警告の生成

「警告の生成」プロセッサは、(構成可能なしきい値を超えた)一定数のレコードを処理する場合に、警告を生成またはプロセス失敗をトリガー(あるいはその両方を実行)するように設計されています。

「警告の生成」プロセッサは、プロセスの実行時に警告を通知する場合に、ジョブの通知機能とともに使用します。たとえば、監査プロセッサを使用してデータ妥当性をチェックし、nを超える数のレコードがチェックに失敗した場合に警告を生成する場合があります。さらに、どのような場合でもプロセスの残りの部分を再実行する必要があることがわかっている場合は、実行を続行しないようにプロセスを失敗させる場合があります。

したがって、「警告の生成」プロセッサを使用すると、イベント・ログおよび通知電子メールに表示するデータ・エラーを生成する内容について独自の定義を設定できます。

警告の生成およびインテリジェント実行

設計中に同じプロセスを繰返し実行する際に不要な警告が生成されないように、「警告の生成」プロセッサでは、その再実行マーカーが設定されている場合、あるいはインテリジェント実行がオフの状態でプロセスまたはジョブで実行された場合にのみ、新しい警告が生成されます。

再実行マーカーは、データの新規セットがプロセスに入力された場合、またはプロセッサの構成が変更された場合に必ず設定されます。