A コンテンツ・サーバーの構成

デスクトップのためのコンテンツ・サーバー、レコード管理およびOracle iPlanet Web Serverを構成できます。

コンテンツ・サーバーでのレコード管理の構成

WebCenter Content管理対象サーバーにレコード管理を構成するためのライセンスを取得している場合、WebCenter Contentレコード管理対象サーバーの構成後に、コンテンツ・サーバーにスタンドアロン・レコード管理、汎用(完全に機能する)レコード管理またはOracle URMアダプタを構成できます。

  • レコード管理Webインタフェースへのアクセスには、ContentFoliosコンポーネントが必要です。このコンポーネントは、コンテンツ・サーバーにレコード管理を構成するときに自動的に有効になります。

  • ContentFoliosコンポーネントは無効にしないでください。

コンテンツ・サーバーでレコード管理を使用しない場合は、RMFeatureConfigコンポーネントを無効にすることによって構成ユーザー・インタフェースを削除できます。レコード管理を無効にしてコンテンツ・サーバーを再起動する前に、レコード管理のインストールによるレポート・テンプレート・ファイルを削除する必要があります。これらは、レコード管理を無効にした後は削除できません。

コンテンツ・サーバーのレコード管理を構成するには:

  1. 「管理」メニューの「レコード設定の構成」を選択して「レコード管理の設定チェックリスト」に移動し、「インストールの構成」をクリックします。
  2. 「有効な機能」ページで、レコード管理オプションを選択し、「送信」をクリックします。
    • なし: レコード管理機能は構成されていません。

    • スタンドアロン: コンテンツ・サーバーで基本のレコード管理機能を有効にします。

    • Universal: コンテンツ・サーバーで完全なレコード管理機能を有効にします。これには物理ソースおよび外部ソースが含まれています。

    • アダプタ: コンテンツ・サーバーでユニバーサル・コンテンツ管理アダプタの機能を有効にします。

  3. WebCenter Content管理対象サーバーを再起動します。「管理対象サーバーの起動と停止」を参照してください。
    WebCenter Contentが再起動された後、「レコード管理の設定チェックリスト」が表示されます。
  4. 「アダプタ」を選択した場合は、有効な機能ページのソースの登録」をクリックし、ソースの登録ページのフィールドに値を入力します。
    オプション 説明

    プロバイダ名

    レコード管理対象サーバーに接続するために使用される送信プロバイダ。現在の送信プロバイダのリストから選択するか、「追加」をクリックして作成することもできます。プロバイダのダイアログ・ボックスには、プロバイダのフィールドの省略されたリストが表示されます。

    通常の「プロバイダ」ページからプロバイダを追加することもできます。既存のプロバイダの情報を表示するには、「アクション」列の「情報」をクリックします。

    ソース名

    レコード管理対象サーバーに追加する外部ソースの名前。ソース名は必須であり、空白は使用できません。

    ソース表名

    データベース表の作成に使用する接頭辞。デフォルト値は、ソース名です。

    ソース表示名

    ソース名の表示に使用するキャプション。デフォルト値は、ソース名です。

  5. 「登録」をクリックします。
    ソースが登録される前に、次のテストが実行されます。
    • プロバイダの検証およびレコード管理対象サーバーへの接続のテスト

    • 指定されたソース値の検証

    アダプタとレコード管理対象サーバーの保存スケジュールを比較し、アダプタのいずれかの項目がレコード・サーバーで欠落していないかどうかを確認します。ソースを登録する前に、「保存スケジュールのインポート」ページ上の相違を解決する必要があります。

    保存スケジュールは、アダプタとサーバー間で同期化されている必要があります。デフォルトでは、解決する必要があるすべてのアイテムはRecordsサーバーにインポートされます。アイテムをサーバーにインポートしないで削除するオプションもあります。アイテムがインポートまたは削除される前に、保存スケジュールのバックアップがアダプタとRecordsサーバーの両方に作成され、バックアップはコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

  6. ソースが正常に登録された後、確認ページで「OK」をクリックします。
    ソースが登録された後、保存スケジュールおよびコンテンツの更新タスクがバックグラウンドで実行されます。
  7. 構成ウィザードでのアダプタの構成:

    表A-1 アダプタのオプション

    オプション 説明

    カスタム・フィールドの構成

    外部ソースのカスタム・フィールドを入力するページ。カスタム・フィールドを追加または編集する場合、コンテンツ・サーバーで定義されている既存のドキュメント・メタデータ・フィールドにカスタム・フィールドをマップします。コンテンツ・サーバーで定義されているのと同じ名前を各フィールドに使用するか、フィールドの名前を変更できます。コンテンツがRecordsサーバーに外部コンテンツ・アイテムとしてアップロードされると、これらのフィールドは外部フィールドの名前にマップされます。

    次のカスタム・フィールドを構成できます。

    • 外部カスタム・フィールドの追加または編集

    • 処理アクションまたは予定イベントの構成

    • 外部ソースの情報の表示

    スケジュール時間の構成

    スケジュールされるタスクがいつ実行されるかを入力するページ。タスクが実行される間隔(時間、日または週単位)および時刻を指定できます。

  8. 「レコード」メニューから、「構成」「有効な機能」の順に選択します。
    「有効な機能」ページで、機能および処理の選択を変更できます。アダプタの場合、レコード・サーバーで選択した機能より多くの機能を選択することはできません。

    ノート:

    いずれかの機能または処理を変更した場合は、WebCenter Contentを再起動します。

Web層のOracle iPlanet Web Serverの構成と共有フォルダの構成について

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