Salesforceクラウド・ターゲットの操作プロパティの構成

統合に対するSalesforceクラウド・ターゲットの操作値を入力します。

Salesforceクラウド・ターゲットの「操作」ページでできること

Salesforceクラウドに対し、次のターゲットの操作値を構成できます。

  • 次の操作タイプのいずれかを選択します。
    1. CRUD
    2. Salesforce Object Query Language (SOQL)またはSalesforce Object Search Language (SOSL)問合せ
  • ビジネス・オブジェクトを選択します。
  • SOQL/SOSL問合せを指定します。

Salesforceターゲットの「操作」ページの表示内容

次の表では、Salesforceクラウド・ターゲットの「操作」ページの主な情報について説明します。

要素 説明

操作タイプの選択

実行する操作のタイプを選択します。

  • CORE: Salesforceアプリケーションでサポートされるすべてのコア・アプリケーションを表します。

  • CRUD: Salesforceビジネス・オブジェクトで実行する、作成、読取り、更新、削除または破棄操作を表します。各文字は、標準のSQL文、HTTPメソッドまたはDDS操作にマップされます。実行するCRUD操作を選択します: 「作成」「削除」「取得」または「更新」

  • MISC: Salesforceアプリケーションの特別なタスク操作(現在のセッションに関連付けられたユーザー情報のフェッチなど)を表します。

  • SOSL/SOQL: Salesforceアプリケーションにリクエストとして送信するSalesforce Object Query Language (SOQL)またはSalesforce Object Search Language (SOSL)問合せを入力することを選択します。使用できる操作は次のとおりです。

    • 問合せ: 特定の条件に対する問合せを実行し、その条件に一致するデータを返します。自分のSalesforceアプリケーション・アカウントから削除されていないレコードだけが返されます。

    • queryAll: ごみ箱にある削除されたレコードも含めて、「問合せ」操作と同じデータを返します。

    • 検索: Salesforceアプリケーションからレコードを返します。検索操作への入力として検索文字列を動的に指定するバインディング・パラメータを指定できます。

    このオプションを選択すると、ページがリフレッシュされて、検証用に送信するSOQLまたはSOSL問合せを入力するフィールドが表示されます。

    • 問合せ文: 有効な問合せ文を入力します。SOQL文はcountメソッド問合せに対しsObjectsのリスト、単一sObjectまたは整数を評価します。次のような例が用意されています。

      “SELECT Id FROM Contact WHERE Name LIKE 'A%' AND MailingCity = 'California'”
      SELECT COUNT() FROM Contact

      SOSL文はsObjectsのリストを評価し、各リストには特定のsObjectタイプの検索結果が含まれます。次に例を示します。

      “SELECT a.name, a.id, a.accountNumber, c.name from Contact c, c.Account”
    • バインディング・パラメータ: 問合せに含まれる任意のパラメータを表示します。たとえば、orgIdは次の問合せのパラメータです。

      SELECT a.name, a.id, a.accountNumber, c.name from Contact c, c.Account a WHERE a.name = "&orgId"  

      この問合せはバインディング・パラメータのテキスト・ボックスを表示し、そこにorgIdのテスト値を入力します。

    • 「問合せのテスト」。クリックしてSalesforceアプリケーションに対する問合せを検証します。問合せ結果が表示されます。エラーが発生したら、問合せの修正方法についての結果を受信します。

オブジェクト名でフィルタリング

1文字目を入力してビジネス・オブジェクトの表示をフィルタリングします。フィルタ・タイプを選択することもできます。
  • すべて: すべてのオブジェクトを表示します。

  • カスタム: 作成したオブジェクトを表示します。カスタム・ビジネス・オブジェクトには“_c”が追加されます。

  • 標準: Salesforceアプリケーションの一部として提供されるビジネス・オブジェクト。

ビジネス・オブジェクトの選択

操作に含める単一または複数のビジネス・オブジェクトを選択します。1つの操作に対して最大10個のオブジェクトを選択できます。