4 Oracle Service Busドメインの構成
Oracle Service Busをインストールすると、ドメインを構成でき、それを高可用性のために拡張することもできます。
-
Oracle Service Busのインストールおよび構成の準備
次の項を参照して、データベース・スキーマを作成し、WebLogicドメインを構成して、構成を検証します。
- 「データベース・スキーマの作成」
Oracle Service Busドメインを構成するには、まず、このリリースのOracle Fusion Middlewareで使用する動作保証されたデータベースに、必要なスキーマをインストールする必要があります。 - ドメインの構成
構成ウィザードを使用して、ドメインを作成および構成します。 - 「サーバーの起動」
構成が完了したらノード・マネージャを起動し、続いてWebLogic管理サーバーと管理対象サーバーを起動します。 - 構成の検証
すべての構成ステップの完了後、ドメインが適切に構成されていることを検証する追加のステップを実行できます。 - OSBのサイレント・ドメインの作成
- Oracle Service BusのWindowsサービスとしての起動
この項では、Oracle Service BusドメインをWindowsサービスとして起動するための環境の構成方法について説明します。
データベース・スキーマの作成
Oracle Service Busドメインを構成するには、まず、このリリースのOracle Fusion Middlewareで使用する動作保証されたデータベースに、必要なスキーマをインストールする必要があります。
- 動作保証されたデータベースのインストールと構成
データベース・スキーマを作成する前に、動作保証されたデータベースをインストールおよび構成し、データベースが起動されて稼働していることを確認しておく必要があります。 - リポジトリ作成ユーティリティの起動
動作保証されたJDKがシステムにインストールされていることを確認してから、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を起動します。 - 「リポジトリ作成ユーティリティ」画面をナビゲートしてスキーマを作成
RCU画面に必要な情報を入力して、データベース・スキーマを作成します。
親トピック: Oracle Service Busドメインの構成
動作保証されたデータベースのインストールと構成
データベース・スキーマを作成する前に、動作保証されたデータベースをインストールおよび構成し、データベースが起動されて稼働していることを確認しておく必要があります。
親トピック: データベース・スキーマの作成
リポジトリ作成ユーティリティの起動
動作保証されたJDKがシステムにインストールされていることを確認してから、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を起動します。
RCUを起動する手順は、次のとおりです。
親トピック: データベース・スキーマの作成
「リポジトリ作成ユーティリティ」画面をナビゲートしてスキーマを作成
RCUの各画面に必要な情報を入力し、データベース・スキーマを作成します。
- RCUの概要
「ようこそ」画面は、RCUを起動したときに最初に表示される画面です。 - スキーマ作成の方法の選択
コンポーネント・スキーマをデータベースに作成およびロードする方法を選択するには、「リポジトリの作成」画面を使用します。 - データベース接続の詳細の指定
「データベース接続の詳細」画面に、RCUがデータベースに接続するためのデータベース接続の詳細を指定します。 - 「カスタム接頭辞の指定とスキーマの選択」
「コンポーネントの選択」画面でカスタム接頭辞を指定し、製品データベース・スキーマを選択します。 - スキーマ・パスワードの指定
「スキーマ・パスワード」画面でデータベースでのスキーマ・パスワードの設定方法を指定した後、パスワードを入力して確認します。 - カスタム変数の指定
SOAインフラストラクチャ・スキーマのカスタム変数を「カスタム変数」画面で指定します。 - スキーマの作成の完了
残りのRCU画面を最後までナビゲートし、スキーマ作成を完了します。
親トピック: データベース・スキーマの作成
スキーマ作成の方法の選択
「リポジトリの作成」画面を使用して、コンポーネント・スキーマの作成およびデータベースへのロード方法を選択します。
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データベースでDBAアクティビティを実行するために必要な権限を持っている場合は、「システム・ロードおよび製品ロード」を選択します。この手順は、SYSDBA権限が付与されていることを前提としています。
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データベースでDBAアクティビティを実行するために必要な権限を持っていない場合は、この画面で「システム・ロードに対するスクリプトの準備」を選択する必要があります。このオプションによってSQLスクリプトが生成され、それをデータベース管理者が使用します。リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のシステム・ロードと製品ロードについてを参照してください。
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システム・ロードのためのSQLスクリプトをDBAが実行済の場合、「製品ロードの実行」を選択します。
データベース接続の詳細の指定
「データベース接続の詳細」画面で、RCUがデータベースに接続できるようにするために、データベース接続の詳細を指定します。
注意:
データベースのサービス名が不明な場合は、データベースの初期化パラメータ・ファイル内のSERVICE_NAMES
パラメータから取得できます。初期化パラメータ・ファイルにSERVICE_NAMES
パラメータが含まれていない場合、サービス名はDB_NAME
やDB_DOMAIN
パラメータに指定されているグローバル・データベース名と同じです。
次に例を示します。
- データベース・タイプ: Oracle Database
- ホスト名: examplehost.exampledomain.com
- ポート: 1521
- サービス名: Orcl.exampledomain.com
- ユーザー名: sys
- パスワード: ******
- ロール: SYSDBA
「次へ」をクリックして続行し、データベースへの接続が成功したことを通知するダイアログ・ウィンドウで「OK」をクリックします。
カスタム接頭辞の指定とスキーマの選択
「コンポーネントの選択」画面でカスタム接頭辞を指定し、製品データベース・スキーマを選択します。
「新規接頭辞の作成」を選択し、カスタム接頭辞を指定して、「SOAスイート」スキーマを選択します。これにより、SOA Infrastructureと、依存コンポーネントとしての次のスキーマが自動的に選択されます。
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ユーザー・メッセージング・サービス
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メタデータ・サービス
-
WebLogicサービス
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Oracle Platform Security Services
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監査サービス
-
監査サービスへの追加
-
監査サービス・ビューア
ヒント:
ここで入力したカスタム接頭辞は、後でドメイン作成プロセスで必要になるため、書き留めておいてください。
共通インフラストラクチャ・サービスと呼ばれるスキーマも自動的に作成されますが、このスキーマはグレー表示されます(選択や選択解除はできません)。このスキーマを使用すると、ドメインの構成中にRCUから情報を取得できるようになります。『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のサービス表スキーマの理解に関する項を参照してください。
カスタム接頭辞は、これらのスキーマをこのドメイン内でのみ使用するように論理的にグループ化するものであり、複数のドメイン間でのスキーマの共有はサポートされていないため、ドメインごとに固有のスキーマ・セットを作成する必要があります。
「次へ」をクリックして先に進み、スキーマ作成の前提条件チェックが成功したことを確認するダイアログ・ウィンドウの「OK」をクリックします。
スキーマ・パスワードの指定
「スキーマ・パスワード」画面でスキーマのパスワードをデータベースに設定する方法として希望するものを指定してから、パスワードの指定と確認を行います。
この画面で設定するパスワードは、メモしておく必要があります。このパスワードは、後述するドメイン作成のプロセスで必要になります。
カスタム変数の指定
SOAインフラストラクチャ・スキーマのカスタム変数を「カスタム変数」画面で指定します。
Oracle SOA Suiteの標準インストール・トポロジでは、Database Profile、Healthcare Integrationのいずれもデフォルト値(それぞれSmall、No)のままにしておきます。
「SOA Suiteスキーマに必要なカスタム変数について」を参照してください。
この画面に示されるオプションの詳細は、『リポジトリ作成ユーティリティを使用したスキーマの作成』の カスタム変数に関する項を参照してください。
ドメインの構成
構成ウィザードを使用して、ドメインを作成および構成します。
ドメインを作成するその他の方法の詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』のWebLogicドメインの作成、拡張および管理のためのその他のツールに関する項を参照してください。
- 構成ウィザードの起動
構成ウィザードを起動して、ドメインの構成を開始します。 - ドメインを作成および構成するための構成ウィザード画面のナビゲート
トポロジ用のドメインを作成および構成するには、構成ウィザードの画面に必要な情報を入力します。
親トピック: Oracle Service Busドメインの構成
ドメインを作成および構成するための構成ウィザード画面のナビゲート
構成ウィザードの各画面に必要な情報を入力し、トポロジ用のドメインを作成および構成します。
注意:
この手順を使用して既存のドメインを拡張できます。この手順の説明では要件が満たされない場合は、その要件に応じた選択を行うか、サポート・ドキュメントで追加の詳細を参照してください。
- 「ドメイン・タイプとドメイン・ホームの場所の選択」
Oracleホーム・ディレクトリ以外で、最適なドメイン・ホーム・ディレクトリの場所を選択する必要があります。 - 「Oracle Service Busの構成テンプレートの選択」
「テンプレート」画面を使用して必要なテンプレートを選択します。 - 高可用性オプションの構成
この画面を使用して、高可用性に影響するサービス移行および永続設定を構成します。自動サービス移行、永続ストアまたは両方を使用するクラスタおよび構成ウィザードを使用してドメインに追加し、選択したHAオプションを自動的に適用するすべての後続のクラスタを作成する場合、この画面が最初に表示されます。 - アプリケーション・ホームの場所の選択
「アプリケーションの場所」画面を使用して、ドメインに関連付けられたアプリケーションの格納場所(アプリケーション・ホーム・ディレクトリとも呼ばれる)を選択します。 - 管理者アカウントの構成
「管理者アカウント」画面を使用して、ドメインのデフォルトWebLogic管理者アカウント用のユーザー名とパスワードを指定します。 - ドメイン・モードおよびJDKの指定
「ドメイン・モードおよびJDK」画面を使用して、ドメイン・モードおよびJava Development Kit (JDK)を指定します。 - データベース構成タイプの指定
「データベース構成タイプ」画面を使用して、データベースとデータベース・スキーマの詳細を指定します。 - JDBCコンポーネント・スキーマ情報の指定
「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面を使用して、データベース・スキーマの詳細を確認または指定します。 - JDBC接続のテスト
「JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト」画面を使用してデータ・ソース接続をテストします。 - キーストアの証明書またはキーへのパスの指定
- 拡張構成の選択
「拡張構成」画面を使用して、ドメイン構成を完了します。 - 管理サーバーのリスニング・アドレスの構成
「管理サーバー」画面を使用して、ホストのIPアドレスを選択します。 - ノード・マネージャの構成
「ノード・マネージャ」画面を使用して、構成するノード・マネージャのタイプおよびノード・マネージャ資格証明を選択します。 - 「Oracle Service Busの管理対象サーバーの構成」
「管理対象サーバー」画面を使用して、管理対象サーバーを構成します。 - 「管理サーバーのOracle Service Busランタイム・サーバーとしての構成」
12c (12.1.3)からは、スタンドアロンOracle Service Busドメインが必要な場合、管理サーバーをOracle Service Busランタイム・サーバーとして構成できます。 - 「Oracle Service Busのクラスタの構成」
「クラスタ」画面を使用して、新規クラスタを作成します。 - サーバー・テンプレートの定義
高可用性設定の動的クラスタを作成している場合は、「サーバー・テンプレート」画面を使用して、ドメインのサーバー・テンプレートを1つ以上作成します。 - 動的サーバーの構成
高可用性設定用の動的クラスタを作成している場合は、「動的サーバー」画面を使用して、動的サーバーを構成します。 - 「クラスタへのOracle Service Bus管理対象サーバーの割当て」
「サーバーのクラスタへの割当」画面を使用して、新しく構成したクラスタに管理対象サーバーを割り当てます。構成されたクラスタとは手動で構成したクラスタです。動的クラスタを構成している場合、この画面は使用しません。動的クラスタとは、サーバー・テンプレートに基づいて生成されたサーバー・インスタンスが1つ以上含まれたクラスタのことです。 - Coherenceクラスタの構成
「Coherenceクラスタ」画面を使用してCoherenceクラスタを構成します。 - 「新規Oracle Service Busマシンの作成」
「マシン」画面を使用して、ドメインに新しいマシンを作成します。ノード・マネージャがサーバーを起動および停止するために、マシンが必要です。 - 「Oracle Service Busマシンへのサーバーの割当て」
「サーバーのマシンへの割当」画面を使用して、作成したばかりの新しいマシンに管理サーバーと管理対象サーバーを割り当てます。 - 仮想ターゲット
WebLogic Server Multitenant (MT)環境がある場合、「仮想ターゲット」画面を使用して仮想ターゲットを追加または削除します。このインストールに対しては(WebLogic Server MT環境ではない)、値は入力せず、「次へ」を選択します。 - パーティション
「パーティション」画面は、WebLogic Server Multitenant (MT)環境での仮想ターゲットのパーティションの構成に使用します。オプションは選択せずに、「次へ」を選択します。 - 構成の指定内容の確認とドメインの構成
「構成サマリー」画面に、作成しているドメインの詳細な構成情報が表示されます。 - ドメイン・ホームと管理サーバーURLの記録
「構成の終了」画面には、構成したばかりのドメインについての情報が表示されます。
親トピック: ドメインの構成
ドメイン・タイプとドメイン・ホームの場所の選択
ドメイン・ホーム・ディレクトリの場所を選択する必要がありますが、Oracleホーム・ディレクトリの外が適しています。
注意:
Oracle Real-Time Integration Business Insightエージェント(Insight Service Busエージェント)を使用してビジネス・メトリックを収集する場合:
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InsightはBAMと同じドメインに配置される必要があります。「InsightのOracle Service Busとの統合について」を参照してください。
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BAMとInsightをOracle Service Busドメインとは別のドメインで構成する場合、Oracle Service BusドメインもBAMを含むことはできません。Oracle Service BusとBAMが同じドメインに配置されている場合、BAMデータ・ソース・エントリはローカルのSOAスキーマを参照するはずです。Insightエージェント(SOAおよびOracle Service Busドメイン内)は、BAMデータ・ソース・エントリを介して、リモートのBAM/InsightドメインのSOAスキーマにアクセスします。しかし、BAMがOracle Service Busドメインで動作するのに、BAMデータ・ソースがローカルのSOAスキーマを参照する必要がある場合、InsightエージェントはリモートBAM/InsightドメインのSOAスキーマにアクセスできません。
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Oracle Service BusドメインをリモートのBAM/Insightドメインと通信するInsight Service Busエージェントを含むように構成する場合、BAM/InsightドメインのSOAスキーマを参照するようにBAMデータ・ソース・エントリを手動で編集する必要があります。「JDBCコンポーネント・スキーマ情報の指定」を参照してください。
-
BAMおよびInsightがOracle Service Busと同じドメインに配置されていれば、BAMデータ・ソース・エントリは正しいSOAスキーマ(Oracle Service Busドメイン内)を参照するので、手動での更新は必要ありません。
ドメイン・タイプおよびドメイン・ホーム・ディレクトリを指定するには、次の手順を実行します。
この画面上のその他のオプションの詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』の構成タイプに関する項を参照してください。
Oracle Service Busの構成テンプレートの選択
「テンプレート」画面を使用して、必要なテンプレートを選択します。
「テンプレート」画面では、「製品テンプレートを使用してドメインを作成」が選択されていることを確認し、次のテンプレートを選択します。
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Oracle Service Bus - 12.2.1.3.0 [osb]
このテンプレートを選択すると、次の項目が依存関係として自動的に選択されます。
-
ODSI XQuery 2004 Components
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Oracle Enterprise Manager
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Oracle WSMポリシー・マネージャ
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Oracle JRF
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WebLogic Coherenceクラスタ拡張
注意:
Oracle Service Busを使用して動的クラスタを使用する場合、JAX-RPCテンプレートが選択されていないことを確認します。JAX-RPCが選択されている場合、ドメインは動的クラスタをサポートしません。12c (12.2.1.1)以降、JAX-RPCテンプレートはOracle Service Busドメインでオプションです。JAX-RPCテンプレートが必要な場合、明示的に選択する必要があります。 -
-
Insight Service Busエージェント - 12.2.1.3.0 [osb] Oracle Real-Time Integration Business InsightエージェントとOracle Service Busを含める場合。
「InsightのOracle Service Busとの統合について」を参照してください。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のテンプレートを参照してください。
高可用性オプションの構成
この画面を使用して、高可用性に影響するサービス移行および永続設定を構成します。自動サービス移行、永続ストアまたは両方を使用するクラスタおよび構成ウィザードを使用してドメインに追加し、選択したHAオプションを自動的に適用するすべての後続のクラスタを作成する場合、この画面が最初に表示されます。
自動サービス移行の有効化
「自動サービス移行の有効化」を選択して、固定サービスをフェイルオーバー用の正常な管理対象サーバーに自動的に移行できます。自動サービス移行およびクラスタ・リースに必要である移行可能なターゲット定義を構成します。これらのクラスタ・リース・オプションのいずれかを選択します。
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データベース・リース - 管理対象サーバーは、リーシングに有効なJDBCシステム・リソースの表を使用します。自動移行データ・ソースに有効なJDBCシステム・リソースがある必要があります。このオプションを選択する場合、移行基準がデータベースに構成され、自動移行のデータ・ソースも構成ウィザードで自動的に構成されます。Oracle RACなどの高可用性データベースを使用してリース情報を管理する場合は、「高可用性データベース・リース」のステップに従って、サーバーの移行に使用するデータベースを構成します。
-
コンセンサス・リーシング - 管理対象サーバーはメモリー内にリーシング情報を保持します。ノード・マネージャを使用して、クラスタの管理対象サーバーを制御します。(また、移行可能な(または移行可能対象をホストできる)すべてのサーバーにノード・マネージャを関連付ける必要もあります。)このオプションを選択する場合、構成ウィザードで移行基準をコンセンサスに構成します。
リーシングの詳細は、「リーシング」を参照してください。
自動サービス移行の詳細は、「サービス移行」を参照してください。
JTAトランザクション・ログ永続性
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デフォルト永続ストア - デフォルトのファイル・ストアのサーバーのJTAトランザクション・ログ・ストアを構成します。
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JDBC TLogストア - JDBCストアのサーバーのJTAトランザクション・ログ・ストアを構成します。
JDBC TLogストアを選択することをお薦めします。構成を完了すると、JDBC永続ストアがトランザクション・ログに設定されるクラスタが用意されます。
JMSサービス永続性
永続的なJMSストアは、永続メッセージ・データと恒久サブスクライバを格納するための物理的なリポジトリです。ディスクベースのファイル・ストアにも、JDBC対応データベースにもなります。メモリーを消費した場合のディスクへのメッセージのページングには、JMSファイル・ストアを使用できます。
-
JMSファイル・ストア - JMSファイル・ストアを使用するコンポーネントを構成します。このオプションを選択する場合、「拡張構成」画面の「ファイル・ストア」オプションを選択して、必要に応じて設定を変更できます。「ファイル・ストア」画面で、ファイル・ストア名、ディレクトリおよび同期書込みポリシーを設定できます。
-
JMS JDBCストア - すべてのJMSサーバーのJDBCストアを使用するコンポーネントを構成します。構成を完了すると、クラスタが用意され、JDBC永続ストアがJMSサーバーに構成されます。
アプリケーション・ホームの場所の選択
「アプリケーションの場所」画面を使用して、ドメインに関連するアプリケーションを保存する場所(アプリケーション・ホーム・ディレクトリとも呼ばれる)を選択します。
アプリケーション・ホームの場所は、Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリのディレクトリ構造に従って、Oracleホーム・ディレクトリの外に配置することをお薦めします。ソフトウェアのアップグレードや再インストールが必要な場合に、このディレクトリ構造は問題の予防に役立ちます。
アプリケーション・ホーム・ディレクトリの詳細は、アプリケーション・ホーム・ディレクトリについてを参照してください。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のアプリケーションの場所を参照してください。
管理者アカウントの構成
「管理者アカウント」画面を使用して、ドメインに対するデフォルトのWebLogic管理者アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。
この画面で入力するユーザー名およびパスワードを書き留めておくことをお薦めします(これらの資格証明は、後でドメインの管理サーバーを起動して接続する際に必要になります)。
ドメイン・モードとJDKの指定
「ドメイン・モードおよびJDK」画面で、ドメイン・モードおよびJava Development Kit (JDK)を指定します。
「ドメイン・モードおよびJDK」画面では、次の操作を実行します。
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「ドメイン・モード」フィールドで、「本番」を選択します。
-
「JDK」フィールドで、Oracle HotSpot JDKを選択します。
データベース構成タイプの指定
「データベース構成タイプ」画面を使用してデータベースおよびデータベース・スキーマの詳細を指定します。
「データベース構成タイプ」画面で、「RCUデータ」を選択します。このオプションによってデータベースおよびサービス表(STB)スキーマに接続し、ドメインの構成に必要なスキーマのスキーマ情報を自動的に受け取るように構成ウィザードで指定できます。
注意:
この画面で「手動構成」を選択する場合、次の画面でスキーマのパラメータを手動で指定する必要があります。
「RCUデータ」を選択した後、次のフィールドで詳細を指定します。
フィールド | 説明 |
---|---|
DBMS/サービス |
データベースのDBMS名(サービス・タイプ・ドライバを選択している場合はサービス名)を入力します。 例: |
ホスト名 |
データベースをホストするサーバーの名前を入力します。 例: |
ポート |
データベースがリスニングするポート番号を入力します。 例: |
スキーマ所有者 スキーマ・パスワード |
データベースのサービス表スキーマに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。これは、RCUの「スキーマ・パスワード」画面でサービス表コンポーネントに入力したスキーマ・ユーザー名とパスワードです(「スキーマ・パスワードの指定」を参照)。 デフォルトのユーザー名は |
データベース接続情報の指定を完了したら、「RCU構成の取得」をクリックします。「接続結果ログ」の次の出力は、操作が成功したことを示しています。
Connecting to the database server...OK Retrieving schema data from database server...OK Binding local schema components with retrieved data...OK Successfully Done.
RCUの実行時にインストールされるスキーマの詳細は、リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のサービス表スキーマについてを参照してください。
『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』のデータベース構成タイプに関する項を参照してください。
JDBCコンポーネント・スキーマ情報の指定
「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面を使用してデータベース・スキーマの詳細を指定します。
「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面に示される値が、すべてのスキーマに対して適切であることを確認します。次のことを確認して、スキーマ表がBAMに対して正しく移入されない場合について理解します。
-
Oracle Service BusドメインをリモートのBAM/Insightドメインと通信するInsight Service Busエージェントを含むように構成する場合、BAM/InsightドメインのSOAスキーマを参照するようにBAMデータ・ソース・エントリを手動で編集する必要があります。編集する必要があるデータ・ソースは次のとおりです。
-
BamDataSource
(SOAINFRA
スキーマ) -
BamJobSchedDataSource
(WLS
スキーマ) -
BamLeasingDataSource
(WLS_RUNTIME
スキーマ) -
BamNonJTADataSource
(SOAINFRA
スキーマ) -
mds-bam
(MDS
スキーマ)
-
-
BAMおよびInsightがOracle Service Busと同じドメインに配置されていれば、BAMデータ・ソース・エントリは正しいSOAスキーマ(Oracle Service Busドメイン内)を参照するので、手動での更新は必要ありません。
ヒント:
高可用性環境の場合は、Oracle RACデータベースのデータ・ソース構成に関する追加情報について、『高可用性ガイド』の次の項を参照してください。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のJDBCコンポーネント・スキーマを参照してください。
JDBC接続のテスト
「JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト」画面を使用してデータ・ソース接続をテストします。
「ステータス」列に示される緑色のチェック・マークは、テストが成功したことを表します。問題が発生した場合は、この画面の「接続結果ログ」セクションに示されるエラー・メッセージを確認し、問題を修正してから接続テストを再試行してください。
デフォルトでは、各スキーマ・コンポーネントのスキーマ・パスワードは、スキーマの作成時に指定したパスワードです。異なるスキーマ・コンポーネントで異なるパスワードを使用する場合は、前の画面(「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面)で各行の「スキーマ・パスワード」列に希望するパスワードを入力して、それらを手動で編集します。パスワードを指定した後、パスワードを変更したスキーマに対応するチェック・ボックスを選択し、再度接続をテストします。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のJDBCコンポーネント・スキーマ・テストを参照してください。
キーストア証明書またはキーへのパスの指定
「キーストア」画面を使用して、各キーストアの信頼できる証明書へのパス、または各キーストアの秘密キーへのパスおよび秘密キーに関するその他の情報へのパスを指定します。
「信頼できる証明書」、「秘密キー」または「アイデンティティ証明書」フィールドをクリックすると、フィールドの右側に参照アイコンが表示されます。このアイコンをクリックして、適切なファイルを参照します。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のキーストアを参照してください。
拡張構成の選択
「拡張構成」画面を使用してドメインの構成を完了します。
「拡張構成」画面で、次を選択します。
-
管理サーバー
管理サーバーのリスニング・アドレスを適切に構成するために必要です。
-
ノード・マネージャ
ノード・マネージャを構成するために必要です。
-
トポロジ
Oracle Service Bus管理対象サーバーを構成するために必要です。
オプションで、目的のインストール環境に必要なその他のオプションを選択します。このガイドでは標準インストール・トポロジのステップを説明しますが、別のステップも選択できます。インストール要件にこのガイドの範囲外のオプションが含まれる場合、それらのオプションを構成するための別の画面が表示されます。構成ウィザードのすべての画面の詳細は、構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の構成ウィザードの画面を参照してください。
管理サーバーのリスニング・アドレスの構成
「管理サーバー」画面を使用して、ホストのIPアドレスを選択します。
「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択するか、単一のIPアドレスにマップされたシステム名またはDNS名を使用します。「すべてのローカル・アドレス」
を使用しないでください。
管理サーバーにサーバー・グループは指定しないでください。
ノード・マネージャの構成
「ノード・マネージャ」画面を使用して、構成するノード・マネージャのタイプおよびノード・マネージャ資格証明を選択します。
ノード・マネージャのタイプとして「ドメインごとのデフォルトの場所」を選択して、ノード・マネージャの資格証明を指定します。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のノード・マネージャを参照してください。
ノード・マネージャ・タイプの詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』のノード・マネージャの概要に関する項を参照してください。
Oracle Service Busの管理対象サーバーの構成
「管理対象サーバー」画面で、管理対象サーバーを構成します。
「管理対象サーバー」画面で、デフォルトのosb_server1
という名前の新しい管理対象サーバーが自動的に作成されます。
このドキュメントではこれらのサーバー名を使用します。別の名前を選択した場合は、必要に応じて置き換えてください。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の管理対象サーバーを参照してください。
管理サーバーのOracle Service Busランタイム・サーバーとしての構成
12c (12.1.3)からは、スタンドアロンOracle Service Busドメインが必要な場合、管理サーバーをOracle Service Busランタイム・サーバーとして構成できます。
管理サーバーをOracle Service Busランタイム・サーバーとして使用するには、コンパクト・ドメインを作成する必要があります。ただし、コンパクト・ドメインは開発者環境でのみサポートされており、本番環境ではサポートされていません。そのため、本番では管理サーバーで実行するOracle Service Busをサポートしていません。テストおよび開発環境においてコンパクト・ドメインを作成するには、Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストールのコンパクト・ドメインの構成に関する項を参照してください。
注意:
Oracle Service BusのインストールにQuick Startインストールを使用していない場合でも、Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストールのステップに従って、コンパクト・ドメインを作成できます。Oracle Service Busのクラスタの構成
「クラスタ」画面を使用して、新規クラスタを作成します。
「Coherenceクラスタ」画面で次の操作を実行します。
- 「追加」をクリックします。
- 「クラスタ名」フィールドに、
osb_cluster1
を指定します。 - 「クラスタ・アドレス」フィールドは、空白のままにしておきます。
デフォルトでは、クラスタ内のサーバー・インスタンスは、ユニキャストを使用して相互に通信します。マルチキャストを使用するようにクラスタの通信を変更する場合は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のユニキャストまたはマルチキャストを選択する際の考慮事項に関する項を参照してください。
Fusion Middleware Controlを使用してクラスタを作成することもできます。この場合、新しいクラスタを作成する場合にクラスタ通信(ユニキャストまたはマルチキャスト)を構成できます。詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのクラスタの作成と構成に関する項を参照してください。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のクラスタを参照してください。
サーバー・テンプレートの定義
高可用性のためのセットアップで動的クラスタを作成する場合は、「サーバー・テンプレート」画面を使用して、ドメイン用のサーバー・テンプレートを1つ以上定義します。
高可用性設定用の動的クラスタを作成するステップは、高可用性ガイドの動的クラスタの使用を参照してください。
動的サーバーの構成
高可用性のためのセットアップで動的クラスタを作成する場合は、「動的サーバー」画面を使用して、動的サーバーを構成します。
動的クラスタを構成しない場合は、「次へ」をクリックし、ドメインの構成を続けます。
注意:
動的クラスタを作成するときにマシン名マッチング式を割り当てた場合、動的クラスタ用のマシンは作成する必要がありません。高可用性設定用の動的クラスタを作成するには、高可用性ガイドの動的クラスタの使用を参照してください。
クラスタへのOracle Service Bus管理対象サーバーの割当て
「サーバーのクラスタへの割当」画面を使用して、管理対象サーバーを新しく構成したクラスタに割り当てます。構成されたクラスタとは手動で構成したクラスタです。動的クラスタを構成している場合、この画面は使用しません。動的クラスタとは、サーバー・テンプレートに基づいて生成されたサーバー・インスタンスが1つ以上含まれたクラスタのことです。
注意:
ドメイン内のコンポーネント・タイプのすべての管理対象サーバーは、そのクラスタに属している必要があります。たとえば、Oracle Service Busドメインでは、各ドメイン内で単一のOracle Service Busクラスタのみがサポートされます。構成済クラスタおよび動的クラスタの用語の詳細は、Oracle WebLogic Serverの理解の動的クラスタについてを参照してください。
「サーバーのクラスタへの割当」画面で、次の操作を実行します。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のクラスタへのサーバーの割当を参照してください。
Coherenceクラスタの構成
「Coherenceクラスタ」画面を使用して、Coherenceクラスタを構成します。
Coherenceクラスタのリスニング・ポートとして、デフォルトのポート番号のをそのまま使用します。構成後、Coherenceクラスタがドメインに自動的に追加されます。
注意:
ユニキャスト・リスニング・ポートを0
に設定すると、管理対象サーバー・ポート番号のオフセットが作成されます。オフセットは5000
で、管理対象サーバー・ポート番号に割り当てられる最大許容値が65535
ではなく60535
であることを意味します。
Coherence構成の詳細と次のステップについては、表5-2を参照してください。
Coherenceライセンス情報については、ライセンス情報のOracle Coherence製品を参照してください。
新しいOracle Service Busマシンの作成
「マシン」画面を使用して、ドメイン内に新規マシンを作成します。ノード・マネージャがサーバーを起動および停止するために、マシンが必要です。
高可用性環境を作成する際に目的のトポロジで必要になるマシンのリストがわかっているときには、この項の手順を実行して、この時点ですべてのマシンを作成できます。スケール・アウト・ステップの詳細は、『高可用性ガイド』のオプションのスケール・アウト・ステップに関する項を参照してください。
注意:
既存のドメインを拡張している場合は、既存のマシンにサーバーを割り当てることもできます。新しいマシンが不要な場合は、マシンを作成する必要はありません。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のマシンを参照してください。
Oracle Service Busマシンへのサーバーの割当て
「サーバーのマシンへの割当」画面を使用して、作成したばかりの新しいマシンに管理サーバーと管理対象サーバーを割り当てます。
「サーバーのマシンへの割当」画面で次の操作を実行します。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のマシンへのサーバーの割当を参照してください。
仮想ターゲット
WebLogic Server Multitenant (MT)環境がある場合、「仮想ターゲット」画面を使用して、仮想ターゲットを追加または削除します。このインストールに対しては(WebLogic Server MT環境ではない)、値は入力せず、「次へ」を選択します。
この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の仮想ターゲットを参照してください。
パーティション
「パーティション」画面は、WebLogic Server Multitenant (MT)環境での仮想ターゲットのパーティションの構成に使用します。オプションは選択せずに、「次へ」を選択します。
この画面上のオプションの詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』のパーティションに関する項を参照してください。
構成の指定内容の確認とドメインの構成
「構成サマリー」画面には、これから作成するドメインの構成情報の詳細が表示されています。
画面上の各項目について、情報が適切であることを確認します。変更を行うには、「戻る」ボタンをクリックするか、画面をナビゲーション・ペインで選択して、画面に戻ることができます。ドメイン作成は、「作成」をクリックするまでは開始されません。
この画面上のオプションの詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』の構成サマリーに関する項を参照してください。
サーバーの起動
構成が完了したらノード・マネージャを起動し、続いてWebLogic管理サーバーと管理対象サーバーを起動します。
ドメイン管理に使用する追加のツールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middleware管理ツールの概要に関する項を参照してください。
ノード・マネージャの起動
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次のディレクトリを変更します。
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(UNIX)
setenv JAVA_HOME /home/Oracle/Java/jdk1.8.0_131
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(Windows)
set JAVA_HOME=C:\home\Oracle\Java\jdk1.8.0_131
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次のコマンドを入力します。
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(UNIX)
nohup
とnm.out
をサンプル出力ファイルとして使用します。nohup ./startNodeManager.sh >
LOG_DIR
/nm.out&ここで
LOG_DIR
は、ログ・ファイルを保存しようとしているディレクトリの場所です。 -
(Windows)
startNodeManager.cmd
注意:
Windowsオペレーティング・システムでは、ノード・マネージャをスタートアップ・サービスとして、ノード・マネージャを構成することをお薦めします。これによって、システムが再起動されるたびに、ノード・マネージャが自動で起動されます。
Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理の起動サービスとしてのノード・マネージャの実行を参照してください。
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親トピック: サーバーの起動
管理サーバーの起動に関する項
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DOMAIN_HOME
/bin
ディレクトリに移動します。 -
次のコマンドを入力します。
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(UNIX)
./startWebLogic.sh
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(Windows)
startWebLogic.cmd
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ドメイン作成時に「ドメイン・モードおよびJDK」画面で「本番モード」を選択していた場合、「管理者アカウント」画面と同じ内容の管理者ユーザー・ログイン資格証明を入力するよう求められます。
管理サーバーの起動の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理の管理サーバーの起動と停止を参照してください。
本番モードでは、起動アイデンティティ・ファイルを作成することで、管理サーバーの起動時に必要なユーザー名とパスワードの指定を省略できます。起動アイデンティティ・ファイルの詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』の管理サーバー用の起動アイデンティティ・ファイルの作成に関する項を参照してください。
管理サーバー・コンソールにアクセスすることで、管理サーバーが稼働中であることを確認できます。URLは「構成の終了」画面に指定されます(http://administration_server_host:administration_server_port/console
)。デフォルトの管理サーバーのポート番号は7001
です。
注意:
製品スキーマをホストしているデータベースが稼働中であり、管理サーバーからアクセスできることを確認してください。
管理コンソールの使用方法については、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle WebLogic Server管理コンソールの使用のスタート・ガイドを参照してください。
親トピック: サーバーの起動
構成の確認
構成ステップがすべて完了したら、ドメインが適切に構成されていることを検証する追加のステップを実行できます。
ドメインが適切に構成されていることを確認するには、「追加ドメイン構成タスクの実行」を参照してください。
親トピック: Oracle Service Busドメインの構成
Oracle Service BusのWindowsサービスとしての起動
この項では、Oracle Service BusドメインをWindowsサービスとして起動するための環境の構成方法について説明します。
この手順ではWindowsレジストリの変更が必要になるため、続行する前に、Windowsレジストリをバックアップする必要があります。
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WL_HOME\server\bin\installSvc.cmd
スクリプトを実行して、Oracle Service BusドメインをWindowsサービスとして起動するように設定します。 -
必要な環境変数をWindowsレジストリに追加します。続行する前に、作成したWindowsサービスの名前を確認する必要があります。通常、サービス名は「
beasvc [DOMAIN_NAME]_[SERVER_NAME]
」です。-
Windowsレジストリをバックアップします。
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Windows regeditユーティリティを実行します。Windowsで、「スタート」>「ファイル名を指定して実行」を選択します。「ファイル名を指定して実行」ダイアログ・ボックスでregeditと入力し、「OK」をクリックします。
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Windowsサービスの次のレジストリ・キーを検索します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\beasvc [DOMAIN_NAME]_[SERVER_NAME]
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Environmentという名前の新しい複数行文字列値を作成します。
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次のエントリを追加することによって、新しい環境値を編集します。
ALSB_HOME=C:\oracle12c\Oracle_OSB1
ここで、C:\oracle12cはOracle Fusion Middlewareのインストールのルートです。
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Windows XP 32ビットの場合のみ: コマンド・ウィンドウで、一時ファイルの作成場所にディレクトリを変更し、次のコマンドを実行します: set > env.txt。
env.txtファイルを開き、そのコンテンツ全体をコピーして、ALSB_HOMEエントリの下に作成したEnvironmentレジストリ値に貼り付けます。
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複数行文字列値のダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして、Windowsレジストリ・エディタを閉じます。
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サービスを開始する前に、必ずOracle Service Busドメインで使用されている任意のデータベースを起動してください。
親トピック: Oracle Service Busドメインの構成