14.3.5 パージ・スクリプトを実行する際のベスト・プラクティス/ガイドライン

次に、パージ・スクリプトを実行するためのベスト・プラクティスとガイドラインのリストを示します:
  • ビジネス要件や使用されるルールおよびポリシーに基づいて、保存期間を決定してください。
  • パージ/アーカイブは定期的に実行してください。
  • これらのスクリプトの実行中にレプリケーションを有効化しないでください。
  • アーカイブおよびパージはリソース(CPU)の負荷が高くなる可能性があるため、負荷がオフピークの時間にスクリプトを実行します。
  • アーカイブを行う場合は、単なるパージとは異なり、アーカイブ表にデータが移動されるため、データベース・サーバーに十分なディスク領域があることを確認してください。アーカイブ領域には、現在の表の記憶域以上の大きさが必要です。
  • パージは、データベースからの削除またはコピーが必要な行が何百万行にも及ぶ場合、相当の時間を要するため、パージ戦略を立案します。
  • カスタム・パージ・スクリプトには、提供されている標準のパージ・スクリプトで使用される表のみを含めることをお薦めします。提供されたパージ・スクリプトを変更する場合、ユーザーIDのパラメータ化が必要になることがあります。このような変更は、本番での使用前に詳細にテストして、予想どおりに機能するか確認する必要があります。