含まれています。
- フィードバック要求には、一般とパフォーマンス目標の2つのタイプがあります。一般フィードバックでは、テンプレートORA_GENERALを使用します。パフォーマンス目標フィードバックでは、テンプレートORA_PERF_GOALを使用します。これには、FeedbackRequestObjectに関連付けられたパフォーマンス目標が含まれ、RequestedForAssignmentId属性を移入する必要があります。
主なリソース
ビジネス・オブジェクトの拡張の詳細は、更新24Bの新機能のビジネス・オブジェクト拡張機能を参照してください。
特定のマネージャ・タイプの新規マネージャへのパフォーマンス文書の自動転送
従業員のアサイメント・マネージャが変更されたときの、新しいパフォーマンス文書マネージャへのパフォーマンス文書の自動転送を、特定のマネージャ・タイプに限定できるようになりました。
「新しいマネージャへのパフォーマンス文書の自動転送」プロファイル・オプションを有効にした場合は、「転送なし」、「マネージャ・タイプの変更における転送」、「ライン・マネージャ」またはカスタム・マネージャ・タイプを選択できます。
プロファイル・オプションに対して選択した値に基づいて、次の処理が実行されます:
- マネージャ・タイプが指定されていないと、マネージャの変更が発生しても、パフォーマンス文書は新しいマネージャに自動的に転送されません。
- プロファイル・オプションでマネージャ・タイプが選択されていると、条件を満たすパフォーマンス文書が見つかると、そのパフォーマンス文書が自動的に転送されます。
パフォーマンス管理では、HCMイベントを使用してすべてのマネージャ変更が記録されます。基準を満たすパフォーマンス文書が見つかると、それが新しいマネージャに転送されます。
この機能により、特定のマネージャ・タイプのパフォーマンス文書の自動転送が制御されます。
有効化のステップ
この機能を有効化するには、ORA_HRA_AUTO_TRANSFER_PERF_DOCSプロファイル・オプションを有効化する必要があります。
プロファイル・オプションの構成
プロファイル・オプション | 摘要 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_HRA_AUTO_TRANSFER_PERF_DOCS |
プロファイル表示名 |
新しいマネージャへのパフォーマンス文書の自動転送 |
プロファイル摘要 |
従業員の新しいマネージャに現在のパフォーマンス文書を自動転送できます。 |
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
古いパフォーマンス文書を新しいマネージャに転送しない場合は、プロファイル・オプションを有効にする前にそれらを「完了」に設定してください。
主なリソース
HCM全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
詳細は、パフォーマンス管理の使用ガイドのパフォーマンス文書の転送方法の項を参照してください。
オールインワン評価での特定のパフォーマンス文書の送信およびその他の機能改善
オールインワン評価に追加された拡張機能を利用してマネージャの評価プロセスを合理化できます。
複数のパフォーマンス文書の同時選択
随時文書の説明
この拡張機能により、マネージャは次の処理を実行できます:
- マネージャは、管理するすべてのパフォーマンス文書を表示しながら、送信するパフォーマンス文書を個別に選択して、パフォーマンス文書の小さなバッチを完了できます。行を選択しないと、すべてのパフォーマンス文書が送信されます。
- パフォーマンス目標プランまたは人材開発目標プランが承認待ちの場合は、バナーが表示されます。承認プロセスが完了するまで、マネージャはそのような目標を評価およびコメントできません。
- マネージャは「オールインワン評価」ページで、自分がパフォーマンス文書マネージャである随時文書および標準パフォーマンス文書を選択して評価できます。
これらの拡張機能により、マネージャはオールインワン評価の評価プロセスを合理化できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerのパフォーマンス管理の使用ガイドを参照してください。
パフォーマンス文書管理ページの一括処理プロセスのRedwoodエクスペリエンス
HR担当者が「パフォーマンス文書の一括処理プロセス」ページを利用できるようになりました。このページには、HR担当者が送信またはプレビューできるすべての一括処理プロセスがリストされます。これらは、ユーザー・エクスペリエンスを充実させるために、RedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VB Studio)で再作成されています。
一括処理プロセス・ページ
開始するには、プロセス名で検索するか、次のフィルタを使用します:
- 開始日
- 完了日
- プロセス・タイプ
使用できる処理
パフォーマンス文書を作成したり、パフォーマンス文書を完了できます。同様に、「処理」メニューから次の処理のいずれかを選択することもできます:
- 取消
- 削除
- 印刷
- 現在のタスクの変更
- タスク期日の変更
- モデル・プロファイル・コンピテンシ・セクションの更新
パフォーマンス文書を作成するプロセス
すべての処理について、デフォルトのレビュー期間が表示されます。パフォーマンス文書を選択し、(オプションで)処理の事由を指定し、個人、マネージャのチーム、部門またはビジネス・ユニットなど、処理を適用する対象就業者を選択する必要があります。その後、変更のプレビューまたは送信を選択できます。プレビューでは、選択したデータをレビューし、後で処理できます。送信では、選択したデータをすぐに送信して処理できます。
プロセスが完了すると、プロセスの結果を表示する処理が使用可能になります。
プロセス完了時の処理
この機能により、一括プロセス処理のRedwoodユーザー・エクスペリエンスが提供され、以前のレスポンシブ・エクスペリエンスとの整合性が確保されます。
有効化のステップ
プロファイル・オプションの構成
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプションの説明 | 値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_ADMIN_REDWOOD_ENABLED |
パフォーマンス管理ページをRedwoodで表示できるようにします。 |
はい |
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
主なリソース
HCM全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
詳細は、Oracle Help Centerのパフォーマンス管理の実装およびパフォーマンス管理の使用ガイドを参照してください。
アクセス要件
パフォーマンス文書の一括処理の処理(HRA_MASS_PROCESS_PERFORMANCE_DOCUMENTS)権限を必ず付与してください。
チェックイン・ディスカッション・トピックとしてのコンピテンシおよび動的スキル
パフォーマンスまたはタッチポイント・チェックイン文書のディスカッション・トピックとして、(スキル・センターの)コンピテンシおよび動的スキルを利用できるようになりました。
コンピテンシ
チェックイン・テンプレートで使用可能な場合は、従業員、マネージャまたはHRが従業員のプロファイルのアクティブなコンピテンシをディスカッション・トピックとして追加できます。
チェックイン・テンプレートで選択されたコンピテンシ
ディスカッション・トピックとして推奨されるコンピテンシ
コンピテンシの詳細
ノートの追加、コンピテンシ・ディスカッション・トピックの完了マーク付け、コンピテンシ・トピックを含むチェックインの印刷をすることもできます。
動的スキル
チェックイン・テンプレートでスキルが使用可能な場合は、チェックイン文書のディスカッション・トピックとして、スキル・センターの達成済スキルおよび開発中のスキルを追加できます。ノートの追加、スキル・ディスカッション・トピックの完了マーク付け、スキル・トピックを含むチェックインの印刷をすることもできます。
ディスカッション・トピックとしての推奨スキル
この機能により、従業員のチェックイン文書にコンピテンシおよびスキル関連のトピックを含めることができるので、チェックインの機能が充実します。
有効化のステップ
プロファイル・オプションの構成
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
パフォーマンス文書および従業員のパフォーマンス目標と人材開発目標をRedwoodで表示できるようにします。 |
はい |
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
- チェックイン・テンプレートを更新して、ディスカッション・トピックとしてのスキルを削除した場合、チェックイン文書に作成されている既存のスキル・ディスカッション・トピックは削除されませんが、新しいスキル・ディスカッション・トピックは作成できません。
- チェックイン・テンプレートを更新して、ディスカッション・トピックとしてのコンピテンシを削除した場合、チェックイン文書に作成されている既存のコンピテンシ・ディスカッション・トピックは削除されませんが、新しいコンピテンシ・ディスカッション・トピックは作成できません。
主なリソース
HCM全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
詳細は、Oracle Help Centerのパフォーマンス管理の実装およびパフォーマンス管理の使用ガイドを参照してください。
タレント管理のためのTransactional Business Intelligence
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
プロファイル添付に関するレポート
個人プロファイルおよびモデル・プロファイルの添付に関連する追加属性を使用して、個人プロファイルおよびモデル・プロファイルのサブジェクト領域に関するレポートを拡張します。
サブジェクト領域の拡張機能は、次のとおりです
サブジェクト領域 | ディメンション | 新しい属性 |
---|---|---|
ワークフォース・プロファイル - 個人プロファイル・リアルタイム |
個人プロファイル詳細 |
|
ワークフォース・プロファイル - モデル・プロファイル・リアルタイム |
モデル・プロファイル詳細 |
|
プロファイル添付に関連する追加属性
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
タレント・レビュー
Oracle Talent Reviewは分析のための製品で、組織はプロファイル、パフォーマンス、目標、キャリア開発および報酬管理ソリューションのデータをレビューおよび評価できます。
タレント・レビューのRedwoodエクスペリエンス
次のタレント・レビュー・ページを使用して、Redwoodエクスペリエンスを完成できます:
- 「タレント・レビュー会議」の構成
- 「会議の複製」の構成
Redwoodで再設計された次のタレント・レビュー・ページを利用して、タレント・レビュー・プロセスを強化します。会議ダッシュボードから次のページを使用できます:
- ポテンシャル・アセスメント(ファシリテータ・バージョン)
- 後任プラン情報
- タレント・プール情報
- ノート
- タスク
- パフォーマンス目標の追加
- 人材開発目標の追加
タレント・レビュー会議構成
再設計された「タレント・レビュー会議」の構成では、新しい会議を作成したり、既存の会議を編集できます。
新しい会議を作成するには、「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント・レビュー」に移動して、「追加」をクリックします。既存の会議を編集するには、「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント・レビュー」に移動して、編集する会議の「編集」処理を選択します。
ノート: Redwoodの「タレント・レビュー会議構成」ページを表示するには、「Redwoodタレント・レビュー設定使用可能」(ORA_HRR_TALENT_REVIEW_SETUP_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションを有効にする必要があります。
タレント・レビュー会議情報ページでは、次の処理を実行できます:
-
会議情報の入力
-
ファシリテータの追加
-
会議目的の入力
-
会議インストラクションの入力
-
会議参加者の選択および表示
-
レビュー対象就業者の選択および表示
-
会議評点情報の入力
-
後任プランの追加
-
タレント・プールの追加
タレント・レビュー会議情報
レビュー内容
会議参加者
事業所、部門、等級、ビジネス・ユニットなどの基準を使用して、複数の参加者を一度に検索および追加できます。
会議参加者の検索および基準の選択
Redwoodの「会議レビュー対象就業者」ページで、会議の対象就業者を選択し、レビュー対象就業者を追加、削除および表示できます。自分にアクセス権があるタレント・プールで個人を検索することもできます。「タレント・プールから追加」をクリックして、1人以上の個人を検索して選択し、レビュー対象就業者に追加します。
会議のレビュー対象就業者
「基準により追加」をクリックし、次のいずれかの基準を使用して、レビュー対象就業者に追加する個人を検索できます:
- 個人番号
- アサイメント・ステータス
- ビジネス・ユニット
- 事業所
- 部門
- ジョブ
- 等級
ノート: マネージャ名、就業者タイプ、関係タイプおよび管理レベルのフィルタ基準は、このRedwoodバージョンの「タレント・レビュー会議構成」ではまだ使用できません。
会議レビュー対象就業者の検索基準
自分にアクセス権があるタレント・プールで個人を検索することもできます。「タレント・プールから追加」をクリックして、1人以上の個人を検索して選択し、レビュー対象就業者に追加します。
「会議の複製」の構成
再設計された「会議の複製」の構成では、既存の会議を複製して新しい会議を作成できます。このページを表示するには、「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント・レビュー」に移動し、「会議の複製」処理を選択します。
新しい会議セクションで、既存の会議から次の属性を新しい会議にコピーできます:
- レビュー対象就業者
- 会議参加者
- 後任プラン
- タレント・プール
タレント・レビュー会議の複製
後任プラン情報
Redwoodで再設計された後任プラン情報ページを使用して、会議の実施中にレビュー対象者を後任プランに追加します。
このページを表示するには:
- 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント・レビュー」に移動して、会議を選択します。
- 「会議の実施」処理を選択します。
- ダッシュボードで、「処理」をクリックし、「後任プランに追加」を選択します。
- プラン名を選択して後任プラン情報を表示します。
後任プラン情報
タレント・プール情報
Redwoodで再設計されたタレント・プール情報ページを使用して、会議の実施中にレビュー対象者をタレント・プールに追加します。
このページを表示するには:
- 「自分のクライアント・グループ」 > 「タレント・レビュー」に移動して、会議を選択します。
- 「会議の実施」処理を選択します。
- ダッシュボードで「処理」をクリックし、「タレント・プールに追加」を選択します。
- タレント・プールを選択して、タレント・プール情報を表示します。
タレント・プール情報
これらのRedwoodページを使用することで、ユーザー・エクスペリエンスの統一性を高め、タレント・レビュー・プロセスを強化できます。
有効化のステップ
Redwood版に再設計されたこれらの「タレント・レビュー」ページを表示するには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
タレント・レビュー・ページのRedwoodプロファイル・オプション
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRR_TALENT_REVIEW_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodタレント・レビュー使用可能 |
はい |
ORA_HRR_TALENT_REVIEW_SETUP_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodタレント・レビュー設定使用可能 |
はい |
ORA_HRM_SUCC_PLANS_REDWOOD_ENABLED |
Redwood後任プラン使用可能 |
はい |
ORA_HRM_TALENT_POOL_REDWOOD_ENABLED | Redwoodタレント・プール使用可能 | はい |
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
- このリリースから、「自分のクライアント・グループ」からアクセスできるRedwoodで再設計された「タレント・レビュー・テンプレート」概要ページを表示するには、「Redwoodタレント・レビュー設定使用可能」(ORA_HRR_TALENT_REVIEW_SETUP_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションを有効にする必要があります。「設定および保守」作業領域からはRedwoodで再設計された「タレント・レビュー・テンプレート」概要ページを表示できないのでご注意ください。
- これらのフィールドおよび機能は、現在のところ、このRedwoodバージョンの「タレント・レビュー会議」の構成ではサポートされていません。
- 分析別の追加
- マネージャ名による検索。レビュー対象就業者の検索基準に入力したマネージャに基づく、直接および間接の部下の検索。
-
レビュー対象就業者の検索基準のレポート関係による検索。マネージャ・マトリックスは引き続きサポートされていますが、「レポート関係」検索基準を使用するのではなく、ライン外の就業者を個別に検索する必要があります。
- レビュー対象就業者の検索基準の管理レベルによる検索。
主なリソース
HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerでこの機能のお知らせを参照してください。
Redwood - タレント・レビューでのビジネス・タイトルの置換
以前のリリースでは、就業者のジョブ・タイトルがタレント・レビュー・ページに表示されていました。このリリース以降は、就業者のビジネス・タイトルがRedwoodのタレント・レビュー・ページに表示されます。
就業者のビジネス・タイトル
この変更により、他のRedwood製品アプリケーションのエクスペリエンスとの一貫性が保たれます。
有効化のステップ
Redwoodで再設計されたこれらの後任ページを表示するには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
このトピックで説明する後任管理ページのRedwoodプロファイル・オプション。
タレント・レビューのRedwoodプロファイル・オプション
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRR_TALENT_REVIEW_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodタレント・レビュー使用可能 |
はい |
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
後任管理
Oracle Succession Managementを使用すると、重要な人員を置き換えるための後任プランを作成できます。後任プランがあることで、現在は埋まっているジョブやポジションについて、準備のできている就業者または求められるスキルを習得できそうな就業者を特定できるため、スムーズな移行が可能になるうえ、候補者育成の管理にも役立ちます。
Redwood - 後任組織チャートの拡張機能
後任組織チャートで、「後任プランの作成」および「後任プランに追加」ページのRedwoodバージョンにナビゲートできるようになり、Redwoodの他のページおよびフローのユーザー・エクスペリエンスとの一貫性が保たれるようになりました。このページを表示するには、「自分のクライアント・グループ」 > 「後任プラン」に移動し、「後任組織チャートの表示」をクリックするか、「自分のチーム」 > 「クイック処理」 > 「後任組織チャート」に移動します。
後任組織チャート
「後任組織チャート」ページから、後任チャートを表示する個人を検索できます。そこから「処理」メニューをクリックして、次のいずれかの処理を選択します:
- 後任プランの作成
- 後任プランに追加
「新規後任プラン」ページで、次の処理を実行できます:
-
プラン情報の追加
-
在職者の表示
-
候補者の追加
-
所有者の追加
-
候補者がロールを移動したときに送信するアラートの有効化
「新規後任プラン」ページの上部
「新規後任プラン」ページの下部
「後任プランに追加」ページでは、次の処理を実行できます:
- プランの選択
- 候補者情報の表示
後任プランに追加
これらのRedwoodページを使用すると、ユーザー・エクスペリエンスの統一性を高め、後任管理プロセスを強化できます。
有効化のステップ
Redwoodで再設計されたこれらの後任ページを表示するには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
このトピックで説明する後任管理ページのRedwoodプロファイル・オプション。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRM_SUCC_PLANS_REDWOOD_ENABLED |
Redwood後任プラン使用可能 |
はい |
ORA_HRM_TALENT_POOL_REDWOOD_ENABLED | Redwoodタレント・プール使用可能 | はい |
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
ヒントと考慮事項
- 「ベスト・フィット」または「提示後任者」のいずれかが有効になっている場合は、後任組織チャートの「後任プラン」タブまたは「プラン内の候補者」タブからプラン詳細ページにドリルダウンするときに、これらの機能を使用できるようになりました。
- 後任組織チャートの「後任プラン」タブまたは「プラン内の候補者」タブで後任プランの名前をクリックすると、Redwoodバージョンの「後任プラン」が表示されるようになりました。
主なリソース
HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerでこの機能のお知らせを参照してください。
後任管理でのビジネス・タイトルの置換
以前のリリースでは、就業者のジョブ・タイトルが後任プランおよびタレント・プール・ページに表示されていました。このリリース以降は、就業者のビジネス・タイトルがRedwoodページに表示されます。
就業者のビジネス・タイトル
この変更により、他のRedwood製品アプリケーションのエクスペリエンスとの一貫性が保たれます。
有効化のステップ
Redwoodで再設計されたこれらの後任ページを表示するには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
このトピックで説明する後任管理ページのRedwoodプロファイル・オプション。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRM_SUCC_PLANS_REDWOOD_ENABLED |
Redwood後任プラン使用可能 |
はい |
ORA_HRM_TALENT_POOL_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodタレント・プール使用可能 |
はい |
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
タレント管理
この項の機能は、すべてのタレント・アプリケーションで使用できます。
チーム・アクティビティ・センターによるマネージャ用「タレント概要」ページの置換
新しいRedwoodの「チーム・アクティビティ・センター」(マネージャ用の新しい「自分のチーム」ページ)に含まれるタレント管理をマネージャが利用できるようになりました。「キャリア概要」および「目標およびパフォーマンスの概要」ページ、および「自分のチーム」ページが、この統合ページで置き換えられます。
マネージャの「自分のチーム」ページ
新しい「チーム・アクティビティ・センター」ページでは、自分のチームに関して必要なすべての詳細を1か所にRedwoodのユーザー・エクスペリエンスで表示できます。
有効化のステップ
このページを有効にするステップは、「自分のチーム」のRedwoodエクスペリエンスの新機能を参照してください。「目標およびパフォーマンスの概要」および「キャリアの概要」アプリケーションは、サンドボックスを有効にし、構成ツールを使用してナビゲーション構成を編集することにより、手動で削除する必要があります。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerの更新24Bのグローバル人事管理のリリース準備のお知らせ「「自分のチーム」のRedwoodエクスペリエンス」を参照してください。
タレントの重要な処理と考慮事項
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
タレントOTBI | パフォーマンス評点分布サブジェクト領域および対応するアーティファクトの削除 | 24C |
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)