第IV部 Oracle Adaptive Access Manager (OAAM)からOracle Adaptive Risk Management (OARM)およびOracle Advanced Authentication (OAA)への移行
OAAMランタイムは、次の2つの機能コンポーネントで構成されています:
- リスク評価エンジン
- データ取得用の組込みサポートおよびログイン・サポートを使用したユーザー操作
マイクロサービスの導入により、Oracle Adaptive Risk Management (OARM)がリスク評価エンジンの役割を果たし、Oracle Advanced Authentication (OAA)がデータ取得とログインをサポートするようになりました。
そのため、既存のOAAMユーザーに対する機能拡張は、既存のデータをそのまま活用するOARMおよびOAAで構成される最新のサービスです。
OARMは、OAAMの既存のデータを処理するように設計されています。つまり、OAAとOARMを既存のデータベースに接続できます。ただし、既存のデータベースをクローニングし、OAAとOARMをクローニングしたDBに接続することをお薦めします。
OARMポリシー・モデルが簡略化され、使いやすくなっているため、新しいポリシー・モデルに切り替えることをお薦めします。ただし、OARMへの移行後も、既存のポリシーは引き続き機能します。