5 Oracle BI Publisherの移行後のタスク
データ移行を完了後、BI Publisher構成、スケジューラ・ジョブおよびジョブ履歴を移行する必要があります。JMSResourceセキュリティ構成からBISystemUserポリシーも削除する必要があります。
- スケジューラ・ジョブおよびジョブ履歴の移行
11g構成を新しい12c環境に移行した後、スケジューラ・ジョブおよびジョブ履歴のデータを11g BIPLATFORMスキーマから12c BIPLATFORMスキーマに移行する必要があります。SQL*PLUSなどのツールを使用して12cのBIPLATFROMスキーマに接続し、スクリプトを実行できます。 - JMSResourceセキュリティ構成からのBISystemUserポリシーの削除
BISystemUserは12c環境ではサポートされません。ユーザーおよびポリシーが11gインスタンスから移行される際に、JMSResourceポリシーはスケジュールされたジョブをブロックします。そのため、このポリシーをJMSResourceセキュリティ構成から削除する必要があります。BISystemUserポリシーはWebLogicコンソールから手動で削除できます。また、このタスクを完了させるためにWLST (Python)スクリプトを実行することもできます。
スケジューラ・ジョブおよびジョブ履歴の移行
11g構成を新しい12c環境に移行した後、スケジューラ・ジョブおよびジョブ履歴のデータを11g BIPLATFORMスキーマから12c BIPLATFORMスキーマに移行する必要があります。SQL*PLUSなどのツールを使用して12cのBIPLATFROMスキーマに接続し、スクリプトを実行できます。
bip_12c_scheduler_migration.sqlスクリプトには、11g BIPLATFROMスキーマのユーザーID、パスワード、接続文字列が必要です。スクリプトはBIP11g_DBLINKと呼ばれるデータベース・リンクを作成し、そのリンクを使用するすべてのスケジュール・オブジェクトをインポートします。スクリプトを実行するには、データベース管理者権限が必要です。
ノート:
スケジューラ・データをDB2データベースおよびSQL Serverデータベースから移行することはできません。スケジューラ・データはOracleデータベースからのみ移行が可能です。スケジューラ・ジョブおよびジョブ履歴を移行するには:
インポート操作が完了すると、データベース・リンクは削除されます。
親トピック: Oracle BI Publisherの移行後のタスク
JMSResourceセキュリティ構成からのBISystemUserポリシーの削除
BISystemUserは12c環境ではサポートされていません。ユーザーおよびポリシーが11gインスタンスから移行される際に、JMSResourceポリシーはスケジュールされたジョブをブロックします。そのため、このポリシーをJMSResourceセキュリティ構成から削除する必要があります。BISystemUserポリシーはWebLogicコンソールから手動で削除できます。また、このタスクを完了させるためにWLST (Python)スクリプトを実行することもできます。
- BISystemUserポリシーの手動削除
このトピックでは、WebLogicコンソールからBISystemUserポリシーを削除するプロシージャを説明します。 - WLSTスクリプトを使用したBISystemUserポリシーの削除
このトピックでは、WLSTスクリプトを使用してBISystemUserポリシーを削除するプロシージャを説明します。
親トピック: Oracle BI Publisherの移行後のタスク
BISystemUserポリシーの手動削除
このトピックでは、WebLogicコンソールからBISystemUserポリシーを削除するプロシージャを説明します。
BISystemUserポリシーを手動で削除するには: