シノニムの管理

シノニムは、スキーマ・オブジェクトの別名です。シノニムを作成、表示および削除できます。

シノニムは、オブジェクトの名前および所有者をマスキングし、分散データベースのリモート・オブジェクトに対する位置の透過性を提供することで、一定レベルのセキュリティを提供できます。また、データベース・ユーザーにとって、シノニムは使いやすく、SQL文の複雑さが軽減されます。

関連項目:

シノニムについては、Oracle Database管理者ガイドを参照してください

シノニムの作成

オブジェクト・ブラウザを使用してシノニムを作成します。

シノニムを作成するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「オブジェクト・ブラウザ」をクリックします。

    「オブジェクト・ブラウザ」が表示されます。

  2. 「作成」アイコンをクリックします。
  3. オブジェクト・タイプのリストから、「シノニム」を選択します。
  4. 「定義」で、次のステップを実行します :
    1. シノニム名: 名前を入力します。

    2. パブリックまたはプライベート: シノニムをパブリックにするか、プライベートにするかを指定します。

    3. スキーマ: シノニムを作成するオブジェクトを所有するデータベース・スキーマ(またはユーザー名)を選択します。

    4. オブジェクト: シノニムを作成するオブジェクトの名前を入力します。

    5. データベース・リンク: リモート・オブジェクトに対してシノニムを作成する場合に使用するデータベース・リンクの名前を入力します。

    6. 「次へ」をクリックします。

    確認ページが表示され、シノニムの作成に使用されるSQLが表示されます。

  5. 「シノニムの作成」をクリックします。

シノニムの表示

「オブジェクト選択」ペインで、シノニムを選択します。

シノニムを表示するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「オブジェクト・ブラウザ」をクリックします。

    「オブジェクト・ブラウザ」が表示されます。

  2. 「オブジェクト」リストから、「シノニム」を選択します。
  3. 「オブジェクト選択」ペインからシノニムを選択します。

    「オブジェクトの詳細」ビューに、次の項目が表示されます。

    • シノニム所有者

    • シノニム名

    • オブジェクト所有者

    • オブジェクト名

    • オブジェクト・タイプ

    • ステータス

シノニムの削除

「オブジェクト選択」ペインからシノニムを選択して、「削除」をクリックします。

オブジェクト・ブラウザでシノニムを削除するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「オブジェクト・ブラウザ」をクリックします。

    「オブジェクト・ブラウザ」が表示されます。

  2. 「オブジェクト」リストから、「シノニム」を選択します。
  3. 「オブジェクト選択」ペインからシノニムを選択し、「削除」をクリックします。
  4. 確定するには、「終了」をクリックします。