このリリースでの変更点

「はじめに」の内容は次のとおりです。

Oracle Application Expressリリース18.2での変更点

Oracle Application Expressリリース18.2用のOracle Application Express APIリファレンスにおける変更点は、次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • APEX_CREDENTIAL (新規)

    これは、格納された資格証明を永続的または現行のAPEXセッション専用に変更するための新しいパッケージです。

    CLEAR_TOKENSプロシージャ - :このプロシージャは、指定した資格証明に対して取得したトークンをすべてクリアします。

    SET_PERSISTENT_CREDETIALSプロシージャのシグネチャ1 - このプロシージャは指定した資格証明のクライアントIDおよびクライアント・シークレットを設定します。

    SET_PERSISTENT_CREDETIALSプロシージャのシグネチャ2 - このプロシージャは指定した資格証明のユーザー名とパスワードを設定します。

    SET_PERSISTENT_TOKENプロシージャ - このプロシージャは、自律型トランザクションを使用してデータベース表にトークンを格納します。

    SET_SESSION_CREDENTIALSプロシージャのシグネチャ1 - このプロシージャは、現在のセッションに指定した資格証明のユーザー名とパスワードを設定します。

    SET_SESSION_CREDENTIALSプロシージャのシグネチャ2 - このプロシージャは、現在のセッションに指定した資格証明のクライアントIDおよびクライアント・シークレットを設定します

    SET_SESSION_TOKENプロシージャ - このプロシージャは、自律型トランザクションを使用してデータベース表にトークンを格納します。

  • APEX_STRING (更新)

    新しいファンクションが追加されました。

    NEXT_CHUNKファンクション - このファンクションは、CLOBから固定長の文字列を読み取ります。これはDBMS_LOB.READを隠す小さなラッパーですが、オフセットを増分し、最大チャンク・サイズを選択する際に一般的なエラーを回避できます。

  • APEX_INSTANCE_ADMIN (更新)

    使用可能なパラメータ値(更新) - 新規パラメータRESTRICT_IP_RANGEが追加されました。

非推奨となったかサポートが終了した機能

Oracle Application Expressリリース・ノートの「非推奨となった機能およびサポートが終了した機能」を参照してください。

Oracle Application Expressリリース18.1での変更点

Oracle Application Expressリリース18.1用のOracle Application Express APIリファレンスにおける変更点は、次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • APEX_PKG_APP_INSTALL (新規)

    これは、パッケージ・アプリケーションを管理するためのユーティリティを提供する新しいパッケージです。

    DEINSTALLプロシージャのシグネチャ1 - このプロシージャは、指定されたパッケージ・アプリケーションを削除します。

    DEINSTALLプロシージャのシグネチャ2 - このプロシージャは、指定されたパッケージ・アプリケーションを削除します。

    INSTALLファンクションのシグネチャ1 - このファンクションは、指定されたパッケージ・アプリケーションをインストールし、インストールしたアプリケーションIDを返します。

    INSTALLファンクションのシグネチャ2 - このファンクションは、指定されたパッケージ・アプリケーションをインストールし、インストールしたアプリケーションIDを返します。

    UPGRADEプロシージャのシグネチャ1 - このプロシージャは、指定されたパッケージ・アプリケーションをアップグレードします。

    UPGRADEプロシージャのシグネチャ2 - このプロシージャは、指定されたパッケージ・アプリケーションをアップグレードします。

  • APEX_ACL (新規)

    これは、アプリケーション・アクセス制御共有コンポーネントに関連付けられたOracle Application Express環境でプログラミングする際に使用可能なユーティリティを提供する新しいパッケージです。

    ADD_USER_ROLEプロシージャのシグネチャ1 - このプロシージャは、ユーザーにロールを割り当てます。

    ADD_USER_ROLEプロシージャのシグネチャ2 - このプロシージャは、ユーザーにロールを割り当てます。

    HAS_USER_ANY_ROLESファンクション - このファンクションは、ユーザーがアプリケーション・ロールに割り当てられている場合にはTRUEを返します。

    HAS_USER_ROLEファンクション - このファンクションは、ユーザーが指定されたロールに割り当てられている場合にはTRUEを返します。

    REMOVE_USER_ROLEプロシージャのシグネチャ1 - このプロシージャは、ユーザーから割当て済のロールを削除します。

    REMOVE_USER_ROLEプロシージャのシグネチャ2 - このプロシージャは、ユーザーから割当て済のロールを削除します。

    REPLACE_USER_ROLESプロシージャのシグネチャ1 - このプロシージャは、既存の割当て済のユーザー・ロールをロールの新規配列に置き換えます。

    REPLACE_USER_ROLESプロシージャのシグネチャ2 - このプロシージャは、既存の割当て済のユーザー・ロールをロールの新規配列に置き換えます。

    REMOVE_ALL_USER_ROLESプロシージャ - このプロシージャは、ユーザーから割当て済のすべてのロールを削除します。

  • APEX_APP_SETTING (新規)

    これは、アプリケーション設定共有コンポーネントに関連付けられたOracle Application Express環境でプログラミングする際に使用可能なユーティリティを提供する新しいパッケージです。

    SET_VALUEプロシージャ - このプロシージャは、現在のアプリケーションのアプリケーション設定値を変更します。

    GET_VALUEファンクション - このファンクションは、現在のアプリケーションのアプリケーション設定値を取得します。

  • APEX_MAIL (更新)

    PREPARE_TEMPLATEプロシージャ - JSON文字列として指定されたプレースホルダが代入される電子メール・テンプレートに基づいて書式設定されたメールを返すプロシージャ。

    SENDプロシージャ - このプロシージャは、Application Expressのメール・キューにメールを追加するために使用します。

    SENDファンクション - このファンクションは、Application Expressのメール・キューにメールを追加した後、メールIDを返します。

  • APEX_UTIL (更新)

    PREPARE_URLファンクション(更新) - 新規パラメータp_plain_urlを追加しました。

    SET_PARSING_SCHEMA_FOR _REQUESTプロシージャ(新規) - このプロシージャは、現在のページ・ビューのために解析中のユーザーを別のワークスペース・スキーマに変更します。

  • APEX_APPLICATION_INSTALL (更新)

    GET_NO_PROXY_DOMAINSファンクション(新規) - このファンクションは、インポートするアプリケーションの「プロキシなしドメイン」属性を取得するために使用します。

    SET_PROXYプロシージャ(新規) - このプロシージャは、インポートするアプリケーションのプロキシ・サーバー属性を設定するために使用します。

  • APEX_JSON (更新)

    GET_T_NUMBERファンクション(新規) - このファンクションは、配列の数値属性を返します。

    GET_T_VARCHAR2ファンクション(新規) - このファンクションは、配列のvarchar2属性を返します。

    TO_MEMBER_NAMEファンクション(新規) - このファンクションは、指定された文字列をJSONメンバー名に変換するもので、get_%ファンクションを使用して値にアクセスするのに便利です。

  • APEX_JWT (新規)

    これは、JSON Webトークン(JWT)を操作するためのAPIを提供する新しいパッケージです。

    T_TOKEN - t_tokenレコードには、JSON Webトークンのデコード部分が含まれています。

    ENCODEファンクション - このファンクションは、ペイロードをエンコードし、オプションでペイロードを暗号化します。

    DECODEファンクション - このファンクションは、ロー・トークン値をデコードします。

    VALIDATEプロシージャ - このプロシージャは、指定されたトークンを検証します。

  • APEX_COLLECTION (更新)

    CREATE_COLLECTION (更新) - 新規パラメータp_truncate_if_existsを追加しました。

    CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY (更新) - 新規パラメータp_truncate_if_existsを追加しました。

    CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY2 (更新) - 新規パラメータp_truncate_if_existsを追加しました。

    CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY_B (更新) - 新規パラメータp_truncate_if_existsを追加しました。

    CREATE_COLLECTION_FROM_QUERYB2 (更新) - 新規パラメータp_truncate_if_existsを追加しました。

  • APEX_SESSION (更新)

    CREATE_SESSIONプロシージャ(新規) - このプロシージャは、指定されたアプリケーション用に新しいセッションを作成し、環境を設定し、アプリケーションの初期化PL/SQLコードを実行します。

    DELETE_SESSIONプロシージャ(新規) - このプロシージャは、指定されたIDのセッションを削除します。セッションが現在アタッチされている場合、アプリケーションのクリーン・アップPL/SQLコードをコールして、環境をリセットします。

    ATTACHプロシージャ(新規) - このプロシージャは、指定されたアプリケーションおよび現在のセッションに基づいて、環境を設定し、初期化PL/SQLコードを実行します。

    DETACHプロシージャ(新規) - このプロシージャは、現在のセッションからデタッチし、環境をリセットし、アプリケーションのクリーン・アップPL/SQLコードを実行します。

  • APEX_ERROR (更新)

    APEX_ERROR.HAVE_ERRORS_OCCURREDファンクション(新規) - このファンクションは、(インライン)エラーが発生した場合にはTRUEを返し、エラーが発生しなかった場合にはFALSEを返します。

非推奨となったかサポートが終了した機能

Oracle Application Expressリリース・ノートの「非推奨となった機能およびサポートが終了した機能」を参照してください。