データベースの監視

データベース監視ページで使用可能なレポートには、データベース・セッション、システム統計、SQL文および長時間操作に関するデータベース全体のビューが表示されます。

これらのレポートを使用すると、パフォーマンスの悪いSQLを識別したり、データベースのワークロードについてより深く理解することができます。

ヒント:

データベース監視ページのアイコンにアクセスするには、データベース管理者ロールを付与されたアカウントが必要です。

セッション・ページのレポートへのアクセス

セッションとは、ユーザーとOracleのデータベース・インスタンスの接続のことです。

セッションは、ユーザーが接続してから、ユーザーが切断またはデータベース・アプリケーションを終了するまで存続します。

セッション・ページのレポートへのアクセス

セッション・ページへアクセスするには、データベース管理者権限が必要です。

セッションとは、ユーザーとOracleのデータベース・インスタンスの接続のことです。セッションは、ユーザーが接続してから、ユーザーが切断またはデータベース・アプリケーションを終了するまで存続します。

セッション・ページにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「データベース・モニター」をクリックします。
  4. 「セッション」をクリックします。
  5. 入力を求められた場合は、適切なデータベース管理者のユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

    セッション・ページが表示されます。

  6. レポートを表示するには、ページ上部にある次のタブのいずれかを選択します。
    • セッション

    • ロック

    • 待機

    • I/O

    • SQL

    • オープン・カーソル

「セッション」レポートの作成

「セッション」レポートにはデータベースの現行セッションについての情報が表示されます。

ビューを絞り込むには、ページ上部にある次のコントロールを使用します。

  • 検索。検索基準を入力して「実行」をクリックします。検索の詳細は、「検索」ラベルをクリックします。

  • ステータス。ステータスを選択して「実行」をクリックします。

  • 表示。表示する列数を選択して「実行」をクリックします。

  • 。レポートに表示する行数を選択して「実行」をクリックします。

セッションの詳細を表示するには、セッションID(SID)をクリックします。セッションの詳細ページが表示されます。現行セッションを削除するには、セッションの詳細ページにナビゲートして「セッションの中断」をクリックします。

「ロック」レポートの行数の制御

「ロック」レポートには、他のセッションをブロックしているロックが存在するセッションのレポートが表示されます。

表示される行数を制御するには、「行」リストから選択して「実行」をクリックします。

「待機」レポートの作成

「待機」レポートには各セッションの待機イベントが表示されます。

ビューを絞り込むには、ページ上部にある次のコントロールを使用します。

  • 検索。検索基準を入力して「実行」をクリックします。検索の詳細は、「検索」ラベルをクリックします。

  • ステータス。ステータスを選択して「実行」をクリックします。

  • 表示。表示する列数を選択して「実行」をクリックします。

  • 。レポートに表示する行数を選択して「実行」をクリックします。

セッションの詳細を表示するには、セッションID(SID)をクリックします。セッションの詳細ページが表示されます。現行セッションを削除するには、「セッションの中断」をクリックします。

「I/O」レポートの作成

I/Oレポートには、各セッションのI/Oの詳細が表示されます。

ビューを絞り込むには、ページ上部にある次のコントロールを使用します。

  • 検索。検索基準を入力して「実行」をクリックします。検索の詳細は、「検索」ラベルをクリックします。

  • 。レポートに表示する行数を選択して「実行」をクリックします。

セッションの詳細を表示するには、セッションID(SID)をクリックします。セッションの詳細ページが表示されます。現行セッションを削除するには、「セッションの中断」をクリックします。

「SQL」レポートの作成

SQLレポートには、各セッションの現行のSQL文または最後に実行されたSQL文の詳細が表示されます。

ビューを絞り込むには、ページ上部にある次のコントロールを使用します。

  • 検索。検索基準を入力して「実行」をクリックします。検索の詳細は、「検索」ラベルをクリックします。

  • ステータス。ステータスを選択して「実行」をクリックします。

  • 表示。表示する列数を選択して「実行」をクリックします。

  • 。レポートに表示する行数を選択して「実行」をクリックします。

セッションの詳細を表示するには、セッションID(SID)をクリックします。セッションの詳細ページが表示されます。現行セッションを削除するには、「セッションの中断」をクリックします。

「オープン・カーソル」レポートの作成

「オープン・カーソル」レポートには、各セッションのオープン・カーソル数の詳細が表示されます。

ビューを絞り込むには、ページ上部にある次のコントロールを使用します。

  • 検索。検索基準を入力して「実行」をクリックします。検索の詳細は、「検索」ラベルをクリックします。

  • ステータス。ステータスを選択して「実行」をクリックします。

  • 。レポートに表示する行数を選択して「実行」をクリックします。

特定のオープン・カーソル数の詳細を表示するには、「オープン・カーソル数」列の下の数字のリンクをクリックします。

セッションの詳細を表示するには、セッションID(SID)をクリックします。セッションの詳細ページが表示されます。現行セッションを削除するには、「セッションの中断」をクリックします。

システム統計

システム統計ページの統計を表示します。

システム統計ページには、次の統計が表示されます。

  • 物理I/O。物理I/Oは、ディスク・アクセスが必要なI/Oです。このレポートには、物理的な読取りおよび書込みに関するディスク・アクセス統計が表示されます。

  • 論理I/O。論理I/Oは、メモリーまたはディスク内で十分なI/Oです。一貫性読取りまたは現行モードの読取りであるバッファ読取りの合計が表示されます。Redoは、変更に関する情報を含むSGA内のバッファです。

  • メモリー統計。データベースのメモリー消費が表示されます。

  • 時間統計。データベースで消費される様々な時間が表示されます。

  • SQLカーソル統計。データベース内のカーソルについての統計が表示されます。

  • トランザクション統計。実行されたトランザクション数が表示されます。

システム統計の表示

システム統計ページを表示する方法を学習します。

システム統計ページを表示するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「データベース・モニター」をクリックします。
  4. 「システム統計」をクリックします。
  5. 入力を求められた場合は、適切な管理者のユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

    システム統計ページが表示されます。

システム統計ページの追加コントロールには、次のものがあります。

  • レポートのリフレッシュ: 「システム統計」レポートをリフレッシュします。

  • 統計を保存: 現在のレポートを保存します。

  • 現在の値と保存された値のデルタの表示: 実際の統計値を表示するか、保存された値と現在の値の差分を表示するには、このチェック・ボックスをクリックします。

上位SQLページについて

上位SQL文とは、最も多く実行されるSQL文、その他のSQL文よりも多くのシステム・リソースを使用するSQL文、またはその他のSQL文よりも頻繁にシステム・リソースを使用するSQL文を表します。

上位SQLページを使用して、パフォーマンスの悪いSQLを識別します。

上位SQLページの表示

上位SQLページを使用して、パフォーマンスの悪いSQLを識別します。

上位SQLページを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」.をクリックします
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「データベース・モニター」をクリックします。
  4. 「上位SQL」をクリックします。
  5. 入力を求められた場合は、適切な管理者のユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

    上位SQLページが表示されます。表示を絞り込むには、ページ上部の検索フィールドおよびリストを使用し、「実行」をクリックします。各フィールドまたはリストの詳細は、ラベルをクリックします。

  6. SQL計画ページにアクセスするには、 「ビュー」アイコンをクリックします。

    SQL計画ページが表示され、次のセクションが含まれます。

    • 問合せ計画: 色分けされた実行計画が含まれています。索引付けされていない列は赤で表示されることに注意してください。

    • SQLテキスト: SQL文の全文が表示されています。

    • 索引: 問合せの表のすべての索引が表示されます。索引が問合せに使用されている場合は、チェックマークが付いています。

    • 表の列: すべての問合せの表またはビューのすべての列が表示されます。

長時間操作ページについて

長時間操作ページには、6秒(絶対時間)より長く実行されている様々な操作のステータスが表示されます。

現在、これらの操作には多くのバックアップおよびリカバリ機能、統計収集、および問合せ実行が含まれており、さらに多くの操作がOracleのリリースごとに追加されます。

長時間操作ページの表示

長時間操作ページを表示する方法を学習します。

長時間操作ページを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「データベース・モニター」をクリックします。
  4. 「長時間操作」をクリックします。
  5. 入力を求められた場合は、適切な管理者のユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

    関連項目:

    Oracle DatabaseリファレンスV$SESSION_LONGOPS