8 Oracle Identity Management統合

このリリースのノートには、サポートされている統合についての情報が含まれます。

8.1 リリース12.2.1.4.0でサポートされない機能

このリリースのOracle Identity Managementでは、次の統合機能はサポートされていません:

  • OAM-OIG統合デプロイメントのアップグレードは、12 c (12.2.1.4.0)ではサポートされていません。OAM-OIG統合は、OAMおよびOIGの新規インストールの場合のみサポートされます。
  • すべてのディレクトリ・タイプ(OUD、OIDおよびAD)で、次のリコンシリエーションはサポートされません。

    • ユーザーによる完全リコンシリエーションおよび増分リコンシリエーションの削除。

    • ユーザー・メンバーまたは子ロールを持つ削除済ロールのリコンシリエーション。

  • Active Directoryタイプの場合、ロール階層の完全リコンシリエーションと増分リコンシリエーションはサポートされていません。

  • LDAPディレクトリが顧客の設定でターゲットとして使用されている場合、OAM-OIG統合には使用できません。即時利用可能としてはサポートされておらず、個別として処理する必要があります。

  • コネクタベースのOAM-OIG統合では、予約コンテナはサポートされていません。

8.2 リリース12.2.1.4.0 (BP02)でサポートされない機能

Oracle Identity Managementは、OAMバンドル・パッチ12.2.1.4.200327またはOIMバンドル・パッチ12.2.1.4.200505の適用後は、このリリースの次の統合機能をサポートしません:

  • LDAPディレクトリが顧客の設定でターゲットとして使用されている場合、OAM-OIG統合には使用できません。即時利用可能としてはサポートされておらず、個別として処理する必要があります。

  • コネクタベースのOAM-OIG統合では、予約コンテナはサポートされていません。

8.3 Oracle Identity Management統合の問題と回避策

ユーザーおよびロールを管理するためのプライマリ・ソースとしてOIGを使用します。

ユーザーの削除、あるいはOIGのメンバーシップおよび階層などに関する変更を、ディレクトリに対して直接ではなく実行します。

OIG-OAM統合に関する既知の制限事項は次のとおりです。

  • グループ名はSSO統合設定のターゲットLDAPで一意である必要があります。

  • オーケストレーション・プロビジョニング報酬は、LDAPアカウント、ロール、ユーザー・メンバーシップおよびロール階層の後処理ハンドラのいずれによっても実行されません。