4.10 GET_BASE_OBJECT_NAME
適用対象
ExtractおよびReplicat
説明
GET_BASE_OBJECT_NAME
ファンクションでは、処理中のレコードに関連付けられているソースまたはターゲット・オブジェクトのベース・オブジェクトの完全修飾名を取得します。このファンクションは、DDL操作の表およびその他のオブジェクトに有効です。
ベース・オブジェクト名の一部のみを返すには、次を参照してください。
GET_BASE_OBJECT_NAME_ONLY
GET_BASE_SCHEMA_NAME_ONLY
データベース・オブジェクト名は、大/小文字の区別を含め、ホストしているデータベースで定義されているとおりに、正確に返されます。
構文
#include "usrdecs.h" short result_code; env_value_def env_value; ERCALLBACK (GET_BASE_OBJECT_NAME, &env_value, &result_code);
バッファ
typedef struct { char *buffer; long max_length; long actual_length; short value_truncated; short index; short source_or_target; } env_value_def;
入力
出力
-
buffer
-
schema.object
やcatalog.schema.object
など、データベース・プラットフォームに応じた、NULLで終了する完全修飾表名。ユーザー・イグジットの文字セッションが、
SET_SESSION_CHARSET
を使用して、オペレーティング・システムのデフォルトの文字セット以外の値に設定されている場合、ucharset.h
ファイルのULIB_CS_DEFAULT
で定義されているように、オブジェクト名はセッションの文字セットで解釈されます。 -
actual length
-
返されるオブジェクト名の文字列長。実際の長さにNULL終了文字は含まれません。オブジェクトが表の場合、実際の長さは0です。
-
value_truncated
-
値が切り捨てられたかどうかを示すフラグ(
0
または1
)。切捨ては、オブジェクト名とNULL終了文字を足した長さが、最大バッファ長を超えるときに行われます。
返される値
EXIT_FN_RET_INVALID_COLUMN EXIT_FN_RET_INVALID_CONTEXT EXIT_FN_RET_INVALID_PARAM EXIT_FN_RET_OK
親トピック: ユーザー・イグジット・ファンクション