サービス統合のための最低限の権限を持つアカウント

Siebelがバッチ・ジョブ用にEDQと統合されている場合、EDQジョブを開始するには、ユーザー・アカウントに管理(JMX)ポートに接続する権限も必要です。これは、「システム/システム管理」機能権限によって制御されます。また、メッセージング・システムへの接続が、「システム/メッセージング・システムへの接続」としてリストされている必要があります。セクションでOracle Data Integrator (ODI)を参照する必要もあります。ODI統合に使用するEDQアカウントには、同じ権限が必要です(実際には、現在、「メッセージング・システムへの接続」は必要ありませんが、将来のことを考慮して含めておくことをお薦めします)。そのため、次のようなものが必要です。

SiebelやOracle Data Integratorなどのリモート・システムによって使用されるEDQアカウントには、EDQシステムに対する最低限の権限セットが必要です。具体的には、アカウントは次の権限のみを持つカスタム・グループに属している必要があり、ユーザー・アプリケーションにログインしたり、他の機能を実行するためのアクセス権は付与しません。

  • システム/メッセージング・システムへの接続 - EDQ WebサービスおよびJMSと通信する権限を付与します。

  • システム/システム管理 - EDQ管理(JMX)ポートに接続してジョブを開始できる権限を付与します。

  • コールを可能にする必要があるサービス・インタフェース(Webサービスまたはジョブ)を含む任意のプロジェクトに対する権限。