4.12 GET_BASE_SCHEMA_NAME_ONLY
説明
GET_BASE_SCHEMA_NAME_ONLYファンクションでは、処理中のレコードに関連付けられているソースまたはターゲット・オブジェクトのベース・オブジェクトの、名前ではなく、所有者(スキーマなど)の名前を取得します。このファンクションは、DDL操作に有効です。
ベース・オブジェクトの完全修飾表名を返すには、次を参照してください。
ベース・オブジェクトの修飾されていない名前のみを返すには、次を参照してください。
データベース・オブジェクト名は、大/小文字の区別を含め、ホストしているデータベースで定義されているとおりに、正確に返されます。
構文
#include "usrdecs.h" short result_code; env_value_def env_value; ERCALLBACK (GET_BASE_SCHEMA_NAME_ONLY, &env_value, &result_code);
バッファ
typedef struct
{
char *buffer;
long max_length;
long actual_length;
short value_truncated;
short index;
short source_or_target;
} env_value_def;入力
出力
-
buffer -
NULLで終了する完全修飾スキーマ名。
ユーザー・イグジットの文字セッションが、
SET_SESSION_CHARSETを使用して、オペレーティング・システムのデフォルトの文字セット以外の値に設定されている場合、ucharset.hファイルのULIB_CS_DEFAULTで定義されているように、スキーマ名はセッションの文字セットで解釈されます。 -
actual_length -
返される名前の文字列長。実際の長さにNULL終了文字は含まれません。
-
value_truncated -
値が切り捨てられたかどうかを示すフラグ(
0または1)。切捨ては、スキーマ名とNULL終了文字を足した長さが、最大バッファ長を超えるときに行われます。
返される値
EXIT_FN_RET_INVALID_COLUMN EXIT_FN_RET_INVALID_CONTEXT EXIT_FN_RET_INVALID_PARAM EXIT_FN_RET_OK
親トピック: ユーザー・イグジット・ファンクション