このガイドで説明する新機能
この項では、Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.3.0)の『Oracle Identity Managerの管理』での新機能および重要な変更をまとめています。
機能とその使用方法の詳細は、このガイドの参照先を確認してください。
12c (12.2.1.3.0)の2021年4月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceの管理』の改訂には、次の変更が含まれています:
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バンドル・パッチ12.2.1.3.210329の適用後、Oracle Identity Governanceは、開始されているタスクのターゲット割当て先がすでに無効化されているか、保留中のタスクの現在の割当て先が無効化されている場合でも、割当てを失うことなくタスクを処理します。「無効化または削除されたプロキシ・ユーザーのユース・ケース」を参照してください。
また、次の新しいシステム・プロパティの詳細は、「Oracle Identity Governanceのデフォルトのシステム・プロパティ」を参照してください:
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XL.AlternativeReviewerIDForManager
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OIG.DefaultTaskReassignee
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OIG.BeneficiaryManagerApprovalWorkflows
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OIG.RequesterManagerApprovalWorkflows
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12c (12.2.1.3.0)の2021年1月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceの管理』の改訂には、次の変更が含まれています:
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Oracle Identity Governanceバンドル・パッチ12.2.1.4.210107の適用後、アクセス・ポリシーにリンクされたアカウントのポリシー・デフォルトでアカウント・データを更新するために使用できる新しいシステム・プロパティ
XL.APHarvesting.AllowAccountDataUpdate
が使用可能になります。「Oracle Identity Governanceのデフォルトのシステム・プロパティ」を参照してください。 -
chghost
ユーティリティを実行すると、Oracle Identity Governanceのアプリケーション・バイナリとデータベース・バイナリを移行元ホストから移行先ホストに移動できます。「アプリケーション・バイナリおよびデータベース・バイナリの移行」を参照してください。
12c (12.2.1.3.0)の2018年4月のドキュメント改訂における更新
『Oracle Identity Governanceの管理』のこのリビジョンには、次の変更点があります。
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Oracle Identity Governanceでは、コネクタ・サーバーとOracle Identity Governanceの間のSSL通信でTLSv1.2プロトコルがサポートされます。
構成の変更点については、「Oracle Identity GovernanceでのSSLの構成」を参照してください。
12c (12.2.1.3.0)での新機能と変更された機能
Oracle Identity Manager 12c (12.2.1.3.0)には、このドキュメント用の次の新しい管理機能と変更された管理機能が含まれます。
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アイデンティティ・システム管理では、デプロイメント・マネージャを使用したデプロイメントの増分移行の「インポート」および「エクスポート」オプションに、新しいインタフェースとフローがあります。「デプロイメント・マネージャを使用した増分移行」を参照してください。
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Oracle Identity Managerによって、新しいリアルタイム証明書パージ・ソリューションが提供されます。「Oracle Identity Governanceでのリアルタイム証明書パージの使用」を参照してください。
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コネクタの定義やコネクタのアップグレードのためのユーザー・インタフェースが拡張されています。「コネクタの定義」と「ステージング環境でのウィザード・モード・アップグレード」を参照してください。
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PL/SQL統合診断ログおよびデバッグ・フレームワークが、リコンシリエーションおよびリアルタイム・データ・パージ操作について診断情報をPL/SQLレイヤーから取得します。「PL/SQL統合診断ログおよびデバッグ・フレームワークの使用」を参照してください。
12cに関するこのドキュメントにおけるその他の大きな変更 (12.2.1.3.0)
12c (12.2.1.3.0)でこのガイドは何箇所か更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
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Remote Managerのインストールと構成に関する情報は含まれていません。このリリースではRemote Managerはサポートされないためです。
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Ready Appを登録して使用できます。これにより、WebLogic Serverがアプリケーションのデプロイメントを完了した時点で完全に初期化されていないアプリケーションも、サーバーの準備完了状態に加わる要求を登録することができ、完全に初期化されたときにサーバーに通知することができます。「Ready Appの使用」を参照してください。
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データベースのベスト・プラクティスの情報が追加されました。アクセス・リクエスト・カタログについてこれに従ってください。「アクセス・リクエスト・カタログのデータベース・ベスト・プラクティス」を参照してください。
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「TDEをOracle Identity Governanceの新規インストール用に構成する」のステップが拡張されています。Oracle Identity Managerの新規インストールでのTransparent Data Encryption (TDE)構成時のウォレット作成が、Oracle Database 11gに加えてOracle Database 12c (12.1.0.2.0)の非CDBおよびCDBでもサポートされるようになりました。