ファイル・システム・エントリ・キャッシュのRESTエンドポイント
ファイル・システム・エントリ・キャッシュ
ファイル・システム・エントリ・キャッシュは、JEデータベースを使用してエントリをトラッキングするエントリ・キャッシュ実装です。このキャッシュはどのファイル・システムでも機能しますが、最適なパフォーマンスを実現するには、JEデータベースがメモリー・ベースのファイル・システムに存在する必要があります。エントリはFIFO (デフォルト)またはLRUベース(構成可能)のリスト実装によって維持されます。キャッシュ・サイズはファイル・システム内の空き領域のサイズに基づいて決定されます。したがって、十分な空きメモリーがある場合にキャッシュにエントリを追加しても、パージは不要です。ファイル・システム内の空き領域が指定のサイズ以上にすでに消費されている場合は、複数のエントリを削除して新しいエントリのための領域を確保する必要があります。キャッシュの最大エントリ数も構成できます。この値を指定した場合は、その数を超えるエントリは許可されなくなりますが、先に空きメモリーがすべて消費された場合は、その数のエントリすら保持できなくなる可能性があります。このキャッシュに構成できるその他のパラメータには、ロック取得待ち中の最長ブロック時間、およびキャッシュに格納されるエントリの判定基準を定義するための一連のフィルタなどがあります。一連のフィルタを指定した場合は、それらのフィルタの少なくとも1つと一致するエントリのみがキャッシュに格納されます。JE環境のキャッシュ・サイズは、JVM内の空きメモリーのパーセンテージとして構成したり、絶対サイズとしてバイト単位で構成することもできます。このキャッシュには永続性プロパティがあり、それを有効にすると、キャッシュのコンテンツがサーバーまたはキャッシュを再起動しても維持されるようになります。
- ファイル・システム・エントリ・キャッシュの追加、検索、比較または削除
- メソッド: postパス:
/rest/v1/admin
- DNによるファイル・システム・エントリ・キャッシュの削除
- メソッド: deleteパス:
/rest/v1/admin/{dn}
- DNによるファイル・システム・エントリ・キャッシュの検索
- メソッド: getパス:
/rest/v1/admin/{dn}
- DNによるファイル・システム・エントリ・キャッシュの変更
- メソッド: patchパス:
/rest/v1/admin/{dn}