D リポジトリ作成ユーティリティのトラブルシューティング
ここに示す情報を確認して、RCUの実行中に発生する可能性があるエラーまたは問題の理解およびトラブルシューティングに役立ててください。
- トラブルシューティングの全般的なヒント
ここに示すヒントは、インストール時に発生するエラーのトラブルシューティングに活用してください。 - RCUログ・ファイル
RCUを実行してスキーマを作成または削除する場合、主なRCUログ・ファイルは、/tmp/RCUdate_timestamp_random_number/logs
(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはC:\Users\user_name\AppData\Local\Temp\RCUdate_timestamp_random_number\logs
(Windowsオペレーティング・システムの場合、デフォルトで)ディレクトリに書き込まれます。 - エラー・コードORA-604およびORA-1882でRCUの接続に失敗しました
エラー・コードORA-604およびORA-1882。 - 強化されたデータベースでのSOAINFRAスキーマ作成の失敗
SOAINFRA
のRCUスキーマがOracleの強化されたデータベースに正常にロードされない場合は、この回避策を使用します。 - 問題が解決しなかった場合
このガイドで問題が解決されない場合は、My Oracle Support (以前のOracle MetaLink)で解決方法を検索してください。
一般的なトラブルシューティングのヒント
ここに示すヒントは、インストール時に発生するエラーのトラブルシューティングに活用してください。
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Oracle Fusion Middleware製品のインストールおよび構成に関する最新の更新および問題の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート』のインストールおよび構成に関する項を参照してください。
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Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様のドキュメントで指定されている要件をコンピュータが満たしていることを確認します。
ご使用のリリースに該当するドキュメントを選択します。
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Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成ページで指定されているとおり、使用する環境がリリースおよびプラットフォームの動作保証要件を満たしていることを確認してください。
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データベースが起動し、動作していることを確認します。
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いずれかの画面で間違った情報を入力した場合は、グラフィカル・インタフェースの一番左にあるナビゲーション・ペインを使用して、その画面に戻ります。
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RCUの実行中にエラーが発生した場合は、次の手順を実行します。
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エラーをノートにとり、インストール・ログ・ファイル(「RCUログ・ファイル」を参照)を確認します。
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エラーの原因となった問題を修正します。エラーの種類に応じて、RCU操作を続行できる場合と、RCUを強制的に再起動する必要がある場合があります。
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RCUを続行または再起動して、目的の操作を完了します。
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親トピック: リポジトリ作成ユーティリティのトラブルシューティング
RCUログ・ファイル
RCUを実行してスキーマを作成または削除する場合、主なRCUログ・ファイルは、/tmp/RCUdate_timestamp_random_number/logs
ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはC:\Users\user_name\AppData\Local\Temp\RCUdate_timestamp_random_number\logs
ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合、デフォルトで)に書き込まれます。
たとえば、UNIXオペレーティング・システムの場合は次のようになります。
/tmp/RCU2014-01-02_03-00_412547075/logs/rcu.log
Windows上のRCUログ・ファイルへのアクセス
Windowsオペレーティング・システムでは、AppData
フォルダが表示されていない場合があります。WindowsでRCUログ・ファイルにナビゲートするために、次のようにしてAppData
フォルダを表示します。
-
「スタート」メニューから、「コントロール パネル」、「デスクトップのカスタマイズ」、「フォルダー オプション」の順に選択します。
「フォルダー オプション」ウィンドウが表示されます。
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「表示」タブを選択します。
-
「詳細設定」で、「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」が選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。
RCUコンポーネントのログ・ファイル
全体のログ・ファイルに加えて、各コンポーネントはそれぞれのログ・ファイルを作成します。すべてのコンポーネントのログ・ファイルも、rcu.log
ファイルと同じディレクトリに書き込まれます。
表D-1は、コンポーネントのログ・ファイル名をアルファベット順に示しています。
表D-1 RCUコンポーネントのログ・ファイル名
コンポーネント | ログ・ファイル名 |
---|---|
分析 |
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Business Intelligence Platform |
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Oracle WebCenter Enterprise Capture |
|
Oracle WebCenter Content Server — 完全 |
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Oracle WebCenter Content Server — 検索のみ |
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ディスカッション |
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EDQ構成リポジトリ |
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EDQ結果リポジトリ |
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Oracle Enterprise Scheduler |
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監査サービス |
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監査サービス追加 |
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監査サービス・ビューア |
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メタデータ・サービス |
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管理対象ファイル転送 |
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マスターおよび作業リポジトリ |
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監視サーバー |
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Oracle GoldenGate Studioリポジトリ |
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Oracle Platform Security Services |
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ポートレット・プロデューサ |
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SOAインフラストラクチャ |
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共通インフラストラクチャ・サービス |
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ユーザー・メッセージング・サービス |
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Veridataリポジトリ |
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WebCenter Sites |
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WebCenter Sites — ビジター・サービス |
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ポータルおよびサービス |
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WebLogicサービス |
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親トピック: リポジトリ作成ユーティリティのトラブルシューティング
エラー・コードORA-604およびORA-1882でRCUの接続に失敗しました
エラー・コードORA-604およびORA-1882。
次のエラーで、RCUのデータベースへの接続に失敗しました。
-
ORA-604: 再帰SQLレベル1でエラーが発生しました
-
ORA-1882: タイムゾーンのリージョンが見つかりません
RCUの起動前のRCU_JAVA_OPTIONSの設定
次のプロパティを設定してRCUを起動します。
RCU_JAVA_OPTIONS -Doracle.jdbc.timezoneAsRegion=false
親トピック: リポジトリ作成ユーティリティのトラブルシューティング
強化されたデータベースでのSOAINFRAスキーマ作成の失敗
SOAINFRA
のRCUスキーマがOracleの強化されたデータベースに正常にロードされない場合は、この回避策を使用します。
Oracleの強化されたデータベースの場合、PL/SQLパッケージに対するパブリック権限が取り消されると、SOAINFRA
のスキーマ作成が次のエラーで失敗します:
無視できないエラーを受け取りました: ORA-04063: バッケージ本体"XDB.DBMS_CSX_INT"にエラーがあります
次の権限をユーザーに付与し、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を再度実行して、SOAINFRA
のスキーマを作成します。
GRANT EXECUTE ON DBMS_LOB TO XDB;
親トピック: リポジトリ作成ユーティリティのトラブルシューティング
追加情報
このガイドで問題が解決されない場合は、My Oracle Support (以前のOracle MetaLink)で解決方法を検索してください。
https://support.oracle.com/
問題の解決方法が見つからない場合は、サービス・リクエストをオープンしてください。
親トピック: リポジトリ作成ユーティリティのトラブルシューティング