D OAA/OARMスキーマ・リファレンスの理解
OAA/OARMでは、フォレンジック・データの豊富なセットにアクセスして、調査および分析のためにカスタム・レポートを生成できます。
OAA/OARMデータベース・スキーマの情報を問い合せてそのレポートを生成するには、Oracle Business Intelligence (BI) Publisherなどの任意のレポート・ソリューションを使用できます。
この章では、データベース表について詳細に説明します。内容は次のとおりです。
D.1 データベース表の詳細の表示
各データベース表の詳細について学習します。
トピック
- VCRYPT_USERS
- VCRYPT_TRACKER_NODE
- VT_USER_DEVICE_MAP
- VT_SESSION_ACTION_MAP
- VT_USER_GROUPS
- V_FPRINTS
- V_FP_NV
- V_FP_MAP
- VCRYPT_COUNTRY
- VCRYPT_STATE
- VCRYPT_CITY
- VCRYPT_ISP
- VCRYPT_IP_LOCATION_MAP
- VT_TRX_DEF
- VT_TRX_INPUT_DEF
- VT_ENTITY_DEF
- VT_TRX_ENT_DEFS_MAP
- VT_ENT_DEFS_MAP
- VT_DATA_DEF
- VT_DATA_DEF_ELEM
- VT_DATA_DEF_MAP
- VT_DATA_DEF_TRANS
- VT_ELEM_DEF_TRANS
- VT_TRANS_SRC_ELEM
- VT_TRX_LOGS
- VT_TRX_DATA
- VR_RULE_LOGS
- VCRYPT_ALERT
D.1.1 VCRYPT_USERS
VCRYPT_USERSデータベース表の詳細を示します。
説明: ユーザー情報(ログインID、グループID、作成/更新タイムスタンプなど)を格納します。この表は、VCRYPT_USER_GROUPS表を参照します。
データベース表名: VCRYPT_USERS
主キー: USER_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| USER_ID (PK) | BIGINT | 自動生成のユーザーID。 | 16 |
| EXT_USER_ID | VARCHAR | ユーザーと外部ユーザー・ストアの関連付けに使用される自動生成の一意のユーザー識別子。 | 255 |
| LOGIN_ID | ユーザー・ログインIDを示します。 | ||
| GROUP_ID | BIGINT | ユーザーが属するグループを示します。VCRYPT_USER_GROUPS#GROUP_IDを参照します。
|
|
| CREATE_TIME | DATETIME | ユーザー・レコードが作成されたときのタイムスタンプ。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | ユーザー・レコードが更新されたときのタイムスタンプ。 | 6 |
D.1.2 VCRYPT_USER_GROUPS
VCRYPT_USER_GROUPSデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、ユーザー・グループの詳細が格納されます。
データベース表名: VCRYPT_USER_GROUPS
主キー: GROUP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| GROUP_ID (PK) | BIGINT | 自動生成のグループID | 16 | - |
| GROUP_NAME | VARCHAR | コンテキスト作成APIで使用されるグループの名前 | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | グループの説明 | 4000 | - |
| CREATE_TIME | DATETIME | ユーザー・レコードが作成された時刻を示すタイムスタンプ | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | ユーザー・レコードが更新された時刻を示すタイムスタンプ | 6 | - |
| USERGROUP_TYPE_CODE | INT | ユーザー・グループのタイプ | - | - |
| USERGROUP_STATUS_CODE | INT | ユーザー・グループのステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | ノート | 4000 | - |
D.1.3 VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGS
VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGSデータベース表の詳細を示します。
説明: IPアドレス、一意のセッションID (request_id)、ユーザー・ログインとグループID、実行されたアクション、認証アクティビティ・スコア、その他のセッション関連データなど、ユーザーのアクティビティに関連するセッション情報を格納します。この表を使用して、特定の時間範囲に基づく特定のユーザーのセッションおよびアクション情報を取得できます。
データベース表名: VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGS
主キー: USER_NODE_LOG_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| USER_NODE_LOG_ID (PK) | BIGINT | 自動生成の順序ID | 16 |
| REQUEST_ID | VARCHAR | リクエストのID。OARMシステム内のユーザー・アクティビティの関連付けに使用され、コンテキストが作成されるたびに自動生成されます。contextIDとも呼ばれます。
VT_SESSION_ACTION_MAPおよびVR_RULE_LOGSによって参照されます。 |
256 |
| EXT_SESSION_ID | VARCHAR | 外部セッションID | 512 |
| CLIENT_DEVICE_ID | VARCHAR | アプリケーションによって生成されたデバイスのID。 | 256 |
| REMOTE_IP_ADDR | BIGINT | クライアントのIPアドレスを示します。LONG形式で格納されます。たとえば、IPアドレスが123.221.111.101のクライアントは、2078109541として保存されます。
|
15 |
| BASE_IP_ADDR | BIGINT | クライアントのIPアドレスを示します。最後のオクテットを削除してLONG形式に変換して格納されます。たとえば、IPアドレスが123.221.111.101のクライアントは、2078109440として保存されます。VCRYPT_IP_LOCATION_MAPによって参照されます。
|
15 |
| CLIENT_APPLICATION | コンテキストの作成時に指定されたクライアント・アプリケーションの名前。 | ||
| NODE_ID | BIGINT | nodeIDのID。 | 16 |
| TRACKER_NODE_HISTORY_ID | BIGINT | トラッカ・ノード履歴のID (取得可能な場合)。 | 16 |
| USER_ID | VARCHAR | ユーザーを外部ユーザー・ストアにリンクするための、自動生成される一意のユーザー識別子またはユーザーID。 | 256 |
| USER_LOGIN_ID | VARCHAR | ユーザーのログインID。 | 256 |
| USER_GROUP_ID | VARCHAR | ユーザーのグループ名。 | 256 |
| USER_SUB_GROUP_ID | VARCHAR | ユーザーのサブグループID(取得可能な場合)。 | 256 |
| AUTH_STATUS | INT | 認証のステータス。この値は、auth.status.enumのオプションのいずれかに対応しています。
|
3 |
| CREATE_TIME | DATETIME | このログの日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
| EXEC_TIME | TIMESTAMP | リクエストが処理された時間。 | 6 |
| IS_REGISTERED | CHAR | ノードが登録されているかどうか。 | - |
| SENT_DIG_SIG_COOKIE | VARCHAR | UIによって送信されたデジタル署名Cookie | 128 |
| EXPECTED_DIG_SIG_COOKIE | VARCHAR | ノードのUIから取得されるとサーバーが予期したデジタル署名Cookie | 128 |
| SENT_SECURE_COOKIE | VARCHAR | UIから送信されたセキュアなCookie | 128 |
| EXPECTED_SECURE_COOKIE | VARCHAR | ノードのUIから取得されるとサーバーが予期したセキュアなCookie | 128 |
| AUTH_CLIENT_TYPE_CODE | INT | 使用される認証方式のタイプを示します。この値は、auth.client.type.enumのオプションのいずれかに対応しています。
|
2 |
| CLIENT_VERSION | VARCHAR | 認証に使用されたクライアントのバージョン | 24 |
| DIGITAL_CLIENT_TYPE_CODE | INT | デジタルCookieクライアントで使用されたクライアントのタイプ | 2 |
| DIGITAL_CLIENT_VERSION | VARCHAR | デジタルCookieクライアントで使用されたクライアントのバージョン | 24 |
| SECURE_CLIENT_TYPE_CODE | INT | セキュアなCookieクライアントで使用されたクライアントのタイプ | 2 |
| SECURE_CLIENT_VERSION | VARCHAR | セキュアなCookieクライアントで使用されたクライアントのバージョン | 24 |
| DIGITAL_FP_ID | BIGINT | デジタルCookieリクエストのフィンガープリントID | 16 |
| FPRINT_ID | BIGINT | フィンガープリントのログID | 16 |
| LOAD_DURATION | INT | ページのロードに要した時間 | 8 |
| DEVICE_SCORE | INT | ログインのデバイスのスコア | 8 |
| PREAUTH_SCORE | INT | 認証前スコア | 8 |
| POST_SCORE | INT | ユーザー認証ポリシーから導出されたスコア。 | 8 |
| PREAUTH_ACTION | VARCHAR | 認証前アクション | 256 |
| POST_ACTION | VARCHAR | ユーザー認証ポリシーの結果としてのアクション。 | 256 |
| CITY_SCORE | INT | ログインの市区町村のスコア | 8 |
| STATE_SCORE | INT | ログインの都道府県のスコア | 8 |
| COUNTRY_SCORE | INT | ログインの国のスコア | 8 |
| POST_PROCESS_STATUS | INT | 後処理のステータス | 5 |
| POST_PROCESS_RESULT | INT | 後処理の結果 | 5 |
| LOGIN_FLAG | INT | この認証へのフラグ付け | 3 |
| IS_DEVICE_DERIVED | CHAR | 派生メカニズムを使用してデバイスが識別されたかどうか。 | - |
| NOTES | VARCHAR | このノードに関するノート | 255 |
| CACHE | VARCHAR | このノード・ログのキャッシュ・データ | 4000 |
| CHALLENGE_CACHE | CLOB | チャレンジ・キャッシュ・データ | - |
D.1.4 VCRYPT_TRACKER_NODE
VCRYPT_TRACKER_NODEデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、ノード(デバイスまたはコンピュータ)を表します。
データベース表名: VCRYPT_TRACKER_NODE
主キー: NODE_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| NODE_ID (PK) | BIGINT | このノードのノードID。 | 16 |
| NODE_VERSION | BIGINT | ノードが更新された回数を追跡します。 | 16 |
| CREATE_TIME | DATETIME | このノードの日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
| RELATED_NODE_ID | BIGINT | 関連ノード。 | 16 |
| RELATION_TYPE | INT | 関係のタイプ | 5 |
| DIG_SIG_COOKIE | VARCHAR | デジタル署名Cookie。 | 128 |
| SECURE_COOKIE | VARCHAR | セキュアなCookie。 | 128 |
| REMOTE_IP_ADDR | BIGINT | クライアントの接続が開始されたIPアドレス | 15 |
| REMOTE_HOST | VARCHAR | クライアントの接続が開始されたホストの名前 | 256 |
| FPRINT_ID | BIGINT | フィンガープリントのログID。 | 16 |
| DIGITAL_FP_ID | BIGINT | デジタルCookieリクエストのフィンガープリントID。 | 16 |
| STATUS | INT | デバイスのステータス | 3 |
| DEVICE_SCORE | INT | ログインのデバイスのスコア | 6 |
| IS_DEVICE_DERIVED | CHAR | 派生メカニズムを使用してデバイスが識別されたかどうか。 | - |
| IS_COOKIE_DISABLED | INT | デバイスでセキュアなCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 | 1 |
| IS_FLASH_DISABLED | INT | デバイスでフラッシュCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 | 1 |
| NOTES | VARCHAR | メッセージに対するノート。 | 255 |
| CACHE | VARCHAR | キャッシュ。 | 4000 |
D.1.5 VT_USER_DEVICE_MAP
VT_USER_DEVICE_MAPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、ユーザーが使用しているデバイスのリストを管理します。
データベース表名: VT_USER_DEVICE_MAP
主キー: MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| MAP_ID (PK) | BIGINT | マップID。 | 16 |
| USER_ID | BIGINT | ユーザーのID | 16 |
| NODE_ID | BIGINT | ノードIDのID。 | 16 |
| REQUEST_ID | VARCHAR | 行を最後に更新したリクエストのID。 | 256 |
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトが作成された日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
| LAST_USED_TIME | DATETIME | デバイスを最後に使用した時間。 | 6 |
| LAST_AUTH_STATUS | INT | デバイスを使用しているユーザーの最終認証ステータス。 | 3 |
| IS_SECURE | CHAR | ユーザーに対してこのノードがセキュアであるかどうか。 | - |
| TOTAL_COUNT | INT | ユーザー/デバイスの合計認証カウント | 10 |
| SUCCESS_COUNT | INT | ユーザー/デバイスの合計成功カウント | 10 |
| FAILED_COUNT | INT | ユーザー/デバイスの合計失敗カウント | 10 |
| CACHE | VARCHAR | キャッシュ | 4000 |
| IS_COOKIE_DISABLED | INT | デバイスでセキュアなCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 | 1 |
| IS_FLASH_DISABLED | INT | デバイスでフラッシュCookieが無効に設定されているか、または学習モードであるか。 | 1 |
| FPRINT_ID | BIGINT | セキュアなCookieのフィンガープリント | 16 |
| DIGITAL_FP_ID | BIGINT | デジタルCookieリクエストのフィンガープリントID | 16 |
D.1.6 VT_SESSION_ACTION_MAP
VT_SESSION_ACTION_MAPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、ルールの一部として生成されたアクションに関する情報が格納されます。アクションは、(VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGS)からのrequest_Idおよびユーザー・アクティビティ・タイプに基づきます。この表は、セッションおよびカスタム・アクティビティに関連するすべてのアクションおよびスコアを識別するのに役立ちます。
データベース表名: VT_SESSION_ACTION_MAP
主キー: MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| MAP_ID (PK) | BIGINT | マップID。 | 16 |
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトが作成された日時。 | 6 |
| REQUEST_ID | VARCHAR | リクエストIDまたはコンテキストID。参照元: VCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGS:REQUEST_ID。 | 256 |
| TRX_ID | BIGINT | ルールの処理に使用されるカスタム・アクティビティのID。nullでない場合、VT_TRX_LOGS#LOG_IDを参照します。 | 16 |
| RUNTIME_TYPE | INT | ユーザーまたはカスタム・アクティビティ・タイプ。値はprofile.type.enumから取得されます。
|
6 |
| ACTION | VARCHAR | ユーザー・アクティビティのアクション結果。値はrule.action.enumから取得されます。
|
256 |
| ORIGINAL_ACTION | VARCHAR | 最終的にオーバーライドされた初期のアクションです | 256 |
| OVERRIDE_REASON | INT | オーバーライドの理由。 | - |
| ACTION_LIST | VARCHAR | リクエストまたはユーザー・アクティビティのルールの実行の結果としてのアクションのリスト。 | 256 |
| SCORE | INT | ユーザー認証ポリシーから導出されたスコア結果。 | - |
| IS_FINAL_ACTION | CHAR | 最終アクションかどうか。 | - |
| EXEC_TIME_MS | ルール実行にかかった時間(ミリ秒単位)。 | ||
| RULE_TRACE_FP_ID | 実行されたルールのマッピングのフィンガープリントID。 |
D.1.7 VT_USER_GROUPS
VT_USER_GROUPSデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、ユーザー・グループの詳細が格納されます。
データベース表名: VT_USER_GROUPS
主キー: LOCAL_GROUP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| LOCAL_GROUP_ID (PK) | BIGINT | ユーザー・グループのID。 | 16 | - |
| EXT_USERGROUP_ID | VARCHAR | 外部ユーザー・グループID。 | 255 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | グループの説明。 | 2000 | - |
| CREATE_TIME | DATETIME | このユーザーの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| USER_LIST_ID | BIGINT | ユーザー・リストのID。 | 16 | - |
| USERGROUP_STATUS_CODE | INT | ユーザー・グループのステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | ノート。 | 4000 | - |
D.1.8 V_FPRINTS
V_FPRINTSデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、フィンガープリントが格納されます。
データベース表名: V_FPRINTS
主キー: FPRINT_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| FPRINT_ID (PK) | BIGINT | フィンガープリントのID。 | 16 |
| CREATE_TIME | DATETIME | このフィンガープリントの日時。 | 6 |
| FPRINT_TYPE | INT | フィンガープリント処理のタイプ。 | 6 |
| PATTERN_ID | BIGINT | マッピング先パターンのID。 | 16 |
| HASH_VALUE | VARCHAR | フィンガープリントのハッシュ値 | 512 |
| DATA_VALUE | VARCHAR | フィンガープリントのデータ値 | 4000 |
D.1.9 V_FP_NV
V_FP_NVデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、フィンガープリントの名前と値のペアを示しています。
データベース表名: V_FP_NV
主キー FP_NV_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| FP_NV_ID (PK) | BIGINT | 名前値のID。 | 16 |
| FPRINT_ID | BIGINT | フィンガープリントのID。 | 16 |
| ATTR_NAME | VARCHAR | 属性の名前。 | 64 |
| ATTR_VALUE | VARCHAR | 属性の値 | 256 |
D.1.10 V_FP_MAP
V_FP_MAPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、フィンガープリントのマップを管理します。
データベース表名: V_FP_MAP
主キー: MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| MAP_ID (PK) | BIGINT | マップのID。 | 16 |
| FPRINT_ID | BIGINT | フィンガープリントのID。 | 16 |
| FPRINT_TYPE | INT | フィンガープリント処理のタイプ。 | 6 |
| ATTR_NAME | VARCHAR | 属性の名前。 | 64 |
| ATTR_VALUE | VARCHAR | 属性の値 | 256 |
D.1.11 VCRYPT_COUNTRY
VCRYPT_COUNTRYデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、地理データ・プロバイダによって提供される国固有の情報が格納されます。
データベース表名: VCRYPT_COUNTRY
主キー: COUNTRY_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| COUNTRY_ID (PK) | BIGINT | 自動生成される一意の国識別子。 | 16 |
| COUNTRY_CODE | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される国コード。 | 64 |
| COUNTRY_NAME | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される国名。 | 4000 |
| CREATE_TIME | TIMESTAMP | このログの日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
| CONTINENT | VARCHAR | 国の属する大陸 | 64 |
| NOTES | VARCHAR | 国に関するノート | 4000 |
D.1.12 VCRYPT_STATE
VCRYPT_STATEデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、地理データ・プロバイダによって提供される都道府県の情報が格納されます。
データベース表名: VCRYPT_STATE
主キー: STATE_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| STATE_ID (PK) | BIGINT | 自動生成される一意の都道府県識別子。VCRYPT_CITY#STATE_IDおよびVCRYPT_IP_LOCATION_MAP#STATE_IDを参照します。 |
16 |
| COUNTRY_ID | BIGINT | この都道府県に関連付けられている国を示します。VCRYPT_COUNTRY#COUNTRY_IDを参照します。
|
16 |
| STATE_CODE | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される都道府県コード。 | 64 |
| STATE_NAME | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される都道府県の名前。 | 4000 |
| CREATE_TIME | TIMESTAMP | このログの日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
| NOTES | VARCHAR | 都道府県に関するノート | 4000 |
D.1.13 VCRYPT_CITY
VCRYPT_CITYデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、地理データ・プロバイダによって提供される市区町村の情報が格納されます。
データベース表名: VCRYPT_CITY
主キー: CITY_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| CITY_ID (PK) | BIGINT | 自動生成される一意の市区町村識別子。VCRYPT_IP_LOCATION_MAP#CITY_IDを参照します。
|
16 |
| STATE_ID | BIGINT | この市区町村に関連付けられている都道府県を示します。VCRYPT_STATE#STATE_IDを参照します。
|
16 |
| CITY_CODE | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される市区町村コード。 | 64 |
| CITY_NAME | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される市区町村の名前。 | 4000 |
| CREATE_TIME | TIMESTAMP | このログの日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
| LATITUDE | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される緯度情報。 | 20 |
| LONGITUDE | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供される経度情報。 | 20 |
| TIMEZONE | VARCHAR | ジオロケーション・プロバイダによって提供されるタイム・ゾーン情報。 | 20 |
| NOTES | VARCHAR | この市区町村に関するノート | 4000 |
D.1.14 VCRYPT_ISP
VCRYPT_ISPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、ISPリストを表します。
データベース表名: VCRYPT_ISP
主キー: ISP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| ISP_ID (PK) | BIGINT | ISPのID。 | 16 |
| ISP_NAME | VARCHAR | ISPの名前。 | 4000 |
| CREATE_TIME | TIMESTAMP | このログの日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
D.1.15 VCRYPT_IP_LOCATION_MAP
VCRYPT_IP_LOCATION_MAPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、IPアドレスおよび関連する地理的位置の詳細に基づくデータが格納されます。位置プロバイダのジオデータからインポートされます。
データベース表名: VCRYPT_IP_LOCATION_MAP
主キー: IP_RANGE_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| IP_RANGE_ID (PK) | BIGINT | この範囲のID。 | 16 |
| FROM_IP_ADDR | BIGINT | 特定のジオロケーションの開始IPアドレスを示します。LONG形式で格納されます。たとえば、IPアドレス100.102.34.0は1684414976として保存されます。 | 15 |
| TO_IP_ADDR | BIGINT | 特定のジオロケーションの終了IPアドレスを示します。LONG形式で格納されます。たとえば、IPアドレスが100.102.34.0のクライアントは、1684414976として保存されます。
|
15 |
| CREATE_TIME | TIMESTAMP | このログの日時。 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | - |
| COUNTRY_ID | BIGINT | このジオロケーション・レコードに関連付けられている国詳細を示します。VCRYPT_COUNTRY#COUNTRY_IDを参照します。
|
16 |
| STATE_ID | BIGINT | このジオロケーション・レコードに関連付けられている都道府県詳細を示します。VCRYPT_STATE#STATE_IDを参照します。
|
16 |
| CITY_ID | BIGINT | このジオロケーション・レコードに関連付けられている市区町村詳細を示します。VCRYPT_CITY#CITY_IDを参照します。
|
16 |
| METRO_ID | BIGINT | このIPの主要都市圏のID。 | 16 |
| ISP_ID | BIGINT | IP範囲が属するISPのID。 | 16 |
| ROUTING_TYPE | INT | IPルーティング・タイプ。 | 3 |
| CONNECTION_TYPE | INT | このレコードの接続タイプに関する情報を示します。可能な値は、connection.type.enum列挙から導出されます。
|
10 |
| CONNECTION_SPEED | INT | このレコードの接続スピードに関する情報を示します。可能な値は、location.linespeed.enum列挙から導出されます。
|
10 |
| TOP_LEVEL_DOMAIN | VARCHAR | トップ・レベル・ドメイン。 | 25 |
| SEC_LEVEL_DOMAIN | VARCHAR | 第2レベル・ドメイン。 | 128 |
| ASN | VARCHAR | ASN | 25 |
| CARRIER | VARCHAR | データのサービス・プロバイダ詳細を示します。 | 128 |
| ZIP_CODE | VARCHAR | この場所の郵便番号。 | 24 |
| DMA | INT | 米国指定市場地域、AC Nielsen | 6 |
| MSA | INT | 大都市統計地域。 | 6 |
| PMSA | INT | 主要都市統計地域 | 6 |
| REGION_ID | BIGINT | リージョンのID。 | 16 |
| PHONE_AREA | VARCHAR | 電話の市外局番。 | 10 |
| IS_SPLIT | NUMBER | IP分割かどうか。そうである場合は、一部の問合せで追加のチェックが必要になる場合があります。 | 1 |
| COUNTRY_CF | INT | 国の信頼係数 | 4 |
| STATE_CF | INT | 都道府県の信頼係数 | 4 |
| CITY_CF | INT | 市区町村の信頼係数 | 4 |
| NOTES | VARCHAR | IP範囲に関するノート | 255 |
D.1.16 VT_TRX_DEF
VT_TRX_DEFデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、トランザクションのメタデータを定義します。
データベース表名: VT_TRX_DEF
主キー: TRX_DEF_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| TRX_DEF_ID (PK) | BIGINT | トランザクション定義のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | トランザクションの名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| TRX_DEF_KEY | VARCHAR | トランザクションに使用されるキー名(bill_payなど)。これはハンドルTransactionLog APIコールで渡す必要があります。コンテキスト・マップには、transactionTypeと呼ばれる属性キーが必要です。 | 4000 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.17 VT_TRX_INPUT_DEF
VT_TRX_INPUT_DEFデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、トランザクション入力メタデータの定義が格納されます。
データベース表名: VT_TRX_INPUT_DEF
主キー: TRX_DEF_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| TRX_DEF_ID (PK) | BIGINT | トランザクション定義のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | トランザクションの名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| TRX_DEF_KEY | VARCHAR | トランザクションに使用されるキー名(bill_payなど)。これはハンドルTransactionLog APIコールで渡す必要があります。コンテキスト・マップには、transactionTypeと呼ばれる属性キーが必要です。 | 4000 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.18 VT_ENTITY_DEF
VT_ENTITY_DEFデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、エンティティ・メタデータの定義を提供します。
データベース表名: VT_ENTITY_DEF
主キー: ENTITY_DEF_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| ENTITY_DEF_ID (PK) | BIGINT | エンティティ定義のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | エンティティの名前。たとえば、住所、顧客です。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| ENTITY_DEF_KEY | VARCHAR | エンティティのキー。たとえば、住所、業者などです。 | 256 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| KEY_GEN_SCHEME | INT | キー生成スキーム。このスキームはエンティティ・インスタンスに一意なキーを生成します。列挙を指し、サポートされるものはByKey、Digestなどです。 | - | - |
| KEY_GEN_PARAMS | VARCHAR | キーを生成するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ | 4000 | - |
| NAME_GEN_SCHEME | INT | 名前生成スキーム。このスキームは、対応するエンティティのアプリケーション全体にわたる各レポートで表示される名前を生成します。列挙を指し、サポートされるものはDirect、連結、substringなどです。 | - | - |
| NAME_GEN_PARAMS | VARCHAR | 名前を生成するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ。たとえば、','のデリミタです | 4000 | - |
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.19 VT_TRX_ENT_DEFS_MAP
VT_TRX_ENT_DEFS_MAPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、エンティティとトランザクション間の関連付けを定義します。
データベース表名: VT_TRX_ENT_DEFS_MAP
主キー: MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| MAP_ID (PK) | BIGINT | マップのID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | マップの名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| TRX_DEF_ID | BIGINT | 親データ定義ID。 | 16 | - |
| ENTITY_DEF_ID | BIGINT | 親データ定義ID。 | 16 | - |
| RELATION_TYPE | VARCHAR | 関係のタイプ | 4000 | - |
| DISP_ORDER | INT | 表示順序。 | 6 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.20 VT_ENT_DEFS_MAP
VT_ENT_DEFS_MAPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、エンティティとトランザクション間の関係を表します。
データベース表名: VT_ENT_DEFS_MAP
主キー: MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 |
| MAP_ID (PK) | BIGINT | マップのID。 | 16 |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 |
| LABEL | VARCHAR | マップの名前。 | 4000 |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 |
| ENTITY_DEF_ID_1 | BIGINT | オブジェクト1の親エンティティ定義ID。 | 16 |
| ENTITY_DEF_ID_2 | BIGINT | オブジェクト2の親エンティティ定義ID。 | 16 |
| RELATION_TYPE | VARCHAR | 関係のタイプ | 4000 |
| DISP_ORDER | INT | 表示順序。 | 6 |
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 |
D.1.21 VT_DATA_DEF
VT_DATA_DEFデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、データ・メタの定義が格納されます。
データベース表名: VT_DATA_DEF
主キー: DATA_DEF_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| DATA_DEF_ID (PK) | BIGINT | データ定義のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | データ定義の名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DATA_DEF_KEY | VARCHAR | データのキー。たとえば、"data"、"key"、"name"、"auto-learning"などです。 | 256 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| DATA_DEF_TYPE | INT | データ定義のタイプ。動的、静的のいずれであるか。 | 5 | - |
| IS_REQUIRED | CHAR | データがデフォルトで必須であるかどうか。 | - | - |
| IS_AUTO_CREATED | CHAR | 自動作成されるかどうか。 | - | - |
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.22 VT_DATA_DEF_ELEM
VT_DATA_DEF_ELEMデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、データ・メタの要素の定義を提供します。
データベース表名: VT_DATA_DEF_ELEM
主キー: DATA_DEF_ELEM_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| DATA_DEF_ELEM_ID (PK) | BIGINT | データ定義要素のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| DEF_KEY | VARCHAR | このデータを識別するキー(たとえば、Transaction.billingAddress.adressLine1、Transaction.amountなど)。宛先要素のキーはソース要素のキーとは異なります。同じデータ定義内で、このキーは一意である必要があります。 | 256 | - |
| LABEL | VARCHAR | 列の名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DATA_DEF_ID | BIGINT | 親データ定義ID (vt_data_defからのdata_def_id)。 | 16 | - |
| DATA_ROW | INT | データ要素の行 | - | - |
| DATA_COL | INT | このデータ要素の列(1から開始)。これは、宛先要素のVT_TRX_DATAおよびVT_ENTITY_ONE_PROFILE表の10データ・フィールドに対応します。"key"および"name"などのその他のプロファイル・タイプでは、この値により、対応するkeygenおよびnamegenスキーマのソート順序が決まります。 | - | - |
| IS_ENCRYPTED | CHAR | データ要素が暗号化されているかどうか。 | - | - |
| DATA_TYPE | INT | データのタイプ(数値/英数字タイプ)。 | - | - |
| DATA_FORMAT | VARCHAR | データの形式(たとえば、日付のmm/YY)。 | 4000 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| IS_REQUIRED | CHAR | データがデフォルトで必須であるかどうか。 | - | - |
| NAME_GEN_SCHEME | INT | 名前生成スキーム。 | - | - |
| NAME_GEN_PARAMS | VARCHAR | 名前を生成するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ。 | 4000 | - |
| IS_AUTO_CREATED | CHAR | 自動作成されるかどうか。 | - | - |
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.23 VT_DATA_DEF_MAP
VT_DATA_DEF_MAPデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、オブジェクトとデータ定義間のマップを定義します。
データベース表名: VT_DATA_DEF_MAP
主キー: MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 |
| MAP_ID (PK) | BIGINT | マップのID。 | 16 |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 |
| LABEL | VARCHAR | マップの名前。 | 4000 |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 |
| DATA_DEF_ID | BIGINT | 親データ定義ID。 | 16 |
| PARENT_OBJ_TYPE | INT | ソース・オブジェクトのタイプ(列挙のタイプを指し、エンティティに3、トランザクション定義に1など。) | 5 |
| PARENT_OBJECT_ID | BIGINT | datadefが属する親(entity_def_id , trx_def_id)。 | 16 |
| RELATION_TYPE | VARCHAR | 関係のタイプ("data"、"name"など)。 | 4000 |
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 |
D.1.24 VT_DATA_DEF_TRANS
VT_DATA_DEF_TRANSデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、ある要素から別の要素への変換(入力トランザクションから正規化トランザクション・データへ、またはトランザクションからエンティティへの変換など)を提供します。
データベース表名: VT_DATA_DEF_TRANS
主キー: ELEM_MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| ELEM_MAP_ID (PK) | BIGINT | データ定義要素のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | データ・マップの名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| TRANS_SCHEME | INT | 変換のスキーム。異なるタイプのトランザクション・スキーマの列挙を指す値です。 | - | - |
| TRANS_PARAMS | VARCHAR | 変換するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ | 4000 | - |
| SRC_OBJ_TYPE | INT | ソース・オブジェクトのタイプ異なるタイプのソース・オブジェクトの列挙を指す値です。たとえば、エンティティに3、トランザクション入力に2などです。 | 5 | - |
| SRC_OBJ_ID | BIGINT | ソース・オブジェクトID (ほとんどは対応する入力トランザクション定義のtrx_def_id) | 16 | - |
| DEST_OBJ_TYPE | INT | 宛先オブジェクトのタイプ異なるタイプの宛先オブジェクトの列挙を指す値で、エンティティに3、トランザクション・プロファイルに5などです。 | 5 | - |
| DEST_OBJ_ID | BIGINT | 宛先オブジェクトID (特定の関連タイプを示すvt_trx_ent_defs_mapからのmap_id)。 | 16 | - |
| RELATION_TYPE | VARCHAR | 関係のタイプ | 4000 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.25 VT_ELEM_DEF_TRANS
VT_ELEM_DEF_TRANSデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、ある要素から別の要素への変換(入力トランザクションから正規化トランザクション・データへ、またはトランザクションからエンティティへの変換など)を提供します。
データベース表名: VT_ELEM_DEF_TRANS
主キー: DEST_MAP_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時。 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値。 | 6 | - |
| DEST_MAP_ID (PK) | BIGINT | データ定義要素のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | データ・マップの名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| TRANS_SCHEME | INT | 変換のスキーム。 | - | - |
| TRANS_PARAMS | VARCHAR | 変換するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ | 4000 | - |
| TRANS_ID | BIGINT | 変換ID (vt_data_def_transからの対応するelem_map_id)。 | 16 | - |
| DEST_ELEMENT_ID | BIGINT | 宛先データ要素のID (対応する宛先のdata_def_elem_id from vt_data_def_elem)。 | 16 | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.26 VT_TRANS_SRC_ELEM
VT_TRANS_SRC_ELEMデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、変換のソース列が格納されます。
データベース表名: VT_TRANS_SRC_ELEM
主キー: SRC_ELEM_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ | 列挙値 |
|---|---|---|---|---|
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトの作成日時 | 6 | - |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | 日付値 | 6 | - |
| SRC_ELEM_ID (PK) | BIGINT | データ定義要素のID。 | 16 | - |
| GLOBAL_ID | VARCHAR | インポートおよびエクスポート機能で使用される一意のID。 | 255 | - |
| LABEL | VARCHAR | データ・マップの名前。 | 4000 | - |
| LABEL_RBKEY | VARCHAR | 名前のリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| DESCRIPTION | VARCHAR | オブジェクトの説明。 | 4000 | - |
| DESC_RBKEY | VARCHAR | 説明に使用されるリソース・バンドル・キー | 4000 | - |
| TRANS_SCHEME | INT | 変換のスキーム。 | - | - |
| TRANS_PARAMS | VARCHAR | 変換するためにJavaクラスに渡される静的パラメータ | 4000 | - |
| DEST_MAP_ID | BIGINT | 宛先マップID。 | 16 | - |
| SRC_ELEMENT_ID | BIGINT | ソース・データ要素のID。 | 16 | - |
| SORT_ORDER | INT | データ要素の行 | - | - |
| STATUS | INT | ステータス | 2 |
|
| NOTES | VARCHAR | オブジェクトに関するノート | 4000 | - |
D.1.27 VT_TRX_LOGS
VT_TRX_LOGSデータベース表の詳細を示します。
説明: この表は、トランザクション・ログを提供します。
データベース表名: VT_TRX_LOGS
主キー: LOG_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| LOG_ID (PK) | BIGINT | ログID。 | 16 |
| CREATE_TIME | DATETIME | このトランザクションの日時。 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間。 | 6 |
| USER_ID | BIGINT | ユーザーのID | 16 |
| REQUEST_ID | VARCHAR | ログイン・セッションのID | 256 |
| EXT_TRX_ID | VARCHAR | 外部トランザクションID。 | 255 |
| TRX_DEF_ID | BIGINT | トランザクション定義ID。 | 16 |
| TRX_TYPE | INT | トランザクション・タイプ | 3 |
| STATUS | INT | トランザクションのステータス(該当する場合) | 5 |
| SCORE | INT | トランザクションのスコア | - |
| RULE_ACTION | VARCHAR | アクション | 256 |
| TRX_FLAG | INT | このトランザクションへのフラグ付け | 3 |
| POST_PROCESS_STATUS | INT | 後処理のステータス | 5 |
| POST_PROCESS_RESULT | INT | 後処理のステータス | 5 |
| TRX_DATA | VARCHAR | 名前と値のペアの形式のトランザクション・データ。 | 4000 |
| DATA1 | VARCHAR | データ1 | 256 |
| DATA2 | VARCHAR | データ2 | 256 |
| DATA3 | VARCHAR | データ3 | 256 |
| DATA4 | VARCHAR | データ4 | 256 |
| DATA5 | VARCHAR | データ5 | 256 |
| DATA6 | VARCHAR | データ6 | 256 |
| DATA7 | VARCHAR | データ7 | 256 |
| DATA8 | VARCHAR | データ8 | 256 |
| DATA9 | VARCHAR | データ9 | 256 |
| DATA10 | VARCHAR | データ10 | 256 |
D.1.28 VT_TRX_DATA
VT_TRX_DATAデータベース表の詳細を示します。
説明: この表には、トランザクションと関連付けられたデータが格納されます。
データベース表名: VT_TRX_DATA
主キー: TRX_DATA_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| TRX_DATA_ID (PK) | BIGINT | トランザクション・データID。 | 16 |
| TRX_ID | BIGINT | トランザクションのID。 | 16 |
| DATA_DEF_ID | BIGINT | データ定義ID。 | 16 |
| ROW_ORDER | INT | 行の順序 | 6 |
| CREATE_TIME | DATETIME | このオブジェクトが作成された日時 | 6 |
| UPDATE_TIME | TIMESTAMP | オブジェクトの最終更新時間 | 6 |
| DATA1 | VARCHAR | データ1 | 4000 |
| DATA2 | VARCHAR | データ2 | 4000 |
| DATA3 | VARCHAR | データ3 | 4000 |
| DATA4 | VARCHAR | データ4 | 4000 |
| DATA5 | VARCHAR | データ5 | 4000 |
| DATA6 | VARCHAR | データ6 | 4000 |
| DATA7 | VARCHAR | データ7 | 4000 |
| DATA8 | VARCHAR | データ8 | 4000 |
| DATA9 | VARCHAR | データ9 | 4000 |
| DATA10 | VARCHAR | データ10 | 4000 |
| NUM_DATA0 | BIGINT | 数値データ0 | 38 |
| NUM_DATA1 | BIGINT | 数値データ1 | 38 |
| NUM_DATA2 | BIGINT | 数値データ2 | 38 |
D.1.29 VR_RULE_LOGS
VR_RULE_LOGSデータベース表の詳細を示します。
説明: ルールの実行に関する情報(アクション、スコア、アラート・テンプレートなど)を格納します。
データベース表名: VR_RULE_LOGS
主キー: RULE_LOG_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| RULE_LOG_ID (PK) | BIGINT | 自動生成のルール・ログID。 | 16 |
| CREATE_TIME | ルール・ログが作成された時刻。 | ||
| RULE_MAP_ID | BIGINT | ルール情報を示します。VCRYPT_PROFILE_RULE_MAP#PROFILE_RULE_MAP_IDを参照します。
|
16 |
| SCORE | ルールによって生成されたスコア。 | ||
| ACTION_LIST | リクエストまたはユーザー・アクティビティのルールの実行の結果としてのアクションのリスト。 | ||
| ALERT_TEMPL_ID_LIST | アラートを生成するためのアラート・テンプレート。 |
D.1.30 VCRYPT_ALERT
VCRYPT_ALERTデータベース表の詳細を示します。
説明: 生成されたアラート(コンテンツ、ソース、コンテキストなど)を格納します。この表のREQUEST_IDおよびSESS_ACTION_MAP_IDを使用して、特定のセッション/コンテキストまたはユーザー・アクティビティに対して生成されたアラートを参照します。
データベース表名: VCRYPT_ALERT
主キー: ALERT_ID
| データベース列名 | データベース列型 | 説明 | 長さ |
|---|---|---|---|
| ALERT_ID (PK) | BIGINT | 自動生成のアラートID。 | 16 |
| SESS_ACTION_MAP_ID | BIGINT | ユーザー・アクティビティのセッション・アクション・マップとの相関。 | 16 |
| ALERT_TYPE | INT | アラートのタイプと、alert.type.enumプロパティからの可能な値を示します。
|
10 |
| CREATE_TIME | TIMESTAMP | アラートが作成された時刻。 | 6 |
| REQUEST_ID | VARCHAR | セッションのリクエストID。 | 256 |
| TRX_LOG_ID | BIGINT | ルールの処理に使用されるカスタム・アクティビティのID。 | 16 |
| PROFILE_RULE_MAP_ID | BIGINT | アラートを生成したルールのID。VCRYPT_PROFILE_RULE_MAP#PROFILE_RULE_MAP_IDを参照します。
|
16 |
| RUNTIME_TYPE | INT | ユーザーまたはカスタム・アクティビティ・タイプと、profile.type.enumプロパティからの可能な値。
|
6 |
| USER_ID | VARCHAR | ユーザーと外部ユーザー・ストアの関連付けに使用される自動生成の一意のユーザー識別子。 | 256 |
| USER_LOGIN_ID | VARCHAR | ユーザー・ログインIDを示します。 | 256 |
| REMOTE_IP_ADDR | BIGINT | クライアントのIPアドレス。LONG形式で格納されます。たとえば、IPアドレス123.221.111.101は2078109541として保存されます。 | 15 |
| ALERT_MESSAGE | VARCHAR | アラート・メッセージのテキスト。 | 4000 |
D.2 ジオロケーション・データの使用
OAA/OARMデータベース・スキーマには、IPアドレス範囲と位置データ(市町村、都道府県、国など)をマップする表が含まれています。
関連する表は、VCRYPT_IP_LOCATION_MAP、VCRYPT_CITY、VCRYPT_STATEおよびVCRYPT_COUNTRYです。
多くの表にIPアドレスが含まれており、VCRYPT_IP_LOCATION_MAPには、VCRYPT_CITY、VCRYPT_STATEおよびVCRYPT_COUNTRYのそれぞれに対応する外部キーが含まれています。
OAA/OARMでは、IPアドレスは長い数値として格納されます。次の例は、IPアドレスを含む表をVCRYPT_IP_LOCATION_MAPに結合する方法を示しています。
SELECT ...
FROM vcrypt_tracker_usernode_logs logs
INNER JOIN vcrypt_ip_location_map loc ON (
logs.remote_ip_addr >= loc.from_ip_addr AND logs.remote_ip_addr <=
loc.from_ip_addr
)ユーザー入力や表示目的では、一般に4つの要素で構成される標準IPアドレスを使用します。次の例は、数値IPアドレスを標準IPとして表示する方法を示しています。ipFieldは、表示する数値IPアドレスを含むフィールドまたはパラメータです。
…
to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 1, 3), 'XX')) || '.' ||
to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 4, 2), 'XX')) || '.'
||
to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 6, 2), 'XX')) || '.'
||
to_char(to_number(substr(to_char(ipField, 'XXXXXXXX'), 8, 2), 'XX'))
...次のリストは、標準IPアドレスを長い数値フォーマットに変換する方法を示しています。
…
to_number(substr(ipField, 1, instr(ipField, '.')-1))*16777216 +
to_number(substr(ipField, instr(ipField, '.', 1, 1)+1, instr(ipField, '.',
1, 2)-instr(ipField, '.', 1, 1)-1))*65536 +
to_number(substr(ipField, instr(ipField, '.', 1, 2)+1, instr(ipField, '.',
1, 3)-instr(ipField, '.', 1, 2)-1))*256 +
to_number(substr(ipField, instr(ipField, '.', 1, 3)+1))D.3 OAA/OARMカスタム・ユーザー・アクティビティ・レポートの作成
OAA/OARMデータベース・スキーマのデータに基づいて、カスタム・ユーザー・アクティビティ・レポートを作成できます。
D.3.2 アクターまたはエンティティ・データのマッピング情報の検出
アクター・データのマッピング情報を検出するには、レポートを生成する必要があります。
次の手順を実行します:
D.3.2.1 データ型の概要
データ型とその説明について学習します。
次の表に、データ型とその説明を示します。
表D-1 データ型に関する情報
| データ型 | 説明 |
|---|---|
| 1 | 文字列データを表します |
| 2 | 数値データを表します。格納されるデータは(元の値 * 1000)と等しくなります。 |
| 3 | 日付型のデータです。データは'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS TZH:TZMフォーマットで格納および取得されます。 |
| 4 | ブール型のデータです。文字列として格納されます。「True」はTRUEを表し、「False」はFALSEを表します。 |
D.3.2.2 アクターまたはエンティティ・データの詳細の検出
データ型、行、列のマッピングなど、アクター/エンティティ・データの詳細を取得するには、レポートを作成する必要があります。
レポートを生成するには、次のステップを実行します。
- OAA管理コンソールにログインします。
- OAA管理UIコンソールで、左上にあるアプリケーション・ナビゲーション・ハンバーガ・メニューをクリックします。
- 「Adaptive Risk Management」で、「カスタム・アクティビティ」をクリックします。
カスタム・アクティビティ定義の検索ページが表示されます。
- 目的のカスタム・ユーザー・アクティビティ定義の行にある「編集」アイコンをクリックして、詳細を表示します。
カスタム・アクティビティの編集ページが表示されます。
- カスタム・ユーザー・アクティビティ定義の詳細または「アクティビティの説明」ページで、「次」をクリックします。
選択したカスタム・ユーザー・アクティビティのアクター(エンティティ)のリストが表示されます。
- それらの各アクターのタイプを確認します。これがエンティティのアクターまたはエンティティ定義キーです。
定義キーは、アクターまたはエンティティ定義の一意の識別子です。
- 各アクターの「編集」アイコンをクリックして、詳細を表示します。
「アクターの編集」ページが表示されます。アクターとその中に含まれるデータ要素がリストされます。
- 「アクターの編集」ページで、インスタンス名を書き留めて、「OK」をクリックします。
- 次のいずれかを実行して、エンティティ・データのマップ方法の詳細を取得します。
- 各アクターの「マップ」アイコンをクリックして、詳細を表示します。
「アクター属性のソース・データの選択または入力」ページが表示されます。この定義に含まれるデータ項目に加え、そのソース・データと、OARMサーバーのモデルに対するマッピング情報が記述されます。
- SQL問合せを使用して、エンティティ・データのマッピングを取得します。
SELECT label, data_row, data_col, data_type FROM vt_data_def_elem WHERE status =1 AND data_def_id = (SELECT data_def_id FROM vt_data_def_map WHERE relation_type ='data' AND parent_obj_type =3 AND parent_object_id IN (SELECT entity_def_id FROM vt_entity_def WHERE entity_def_key=<Entity/Actor Definition Key> AND status =1 ) ) ORDER BY data_row ASC, data_col ASC;
- 各アクターの「マップ」アイコンをクリックして、詳細を表示します。
D.3.2.3 エンティティ・データのSQL問合せおよびビューの作成
特定のアクター/エンティティのデータを反映する情報に基づいて、SQL問合せおよびビューを作成する方法について学習します。
「アクターまたはエンティティ・データのマッピング情報の検出」のSQL問合せでは、アクター/エンティティのデータ・フィールドのリストが、データ型や行と列の位置とともに返されます。この情報を使用して、特定のアクター/エンティティのデータを反映するSQL問合せおよびビューを作成します。
ノート:
EntityRowNは、エンティティ・データの行を示します。前述のSQL問合せで、エンティティに3つの異なるdata_row値があった場合は、3つのEntityRowN項目があります。別名は、EntityRow1やEntityRow2などの名前である必要があります。次に示すように、対応する結合も処理する必要があります。
SELECT ent.ENTITY_ID,
ent.EXT_ENTITY_ID,
ent.ENTITYNAME,
ent.ENTITY_KEY,
ent.ENTITY_TYPE,
EntityRowN<row>.DATA<col> <column_name>,
(EntityRowN<row>.NUM_DATA<col>/ 1000.0) <numeric_column_name>,
to_timestamp_tz(EntityRowN<row>.DATA<col>, 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS TZH:TZM') <date_column_name>,
ent.CREATE_TIME,
ent.UPDATE_TIME,
ent.EXPIRY_TIME,
ent.RENEW_TIME
FROM
VT_ENTITY_DEF entDef,
VT_ENTITY_ONE ent
LEFT OUTER JOIN VT_ENTITY_ONE_PROFILE EntityRowN
ON (EntityRowN.ENTITY_ID = ent.ENTITY_ID
AND EntityRowN.ROW_ORDER = <row>
AND EntityRowN.EXPIRE_TIME IS NULL)
LEFT OUTER JOIN VT_ENTITY_ONE_PROFILE EntityRowN+1
ON (EntityRowN+1.ENTITY_ID = ent.ENTITY_ID
AND EntityRowN+1.ROW_ORDER = <row+1>
AND row1.EXPIRE_TIME IS NULL)
WHERE
ent.ENTITY_DEF_ID = entDef.ENTITY_DEF_ID and
entDef.ENTITY_DEF_KEY=<Entity Definition Key>D.3.3 カスタム・ユーザー・アクティビティ・データのマッピング情報の検出
データ型、行、列のマッピングなど、カスタム・ユーザー・アクティビティ・データのマッピング情報を検出するには、レポートを生成する必要があります。
SQL問合せを使用してエンティティ・データとマッピングの詳細を取得するには、次のステップを実行します:
ノート:
「アクターまたはエンティティ・データの詳細の検出」の説明に従って、OAA管理コンソールからデータ・マッピング情報を取得することもできます。- 次のSQL問合せを使用して、エンティティ定義マッピングIDに対するカスタマ・ユーザー・アクティビティのリストを取得します。
SELECT map_id FROM vt_trx_ent_defs_map, vt_trx_def WHERE vt_trx_ent_defs_map.trx_def_id = vt_trx_def.trx_def_id AND vt_trx_def.trx_def_key = <Transaction Definition Key> - 次のSQL問合せを使用して、データ型や行と列の位置とともに、すべてのカスタム・ユーザー・アクティビティ・データ・フィールドの詳細を取得します。
SELECT label, data_row, data_col, data_type FROM vt_data_def_elem WHERE status=1 AND data_def_id = (SELECT data_def_id FROM vt_data_def_map WHERE relation_type='data' AND parent_obj_type=1 AND parent_object_id IN (SELECT trx_def_id FROM vt_trx_def WHERE trx_def_key=<Custom_User_Activity_Key> AND status=1 ) ) ORDER BY data_row ASC, data_col ASC;
D.4 カスタム・レポートの作成例
OAA/OARMデータベース・スキーマのデータに関するカスタム・レポートを作成できます。
例1
この問合せ結果には、user id、login id、auth statusおよびlocationを含むセッションのリストが表示されます。最初に、2つの日付パラメータ(fromDateとtoDate)を作成する必要があります。問合せは次のようになります。
SELECT s.request_id, s.create_time, s.user_id, s.user_login_id, country.country_name, statea.state_name, city.city_name
FROM vcrypt_tracker_usernode_logs s
INNER JOIN vcrypt_ip_location_map loc ON s.base_ip_addr = loc.from_ip_addr
INNER JOIN vcrypt_country country ON loc.country_id = country.country_id
INNER JOIN vcrypt_state statea ON loc.state_id = statea.state_id
INNER JOIN vcrypt_city city ON loc.city_id = city.city_id
WHERE (:fromDate IS NULL OR s.create_time >= :fromDate)
AND (:toDate IS NULL OR s.create_time <= :toDate)
ORDER BY s.create_time DESC例2
OAA/OARMスキーマを使用して、カスタム・ユーザー・アクティビティのカスタム・レポートを生成できます。この問合せ結果には、この特定のトランザクション・タイプのカスタム・ユーザー・アクティビティ、リクエストID、ステータス、トランザクション情報、および各キー・タイプの作成日と変更日のリストが表示されます。
SELECT trx.LOG_ID,
trx.USER_ID,
trx.REQUEST_ID,
trx.EXT_TRX_ID,
trx.TRX_TYPE,
trx.STATUS,
trx.SCORE,
trx.RULE_ACTION,
trx.POST_PROCESS_STATUS,
trx.POST_PROCESS_RESULT,
TransactionDataRowN1.NUM_DATA0 NUM_DATA0,
trx.CREATE_TIME,
trx.UPDATE_TIME
FROM VT_TRX_DEF trxDef, VT_TRX_LOGS trx
LEFT OUTER JOIN VT_TRX_DATA TransactionDataRowN1
ON (TransactionDataRowN1.TRX_ID = trx.LOG_ID
AND TransactionDataRowN1.ROW_ORDER = 0)
WHERE (:fromDate IS NULL OR trx.create_time >= :fromDate)
AND (:toDate IS NULL OR trx.create_time <= :toDate)
AND trx.TRX_DEF_ID = trxDef.TRX_DEF_ID and
trxDef.TRX_DEF_KEY=<Custom_User_Activity_Key>