文字列属性の追加

「文字列属性の追加」プロセッサは、プロセッサに入力されたすべてのレコードに、指定の値で新しい文字列属性を追加します。

「文字列属性の追加」プロセッサには多くの用途があります。次に例を示します。

  • 値がどのように処理されるかを確認するために、別のプロセッサに対するテスト文字列値を作成します。

  • 別のプロセッサから出力されたデータ・レコードに特定の属性と値でタグ付けします(たとえば、DuplicateRecord属性を'Yes'の値で追加)。

  • 別のプロセッサを使用して一致したすべてのデータを変換する簡易的な方法として使用します(たとえば、特定のリストに一致しなかったすべての値を'Other'として分類)。

次の表に、構成オプションを示します。

構成 説明

入力

このプロセッサは、プロセッサに入力されたすべてのレコードに属性を追加するため、入力は必要ありません。

オプション

次のオプションを指定します。

  • 新規属性の値: 追加する新しい属性の値を指定できます。フリー・テキスト・エントリとして指定します。デフォルト値: None

出力

データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。

データ属性

次のデータ属性が出力されます。

  • NewString: 追加する新しい文字列属性。値は、「新規属性の値」オプションで指定した値です。

フラグ

なし。

「文字列属性の追加」プロセッサは、サマリー・データを出力しません。新しい属性は、データ・ビューのその他すべての属性の左側に表示されます。

出力フィルタ

なし。

この例では、「文字列属性の追加」を使用して、タイトル属性にデータがあるレコードすべてをタグ付けし、そのデータが有効なタイトルのリストと一致しない場合は、NewTitle属性に'Other'の値を設定します。「データなしチェック」および「リスト・チェック」を使用して、レコードを必要なセットにフィルタ処理します。

NewTitle CU_NO CU_ACCOUNT TITLE

Other

13440

99-22730-SH

Col.

Other

13467

99-23255-PB

Rev

Other

15631

01-24993-SH

Prof.