アウトオブバンド・モードの使用方法
サーバーにアクセスできないエンド・ユーザーの場合、更新したOAM11GRequest.xml
ファイルをシステム管理者に電子メールで送信し、アウトオブバンド・モードでRREGを実行してもらうことが可能です。生成されたAgentID
_Response.xml
ファイルをシステム管理者から受領し、このファイルに対してRREGを実行し、必要なWebGateファイルおよびアーティファクトを取得できます。
生成されたAgentID
_Response.xml
ファイルを管理者から受領した後、このファイルを手動でマシン上のinput
ディレクトリにコピーする必要があります。
-
UNIXの場合
ステップは次のとおりです。
-
サーバーにアクセスできないエンド・ユーザーの場合は、
OAM11GRequest.xml
ファイルを開きます。このファイルは、RREG_Home
/input/
にあります。RREG_Home
は、RREG.tar.gz/rreg
の内容を展開したディレクトリです。このXMLファイルを編集し、新規Oracle Traffic Director WebGate for Oracle Access Managerのパラメータを入力します。更新したファイルをシステム管理者に送信します。 -
管理者は、更新された
OAM11GRequest.xml
ファイルをコピーします。このファイルは、RREG_Home
/input/
ディレクトリにあります。これは、エンド・ユーザーから受信したファイルです。管理者の
RREG_Home
ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。./
RREG_Home
/bin/oamreg.sh outofband input/OAM11GRequest.xml
Agent_ID
_Response.xml
ファイルが管理者のマシンのoutput
ディレクトリ(RREG_Home
/output/
ディレクトリ)に生成されます。更新済のOAM11GRequest.xml
ファイルを最初に管理者に送信したエンド・ユーザーに、このファイルを送信します。 -
エンド・ユーザーは、生成された
Agent_ID
_Response.xml
ファイルをコピーします。このファイルは、RREG_Home
/input/
にあります。これは、管理者から受信したファイルです。クライアントのRREGホーム・ディレクトリに移動し、コマンド行で次のコマンドを実行します。
./
RREG_Home
/bin/oamreg.sh outofband input/
Agent_ID
_Response.xml
ノート:
『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド』のコンソールを使用したOAMエージェントの登録に関する項で説明されているように、Oracle Access Manager管理コンソールを使用してWebGateエージェントを登録すると、登録後に生成されたファイルおよびアーティファクトを、サーバー(Oracle Access Manager管理コンソールが実行されているマシン)からクライアント・マシンに手動でコピーする必要があります。ファイルおよびアーティファクトは
$(Oracle_Home)
/user_projects/domains/
name_of_the_WebLogic_domain_for_OAM
/output
/Agent_ID
ディレクトリに生成されます。 -
-
Windowsの場合
ステップは次のとおりです。
-
サーバーにアクセスできないエンド・ユーザーの場合は、
OAM11GRequest.xml
ファイルを開きます。このファイルは、RREG_Home
\input\
ディレクトリにあります。RREG_Home
は、RREG.tar.gz/rreg
の内容を展開したディレクトリです。このXMLファイルを編集して、新規のOracle Traffic Director WebGate for Oracle Access Managerのパラメータを指定し、更新されたファイルをシステム管理者に送信します。 -
管理者は、更新された
OAM11GRequest.xml
ファイルをコピーします。このファイルは、RREG_Home
\input\
にあります。これは、エンド・ユーザーから受信したファイルです。管理者のRREG_Home
ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。RREG_Home
\bin\oamreg.bat outofband input\OAM11GRequest.xml
Agent_ID
_Response.xml
ファイルが管理者のマシンのRREG_Home\
output\
ディレクトリに生成されます。更新済のOAM11GRequest.xml
ファイルを最初に管理者に送信したエンド・ユーザーに、このファイルを送信します。 -
エンド・ユーザーは、生成された
Agent_ID
_Response.xml
ファイルをコピーします。このファイルは、RREG_Home
/input/
にあります。これは、管理者から受信したファイルです。クライアントのRREGホーム・ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。RREG_Home
\bin\oamreg.bat outofband input\
Agent_ID
_Response.xml
ノート:
『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド』のコンソールを使用したOAMエージェントの登録に関する項で説明されているように、Oracle Access Manager管理コンソールを使用してWebGateエージェントを登録すると、登録後に生成されたファイルおよびアーティファクトを、サーバー(Oracle Access Manager管理コンソールが実行されているマシン)からクライアント・マシンに手動でコピーする必要があります。ファイルおよびアーティファクトは
$(Oracle_Home)
/user_projects/domains/
name_of_the_WebLogic_domain_for_OAM
/output
/Agent_ID
ディレクトリに生成されます。 -