クラウド・レディネス / Oracle Work Life Cloud
新機能
すべて展開


  1. 更新21D
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. ワーク・ライフ
    1. 自分のブランド
        1. メンターシップ・プラン
        2. メンター・プロファイルの拡張
  5. ワークライフの重要な処理と考慮事項

更新21D

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2021年9月3日     初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

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アイデア募集中

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。

  • 人事管理の新機能 - 「グローバル人事管理」セクションで、他のアプリケーションの作成基盤であるベース・アプリケーションの機能を確認できます。 

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

ワーク・ライフ

自分のブランド

メンターシップ・プラン

メンター・プロファイルの拡張

ワークライフの重要な処理と考慮事項

ワーク・ライフ

自分のブランド

Oracle My Brandでは、ソーシャル・ネットワークを利用して、タレントを発掘および結集し、定着化を図ります。この機能により、就業者のソーシャル評判および影響についてインサイトを得ながら、就業者のソーシャル・メディア使用のコンプライアンスをモニターし、ソーシャル・メディア・リスクを軽減できます。

メンターシップ・プラン

メンターまたはメンタリング対象者の両方が使用可能なデフォルトのメンタリング・プランを使用して、メンタリング・プロセスを合理化できるようになりました。メンターがメンタリング要求を受け入れると、メンタリング・プランがアクティブになります。このプランには、メンターシップ期間中のマイルストーンを記録する推奨チェックリストが含まれ、開発中のスキルに基づいてメンターおよびメンタリング対象者が追加できる目標とタスクが用意されています。

次の点に注意してください。

  • 同時にアクティブにできるのは、1つのメンタリング・プランのみです。プランがアクティブであるかぎり、目標およびタスクを追加したり、チェックリスト項目を編集できます。
  • メンタリング・プランが完了したら、そのプランは編集できなくなり、読取り専用モードで表示できます。
  • メンター・プランは作成日から6か月後に失効します。

メンタリング・プランの表示

マイルストンを追跡するための推奨チェックリスト

メンターシップ終了時の「計画の完了」

目標およびタスクの追加

この機能により、メンタリング・プロセスを追跡して、進捗状況を表示できます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • 推奨チェックリスト項目は、「個人ブランド管理」→メンターシップ設定タブで、管理者が有効または無効にできます。
  • 「個人ブランド管理」→メンターシップ設定タブで、管理者が新しいチェックリスト項目を作成することもできます。
  • 管理者がチェックリスト項目を無効にした場合は、その項目に完了マークがついていない場合にのみ、既存のメンター・プランから項目が削除されます。管理者が無効にする前にすでに完了マークがついていた項目は、メンター・プランにそのまま残ります。
  • 管理者がチェックリスト項目を有効にすると、既存のすべてのメンタリング・プランで、その項目が自動的に有効になります。

メンター・プロファイルの拡張

メンターが「学習分野」セクションに詳細を指定して、自分のプロファイルを拡張できるようになりました。メンタリング対象者はメンターのプロファイルを表示できるので、それを使用して、メンターシップ要件に最適なメンターを把握して決定できます。

「自分」→「個人ブランド」→「プリファレンス」に移動して、メンターシップ・プロファイルを作成または編集します。

この機能により、適切なメンターを見つけやすくなります。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ワークライフの重要な処理と考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。

製品 削除される機能 削除予定 置換後の機能 置換時期 追加情報
  現時点ではありません。        

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更新20BでHCMクラシック簡易ユーザー・インタフェースを廃止

更新18Bから、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに移行する必要があります。

一般設定情報の統合情報については、My Oracle Supportの文書ID 2399671.1 - HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報に関する項を参照してください。

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既知の問題/月次および法定メンテナンス・パック

オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。

また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。

これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。

Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)