RREGによって生成されるファイルおよびアーティファクト
RREGツールによって生成されるファイルは、WebGateとOracle Access Managerサーバーの間の通信に使用しているセキュリティ・レベルによって異なります。『Oracle Access Management管理者ガイド』のOAMサーバーとWebGateの間のセキュア通信に関する項を参照してください。
この項では、RREG_HOME
への参照はすべて、RREGツールを実行するディレクトリへのパスに置き換える必要があります。これは通常、Oracle Access Managerサーバーの次のディレクトリまたはRREGアーカイブを解凍したディレクトリになります(アウトオブバンド・モードを使用している場合)。
OAM_ORACLE_HOME/oam/server/rreg/client
次の表は、Oracle Access Managerのセキュリティ・レベルにかかわらず、RREGツールによって常に生成されるアーティファクトを示しています。
ファイル | 場所 |
---|---|
cwallet.sso |
|
ObAccessClient.xml |
RREG_HOME/output/Agent_ID/ |
次の表は、Oracle Access ManagerにSIMPLEまたはCERTセキュリティ・レベルを使用している場合に作成される追加ファイルを示しています。
ファイル | 場所 |
---|---|
aaa_key.pem |
RREG_HOME/output/Agent_ID/ |
aaa_cert.pem |
RREG_HOME/output/Agent_ID/ |
password.xml |
RREG_HOME/output/Agent_ID/ |
password.xml
ファイルには、SSLで使用される秘密キーを暗号化するための不明瞭化されたグローバル・パスフレーズが含まれます。このパスフレーズは、サーバーで使用されているパスフレーズと異なるものを使用できます。
RREGによって生成されたファイルを使用して証明書リクエストを生成し、サードパーティの認証局に署名を求めることができます。既存の証明書をインストールするには、既存のaaa_cert.pem
およびaaa_chain.pem
ファイルをpassword.xml
およびaaa_key.pem
と合せて使用する必要があります。