25 レポートの実行

Oracle Identity Managerのレポート機能を使用すると、様々な種類のレポートを複数の形式で作成できます。

Oracle Identity Managerレポートの詳細は、『Oracle Identity Governanceの管理』レポート機能の使用方法に関する項を参照してください。

この章では、Oracle Identity Managerでのレポートの実行方法について説明します。内容は次のとおりです。

25.1 Oracle Identity Governanceレポートの実行

Oracle Identity Governanceレポートは、Oracle BI Publisherでレポートの入力パラメータを指定することで実行できます。

レポートを実行するには:

  1. Oracle Identity Governanceシステム管理者の資格証明を使用してBI Publisherにログインするには、次のURLに移動します。

    http://HOST_NAME:PORT/xmlpserver

    BI Publisherサーバーのデフォルト・ポートは9704です。

  2. 「共有フォルダ」を開きます。

  3. Oracle Identity Managerレポートを開き、機能領域に基づいて分類されたレポートを表示します。

  4. レポートを表示するには:

    1. 左メニューでレポートの機能領域(アクセス・ポリシー・レポートなど)を選択します。

    2. 右側のページで、目的のレポート(アクセス・ポリシー詳細など)の「開く」をクリックします。

    レポート入力パラメータ・ページが表示されます。このページに、レポートの実行に必要な入力パラメータが表示されます。レポート入力パラメータは、フィルタ基準として機能します。

    場合によっては、少なくとも1つ以上のパラメータ・フィールドが必須フィールドになります。入力パラメータが不要なレポートもあります。そうでない場合も、1つ以上のフィールドに入力しないとレポートを実行できません。

    ノート:

    入力パラメータ・フィールドを空白のままにして「適用」をクリックすると、そのレポートに関連するすべての情報が表示されます。

  5. レポートに含まれている情報を識別するために必要な情報を入力します。

  6. 「適用」をクリックしてレポートを実行します。

    レポートが表示されます。

25.2 ポリシー違反レポートの実行

アイデンティティ監査レポートの生成には、レポート・タイプ、レポート・カテゴリおよびレポート形式の指定が含まれます。

アイデンティティ監査ポリシー違反レポートの実行の詳細は、「アイデンティティ監査ポリシー違反レポートの生成」を参照してください。