クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Work Life
新機能
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  1. 更新22B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. ワーク・ライフ
    1. ウェルネス
        1. データ統合ツール
    2. ワーク・ライフのトランザクション・ビジネス・インテリジェンス
        1. 新しいサブジェクト領域 - 「ウェルネス・コンペ」
        2. 新しいサブジェクト領域 - 従業員ウェルネス目標
  5. ワークライフの重要な処理と考慮事項

更新22B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2022年3月4日     初版作成。

概要

重要なノート: 21Dから22Bへと直接更新する場合は、22Aと22Bの両方のセクションのコンテンツを確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。

HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

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アイデア募集中

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。

  • Human Resources What’s Newグローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。

  • Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
  • Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
  • リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

ワーク・ライフ

ウェルネス

データ統合ツール

ワーク・ライフのトランザクション・ビジネス・インテリジェンス

新しいサブジェクト領域 - 「ウェルネス・コンペ」

新しいサブジェクト領域 - 従業員ウェルネス目標

ワークライフの重要な処理と考慮事項

ワーク・ライフ

ウェルネス

Oracle Wellnessは、従業員の健康増進に取り組む企業を、オプトイン型のウェルネス機能をとおしてサポートします。このアプリケーションは人気のあるフィットネス追跡サービスとインテグレーションし、様々なデバイスからの運動データの取得を簡素化し、自動化します。Oracle Wellnessは、従業員の健康増進に取り組む企業を、オプトイン型のウェルネス機能をとおしてサポートします。このアプリケーションは人気のあるフィットネス追跡サービスとインテグレーションし、様々なデバイスからの運動データの取得を簡素化し、自動化します。

データ統合ツール

「従業員ウェルネス」作業領域の「データ統合」ツールを使用して、コネクタを作成および管理できるようになりました。これらのコネクタは、サードパーティ・アプリケーションとウェルネスの間でデータを同期するのに役立ちます。「データ統合」ツールは、コネクタ構成プロセスを簡略化します。

このツールにアクセスするには、「トラッキング・サービス」タブの「データ統合」ボタンをクリックします。

「従業員ウェルネス」ページの「トラッキング・サービス」タブ

「データ・インテグレータ」ページでは、既存のコネクタを編集したり、「追加」をクリックして新しいコネクタを追加できます。

「データ統合」ページでの新しいコネクタの作成

新しいデータ・コネクタの追加

新規コネクタの追加または既存のコネクタの編集の構成手順は同じです。次にその方法を示します。

  1. 「データ・インテグレータ」ページで追加した既存のコネクタの「コネクタの編集」をクリックします。

    「データ・インテグレータ」ページの「コネクタの編集」アクション

  2. 追加するコネクタのオープンAPIソース・ファイルを選択し、「続行」をクリックします。

    「オープンAPI仕様のインポート」セクションのインポート

  3. コネクタにより使用されるオープンAPI操作を選択し、「続行」をクリックします。

    「オープンAPI操作の選択」セクション

  4. APIデータをHCMデータにマップします。「追加」をクリックします。名前および摘要を入力して、「マッピングの作成」をクリックします。このステップを繰り返して追加のマッピングを作成します。

    「APIデータをHCMデータにマップ」セクション

  5. データ・マッピングを確認します。「続行」をクリックします。

「APIデータをHCMデータにマップ」セクション

  1. データ・フローを作成します。「追加」をクリックします。名前および摘要を入力して、「フローの作成」をクリックします。このステップを繰り返して追加のデータ・フローを作成します。

    「データ・フローの作成」セクション

  2. データ・フローを確認します。「続行」をクリックします。

「データ・フローの作成」セクション

  1. 適切な承認詳細を入力します。

承認詳細の入力セクション

  1. 「送信」をクリックします。

管理者がコネクタを設定すると、従業員はそれを使用してデバイスからアクティビティ・データを同期できます。従業員は、「自分」→「ウェルネス」→「自分のプロファイル」からコネクタを構成できます。「自分のプロファイル」ページのアクティビティ・トラッキング・セクションには、従業員が使用可能なすべてのコネクタが表示されます。コネクタの「接続」をクリックすると、ウェアラブル・デバイスがHCMウェルネスと正常にリンクされます。

使用可能なコネクタがリストされた「自分のプロファイル」ページの「アクティビティ・トラッキング・サービス」

コネクタを使用してウェアラブル・デバイスのデータをHCMウェルネスと同期することで、アクティビティ・データをより簡単に追跡できます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ワーク・ライフのトランザクション・ビジネス・インテリジェンス

Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。

レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。

新しいサブジェクト領域 - 「ウェルネス・コンペ」

新しい「従業員ウェルネス - コンペ・リアル・タイム」サブジェクト領域を利用して、ウェルネス・コンペに参加しているユーザーに関するレポートを作成できます。また、コンペに参加しているユーザーの進捗とランクについてレポートすることもできます。コンペのタイプ、名前、開始日、終了日、報奨など、コンペのキー詳細をレポートに表示できます。コンペの数、参加者数、受賞者数などの重要なメトリックは、レポートのためにサブジェクト領域にシードされています。

就業者のプライマリ・アサイメント情報もウェルネス・コンペ詳細とともにレポートできます。

有効化のステップ

新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック(「Oracle Help Center」目的のアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。

ロール情報

ジョブ・ロール

サブジェクト領域

職務ロール

従業員ウェルネス・マネージャ

ウェルネス - コンペ進捗リアル・タイム

従業員ウェルネス・トランザクション分析職務

新しいサブジェクト領域 - 従業員ウェルネス目標

就業者のウェルネス目標への参加についてレポートできる新しいサブジェクト領域「従業員ウェルネス - ウェルネス目標リアル・タイム」により、ウェルネスに関するレポートが改善されます。個人目標、会社目標およびチーム目標についてレポートできます。ウェルネス目標のキー詳細には、目標カテゴリ、タイプ、名前、開始日と終了日、完了日、目標を完了するために必要な達成率、実績達成率および報奨が含まれ、これらがレポート可能です。ウェルネス目標の数、ウェルネス目標がある就業者の数、完了したウェルネス会社目標の数、完了したウェルネス会社目標がある就業者数などの重要なメトリックは、レポートのためにサブジェクト領域にシードされています。就業者のプライマリ・アサイメント情報もウェルネス・タスク詳細とともにレポートできます

就業者のプライマリ・アサイメント情報もウェルネス・タスク詳細とともにレポートできます

有効化のステップ

新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック(「Oracle Help Center」目的のアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。

ロール情報

ジョブ・ロール

サブジェクト領域

職務ロール

従業員ウェルネス・マネージャ

従業員ウェルネス - ウェルネス目標リアル・タイム

従業員ウェルネス・トランザクション分析職務

ワークライフの重要な処理と考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。

製品 削除される機能 削除予定 置換後の機能 置換時期 追加情報
  現時点ではありません。        

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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート

オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。

また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。

これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。

Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)