2.3 新規アクターの作成

アクターは、複数のカスタム・アクティビティで再利用できるデータ構造です。たとえば、住所アクターは出荷先住所、請求先住所、自宅住所などとして使用できます。

要素 説明
名前 アクターの一意の名前を指定します。たとえば、住所アクターの場合は、「名前」フィールドに住所と入力します。
説明 アクターの説明を入力します。たとえば、カスタマの住所と入力できます。
データの追加 「値の追加」ページを使用して、そのアクターの一部であるデータ要素を指定します。

住所のようなアクターの場合、属性は住所1、住所2、住所3、市区町村、都道府県、郵便番号および国にすることができます。

次の手順に従って、アクターの各属性の要素を定義します:

  • 名前: 属性の名前を指定します。たとえば、住所1です。
  • 説明: 属性の説明を入力します。たとえば、ログインするカスタマの住所です。
  • 必須: トグル・ボタンを使用して、「必須」フィールドで要素が必須かどうかを指定します。

    アクターはこのデータがなくても機能できるため、一部の属性は常に必須であるわけではありません。たとえば、住所には「住所2」が存在しないことが多いため、この属性は必須ではありません。

  • データ型: 属性のデータ型を指定します。

    データ型は、属性が取ることができるデータの型を指定する属性であり、ブール文字列数値および日付があります。

  • 暗号化済: トグル・ボタンを使用して、要素を暗号化するかどうかを指定します。

    「暗号化済」Trueに設定されている場合、機密データを保護するためにデータベースに安全に保存できるように、データが暗号化されます。

    暗号化は文字列データ・フィールドに対してのみ使用されます。その他のデータ・フィールドは暗号化する必要はありません。