照合変換: 絶対値

「絶対値」変換は、数値をその絶対値に変換(つまり、プラス記号とマイナス記号を削除)し、不要な桁(値の先頭にあるゼロなど)を削除する単純な変換です。

「絶対値」変換は、数値が正か負か、あるいは数値が異なる書式で(異なる桁数が格納される書式で)格納されているかどうかに関係なく、数値の絶対値のみを問題とするような照合を行う目的で使用します。

この例では、「絶対値」変換を使用して量を照合します。量は正の数値であることが期待されますが、データに負の量が指定されているエラーが存在する可能性があります。

変換例

次の表に、「絶対値」変換の例を示します。

表1-72 変換例

変換済の値

025

25

-25

25

0000500

500

-500

500

025

25