式フィルタ

「式フィルタ」プロセッサを使用すると、EDQの式言語を使用して式を作成できます。この式は、レコードの合否を判定して、レコードを別々の出力フィルタに分けるために使用されます。

「式フィルタ」プロセッサは実際には、式を構成するGUIを提供する「論理チェック」プロセッサの拡張形式です。「論理チェック」のGUIでは構成時に式が表示されるため、「論理チェック」を使用して有効な式の構成方法を習得できます。

「式フィルタ」は、すべての入力レコードに対して簡単なテストを適用し、テストに合格したレコードを失敗したレコードと分ける場合に有効です。

入力

「式フィルタ」プロセッサは、任意の数、任意のタイプの入力を取得できますが、正式な日付属性は例外です。

オプション

オプション タイプ 目的 デフォルト値

論理式

EDQの式言語における必要なフィルタ・ロジックです。次の注意を参照してください。

なし

EDQの式言語の注意の詳細は、「式の注意」を参照してください。

出力

データ属性

なし

フラグ

フラグ 目的 使用可能な値

ExpressionFilter

式フィルタ・テストの結果を格納します

Y - テストにパスした場合

N - テストに失敗した場合

実行

実行モード サポート

バッチ

はい

リアルタイム・モニタリング

はい

リアルタイム・レスポンス

はい

出力フィルタ

「式フィルタ」プロセッサからは、次の出力フィルタが使用可能です。

  • True - 式フィルタ・テストにパスしたレコード

  • False - 式フィルタ・テストに失敗したレコード