5.1 OAA、OARMおよびOUAのインストール中のイングレス・コントローラのインストール

インストール中にイングレス・コントローラをインストールするには、installOAA.propertiesを更新します。

OAA、OARMおよびOUAをイングレスを使用してインストールするには、installOAA.propertiesファイルを編集し、Optional Configurationセクションのイングレスのプロパティを更新する必要があります。

ノート:

必ず、NodePortのプロパティをコメント・アウトしてください。

次の例は、NodePortを使用してイングレス・コントローラをインストールするためにinstallOAA.propertiesファイルで更新する必要があるイングレス・プロパティを示しています。

##################################### 6. Optional configuration#########################################
install.global.ingress.enabled=true

## All the other properties in 6.Optional configuration section must be commented out.

##################################### 7. Ingress configuration#########################################
#Kubernetes name space which will be used to install ingress
ingress.install=true
ingress.namespace=ingress-nginx
#Admissions controller can be installed seperately.
#Ingress admissions name is not present the the controller.admissionWebhooks.enabled will be set to false in the nginx ingress chart.
#ingress.admissions.name=ingress-nginx-controller-admission
#Ingress class name that would be used for installation. Must not be exisiting
ingress.class.name=ingress-nginx-class
ingress.service.type=NodePort

#anything starting with ingress.install can be additionally supplied to set the ingress chart value.
#ingress.install.releaseNameOverride=base

ノート:

  • ingress.namespaceにより、ingress-nginxというネームスペースが作成されます。ユーザーがこれを任意の名前に変更すると、そのユーザー用のネームスペースが作成されます。
  • ベア・メタル・クラスタを使用する場合は、ingress.service.type=NodePortを設定する必要があります。Kubernetesクラスタのマネージド・サービス(Oracle Cloud Infrastructure (OCI)上のOracle Kubernetes Engine (OKE)など)を使用し、ブラウザからロード・バランサのIPアドレスに接続する場合は、ingress.service.type=LoadBalancerプロパティを使用します。これにより、マネージド・サービスは、トラフィックをNGINXイングレスに送信するようロード・バランサを設定します。