A OAA/OARMスキーマ・リファレンスの理解

OAA/OARMでは、フォレンジック・データの豊富なセットにアクセスして、調査および分析のためにカスタム・レポートを生成できます。

OAA/OARMデータベース・スキーマの情報を問い合せてそのレポートを生成するには、Oracle Business Intelligence (BI) Publisherなどの任意のレポート・ソリューションを使用できます。

この章では、データベース表について詳細に説明します。内容は次のとおりです。

A.1 データベース表の詳細の表示

各データベース表の詳細について学習します。

A.1.1 VCRYPT_USER_GROUPS

VCRYPT_USER_GROUPSデータベース表の詳細を示します。

説明: この表には、ユーザー・グループの詳細が格納されます。

データベース表名: VCRYPT_USER_GROUPS

主キー: GROUP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
GROUP_ID (PK) BIGINT ユーザー・グループのID 16 -
GROUP_NAME TEXT グループの名前 4000 -
DESCRIPTION TEXT グループの説明 4000 -
CREATE_TIME DATETIME このユーザーの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 最終更新時間 6 -
USERGROUP_TYPE_CODE INT ユーザー・グループのタイプ - -
USERGROUP_STATUS_CODE INT ユーザー・グループのステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT ノート 4000 -

A.1.2 VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGS

VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGSデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、ノードに対するすべてのアクティビティを記録します。

データベース表名: VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGS

主キー: USER_NODE_LOG_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
USER_NODE_LOG_ID (PK) BIGINT 特定ノードでのユーザーのログID 16
REQUEST_ID TEXT リクエストのID。これは、認証後のリクエストの関係付けに使用されます。 256
EXT_SESSION_ID TEXT 外部セッションID 512
CLIENT_DEVICE_ID TEXT アプリケーションによって生成されたデバイスのID。 256
REMOTE_IP_ADDR BIGINT クライアントの接続が開始されたIPアドレス 15
BASE_IP_ADDR BIGINT クイック検索のベースIPアドレス 15
NODE_ID BIGINT nodeIdのID。 16
TRACKER_NODE_HISTORY_ID BIGINT トラッカ・ノード履歴のID(取得可能な場合)。 16
USER_ID TEXT ユーザーのユーザーID(取得可能な場合)。 256
USER_LOGIN_ID TEXT ユーザーのログインID(取得可能な場合)。 256
USER_GROUP_ID TEXT ユーザーのグループID(取得可能な場合)。 256
USER_SUB_GROUP_ID TEXT ユーザーのサブグループID(取得可能な場合)。 256
AUTH_STATUS INT 認証のステータス。 3
CREATE_TIME DATETIME このログの日時。 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間。 6
EXEC_TIME TIMESTAMP リクエストが処理された時間。 6
IS_REGISTERED CHAR ノードが登録されているかどうか。 -
SENT_DIG_SIG_COOKIE VARCHAR UIによって送信されたデジタル署名Cookie 128
EXPECTED_DIG_SIG_COOKIE VARCHAR ノードのUIから取得されるとサーバーが予期したデジタル署名Cookie 128
SENT_SECURE_COOKIE VARCHAR UIから送信されたセキュアなCookie 128
EXPECTED_SECURE_COOKIE VARCHAR ノードのUIから取得されるとサーバーが予期したセキュアなCookie 128
AUTH_CLIENT_TYPE_CODE INT ユーザーが認証に使用したクライアントのタイプ 2
CLIENT_VERSION VARCHAR 認証に使用されたクライアントのバージョン 24
DIGITAL_CLIENT_TYPE_CODE INT デジタルCookieクライアントで使用されたクライアントのタイプ 2
DIGITAL_CLIENT_VERSION VARCHAR デジタルCookieクライアントで使用されたクライアントのバージョン 24
SECURE_CLIENT_TYPE_CODE INT セキュアなCookieクライアントで使用されたクライアントのタイプ 2
SECURE_CLIENT_VERSION VARCHAR セキュアなCookieクライアントで使用されたクライアントのバージョン 24
DIGITAL_FP_ID BIGINT デジタルCookieリクエストのフィンガープリントID 16
FPRINT_ID BIGINT フィンガープリントのログID 16
LOAD_DURATION INT ページのロードに要した時間 8
DEVICE_SCORE INT ログインのデバイスのスコア 8
PREAUTH_SCORE INT 認証前スコア 8
POST_SCORE INT 認証後スコア 8
PREAUTH_ACTION TEXT 認証前アクション 256
POST_ACTION TEXT 認証後アクション 256
CITY_SCORE INT ログインの市区町村のスコア 8
STATE_SCORE INT ログインの都道府県のスコア 8
COUNTRY_SCORE INT ログインの国のスコア 8
POST_PROCESS_STATUS INT 後処理のステータス 5
POST_PROCESS_RESULT INT 後処理の結果 5
LOGIN_FLAG INT この認証へのフラグ付け 3
IS_DEVICE_DERIVED CHAR 派生メカニズムを使用してデバイスが識別されたかどうか。 -
NOTES VARCHAR このノードに関するノート 255
CACHE VARCHAR このノード・ログのキャッシュ・データ 4000
CHALLENGE_CACHE CLOB チャレンジ・キャッシュ・データ -

A.1.3 VCRYPT_TRACKER_NODE

VCRYPT_TRACKER_NODEデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、ノード(デバイスまたはコンピュータ)を表します。

データベース表名: VCRYPT_TRACKER_NODE

主キー: NODE_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
NODE_ID (PK) BIGINT このノードのノードID 16
NODE_VERSION BIGINT ノードが更新された回数を追跡します。 16
CREATE_TIME DATETIME このノードの日時。 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間 6
RELATED_NODE_ID BIGINT 関連ノード 16
RELATION_TYPE INT 関係のタイプ 5
DIG_SIG_COOKIE VARCHAR デジタル署名Cookie 128
SECURE_COOKIE VARCHAR セキュアなCookie 128
REMOTE_IP_ADDR BIGINT クライアントの接続が開始されたIPアドレス 15
REMOTE_HOST TEXT クライアントの接続が開始されたホストの名前 256
FPRINT_ID BIGINT フィンガープリントのログID 16
DIGITAL_FP_ID BIGINT デジタルCookieリクエストのフィンガープリントID 16
STATUS INT デバイスのステータス 3
DEVICE_SCORE INT ログインのデバイスのスコア 6
IS_DEVICE_DERIVED CHAR 派生メカニズムを使用してデバイスが識別されたかどうか。 -
IS_COOKIE_DISABLED INT デバイスでセキュアなCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 1
IS_FLASH_DISABLED INT デバイスでフラッシュCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 1
NOTES VARCHAR メッセージに対するノート。 255
CACHE TEXT キャッシュ 4000

A.1.4 VT_USER_DEVICE_MAP

VT_USER_DEVICE_MAPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、ユーザーが使用しているデバイスのリストを管理します。

データベース表名: VT_USER_DEVICE_MAP

主キー: MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
MAP_ID (PK) BIGINT マップID 16
USER_ID BIGINT ユーザーのID。 16
NODE_ID BIGINT nodeIdのID。 16
REQUEST_ID TEXT 行を最後に更新したリクエストのID 256
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトが作成された日時。 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間。 6
LAST_USED_TIME DATETIME デバイスを最後に使用した時間。 6
LAST_AUTH_STATUS INT デバイスを使用しているユーザーの最終認証ステータス。 3
IS_SECURE CHAR ユーザーに対してこのノードがセキュアであるかどうか。 -
TOTAL_COUNT INT ユーザー/デバイスの合計認証カウント 10
SUCCESS_COUNT INT ユーザー/デバイスの合計成功カウント 10
FAILED_COUNT INT ユーザー/デバイスの合計失敗カウント 10
CACHE TEXT キャッシュ 4000
IS_COOKIE_DISABLED INT デバイスでセキュアなCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 1
IS_FLASH_DISABLED INT デバイスでフラッシュCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 1
FPRINT_ID BIGINT セキュアなCookieのフィンガープリント 16
DIGITAL_FP_ID BIGINT デジタルCookieリクエストのフィンガープリントID 16

A.1.5 VT_SESSION_ACTION_MAP

VT_SESSION_ACTION_MAPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、各セッションのアクションを管理します。

データベース表名: VT_SESSION_ACTION_MAP

主キー: MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
MAP_ID (PK) BIGINT マップID 16
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトが作成された日時。 6
REQUEST_ID TEXT リクエストのID。これは、認証後のリクエストの関係付けに使用されます。 256
TRX_ID BIGINT ログのトランザクションのID 16
RUNTIME_TYPE INT ランタイムのタイプ 6
ACTION TEXT 実行時およびセッションのアクション 256
ORIGINAL_ACTION TEXT 最終的にオーバーライドされた初期のアクションです 256
OVERRIDE_REASON INT オーバーライドの理由 -
ACTION_LIST TEXT アクションのリスト。 256
SCORE INT この実行時のスコアと実行時。トランザクションのすべての行に同じスコアが表示されます。 -
IS_FINAL_ACTION CHAR 最終アクションかどうか。 -

A.1.6 VT_USER_GROUPS

VT_USER_GROUPSデータベース表の詳細を示します。

説明: この表には、ユーザー・グループの詳細が格納されます。

データベース表名: VT_USER_GROUPS

主キー: LOCAL_GROUP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
LOCAL_GROUP_ID (PK) BIGINT ユーザー・グループのID 16 -
EXT_USERGROUP_ID VARCHAR 外部ユーザー・グループID 255 -
DESCRIPTION TEXT グループの説明 2000 -
CREATE_TIME DATETIME このユーザーの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6 -
USER_LIST_ID BIGINT userListのID 16 -
USERGROUP_STATUS_CODE INT ユーザー・グループのステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT ノート 4000 -

A.1.7 V_FPRINTS

V_FPRINTSデータベース表の詳細を示します。

説明: この表には、フィンガープリントが格納されます。

データベース表名: V_FPRINTS

主キー: FPRINT_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
FPRINT_ID (PK) BIGINT フィンガープリントのID 16
CREATE_TIME DATETIME このフィンガープリントの日時 6
FPRINT_TYPE INT フィンガープリント処理のタイプ 6
PATTERN_ID BIGINT マッピング先パターンのID 16
HASH_VALUE TEXT フィンガープリントのハッシュ値 512
DATA_VALUE TEXT フィンガープリントのデータ値 4000

A.1.8 V_FP_NV

V_FP_NVデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、フィンガープリントの名前と値のペアを示しています。

データベース表名: V_FP_NV

主キー FP_NV_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
FP_NV_ID (PK) BIGINT 名前値のID 16
FPRINT_ID BIGINT フィンガープリントのID 16
ATTR_NAME VARCHAR 属性の名前。 64
ATTR_VALUE TEXT 属性の値 256

A.1.9 V_FP_MAP

V_FP_MAPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、フィンガープリントのマップを管理します。

データベース表名: V_FP_MAP

主キー: MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
MAP_ID (PK) BIGINT マップのID 16
FPRINT_ID BIGINT フィンガープリントのID 16
FPRINT_TYPE INT フィンガープリント処理のタイプ 6
ATTR_NAME VARCHAR 属性の名前。 64
ATTR_VALUE TEXT 属性の値 256

A.1.10 VCRYPT_COUNTRY

VCRYPT_COUNTRYデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、国オブジェクトを表します。

データベース表名: VCRYPT_COUNTRY

主キー: COUNTRY_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
COUNTRY_ID (PK) BIGINT 国のID 16
COUNTRY_CODE VARCHAR 国のコード 64
COUNTRY_NAME TEXT 国の名前 4000
CREATE_TIME DATETIME このログの日時。 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間 6
CONTINENT VARCHAR 国の属する大陸 64
NOTES TEXT 国に関するノート 4000

A.1.11 VCRYPT_STATE

VCRYPT_STATEデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、国内における都道府県または地域を表します。

データベース表名: VCRYPT_STATE

主キー: STATE_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
STATE_ID (PK) BIGINT 都道府県のID 16
COUNTRY_ID BIGINT この都道府県が属する国のID 16
STATE_CODE VARCHAR 都道府県または地域のコード 64
STATE_NAME TEXT 州の名前 4000
CREATE_TIME DATETIME このログの日時 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間 6
NOTES TEXT 都道府県に関するノート 4000

A.1.12 VCRYPT_CITY

VCRYPT_CITYデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、市区町村オブジェクトを表します。

データベース表名: VCRYPT_CITY

主キー: CITY_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
CITY_ID (PK) BIGINT 市区町村のID 16
STATE_ID BIGINT 市区町村が属する都道府県のID。 16
CITY_CODE VARCHAR 市区町村のコード 64
CITY_NAME TEXT 市区町村の名前 4000
CREATE_TIME DATETIME このログの日時。 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間。 6
LATITUDE VARCHAR 緯度 20
LONGITUDE VARCHAR 経度 20
TIMEZONE VARCHAR タイム・ゾーン 20
NOTES TEXT この市区町村に関するノート 4000

A.1.13 VCRYPT_ISP

VCRYPT_ISPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、ISPリストを表します。

データベース表名: VCRYPT_ISP

主キー: ISP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
ISP_ID (PK) BIGINT ISPのID 16
ISP_NAME TEXT ISPの名前 4000
CREATE_TIME DATETIME このログの日時 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間 6

A.1.14 VCRYPT_IP_LOCATION_MAP

VCRYPT_IP_LOCATION_MAPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、市区町村、都道府県、国に対するIP範囲のマッピングを提供します。

データベース表名: VCRYPT_IP_LOCATION_MAP

主キー: IP_RANGE_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
IP_RANGE_ID (PK) BIGINT この範囲のID 16
FROM_IP_ADDR BIGINT 範囲起点のIPアドレス 15
TO_IP_ADDR BIGINT 範囲終点のIPアドレス 15
CREATE_TIME DATETIME このログの日時 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間 -
COUNTRY_ID BIGINT この都道府県が属する国のID 16
STATE_ID BIGINT IP範囲が属する都道府県のID 16
CITY_ID BIGINT IP範囲が属する市区町村のID 16
METRO_ID BIGINT IPの主要都市圏のID -
ISP_ID BIGINT IP範囲が属するISPのID 16
ROUTING_TYPE INT IPルーティング・タイプ 3
CONNECTION_TYPE INT 接続タイプ -
CONNECTION_SPEED INT 接続速度 -
TOP_LEVEL_DOMAIN VARCHAR トップ・レベル・ドメイン 25
SEC_LEVEL_DOMAIN VARCHAR 第2レベル・ドメイン 128
ASN VARCHAR ASN 25
CARRIER VARCHAR キャリア 128
ZIP_CODE VARCHAR 郵便番号 24
DMA INT 米国指定市場地域、AC Nielsen 6
MSA INT 大都市統計地域 6
PMSA INT 主要都市統計地域 6
REGION_ID BIGINT 地域のID 16
PHONE_AREA VARCHAR 電話の市外局番 10
IS_SPLIT CHAR IP分割かどうか。そうである場合は、一部の問合せで追加のチェックが必要になる場合があります。 -
COUNTRY_CF INT 国の信頼係数 4
STATE_CF INT 都道府県の信頼係数 4
CITY_CF INT 市区町村の信頼係数 4
NOTES VARCHAR IP範囲に関するノート 255

A.1.15 VT_TRX_DEF

VT_TRX_DEFデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、トランザクションのメタデータを定義します。

データベース表名: VT_TRX_DEF

主キー: TRX_DEF_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6 -
TRX_DEF_ID (PK) BIGINT トランザクション定義のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255 -
LABEL TEXT トランザクションの名前 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
TRX_DEF_KEY TEXT トランザクションに使用されるキー名(bill_payなど)。これはハンドルTransactionLog APIコールで渡す必要があります。コンテキスト・マップには、transactionTypeと呼ばれる属性キーが必要です。 4000 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.16 VT_TRX_INPUT_DEF

VT_TRX_INPUT_DEFデータベース表の詳細を示します。

説明: この表には、トランザクション入力メタデータの定義が格納されます。

データベース表名: VT_TRX_INPUT_DEF

主キー: TRX_DEF_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時。 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値。 6 -
TRX_DEF_ID (PK) BIGINT トランザクション定義のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255 -
LABEL TEXT トランザクションの名前。 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
TRX_DEF_KEY TEXT トランザクションに使用されるキー名(bill_payなど)。これはハンドルTransactionLog APIコールで渡す必要があります。コンテキスト・マップには、transactionTypeと呼ばれる属性キーが必要です。 4000 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.17 VT_ENTITY_DEF

VT_ENTITY_DEFデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、エンティティ・メタデータの定義を提供します。

データベース表名: VT_ENTITY_DEF

主キー: ENTITY_DEF_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6 -
ENTITY_DEF_ID (PK) BIGINT エンティティ定義のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID 255 -
LABEL TEXT エンティティの名前。たとえば、住所、顧客です 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
ENTITY_DEF_KEY TEXT エンティティのキー。たとえば、アドレス、貿易商など 256 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
KEY_GEN_SCHEME INT キー生成スキーム。このスキームはエンティティ・インスタンスに一意なキーを生成します。列挙を指し、サポートされるものはByKey、Digestなどです。 - -
KEY_GEN_PARAMS TEXT キーを生成するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ 4000 -
NAME_GEN_SCHEME INT 名前生成スキーム。このスキームは、対応するエンティティのアプリケーション全体にわたる各レポートで表示される名前を生成します。列挙を指し、サポートされるものはDirect、連結、substringなどです。 - -
NAME_GEN_PARAMS TEXT 名前を生成するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ。たとえば、','のデリミタです 4000 -
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.18 VT_TRX_ENT_DEFS_MAP

VT_TRX_ENT_DEFS_MAPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、エンティティとトランザクション間の関連付けを定義します。

データベース表名: VT_TRX_ENT_DEFS_MAP

主キー: MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時。 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値。 6 -
MAP_ID (PK) BIGINT マップのID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255 -
LABEL TEXT マップの名前。 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
TRX_DEF_ID BIGINT 親データ定義ID 16 -
ENTITY_DEF_ID BIGINT 親データ定義ID 16 -
RELATION_TYPE TEXT 関係のタイプ 4000 -
DISP_ORDER INT 表示順序 6 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.19 VT_ENT_DEFS_MAP

VT_ENT_DEFS_MAPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、エンティティとトランザクション間の関係を表します。

データベース表名: VT_ENT_DEFS_MAP

主キー: MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6
MAP_ID (PK) BIGINT マップのID 16
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255
LABEL TEXT マップの名前 4000
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000
ENTITY_DEF_ID_1 BIGINT オブジェクト1の親エンティティ定義ID 16
ENTITY_DEF_ID_2 BIGINT オブジェクト2の親エンティティ定義ID 16
RELATION_TYPE TEXT 関係のタイプ 4000
DISP_ORDER INT 表示順序 6
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000

A.1.20 VT_DATA_DEF

VT_DATA_DEFデータベース表の詳細を示します。

説明: この表には、データ・メタの定義が格納されます。

データベース表名: VT_DATA_DEF

主キー: DATA_DEF_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時。 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値。 6 -
DATA_DEF_ID (PK) BIGINT データ定義のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255 -
LABEL TEXT データ定義の名前。 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
DATA_DEF_KEY TEXT データのキー。たとえば、"data"、"key"、"name"、"auto-learning"などです。 256 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
DATA_DEF_TYPE INT データ定義のタイプ。動的、静的のいずれであるか。 5 -
IS_REQUIRED CHAR データがデフォルトで必須であるかどうか。 - -
IS_AUTO_CREATED CHAR 自動作成されるかどうか。 - -
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.21 VT_DATA_DEF_ELEM

VT_DATA_DEF_ELEMデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、データ・メタの要素の定義を提供します。

データベース表名: VT_DATA_DEF_ELEM

主キー: DATA_DEF_ELEM_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6 -
DATA_DEF_ELEM_ID (PK) BIGINT データ定義要素のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID 255 -
DEF_KEY TEXT このデータを識別するキー(たとえば、Transaction.billingAddress.adressLine1、Transaction.amountなど)。宛先要素のキーはソース要素のキーとは異なります。同じデータ定義内で、このキーは一意である必要があります。 256 -
LABEL TEXT 列の名前 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
DATA_DEF_ID BIGINT 親データ定義ID (vt_data_defからのdata_def_id) 16 -
DATA_ROW INT データ要素の行 - -
DATA_COL INT このデータ要素の列(1から開始)。これは、宛先要素のVT_TRX_DATAおよびVT_ENTITY_ONE_PROFILE表の10データ・フィールドに対応します。"key"および"name"などのその他のプロファイル・タイプでは、この値により、対応するkeygenおよびnamegenスキーマのソート順序が決まります。 - -
IS_ENCRYPTED CHAR データ要素が暗号化されているかどうか。 - -
DATA_TYPE INT データのタイプ(数値/英数字タイプ) - -
DATA_FORMAT TEXT データの形式(たとえば、日付のmm/YY) 4000 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
IS_REQUIRED CHAR データがデフォルトで必須であるかどうか - -
NAME_GEN_SCHEME INT 名前生成スキーム - -
NAME_GEN_PARAMS TEXT 名前を生成するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ 4000 -
IS_AUTO_CREATED CHAR 自動作成されるかどうか - -
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.22 VT_DATA_DEF_MAP

VT_DATA_DEF_MAPデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、オブジェクトとデータ定義間のマップを定義します。

データベース表名: VT_DATA_DEF_MAP

主キー: MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6
MAP_ID (PK) BIGINT マップのID 16
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255
LABEL TEXT マップの名前 4000
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000
DATA_DEF_ID BIGINT 親データ定義ID 16
PARENT_OBJ_TYPE INT ソース・オブジェクトのタイプ(列挙のタイプを指し、エンティティに3、トランザクション定義に1など。) 5
PARENT_OBJECT_ID BIGINT datadefが属する親(entity_def_id , trx_def_id)。 16
RELATION_TYPE TEXT 関係のタイプ("data"、"name"など)。 4000
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000

A.1.23 VT_DATA_DEF_TRANS

VT_DATA_DEF_TRANSデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、ある要素から別の要素への変換(入力トランザクションから正規化トランザクション・データへ、またはトランザクションからエンティティへの変換など)を提供します。

データベース表名: VT_DATA_DEF_TRANS

主キー: ELEM_MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6 -
ELEM_MAP_ID (PK) BIGINT データ定義要素のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255 -
LABEL TEXT データ・マップの名前 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
TRANS_SCHEME INT 変換のスキーム。異なるタイプのトランザクション・スキーマの列挙を指す値です。 - -
TRANS_PARAMS TEXT 変換するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ 4000 -
SRC_OBJ_TYPE INT ソース・オブジェクトのタイプ異なるタイプのソース・オブジェクトの列挙を指す値です。たとえば、エンティティに3、トランザクション入力に2などです。 5 -
SRC_OBJ_ID BIGINT ソース・オブジェクトID (ほとんどは対応する入力トランザクション定義のtrx_def_id) 16 -
DEST_OBJ_TYPE INT 宛先オブジェクトのタイプ異なるタイプの宛先オブジェクトの列挙を指す値で、エンティティに3、トランザクション・プロファイルに5などです。 5 -
DEST_OBJ_ID BIGINT 宛先オブジェクトID(特定の関連タイプを示すvt_trx_ent_defs_mapからのmap_id)。 16 -
RELATION_TYPE TEXT 関係のタイプ 4000 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.24 VT_ELEM_DEF_TRANS

VT_ELEM_DEF_TRANSデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、ある要素から別の要素への変換(入力トランザクションから正規化トランザクション・データへ、またはトランザクションからエンティティへの変換など)を提供します。

データベース表名: VT_ELEM_DEF_TRANS

主キー: DEST_MAP_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6 -
DEST_MAP_ID (PK) BIGINT データ定義要素のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 255 -
LABEL TEXT データ・マップの名前 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
TRANS_SCHEME INT 変換のスキーム - -
TRANS_PARAMS TEXT 変換するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ 4000 -
TRANS_ID BIGINT 変換ID (vt_data_def_transからの対応するelem_map_id) 16 -
DEST_ELEMENT_ID BIGINT 宛先データ要素のID(対応する宛先のdata_def_elem_id from vt_data_def_elem) 16 -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.25 VT_TRANS_SRC_ELEM

VT_TRANS_SRC_ELEMデータベース表の詳細を示します。

説明: この表には、変換のソース列が格納されます。

データベース表名: VT_TRANS_SRC_ELEM

主キー: SRC_ELEM_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ 列挙値
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトの作成日時 6 -
UPDATE_TIME TIMESTAMP 日付値 6 -
SRC_ELEM_ID (PK) BIGINT データ定義要素のID 16 -
GLOBAL_ID VARCHAR インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID 255 -
LABEL TEXT データ・マップの名前 4000 -
LABEL_RBKEY TEXT 名前のリソース・バンドル・キー 4000 -
DESCRIPTION TEXT オブジェクトの説明。 4000 -
DESC_RBKEY TEXT 説明に使用されるリソース・バンドル・キー 4000 -
TRANS_SCHEME INT 変換のスキーム - -
TRANS_PARAMS TEXT 変換するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ 4000 -
DEST_MAP_ID BIGINT 宛先マップID 16 -
SRC_ELEMENT_ID BIGINT ソースデータ要素のID 16 -
SORT_ORDER INT データ要素の行 - -
STATUS INT ステータス 2
  • STATUS_ACTIVE
  • STATUS_DISABLED
  • STATUS_DELETED
NOTES TEXT オブジェクトに関するノート 4000 -

A.1.26 VT_TRX_LOGS

VT_TRX_LOGSデータベース表の詳細を示します。

説明: この表は、トランザクション・ログを提供します。

データベース表名: VT_TRX_LOGS

主キー: LOG_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
LOG_ID (PK) BIGINT ログID 16
CREATE_TIME DATETIME このトランザクションの日時。 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間。 6
USER_ID BIGINT ユーザーのID。 16
REQUEST_ID TEXT ログイン・セッションのID。 256
EXT_TRX_ID VARCHAR 外部トランザクションID 255
TRX_DEF_ID BIGINT トランザクション定義ID 16
TRX_TYPE INT トランザクション・タイプ 3
STATUS INT トランザクションのステータス(該当する場合) 5
SCORE INT トランザクションのスコア -
RULE_ACTION TEXT アクション 256
TRX_FLAG INT このトランザクションへのフラグ付け 3
POST_PROCESS_STATUS INT 後処理のステータス 5
POST_PROCESS_RESULT INT 後処理のステータス 5
TRX_DATA TEXT 名前と値のペアの形式のトランザクション・データ。 4000
DATA1 TEXT データ1 256
DATA2 TEXT データ2 256
DATA3 TEXT データ3 256
DATA4 TEXT データ4 256
DATA5 TEXT データ5 256
DATA6 TEXT データ6 256
DATA7 TEXT データ7 256
DATA8 TEXT データ8 256
DATA9 TEXT データ9 256
DATA10 TEXT データ10 256

A.1.27 VT_TRX_DATA

VT_TRX_DATAデータベース表の詳細を示します。

説明: この表には、トランザクションと関連付けられたデータが格納されます。

データベース表名: VT_TRX_DATA

主キー: TRX_DATA_ID

データベース列名 データベース列型 説明 長さ
TRX_DATA_ID (PK) BIGINT トランザクション・データID 16
TRX_ID BIGINT トランザクションのID 16
DATA_DEF_ID BIGINT データ定義ID 16
ROW_ORDER INT 行の順序 6
CREATE_TIME DATETIME このオブジェクトが作成された日時 6
UPDATE_TIME TIMESTAMP オブジェクトの最終更新時間 6
DATA1 TEXT データ1 4000
DATA2 TEXT データ2 4000
DATA3 TEXT データ3 4000
DATA4 TEXT データ4 4000
DATA5 TEXT データ5 4000
DATA6 TEXT データ6 4000
DATA7 TEXT データ7 4000
DATA8 TEXT データ8 4000
DATA9 TEXT データ9 4000
DATA10 TEXT データ10 4000
NUM_DATA0 BIGINT 数値データ0 38
NUM_DATA1 BIGINT 数値データ1 38
NUM_DATA2 BIGINT 数値データ2 38

A.2 ジオロケーション・データの使用

OAA/OARMデータベース・スキーマには、IPアドレス範囲と位置データ(市町村、都道府県、国など)をマップする表が含まれています。

関連する表は、VCRYPT_IP_LOCATION_MAPVCRYPT_CITYVCRYPT_STATEおよびVCRYPT_COUNTRYです。

多くの表にIPアドレスが含まれており、VCRYPT_IP_LOCATION_MAPには、VCRYPT_CITYVCRYPT_STATEおよびVCRYPT_COUNTRYのそれぞれに対応する外部キーが含まれています。

OAA/OARMでは、IPアドレスは長い数値として格納されます。次の例は、IPアドレスを含む表をVCRYPT_IP_LOCATION_MAPに結合する方法を示しています。

SELECT ...
FROM vcrypt_tracker_usernode_logs logs
      INNER JOIN vcrypt_ip_location_map loc ON (
             logs.remote_ip_addr >= loc.from_ip_addr AND logs.remote_ip_addr <=
 loc.from_ip_addr
      )

ユーザー入力や表示目的では、一般に4つの要素で構成される標準IPアドレスを使用します。次の例は、数値IPアドレスを標準IPとして表示する方法を示しています。ipFieldは、表示する数値IPアドレスを含むフィールドまたはパラメータです。

…
to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 1, 3), 'XX')) || '.' ||
      to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 4, 2), 'XX')) || '.'
 ||
      to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 6, 2), 'XX')) || '.'
 ||
      to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 8, 2), 'XX'))
...

次のリストは、標準IPアドレスを長い数値フォーマットに変換する方法を示しています。

…
to_number(substr(ipField, 1, instr(ipField, '.')-1))*16777216 +
      to_number(substr(ipField, instr(ipField, '.', 1, 1)+1, instr(ipField, '.',
 1, 2)-instr(ipField, '.', 1, 1)-1))*65536 +
      to_number(substr(ipField, instr(ipField, '.', 1, 2)+1, instr(ipField, '.',
 1, 3)-instr(ipField, '.', 1, 2)-1))*256 +
      to_number(substr(ipField, instr(ipField, '.', 1, 3)+1))

A.3 OAA/OARMカスタム・ユーザー・アクティビティ・レポートの作成

OAA/OARMデータベース・スキーマのデータに基づいて、カスタム・ユーザー・アクティビティ・レポートを作成できます。

A.3.1 エンティティおよびカスタム・ユーザー・アクティビティ情報の取得

カスタム・ユーザー・アクティビティ定義キーおよびエンティティ定義キーを取得できます。

次のステップを実行します。
  1. OAA管理コンソールにログインします。
  2. OAA管理UIコンソールで、左上にあるアプリケーション・ナビゲーション・ハンバーガ・メニューをクリックします。
  3. 「Adaptive Risk Management」で、「カスタム・アクティビティ」をクリックします。
    カスタム・アクティビティ定義の検索ページが表示されます。
  4. 目的のカスタム・ユーザー・アクティビティ定義を検索するための基準を「検索フィルタ」に指定し、[Enter]を押します。
    「検索結果」表に、検索基準に一致するカスタム・ユーザー・アクティビティ定義の概要が表示されます。
  5. 目的のカスタム・ユーザー・アクティビティ定義の行にある「編集」アイコンをクリックして、詳細を表示します。
    カスタム・アクティビティの編集ページが表示されます。
  6. このアクティビティの名前を書き留めます。これは、カスタム・ユーザー・アクティビティ定義キーまたはトランザクション定義キーです。
    この定義キーの値は、クライアント/外部カスタム・ユーザー・アクティビティ・データをOracle Advanced Risk Manager (OARM)サーバーのカスタム・アクティビティ定義にマップするために使用されます。

    この値は、OARMサーバーでカスタム・ユーザー・アクティビティ・データの作成または更新のためのAPIコールを行うときに送信されます。

  7. カスタム・ユーザー・アクティビティ定義の詳細または「アクティビティの説明」ページで、「次」をクリックします。
    選択したカスタム・ユーザー・アクティビティのアクター(エンティティ)のリストが表示されます。
  8. 左側のアクター名列にある名前のリストを書き留めます。
  9. それらの各アクターのタイプを確認します。これがエンティティのアクターまたはエンティティ定義キーです。
    定義キーは、アクターまたはエンティティ定義の一意の識別子です。

A.3.2 アクターまたはエンティティ・データのマッピング情報の検出

アクター・データのマッピング情報を検出するには、レポートを生成する必要があります。

次の手順を実行します:

A.3.2.1 データ型の概要

データ型とその説明について学習します。

次の表に、データ型とその説明を示します。

表A-1 データ型に関する情報

データ型 説明
1 文字列データを表します
2 数値データを表します。格納されるデータは(元の値 * 1000)と等しくなります。
3 日付型のデータです。データは'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS TZH:TZMフォーマットで格納および取得されます。
4 ブール型のデータです。文字列として格納されます。「True」はTRUEを表し、「False」はFALSEを表します。
A.3.2.2 アクターまたはエンティティ・データの詳細の検出

データ型、行、列のマッピングなど、アクター/エンティティ・データの詳細を取得するには、レポートを作成する必要があります。

レポートを生成するには、次のステップを実行します。

  1. OAA管理コンソールにログインします。
  2. OAA管理UIコンソールで、左上にあるアプリケーション・ナビゲーション・ハンバーガ・メニューをクリックします。
  3. 「Adaptive Risk Management」で、「カスタム・アクティビティ」をクリックします。

    カスタム・アクティビティ定義の検索ページが表示されます。

  4. 目的のカスタム・ユーザー・アクティビティ定義の行にある「編集」アイコンをクリックして、詳細を表示します。

    カスタム・アクティビティの編集ページが表示されます。

  5. カスタム・ユーザー・アクティビティ定義の詳細または「アクティビティの説明」ページで、「次」をクリックします。

    選択したカスタム・ユーザー・アクティビティのアクター(エンティティ)のリストが表示されます。

  6. それらの各アクターのタイプを確認します。これがエンティティのアクターまたはエンティティ定義キーです。

    定義キーは、アクターまたはエンティティ定義の一意の識別子です。

  7. 各アクターの「編集」アイコンをクリックして、詳細を表示します。

    「アクターの編集」ページが表示されます。アクターとその中に含まれるデータ要素がリストされます。

  8. 「アクターの編集」ページで、インスタンス名を書き留めて、「OK」をクリックします。
  9. 次のいずれかを実行して、エンティティ・データのマップ方法の詳細を取得します。
    1. 各アクターの「マップ」アイコンをクリックして、詳細を表示します。

      「アクター属性のソース・データの選択または入力」ページが表示されます。この定義に含まれるデータ項目に加え、そのソース・データと、OARMサーバーのモデルに対するマッピング情報が記述されます。

    2. SQL問合せを使用して、エンティティ・データのマッピングを取得します。
      SELECT label,
        data_row,
        data_col,
        data_type
      FROM vt_data_def_elem
      WHERE status =1
      AND data_def_id =
        (SELECT data_def_id
        FROM vt_data_def_map
        WHERE relation_type   ='data'
        AND parent_obj_type   =3
        AND parent_object_id IN
          (SELECT entity_def_id
          FROM vt_entity_def
          WHERE entity_def_key=<Entity/Actor Definition Key>
          AND status =1
          )
        )
      ORDER BY data_row ASC,
        data_col ASC;
A.3.2.3 エンティティ・データのSQL問合せおよびビューの作成

特定のアクター/エンティティのデータを反映する情報に基づいて、SQL問合せおよびビューを作成する方法について学習します。

「アクターまたはエンティティ・データのマッピング情報の検出」のSQL問合せでは、アクター/エンティティのデータ・フィールドのリストが、データ型や行と列の位置とともに返されます。この情報を使用して、特定のアクター/エンティティのデータを反映するSQL問合せおよびビューを作成します。

ノート:

EntityRowNは、エンティティ・データの行を示します。前述のSQL問合せで、エンティティに3つの異なるdata_row値があった場合は、3つのEntityRowN項目があります。別名は、EntityRow1EntityRow2などの名前である必要があります。次に示すように、対応する結合も処理する必要があります。
SELECT ent.ENTITY_ID,
    ent.EXT_ENTITY_ID,
    ent.ENTITYNAME,
    ent.ENTITY_KEY,
    ent.ENTITY_TYPE,
    EntityRowN<row>.DATA<col> <column_name>,
    (EntityRowN<row>.NUM_DATA<col>/ 1000.0) <numeric_column_name>,
    to_timestamp_tz(EntityRowN<row>.DATA<col>, 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS TZH:TZM') <date_column_name>,
    ent.CREATE_TIME,
    ent.UPDATE_TIME,
    ent.EXPIRY_TIME,
    ent.RENEW_TIME
  FROM 
    VT_ENTITY_DEF entDef,
    VT_ENTITY_ONE ent
    LEFT OUTER JOIN VT_ENTITY_ONE_PROFILE EntityRowN
          ON (EntityRowN.ENTITY_ID = ent.ENTITY_ID
          AND EntityRowN.ROW_ORDER = <row>
          AND EntityRowN.EXPIRE_TIME IS NULL)
    LEFT OUTER JOIN VT_ENTITY_ONE_PROFILE EntityRowN+1
        ON (EntityRowN+1.ENTITY_ID = ent.ENTITY_ID
          AND EntityRowN+1.ROW_ORDER = <row+1>
        AND row1.EXPIRE_TIME IS NULL)
  WHERE 
        ent.ENTITY_DEF_ID = entDef.ENTITY_DEF_ID and 
        entDef.ENTITY_DEF_KEY=<Entity Definition Key>

A.3.3 カスタム・ユーザー・アクティビティ・データのマッピング情報の検出

データ型、行、列のマッピングなど、カスタム・ユーザー・アクティビティ・データのマッピング情報を検出するには、レポートを生成する必要があります。

SQL問合せを使用してエンティティ・データとマッピングの詳細を取得するには、次のステップを実行します:

ノート:

「アクターまたはエンティティ・データの詳細の検出」の説明に従って、OAA管理コンソールからデータ・マッピング情報を取得することもできます。
  1. 次のSQL問合せを使用して、エンティティ定義マッピングIDに対するカスタマ・ユーザー・アクティビティのリストを取得します。
    SELECT map_id
    FROM 
    vt_trx_ent_defs_map, vt_trx_def
    WHERE 
    vt_trx_ent_defs_map.trx_def_id = vt_trx_def.trx_def_id
    AND vt_trx_def.trx_def_key = <Transaction Definition Key>
  2. 次のSQL問合せを使用して、データ型や行と列の位置とともに、すべてのカスタム・ユーザー・アクティビティ・データ・フィールドの詳細を取得します。
    SELECT label, data_row, data_col, data_type
    FROM vt_data_def_elem
    WHERE status=1
    AND data_def_id =
      (SELECT data_def_id
      FROM vt_data_def_map
      WHERE relation_type='data'
      AND parent_obj_type=1
      AND parent_object_id IN
        (SELECT trx_def_id
            FROM vt_trx_def
            WHERE trx_def_key=<Custom_User_Activity_Key>
            AND status=1
        )
      )
    ORDER BY data_row ASC,
      data_col ASC;

A.4 カスタム・レポートの作成例

OAA/OARMデータベース・スキーマのデータに関するカスタム・レポートを作成できます。

例1

この問合せ結果には、user idlogin idauth statusおよびlocationを含むセッションのリストが表示されます。最初に、2つの日付パラメータ(fromDatetoDate)を作成する必要があります。問合せは次のようになります。

SELECT s.request_id, s.create_time, s.user_id, s.user_login_id, country.country_name, statea.state_name, city.city_name
 FROM vcrypt_tracker_usernode_logs s
      INNER JOIN vcrypt_ip_location_map loc ON s.base_ip_addr = loc.from_ip_addr
      INNER JOIN vcrypt_country country ON loc.country_id = country.country_id
      INNER JOIN vcrypt_state statea ON loc.state_id = statea.state_id
      INNER JOIN vcrypt_city city ON loc.city_id = city.city_id

WHERE (:fromDate IS NULL OR s.create_time >= :fromDate)
AND (:toDate IS NULL OR s.create_time <= :toDate)
ORDER BY s.create_time DESC

例2

OAA/OARMスキーマを使用して、カスタム・ユーザー・アクティビティのカスタム・レポートを生成できます。この問合せ結果には、この特定のトランザクション・タイプのカスタム・ユーザー・アクティビティ、リクエストID、ステータス、トランザクション情報、および各キー・タイプの作成日と変更日のリストが表示されます。

SELECT trx.LOG_ID,
    trx.USER_ID,
    trx.REQUEST_ID,
    trx.EXT_TRX_ID,
    trx.TRX_TYPE,
    trx.STATUS,
    trx.SCORE,
    trx.RULE_ACTION,
    trx.POST_PROCESS_STATUS,
    trx.POST_PROCESS_RESULT,
    TransactionDataRowN1.NUM_DATA0 NUM_DATA0,
    trx.CREATE_TIME,
    trx.UPDATE_TIME
  FROM VT_TRX_DEF trxDef, VT_TRX_LOGS trx
  LEFT OUTER JOIN VT_TRX_DATA TransactionDataRowN1
  ON (TransactionDataRowN1.TRX_ID = trx.LOG_ID
  AND TransactionDataRowN1.ROW_ORDER = 0)
  WHERE (:fromDate IS NULL OR trx.create_time >= :fromDate)
  AND (:toDate IS NULL OR trx.create_time <= :toDate)
  AND trx.TRX_DEF_ID = trxDef.TRX_DEF_ID and
  trxDef.TRX_DEF_KEY=<Custom_User_Activity_Key>