4.2.7 インストール・ホストの要件
管理コンテナのインストールは、Kubernetesクラスタにデプロイするためのアクセス権を持つ任意のノードから実行できます。この項では、管理コンテナのインストールが実行されるノードに対する特定の要件をリストします。
インストール・ホストは、次の要件を満たしている必要があります:
- Linux x86_64。
- 2つ以上のCPUと16GBのRAM。
- ルート・パーティション"
/
"内に40GB以上の空き領域。 - ノードは、管理コンテナおよびOAA/OARMがインストールされるKubernetesクラスタにデプロイするためのアクセス権を持っている必要があります。kubectlバージョンの要件は、「Kubernetesクラスタの構成」のとおりです。
- Podman 3.3.0以降。(podmanを選択しない場合は、Docker 19.03以上を使用できます)。
- Helm 3.5以降。
- Openssl。
- インターネットへのアクセスにプロキシを必要とする環境の場合は、Oracle Container Registryに接続するために関連するプロキシを設定する必要があります。たとえば:
export http_proxy=http://proxy.example.com:80 export https_proxy=http://proxy.example.com:80 export HTTPS_PROXY=http://proxy.example.com:80 export HTTP_PROXY=http://proxy.example.com:80
また、no_proxy
が設定され、そこにkubectl config view
のserver
の下の出力で参照されるノードが含まれていることを確認する必要があります。たとえば、kubectl config view
で次のように表示されるとします:
この場合は、次のように設定します:kubectl config view apiVersion: v1 clusters: - cluster: certificate-authority-data: DATA+OMITTED server: https://masternode.example.com:6443 name: kubernetes contexts: etc...
export NO_PROXY=masternode.example.com:$NO_PROXY export no_proxy=masternode.example.com:$no_proxy
- 「コンテナ・イメージ・レジストリ(CIR)のインストール」に示されているように、ノードがコンテナ・イメージ・レジストリにアクセスできる必要があります。