対話モード・レポートの管理
対話モード・レポートは、デスクトップ・ページでのみサポートされているSQL問合せの結果の書式を設定したものです。エンド・ユーザーは、「アクション」メニューのオプションを選択することによって、レポートのレイアウトと表示されるデータをカスタマイズできます。開発者は、ページ・デザイナで属性(リージョン属性、レポート属性および列属性)を編集することで、対話モード・レポートがどのように動作するかを制御します。
ヒント:
対話グリッドには、対話モード・レポートで使用可能なカスタマイズ機能と、マウスやキーボードを使用して対話的にレポートを再配置する機能が含まれています。詳細は、対話グリッドを参照してください。
- 対話モード・レポート・リージョン属性の管理
各アプリケーション・ページには、1つ以上のリージョンが含まれます。リージョンはページ上の領域で、コンテンツのコンテナとして機能します。開発者は、リージョン属性を編集して、SQLソースの変更、リージョンのレイアウトと外観の変更、リージョン表示セレクタの定義およびリージョン条件の作成を実行します。 - 対話モード・レポートの属性の管理
レポート属性により、対話モード・レポートがどのように動作するかを制御します。開発者は、対話グリッド属性を編集して、エンド・ユーザーが基礎となるデータの編集、レポートのページ区切りの構成、エラー・メッセージの作成、ツールバーおよびダウンロード・オプションの構成、ユーザーがパブリック・レポートを保存できるかどうかの制御、およびアイコン・ビューと詳細ビューの追加を行えるかどうかを制御します。 - 対話モード・レポートの列属性の管理
列属性により、開発者は、対話グリッド列の表示、機能および動作を制御できます。開発者は、列属性を編集して、レイアウトと外観の変更、検証の作成、列リンクの定義、列フィルタの作成、エクスポートおよび印刷のサポートの追加など、列の動作のほぼすべての面を変更します。 - 実行中のアプリケーションでの対話モード・レポートのカスタマイズ
アプリケーションの実行中、ユーザー(エンド・ユーザーと開発者の両方)は、関心のある列の選択、フィルタの適用、ハイライト表示およびソート処理を行って、対話モード・レポート・データのレイアウトを変更できます。また、ブレーク、集計、チャート、グループ化を定義し、ユーザー独自の計算を追加することもできます。 - 対話モード・レポートへのリンクの設定
開発者は、構文をURLのRequest
値およびItemNames
セクションで使用して、対話モード・レポートにリンクできます。
親トピック: レポートの開発