ワークフローの例 - 2段階のレビュー・プロセス

次のワークフローは、遷移と条件をどのように使用して厳しいレビュー階層を設けているかの例を示しています。最終決定が行われる前に、少なくとも2人の異なる個人がアラートをレビューする必要があります。この図は、次の内容を表しています。

前述のように、ユーザー1は、アラート1を疑わしい誤検出としてマークでき、確認済誤検出としてマークできません。別のユーザー(この場合はユーザー2)のみが、これを行えます。

同様に、ユーザー2がアラート2を疑わしい誤検出としてエスカレーションした場合、ユーザー1のみが確認済誤検出としてマークできます。

次のスクリーンショットは、単純な2段階ワークフローがワークフロー・エディタでどのように表示されるかを示しています。3つの可能な状態(オープン、疑わしい誤検出、確認済誤検出)および遷移(誤検出を疑う、誤検出の確認および再オープン)がそれぞれのリストに表示されます。

2段階ルールを実施するには、遷移を次のように構成する必要があります。

  • 「誤検出を疑う」遷移には制限は必要ありません。

  • 誤検出の確認 - 「誤検出を疑う」遷移を「遷移のブロック中」フィールドに追加します。これにより、「誤検出を疑う」遷移が作成されている場合に、ユーザーは「誤検出の確認」遷移を適用できなくなります。

  • 再オープン - 「誤検出の確認」遷移を「遷移のブロックのクリア」フィールドに追加します。これにより、アラートに適用されている「誤検出の確認」への制限が、すべてのユーザーに対してクリアされます。