このガイドで説明する新機能
この項では、Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.4.0)の『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』での新機能と大きな変更についてまとめます。
機能とその使用方法の詳細は、このガイドの参照先を確認してください。
12c (12.2.1.4.0)の2023年10月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』の改訂には、次の変更が含まれています:
- 管理ユーザーは、SQL問合せを使用してメンバーをロールに割り当てることで、メンバーシップ・ルールを作成できます。
詳細は、「ロールの作成」を参照してください。
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次の新しいシステム・プロパティを使用できます。詳細は、「Oracle Identity Governanceのデフォルトのシステム・プロパティ」を参照してください。
- SQL問合せベースのロール・メンバーシップの有効化
- ロール・メンバーシップのリフレッシュ・ジョブでのSQLメンバーシップ・ルールのすべてのロールの評価
- 失効したアカウントを「アカウント」タブに表示
- プロキシ委任有効
12c (12.2.1.4.0)の2023年4月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』の改訂には、次の変更が含まれています:
- ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、「システム管理」セクションで以前に使用可能だった次のUIオプションをOracle Identity Self Serviceで使用できるようになりました。
- 通知テンプレートの管理
詳細は、「通知テンプレート・サービスの管理」を参照してください。
- 「プロキシ・ユーザー」タブは、「ユーザーの詳細」ページの一部としてオプションでOracle Identity Self Serviceで使用できるようになりました。
詳細は、「プロキシの管理」を参照してください。
- アイデンティティ監査ポリシーの作成時に、「「リスクを受諾」として閉じる」アクションを無効にできます。
詳細は、「アイデンティティ監査ポリシーの作成」を参照してください。
12c (12.2.1.4.0)の2022年10月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』の改訂には、次の変更が含まれています:
- ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、「システム管理」セクションで以前に使用可能だった次のUIオプションをOracle Identity Self Serviceで使用できるようになりました。
- スケジューラの管理
- システム・プロパティの管理
詳細は、「スケジューラの管理」および「システム・プロパティの管理」のトピックを参照してください。
- 証明の構成中に、失効アクションのアカウントを無効にできます。詳細は、「証明オプションの構成」を参照してください。
12c (12.2.1.4.0)の2021年10月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』の改訂には、次の変更が含まれています:
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Oracle Identity Governance Bundle Patch 12.2.1.4.211010を適用すると、新しいオプションが使用可能になり、ユーザーがアクセス・ポリシー外でプロビジョニングされた権限を持っている場合に、アカウントがアクティブになります。「ポリシーの失効または無効化」を参照してください。
- Oracle Identity Governance Bundle Patch 12.2.1.4.211010を適用すると、証明レビューでは、認証操作と認証以外の操作に関する必須証明のコメントがサポートされます。「証明のコメントの事前移入について」を参照してください。
12c (12.2.1.4.0)の2021年4月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』の改訂には、次の変更が含まれています:
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Oracle Identity Governanceバンドル・パッチ12.2.1.4.210428を適用すると、進行中のリクエストに対してアイデンティティ監査ポリシーの検証が行われます。「進行中のリクエストの予測ポリシー検証」を参照してください。
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Oracle Identity Governanceバンドル・パッチ12.2.1.4.210428を適用した後、アクティブ・ユーザーのロールおよび権限を取り消すためのユーザー証明を完了するための新しい「アクセス権の取消し」オプションを使用できます。「ユーザーに対する証明決定の実施」を参照してください。
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Oracle Identity Governanceバンドル・パッチ12.2.1.4.210428の適用後、ユーザー証明定義を作成するための「コンテンツ選択」ページには、「ルールの外部のロール」および「ルールの外部の高リスクのロール」オプションが表示されます。「ユーザー証明の定義の作成」のステップ10を参照してください。
12c (12.2.1.4.0)の2020年10月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』の改訂には、次の変更が含まれています:
- Oracle Identity Governanceバンドル・パッチ12.2.1.4.201011の適用後、アクセス・ポリシーにリンクされたアカウントのポリシー・デフォルトでアカウント・データを更新するために使用できる新しいシステム・プロパティXL.APHarvesting.AllowAccountDataUpdateを使用できます。「直接プロビジョニングされたアカウントとリクエストで作成されたアカウントのポリシーの評価」を参照してください。
12c (12.2.1.4.0)の2020年7月のドキュメント改訂における更新
バグの修正と編集上の訂正に加えて、この『Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』の改訂には、次の変更が含まれています:
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Oracle Identity Governanceバンドル・パッチ12.2.1.4.200624を適用すると、新しいシステム・プロパティ
Active Directoryと互換性のあるOIM複合パスワード・ポリシー
を使用して、OIG複合パスワード・ポリシーの最後のルール(パスワードにユーザーID、名または姓を含む)をActive Directory (AD)パスワード・ポリシー(パスワードに表示名およびユーザー・ログインを含む)に置き換えることができます。「パスワード・ポリシー・ルールの設定」を参照してください。
12c (12.2.1.4.0)での新機能と変更された機能
Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.4.0)には、このドキュメントに示す次の新しいセルフ・サービス機能と変更されたセルフ・サービス機能があります。
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Identity Self Serviceのアプリケーション・オンボード機能が拡張され、フラット・ファイルの構成と管理、ジョブの管理、およびコネクタ・アプリケーションのアップグレードができるようになりました。「フラット・ファイルの構成」、「フラット・ファイル構成の管理」、「ジョブの管理」および「コネクタ・アプリケーションのアップグレード」を参照してください。
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このリリースでは、チャレンジ質問のリストが更新されています。「初回ログイン後のチャレンジ質問および回答」を参照してください。
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チャレンジ質問を設定するには認証が必要です。「チャレンジ質問および回答の設定」を参照してください。
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親または子フォームの変更リクエストの場合、変更インジケータは承認フォームの変更されたフィールドを示します。「タスクの承認」を参照してください。
同様に、親フォームの変更リクエストの場合、変更インジケータは手動履行フォームの変更されたフィールドを示します。「タスクの完了」を参照してください。
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ユーザー証明、ロール証明および権限証明の定義の基本選択では、様々なユーザー、ロールおよび権限の属性とユーザー定義フィールド(UDF)に基づいて基準をフィルタ処理できます。フィルタ基準を保存して、他のユーザー証明、ロール証明および権限証明の定義の作成に使用することもできます。「ユーザー証明の定義の作成」、「ロール証明の定義の作成」および「権限証明の定義の作成」を参照してください。
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アクセス・ポリシーは、リクエストによって作成されたアカウントおよび直接プロビジョニングされたアカウントにリンクされます。「リコンサイルされたアカウントとバルク・ロードで作成されたアカウントのポリシーの評価」を参照してください。