2.28 COLMATCH
適用対象
ExtractおよびReplicat
説明
COLMATCH
パラメータでは、列マッピングのグローバル・ルールを作成します。COLMATCH
ルールは、COLMATCH
文に続くすべてのTABLE
またはMAP
文に適用されます。グローバル・ルールを以降のTABLE
またはMAP
エントリに対して無効にするには、RESET
オプションを使用します。
COLMATCH
を使用すると、同様の構造を持っていて、同じデータ・セットを異なる列名に保持している表同士をマップできます。COLMATCH
では、個別のTABLE
またはMAP
文でCOLMAP
句を使用するよりも、このタイプの列を効率的にマップできます。
COLMATCH
では、次のことを実行できます。
-
列名に基づいて明示的にマップする
-
名前の接頭辞またはサフィックスを無視する
名前が異なるソース列とターゲット列をマッピングする場合は、COLMATCH
か、TABLE
またはMAP
文のCOLMAP
句を使用する必要があります。
列マッピングの詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。
デフォルト
なし
構文
COLMATCH {NAMES target_column = source_column | PREFIX prefix | SUFFIX suffix | RESET}
-
NAMES
target_column = source_column
-
ターゲットおよびソースの列名を指定します(例:
CUSTOMER_CODE
およびCUST_CODE
)。大/小文字を区別するには二重引用符が必要になるデータベースの場合は、そのように列名を指定します。たとえば、NAMES "ABC" = "ABC2"
とします。大/小文字が区別される他のデータベースでは、データベースに格納されているとおりに列名を指定します(例:NAMES ABC = abc
)。 -
PREFIX
prefix
|SUFFIX
suffix
-
無視する列名接頭辞または接尾辞を指定します。大/小文字を区別するには二重引用符が必要になるデータベースで、大/小文字を区別する場合は、そのように接頭辞または接尾辞を指定します。大/小文字が区別される他のデータベースでは、データベースに格納されているとおりに接頭辞または接尾辞を指定します。
たとえば、
"ORDER_ID"
という名前のターゲット列を"P_ORDER_ID"
という名前のソース列にマップする場合は、次のように指定します。COLMATCH PREFIX "P_"
"CUST_CODE_K"
という名前のターゲット列をCUST_CODE
という名前のソース列にマップする場合は、次のように指定します。COLMATCH SUFFIX "_K"
-
RESET
-
前に定義した
COLMATCH
ルールを、後続のTABLE
文またはMAP
文で無効化します。
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ