照合変換: 日付を文字列に変換
「日付を文字列に変換」変換は、照合の際に値をクラスタリングする目的で日付データ型の識別子を文字列値に変換します。
これはメインの日付を文字列に変換プロセッサと同様に機能します。このヘルプ・ページでは、クラスタリングの際に変換を使用する例を示します。
「日付を文字列に変換」は比較内では使用できないことに注意してください。
「日付を文字列に変換」は、たとえば、値をその日、月または年の部分にまで切り捨てるために、日付値の文字列表現を必要とする場合に使用します。
この最も一般的な用途は、日付のみの部分(年など)を使用して日付値をクラスタリングする場合です。日付は、まず文字列書式に変換され、「最後のN文字」変換を使用して、年を表す関連する2文字または4文字が選択されます(「照合変換: 最後のN文字」を参照)。
次の表に、構成オプションを示します。
構成 | 説明 |
---|---|
オプション |
次のオプションを指定します。
|
注意:
使用する日付書式は、標準のJava 1.5.0またはJava 1.6.0 SimpleDateFormat
APIに準拠している必要があります。日付が正しく出力されるように書式を指定する方法は、Javaのオンライン・ドキュメント(http://java.sun.com/javase/6/docs/api/java/text/SimpleDateFormat.html)を参照してください。
例
この例では、「最後のN文字」変換を使用して年の部分を抽出し、クラスタ内の年の値を使用する目的で、「日付を文字列に変換」を使用してDATE_OF_BIRTH
属性を文字列型に変換します。
サンプル構成
日付書式文字列: dd/MM/yyyy
変換例
次の表に、前述の構成を使用した変換の例を示します。
表1-75 「日付を文字列に変換」変換の例
値 | 変換済の値 |
---|---|
29-Nov-1976 00:00:00 |
29/11/1976 |
03-Apr-1949 00:00:00 |
03/04/1949 |
11-Jan-1962 00:00:00 |
11/01/1962 |