エクスポート・オプションについて
エクスポート・タスクによって、エクスポートされるデータのソースと形、およびエクスポートのターゲット(出力テキスト・ファイル、データのマップ先であるデータベースに既存の表、またはデータベースの新規表など)が定義されます。
ユーザーはエクスポート・タスクをジョブに追加するときに、エクスポートの動作方法を選択します。

次のオプションを選択できます。
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現在のデータおよび挿入の削除(デフォルト): ターゲットの表またはファイルにある現在のデータすべてがEDQにより削除され、適用範囲内データがエクスポートに挿入されます。たとえば、外部データベースに書き込んでいる場合は、表を切り捨ててデータを挿入します。または、ファイルに書き込んでいる場合は、ファイルを再作成します。
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現在のデータに追加: ターゲットの表またはファイルのデータが削除されずに、適用範囲内データがエクスポートに追加されます。UTF-16ファイルに追加する場合は、バイト順序マーカーが新しいデータの先頭に書き込まれないように、UTF-16LEまたはUTF-16-BE文字セットを使用してください。
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主キーを使用してレコードを置換します: エクスポートの適用範囲データにも存在するレコード(主キーの照合によって判別)がすべてターゲット表から削除され、次に適用範囲内データが挿入されます。
注意:
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エクスポートがディレクタでスタンドアロン・タスクとして実行される場合(「エクスポート」を右クリックして「実行」を選択)、常に「現在のデータおよび挿入の削除」モードで実行されます。
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「現在のデータおよび挿入の削除」モードと「主キーを使用してレコードを置換します」モードでは、削除操作の後で挿入操作が行われ、更新は行われません。ターゲット・データベースの参照整合性ルールによってレコードの削除が妨げられ、そのためにエクスポート・タスクが失敗する可能性があります。したがって、かわりに更新操作を実行するには、専用のデータ統合製品(Oracle Data Integratorなど)の使用をお薦めします。