OAM11gRequest.xmlファイルでの標準プロパティの更新
Webゲート・エージェントをOracle Access Managerに登録するには、事前にOAM11gRequest.xml
ファイルで必須プロパティを更新する必要があります。
ノート:
提供されているXMLファイルのほとんどのパラメータにデフォルト値を使用する場合は、リストされていないすべてのフィールドがデフォルト値をとる短いバージョン(OAM11gRequest_short.xml
を使用できます。
ノート:
プライマリ・サーバー・リストでは、OAMサーバーのデフォルト名はOAM_SERVER1およびOAM_SERVER2と示されます。サーバー名が環境で変更された場合、リストでこれらの名前が変更されます。このタスクを実行するには:
-
インバンド・モードを使用している場合は、いずれかのOAMサーバー上の次の場所にディレクトリを変更します。
OAM_ORACLE_HOME/oam/server/rreg/input
アウトオブバンド・モードを使用している場合、WEBHOST1サーバー上でRREGアーカイブを解凍した場所にディレクトリを変更します。
-
ファイル・テンプレート環境固有の名前を付けて、
OAM11GRequest.xml
のコピーを作成します。cp OAM11GRequest.xml OAM11GRequest_edg.xml
-
ファイルにリストされているプロパティを確認してから、プロパティが環境に固有のホスト名およびその他の値を参照するように、
OAM11GRequest.xml
ファイルのコピーを更新します。
OAM11gRequest.xmlプロパティ | 設定値 |
---|---|
serverAddress |
Oracle Access Managerドメイン内の管理サーバーのホストおよびポート。 |
agentName |
エージェントのカスタム名。通常、シングル・サインオン用に構成しているFusion Middleware製品を識別する名前を使用します。 |
applicationDomain |
シングル・サインオン用に構成しているWeb層ホストおよびFMWコンポーネントを識別する値。 |
security |
Oracle Access Managementサーバーで構成されたセキュリティ・モードに設定する必要があります。これは、オープン、簡易、証明書の3つのモードのいずれかです。 ノート: エンタープライズ・デプロイメントでは、認証および認可トラフィックの暗号化にカスタム・セキュリティ証明書を実装する追加の要件が存在する場合を除き、簡易モードを使用することをお薦めします。 オープン・モードではOracle Access Managerサーバーとの間のトラフィックが暗号化されないため、ほとんどの場合でオープン・モードを使用しないでください。 証明書モードの使用方法やOracle Access Managerでサポートされるセキュリティ・モード全般については、『Oracle Access Management管理者ガイド』のOAMサーバーとWebGateの間のセキュア通信に関する項 を参照してください。 |
cachePragmaHeader |
プライベート |
cacheControlHeader |
プライベート |
ipValidation |
0
|
ipValidationExceptions |
フロントエンドのロード・バランサのIPアドレス。たとえば:
|
agentBaseUrl |
Oracle HTTP 12c WebGatesがインストールされたWEBHOSTnマシンの前にあるフロントエンド・ロード・バランサVIPのホストおよびポートを使用した完全修飾URL。 たとえば:
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virtualHost |
管理VIP用のSSO保護など、 |
hostPortVariationsList
|
WebGatesによって保護される各ロード・バランサのURLに、 たとえば:
|