1 Webgateバンドル・パッチについて
バンドル・パッチについて説明し、またバンドル・パッチ、パッチ・セット例外(別名、個別パッチ)、およびパッチ・セットの違いについて説明します。
トピック
1.1 WebGateバンドル・パッチの概要
バンドル・パッチは、ベースライン・プラットフォーム上のOracle Access Managementコンポーネントに対するOracleの公式パッチです。バンドル・パッチ・リリース文字列の5桁目は、バンドル・パッチ番号を示していました。2015年11月、バージョン番号の形式が変更されました。新しい形式では、バンドル・バージョンの5桁目の数値は「YYMMDD」形式のリリース日付に置換されます。
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YYは西暦年の下2桁です。
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MMは数値形式の月です(2桁)。
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DDは数値形式の日付です(2桁)。
各バンドル・パッチには、1つ以上のフィックスを実装するために再ビルドされたライブラリおよびファイルが含まれます。バンドル・パッチ内のすべてのフィックスはテストされ、相互の動作が保証されています。
各バンドル・パッチは累積されます。最新のバンドル・パッチには、同じリリースおよびプラットフォーム用の以前のバンドル・パッチのすべてのフィックスが含まれます。バンドル・パッチで提供されたフィックスは、次のリリースに組み込まれます。
バンドル・パッチは定期的にリリースされ、My Oracle Support(以前のOracle MetaLink)で入手できます。
注:
Oracleでサポートされている状態を維持するために、パッケージが提供されているすべてのインストール済みコンポーネントにバンドル・パッチを適用することをお薦めします。
表1-1 バンドル・パッチとパッチ・セット
| メカニズム | 説明 |
|---|---|
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バンドル・パッチ |
バンドル・パッチは、ベースライン・プラットフォーム上のAccess Managerコンポーネントに対するOracleの公式パッチ・メカニズムです。各バンドル・パッチには、1つ以上のフィックスを実装するために再ビルドされたライブラリおよびファイルが含まれます。 このバンドル・パッチは、Access Manager 12.2.1.3.0 WebGateに適用する必要があります。 |
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パッチ・セット |
パッチ・セットのすべての修正はテスト済であり、指定されたプラットフォームで互いに機能することが動作保証されています。 各パッチ・セットにより、バグ・フィックス(および存在する場合は新機能)を実装するために再ビルドされたライブラリおよびファイルが提供されます。ただし、パッチ・セットは完全なソフトウェア配布ではない場合もあり、すべてのプラットフォームのすべてのコンポーネント用のパッケージが含まれていないことがあります。 |
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