4 ドメイン・テンプレート・ビルダーの画面
- テンプレート・タイプ
「テンプレート・タイプ」画面で、まずドメイン・テンプレートまたは拡張テンプレートのどちらを作成するかを指定し、次に新しいテンプレートのソースと宛先を指定します。 - テンプレート情報
「テンプレート情報」画面を使用して、テンプレートに関する基本的な情報を指定します。ここで指定した情報は、ドメイン・テンプレート用または拡張テンプレート用に生成されるtemplate-info.xml
ファイルに保存されます。また、ドメインのconfig.xml
ファイルにも保存されます。 - サービスの選択
「サービスの選択」画面は拡張テンプレートを作成している場合にのみ使用できます。この画面は、構成内のカスタム・アプリケーションとサービスを確認して、拡張テンプレートに含めるものを選択するために使用します。 - トポロジの選択
「トポロジの選択」画面は拡張テンプレートを作成している場合にのみ使用できます。この画面は、構成内のトポロジ要素を確認して、拡張テンプレートに含める要素を選択するために使用できます。 - テンプレートのサマリー
「テンプレートのサマリー」画面には、新しいテンプレートの設定のサマリーが表示されます。この情報を確認してから、テンプレートの作成を続行してください。 - 構成の進行状況
「構成の進行状況」画面には、テンプレート作成処理のステータス・メッセージが表示されます。 - 構成の終了
「構成の終了」画面には、テンプレート作成プロセスの成功または失敗に応じて、最終的な構成メッセージが表示されます。
テンプレート・タイプ
「テンプレート・タイプ」画面で、まずドメイン・テンプレートまたは拡張テンプレートのどちらを作成するかを指定し、次に新しいテンプレートのソースと宛先を指定します。
オプション | 説明 |
---|---|
ドメイン・テンプレートの作成 |
このオプションを選択して、WebLogicドメイン内のリソースの完全セットを定義する新しいドメイン・テンプレートを作成します。リソースには、インフラストラクチャ・コンポーネント、アプリケーション、サービス、セキュリティ・オプション、一般的な環境およびオペレーティング・システムのパラメータが含まれます。 構成ウィザード、WebLogic Scripting Tool (WLST)、または |
拡張テンプレートの作成 |
既存のWebLogicドメインの拡張に使用できるアプリケーションとサービスを定義するテンプレートを作成するには、このオプションを選択します。 構成ウィザードを使用し、拡張テンプレートに保存しているアプリケーションおよびサービスを、既存のWebLogicドメインにインポートできます。 構成ウィザードの詳細は、構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のWebLogicドメインの更新に関する項を参照してください。 |
親トピック: ドメイン・テンプレート・ビルダーの画面
既存のドメインからのドメイン・テンプレートの作成
既存のドメイン・ディレクトリからドメイン・テンプレートを作成するには:
- 「ドメイン・テンプレートの作成(C)」を選択します。
- 「ドメインをソースとして使用(D)」を選択します。
- 「ソースの場所」フィールドにソース・ドメイン・ディレクトリのフルパスを入力するか、「参照」ボタンを使用してドメイン・ディレクトリ(たとえば、
C:\domains\mydomain
に移動します)。 - 「テンプレートの場所」フィールドに新しいテンプレートのフルパスとJARファイル名を入力するか、「参照」ボタンを使用して既存のディレクトリに移動します。必ずJARファイル名を含めてください。たとえば、
C:\templates\domains\mynewtemplate.jar
。 - 「次」をクリックします。
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既存のドメインからの拡張テンプレートの作成
既存のドメイン・ディレクトリから拡張テンプレートを作成するには:
- 「拡張テンプレートの作成(E)」を選択します。
- 「ドメインをソースとして使用(D)」を選択します。
- 「ソースの場所」フィールドにソース・ドメイン・ディレクトリのフルパスを入力するか、「参照」ボタンを使用してドメイン・ディレクトリ(たとえば、
C:\domains\mydomain
に移動します)。 - 「テンプレートの場所」フィールドに新しいテンプレートのフルパスとJARファイル名を入力するか、「参照」ボタンを使用して既存のディレクトリに移動します。必ずJARファイル名を含めてください。たとえば、
C:\templates\domains\mynewtemplate.jar
。 - 「次」をクリックします。
親トピック: テンプレート・タイプ
テンプレート情報
「テンプレート情報」画面を使用して、テンプレートに関する基本的な情報を指定します。ここで指定した情報は、ドメイン・テンプレート用または拡張テンプレート用に生成されるtemplate-info.xml
ファイルに保存されます。また、ドメインのconfig.xml
ファイルにも保存されます。
新しいドメイン・テンプレートまたは拡張テンプレートのソースとしてドメインまたはテンプレートを選択した場合、選択したテンプレートに関する情報が表示されます。必要に応じて、情報を確認して変更し、「次」をクリックします。
フィールド | 説明 |
---|---|
名前 |
テンプレートの有効な名前を入力します。名前は文字列であることが必要で、スペースを含むことができます。 |
バージョン |
テンプレートのバージョン番号を入力します。バージョン番号は、4桁または5桁で構成される任意の値を指定できます(12.1.2.0、12.1.2.0.0など)。 |
作成者 |
(オプション)テンプレートの作成者の名前を入力します。 |
説明 |
(オプション)テンプレートの詳細な説明を入力します。説明は、文字列または数字を使用し、スペースも使用可です。 |
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サービスの選択
「サービスの選択」画面は拡張テンプレートを作成している場合にのみ使用できます。この画面は、構成内のカスタム・アプリケーションとサービスを確認して、拡張テンプレートに含めるものを選択するために使用します。
デフォルトで、ドメイン・テンプレート・ビルダーには、拡張テンプレートのソースとして指定したWebLogicドメインまたはテンプレートのカスタム・アプリケーションおよびサービスのみが含まれます。
内容を表示するには、各アプリケーションまたはサービスを展開します。リストから項目を選択し、右側の「詳細」ペインで関連付けられている詳細を確認します。確認後、拡張テンプレートに含める要素を選択し、「次」をクリックします。
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トポロジの選択
「トポロジの選択」画面は拡張テンプレートを作成している場合にのみ使用できます。この画面は、構成内のトポロジ要素を確認して、拡張テンプレートに含める要素を選択するために使用できます。
デフォルトでは、拡張テンプレートのソースとして指定したテンプレートまたはWebLogicドメインからのすべてのトポロジ要素がドメイン・テンプレート・ビルダーに組み込まれます。
内容を表示するには、各トポロジ要素を展開します。リストから要素を選択し、右側の「詳細」ペインで関連付けられている詳細を確認します。確認後、拡張テンプレートに含めるファイルを選択し、「次」をクリックします。
親トピック: ドメイン・テンプレート・ビルダーの画面
テンプレートのサマリー
「テンプレートのサマリー」画面には、新しいテンプレートの設定のサマリーが表示されます。この情報を確認してから、テンプレートの作成を続行してください。
新しいテンプレートの設定を確認するには:
親トピック: ドメイン・テンプレート・ビルダーの画面
構成の進行状況
「構成の進行状況」画面には、テンプレート作成プロセス中のステータス・メッセージが表示されます。
ドメイン・テンプレート・ビルダーによって、指定したテンプレート設定も含めて、新しいドメインを生成するために必要なすべてのコンポーネントを含むJARファイルが生成されます。
処理が終了したら、「終了」をクリックします。
テンプレートに含まれるファイルは、基になるドメインまたはテンプレートによって異なります。
親トピック: ドメイン・テンプレート・ビルダーの画面
構成の終了
「構成の終了」画面には、テンプレート作成プロセスの成功または失敗に応じて、最終的な構成メッセージが表示されます。
-
テンプレートが正常に作成された場合は、「テンプレートの場所」の下にテンプレートJARファイルへのリンクが表示されます。
-
テンプレートが正常に作成されなかった場合は、エラー・メッセージとエラー・コードが表示されます。その場合は、メッセージから失敗の原因を特定し、問題を修正してください。
親トピック: ドメイン・テンプレート・ビルダーの画面