クイック・スタート
次のタスクの実行により、環境を設定し、REST APIを使用して最初のAPIを作成します。
前提条件
前提条件 | 詳細情報 |
cURLのインストール |
|
認証の設定 |
|
OUDのインストール |
『Oracle Fusion Middleware Oracle Unified Directoryのインストール』を参照してください |
OUDアカウント |
管理REST APIを使用するには、OUD管理ユーザー・アカウントが必要です。「ルート・ユーザーの構成」を参照してください |
HTTP管理コネクタ |
HTTPベースのコミュニケーションをサポートするためのOUD上の管理コネクタの構成。dsconfigを使用して、このコネクタを有効化または管理します。 |
タスク1: アカウント情報の取得
アカウント管理者から、タスクを実行できる適切なアカウント資格証明を取得します。具体的には、次のものが必要となります:
-
HTTP内のRESTリクエストとともに渡す必要があるOUD (
cn=Directory Manager
)を管理するための資格証明。たとえば、cURLコマンドを介して資格証明を渡すには、次を使用します:-u "cn=Directory Manager:********" --header "Content-Type:application/json"
-
HTTP管理コネクタのホストおよびポート
-
HTTP URI:
/rest/v1/admin
タスク2: リクエストの送信
RESTクライアントを設定した後、接続が機能していることを確認するリクエストを送信できます。たとえば、サーバーの詳細をフェッチするとします。次のリクエストを使用できます:
{
"msgType" : "urn:ietf:params:rest:schemas:oracle:oud:1.0:SearchRequest",
"scope" : "base",
"filter" : "(objectclass=*)",
"requiredAttributes" : [ "vendorName", "vendorVersion", "ds-private-naming-contexts", "subschemaSubentry" ],
"base" : ""}
リクエストが成功した場合、次のような本文の200レスポンスを受信します:
{
"msgType": "urn:ietf:params:rest:schemas:oracle:oud:1.0:SearchResponse",
"totalResults": 1,
"searchResultEntries": [
{
"dn": "",
"attributes": {
"vendorName": "Oracle Corporation",
"vendorVersion": "Oracle Unified Directory 19.1.0.0.0",
"ds-private-naming-contexts": [
"cn=admin data",
"cn=ads-truststore",
"cn=backups",
"cn=config",
"cn=monitor",
"cn=schema",
"cn=tasks",
"cn=virtual acis" ],
"subschemaSubentry": "cn=schema"
}
}
]
}