18 サーバー・ログ
Oracle Stream Analytics Visualizerを使用してOracle Stream Analyticsサーバーのロギング・サービスとコンポーネント・ロガーを表示および構成する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
詳細は、「ログの管理」を参照してください。
18.1 サーバー・ロギング・サービスの構成
Oracle Stream Analytics Visualizerを使用すると、選択したOracle Stream Analyticsサーバーのロギング・システムを構成できます。デフォルトでは、このロギング構成がすべてのコンポーネントに適用されます。
コンポーネント固有のロギング・オプションを構成するには、「コンポーネント・ロガーの構成」を参照してください。
サーバー・ロギング・サービスの構成
18.2 コンポーネント・ロガーの構成
Oracle Stream Analytics Visualizerを使用すると、選択されたコンポーネントのロギング・プロパティを構成できます。
表18-2は、デフォルトで「注意」
ログ・レベルでロギングするように構成されたコンポーネントのリストです。
この項では、次のことを行う方法について説明します。
すべてのコンポーネントに適用されるロギング・プロパティを構成するには、「サーバー・ロギング・サービスの構成」を参照してください。
コンポーネント・ロガーの追加
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左ペインで、「ドメイン」→「サーバー」ノードをクリックします(ここで、「ドメイン」はOracle Stream Analyticsドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します)。
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右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
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「コンポーネント・ログ設定」タブをクリックします。
図18-2で示すように「コンポーネント・ログ設定」タブが表示されます。
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「追加」をクリックします。
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「名前」フィールドにコンポーネントの名前を入力します。
次のいずれかを選択できます。
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コンポーネント名: 表18-2のリストとまったく同一のコンポーネント名定数。
表18-2 ロギング・コンポーネント名の定数
コンポーネント名 説明 Adapters
Oracle Stream Analyticsサーバーで実行中のアダプタ・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。
Cache
Oracle Stream Analyticsサーバーで実行中のキャッシュ・システムおよびキャッシュ・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。
Channel
Oracle Stream Analyticsサーバーで実行中のチャネルからのログ・メッセージに適用されます。
CQLProcessor
Oracle Stream Analyticsサーバーで実行中のOracle CQLプロセッサからのログ・メッセージに適用されます。
CQLServer
各CQLプロセッサのコアにあるCQLエンジンからのログ・メッセージに適用されます。
CQLServerTrace
各CQLプロセッサのコアにあるCQLエンジンからのログ・メッセージに適用されます。
Ede
Oracle Stream Analyticsサーバー・イベント・ディスパッチ・インフラストラクチャのイベント駆動環境からのログ・メッセージに適用されます。
EventTrace
Info
またはDebug
に設定すると、すべてのアプリケーションのEPN内で動向中のイベントをトレースできます。このログ・キーの重大度は、Oracle Stream Analytics Visualizerを使用して動的に変更できます。Info
重大度では、次のようなログ・メッセージが表示されます(1行で表示される可能性があります)。<May 26, 2009 5:53:49 PM PDT> <Info> <EventTrace> <BEA-000000> <Application [helloworld], Stage [helloworldOutputChannel] received insert event>
Debug
重大度では、ログ・メッセージには次のイベントの詳細が含まれています。<May 26, 2009 6:02:34 PM PDT> <Debug> <EventTrace> <BEA-000000> <Application [helloworld], Stage [helloworldOutputChannel] received insert event [HelloWorldEvent: HelloWorld - the current time is: 6:02:34 PM]>
Lifecycle
Oracle Stream Analyticsサーバーとアプリケーション・ライフサイクル操作からのログ・メッセージに適用されます。
Management
Oracle Stream Analyticsサーバーの一般的なJMX関連管理のAPI操作からのログ・メッセージに適用されます。
Monitor
Oracle Stream Analyticsサーバーの監視サービスからのログ・メッセージに適用されます。
Recplay
Oracle Stream Analyticsサーバーのイベント記録および再生操作からのログ・メッセージに適用されます。
Spring
Springコンテナ操作からのログ・メッセージに適用されます。
Stream
Oracle Stream Analyticsサーバーで実行中のストリーム・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。
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アプリケーション名: 任意のOracle Stream Analyticsサーバー・アプリケーションまたはユーザー定義アプリケーションのモジュール名。例:
sample.HelloWorld
。 -
パッケージ名: 任意のOracle Stream Analyticsサーバーまたはユーザー提供のJavaパッケージの名前。例:
com.bea.wlevs.ede
。 -
クラス名: 任意のOracle Stream Analyticsサーバー・クラスまたはユーザー定義クラスの完全修飾名。例:
com.bea.wlevs.cep.core.EPRuntimeImpl
。
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「レベル」ドロップダウン・メニューから重大度レベルを選択します。
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Emergency
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Alert
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Critical
-
Error
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Warning
-
Notice
-
Info
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Debug
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Trace
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「保存」をクリックします。
コンポーネントと重大度レベルが表内に表示されます。
コンポーネントのロギング・レベルの変更
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左ペインで、「ドメイン」→「サーバー」ノードをクリックします(ここで、「ドメイン」はOracle Stream Analyticsドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します)。
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右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
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「コンポーネント・ログ設定」タブをクリックします。
図18-3で示すように「コンポーネント・ログ設定」タブが表示されます。
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表内のコンポーネント・エントリを選択します。
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「編集」をクリックします。
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「レベル」ドロップダウン・メニューから重大度レベルを選択します。
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Emergency
-
Alert
-
Critical
-
Error
-
Warning
-
Notice
-
Info
-
Debug
-
Trace
-
-
「保存」をクリックします。
新しい重大度レベルが表内に表示されます。
コンポーネント・ロガーを削除するには:
18.3 ログの問合せ
Oracle Stream Analytics Visualizerを使用すると、選択したOracle Stream Analyticsサーバーのログに関する問合せを実行できます。ログ問合せ機能を使用すると、選択されたログ・ファイル内の情報を表示できます。
ログの問合せ