21 B2Bコマンド行ツール
この章では、日付のアーカイブ、データのパージ、データのインポートとエクスポート、バッチ処理操作、アグリーメントのデプロイなど、様々なタスクに使用できるB2Bコマンドライン・ツールについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
21.1 コマンドライン・ツール実行の前提条件
コマンドライン・ツールを実行する前に、いくつかの作業をすませる必要があります。
ノート:
1. コマンド行ツールは管理者専用です。ログイン・ユーザーによるデータのパージ、インポートまたはエクスポートを防止するためのセキュリティ・チェックまたは権限チェックは実行されません。
2. コマンドライン・ツールを実行した後、B2Bコンソールに再ログインする必要があります。B2Bコンソールでは一部のメタデータがキャッシュに入れられ、コマンドライン・アクションによってメタデータが更新されると、キャッシュ内のデータが無効になる場合があります。したがって、コマンドライン操作を使用した後は必ずB2Bコンソールに再ログインすることをお薦めします。
3. つまり、B2Bコマンド・ユーティリティの実行中にUIでユーザー・セッションを開いている場合、コマンド・ユーティリティで行った変更候補を表示するには、B2B UIからログアウトし、再度ログインすることをお薦めします。
4. JNDI資格証明を指定しないと、大部分のコマンドライン・ツールは実行できません。匿名ユーザーによるコマンド行ツールの使用を制限するには、jndi.properties
ファイルに次の情報を指定します。
java.naming.provider.url=t3://localhost:8001
java.naming.factory.initial=weblogic.jndi.WLInitialContextFactory
java.naming.security.principal=weblogic
java.naming.security.credentials=weblogic_password
ノート:
B2BCommandlineユーティリティの場合、デフォルトでは、ANTを実行すると、クライアント側またはサーバー側でエラーが発生しても、BUILD SUCCESSFUL
が表示され、システム・コードとして0
(ゼロ)が返されます。クライアント側またはサーバー側の各エラーでANTの実行がFAILになるようにするには、exitonerror
パラメータをtrue
に設定する必要があります。
これは、次の2つのうちいずれかの方法で行うことができます。
-
ANTコマンド行で
-Dexitonerror=true
を指定ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dagreement=<AGR_NAME> -Dmode=DT -Dexitonerror=true
-
exitonerror
パラメータをグローバル設定として設定ant-b2b-util.xmlが存在するディレクトリ(
$ORACLE_HOME
/bin)にant_general.propertiesという名前のプロパティ・ファイルを作成し、値exitonerror=true
を設定します。
この構成では、すべてのクライアント・エラーまたはサーバー・エラーで、すべてのANTコマンドがBUILD FAILED
というメッセージで失敗し、システム終了コードが -1
に設定されます。
21.2 データのアーカイブ
Oracle B2Bでは、OracleデータベースのOracle B2Bランタイム・インスタンス・データ用のアーカイブ・メカニズムとして、Oracle Data Pumpが使用されます。Oracle B2Bでアーカイブ機能が有効になるのは、Oracle B2BリポジトリがOracleデータベースの場合のみです。開始日、終了日およびメッセージの状態を構成して、ランタイム・データをアーカイブまたはパージ(あるいはその両方)できます。
パフォーマンスの向上およびアーカイブ・アクティビティとパージ・アクティビティの同期のために、各ランタイム表(B2B_BUSINESS_MESSAGE
、B2B_EXT_BUSINESS_MESSAGE
、B2B_APP_MESSAGE
、B2B_WIRE_MESSAGE
およびB2B_DATA_STORAGE
)に新しい列(JOB_ID
)が追加されています。
Oracle B2Bでは、ターゲット・ランタイム・データが、(開始日、終了日およびメッセージの状態ごとに)一意のJOB_ID
でマーク付けされます。ランタイム・データのアーカイブを選択すると、JOB_ID
を使用してデータ・ポンプPL/SQL APIが起動され、ランタイム・データがエクスポートされます。ランタイム・メッセージのパージも行う場合、Oracle B2BはJOB_ID
によって行います。
ランタイム・データのアーカイブ/エクスポート後、Oracle B2Bでは、Oracle Data Pumpを使用してOracle B2Bリポジトリにランタイム・データをインポートすることもできます。
データをアーカイブするには、権限とアーカイブ・ディレクトリを事前に設定しておく必要があります。
ノート:
b2b_archive
ユーティリティでサポートされるのは、Oracleデータベースのみです。他のデータベースはサポートされません。
初期設定を行うには:
-
データベースが稼働するマシン上で、アーカイブ・ファイルをダンプするディレクトリを作成します。これは、永続ディレクトリではありません。アーカイブ・プロシージャを完了すると、セキュリティ上の目的で必要ならば、アーカイブされたファイルを別の場所に移動して、このディレクトリを削除することができます。たとえば:
mkdir /archive
-
chmod
コマンドを使用して、データベース・プロセスでこの操作に対し書き込みができるように、このディレクトリへの権限を付与します。 -
sysdba
でデータベースにログインします。sqlplus / as sysdba
-
B2B_EXPORT_DIR
を設定します。SQL> create or replace DIRECTORY B2B_EXPORT_DIR as '/archive'
-
SOAスキーマ・ユーザーが
b2b_soainfra
の場合は、そのユーザーにエクスポート権限を付与する必要があります。SQL> grant read, write on directory B2B_EXPORT_DIR to b2b_soainfra; SQL> grant exp_full_database to b2b_soainfra;
ノート:
アーカイブする前に、前述の初期設定ステップを必ず実行してください。
データをアーカイブするには:
-
soainfraスキーマ・ユーザーでログインします。
$ sqlplus b2b_soainfra/password
-
アーカイブ・プロシージャを実行します。たとえば:
SQL> exec B2B_ARCHIVE_INSTANCE_MSGS('2010/06/23 12:23:23','2010/06/24 12:46:24','MSG_COMPLETE',null,null,null,null,null,null,'myDump.dmp')
プロシージャのシグネチャは次のとおりです
exec B2B_ARCHIVE_INSTANCE_MSGS(p_startDate,p_endDate,p_msgState,p_tpName, p_direction,p_msgType,p_tpaName,p_idType,p_idVal,filename);
表21-1に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-1 B2B_ARCHIVE_INSTANCE_MGSユーティリティのオプション
オプション | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
|
アーカイブの開始日 |
|
|
アーカイブの終了日 |
|
|
ビジネス・メッセージの状態 |
|
|
取引パートナ名。 |
|
|
メッセージの方向。 |
|
|
メッセージ・タイプ。 |
|
|
取引パートナのアグリーメント名。 |
|
|
取引パートナを一意に識別し、ドキュメントの交換方法を定義する、送信者の |
|
|
送信者の |
|
|
データベースによって作成されるアーカイブ・ファイルの名前。ファイル名は一意である必要があります。この名前のファイルが該当するディレクトリに存在しないことを確認してください。 |
21.3 データのパージ
ランタイム・データをパージする前に、構成を適切に設定する必要があります。適切に設定しないと、誤解を招くようなエラーが発生して、アーカイブが失敗します。
ノート:
構成の設定については、「データのアーカイブ」で説明しています。
ログイン・ユーザーによるデータのパージを防止するためのセキュリティ・チェックおよび権限チェックは実行されません。
b2bpurge
ユーティリティによってサポートされるのは、Oracleデータベースのみです。他のデータベースはサポートされません。
次のユーティリティでは、設計時データとランタイム・データの両方をパージし、環境をインストール時の状態にリセットします。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge
表21-2に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-2 b2bpurgeユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
mode |
設計時データのパージまたはランタイム・データのパージを指定します(下記ノートを参照) |
|
はい |
msgState |
指定したメッセージの状態のメッセージを削除します。ランタイム・データに使用されます。 |
|
いいえ。 |
purgecontrolnumber |
管理番号を削除します。ランタイム・データに使用されます。trueに設定すると、すべてのランタイム・データがB2B表から削除されます。特定の日付範囲のデータを削除する場合には、このオプションは使用できません。 このオプションがfalseに設定されている場合のみ、アーカイブが実行されます。 |
|
いいえ |
|
この日付以降に作成されたすべてのメッセージを削除します。 |
日付書式 dd/mm/yyyy hh:mm AM/PM |
いいえ |
|
この日付以前に作成されたすべてのメッセージを削除します。 |
日付書式 dd/mm/yyyy hh:mm AM/PM |
いいえ |
|
取引パートナ名。 |
[-] |
いいえ |
|
メッセージの方向 |
[-] |
いいえ |
|
メッセージのタイプ |
[-] |
いいえ |
|
アグリーメントの名前 |
[-] |
いいえ |
|
取引パートナを一意に識別し、ドキュメントの交換方法を定義する、送信者の |
[-] |
いいえ |
|
送信者の |
[-] |
いいえ |
|
アーカイブするかどうかを指定します。 |
|
いいえ |
|
データベース・コミットの実行後のレコード数を指定します。 |
頻度の値。デフォルトは |
いいえ |
|
アーカイブ・ファイルのファイル名 |
[-] |
いいえ |
partitioned |
データベースがパーティション化されているかどうかを示します。Oracle B2Bでは、このパラメータの値に基づいて、通常どおりに、またはデータベース・パーティションに基づいて、データをパージできます。 |
|
いいえ |
partitioncleanmode |
クリーンアップ指定されたパーティションのクリーンアップ・モードを指定します。 パーティションが存在しないか、または日付以外のパラメータが指定されている場合、このパラメータは無効です。 ノート: このパラメータは、 |
|
いいえ |
logmode |
ログ・レベルを示します。 |
|
いいえ |
refreshmw |
|
|
いいえ |
rowlimit |
削除するレコード数を制限します。非インポート専用機能。 |
[-] |
いいえ |
timelimit |
パージ・ジョブの実行時間を制限します。チェックは各コミット・サイクルの後に実行されるので、精度は |
[-] |
いいえ |
cascadedelete |
特定のドキュメントIDまたはCPA IDに関連するすべてのアーティファクトを削除します。 |
|
いいえ |
例21-1 設計時データの削除
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dmode=DT
例21-2 ランタイム・データのパージ
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dmode=RT
例21-3 管理番号を含むランタイム・データのパージ
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dmode=RT -Dpurgecontrolnumber=true
例21-4 指定した日付範囲内の指定した状態のメッセージのパージ
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dmode=RT -Dfromdate="05/10/2012 11:51 PM" -Dtodate="06/10/2012 12:01 AM" -Dmsgstate=MSG_COMPLETE -Darchive=false
例21-5 カスケードによる取引パートナRobot143の削除
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dtp=Robot143 -Dmode=DT -Dcascadedelete=true
これは、取引パートナにドキュメントまたはCPAが1つ関連付けられている場合に便利です。
例21-6 カスケードによるRobot131からRobot139の取引パートナの削除
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dtp=Robot131,Robot132,Robot133,Robot134,Robot135,Robot136,Robot137,Robot138,Robot139 -Dmode=DT -Dcascadedelete=true
これは、取引パートナにドキュメントまたはCPAが1つ関連付けられている場合に便利です。
例21-7 カスケードによるAgreementIDまたはCPAのすべてのアーティファクトの削除
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dtp=Robot142 -Dmode=DT -Dcascadedelete=true -Dagreementid=Openreach_Robot142_WholesaleProvider_ServiceProvider_R1800.0.5_cpa
これは、取引パートナにドキュメントまたはCPAが複数関連付けられている場合に便利です。
ノート:
archivename
を使用する場合、値は一意のファイル名である必要があります。archivename
に既存のファイル名を使用すると、例外がスローされます。
ノート:
ドキュメント・タイプに基づいてインスタンス・データをパージおよびアーカイブすることもできます。これを行うには、まず「コマンドライン・ツール実行の前提条件」に示されている前提条件のステップを実行し、「データのアーカイブ」に示されている初期ステップを実行します。
例:
ant -f ant-b2b-util.xml b2bpurge -Dmode=RT -Ddoctype="ORDERS_FILE" -Darchive=true -Darchivename="docType.dmp"
これは、SQLを使用して実行することもできます。
ノート:
取引パートナ名に基づいてデータのパージを実行する場合:
-
方向が指定されている場合、パージにも方向が反映されます。
-
方向が指定されていない場合、パージは双方向(インバウンドとアウトバウンド)で実行されます。
-
-Dtp
の値としてホスト名が指定されている場合、エラー・メッセージが表示されます。
21.4 データのインポート
b2bimport
ユーティリティでは、B2BメタデータZIPファイルをリポジトリにインポートします。基本的な検証は実行されますが、デプロイメント検証のような完全な検証ではありません。overwrite
オプションを使用しないかぎり、データは上書きされません。
ノート:
ログイン・ユーザーによるデータのインポートを防止するためのセキュリティ・チェックまたは権限チェックは実行されません。
次の使用例では、tmp/export.zip
のデータが同じサーバー上の場所にインポートされ、上書きは行われません。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bimport -Dlocalfile=true -Dexportfile="/tmp/export.zip"
表21-3に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-3 b2bimportユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
|
エクスポート(ZIP)ファイルの場所 |
[-] |
はい |
|
既存のビジネス要素を上書きします。たとえば、インポート・ファイルのデリバリ・チャネルと同じ取引パートナ名を持つ既存のデリバリ・チャネルは、このオプションが |
|
いいえ |
|
エクスポート・ファイルの場所がサーバー上である場合は、このオプションをtrueに設定すると、パフォーマンスが向上します。エクスポート・ファイルは、B2Bが稼働しているサーバーに存在する必要があります。 |
|
いいえ |
21.5 データのエクスポート
b2bexport
ユーティリティでは、Oracle B2Bリポジトリからメタデータをエクスポートします。オプションを指定しないと、リポジトリ全体がエクスポートされます。
ノート:
ログイン・ユーザーによるデータのエクスポートを防止するためのセキュリティ・チェックまたは権限チェックは実行されません。
次の使用例では、他のオプションを指定しない場合、リポジトリ全体(ポリシー詳細を除く)が/tmp/export.zip
にエクスポートされます。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bexport
表21-4に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-4 b2bexportユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
tpanames |
エクスポート対象の1つ以上の取引パートナのアグリーメント名。1つのアグリーメントをエクスポートする場合、ZIPファイルにはフォルダ |
アグリーメント名はカンマで区切る必要があります |
いいえ |
tpname |
エクスポート対象の取引パートナの名前。 |
[-] |
いいえ |
exportfile |
エクスポートしたデータを格納するZIPファイルの場所 |
|
いいえ |
active |
デプロイ済であり、アクティブな状態のアグリーメントをエクスポートします。 |
|
いいえ |
|
trueに設定すると、ユーザーとロールの詳細(ポリシー・ストアに必要)を含むリポジトリ全体がエクスポートされます。ポリシー・ストアもエクスポートするように警告が表示されます。 詳細は、「インポート/エクスポート」タブからインポートまたはエクスポートした場合のコピー内容を参照してください。 |
|
いいえ |
|
エクスポート・ファイルがOracle B2Bと同じコンピュータ上にある場合は、trueに設定するとパフォーマンスが向上します。 |
|
いいえ |
例21-8 ポリシーの詳細を含むリポジトリ全体を/tmp/export.zipにエクスポートする場合
ant -f ant-b2b-util.xml b2bexport -Dexportfile="/tmp/export.zip" -Dpolicies=true
例21-9 詳細を含まないリポジトリ全体を同じサーバー上の/tmp/exportinserver.zipにエクスポートする場合
ant -f ant-b2b-util.xml b2bexport -Dexportfile="/tmp/exportinserver.zip" -Dlocalfile=true
例21-10 取引パートナAcmeを/tmp/Acme.zipにエクスポートする場合
ant -f ant-b2b-util.xml b2bexport -Dtpname="Acme" -Dexportfile="/tmp/Acme.zip"
例21-11 リスニング・チャネルの詳細を含む設計時のアグリーメントを/tmp/acmeGc.zipにエクスポートする場合
ant -f ant-b2b-util.xml b2bexport -Dtpanames="Acme_GC_Agreement1" -Dexportfile="/tmp/AcmeGc.zip"
リスニング・チャネルはエクスポート時に非アクティブ化されるため、データのインポート後に再アクティブ化する必要があります。
例21-12 デプロイ済でアクティブな複数のアグリーメントを/tmp/export.zipにエクスポートする場合
ant -f ant-b2b-util.xml b2bexport -Dtpanames="Acme_GC_Agreement1, GC_Acme_Agreement1" -Dactive=true
リスニング・チャネルはエクスポートされません。
21.6 バッチ処理操作
コマンドラインのb2bbatch
ユーティリティを使用すると、様々な条件に基づいてバッチを作成できます。このユーティリティは、Oracle B2BコンソールにあるEDIドキュメント用のバッチ作成/削除機能を補助するものです。これはANTベースのコマンドであり、バッチを作成する条件を選択できる柔軟性をもたらします。
1つのステップで複数の取引パートナとドキュメント・バージョンを作成するには、Oracle B2Bコンソールを使用する必要があります。これをコマンドラインで行うには、バッチ作成ユーティリティを複数回実行する必要があります。バッチの無効化や更新などの高度な機能の場合は、Oracle B2Bコンソールを使用する必要があります。
使用方法を次に示します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bbatch -Dtp=<tpName> -Dbatchtime=<batchTriggerTime> -Dbatchname=<batchName> -Ddocument=<documentProtocolName> -Ddocrevision=<docRevision> -Ddoctype=<docType> -Disrepetitive=<true|false> -Dbatchcount=<batchcount> -Dbatchfilesize=<batchfilesize>
表21-5に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-5 b2bbatchユーティリティのオプション
オプション | 説明 | 必須 |
---|---|---|
|
取引パートナ名。 |
はい バッチを作成するには、 |
|
バッチ数。 |
はい バッチを正常に作成するには、 |
|
バッチ・ファイル・サイズ。 |
はい |
|
バッチ名。 |
はい |
|
バッチのトリガー時刻。 トリガー時刻には、cron文字列または 例21-16も参照してください。 |
はい |
|
ドキュメント・プロトコル名。 例: |
はい |
|
ドキュメント・リビジョン。 例: |
はい |
|
ドキュメント・タイプ。 例: |
はい |
|
cron文字列を使用してバッチを作成するときに、反復的なバッチ処理を有効または無効にします。 有効な値: |
いいえ |
|
バッチ・モード。 バッチを削除するには、 |
いいえ |
ノート:
コマンドライン操作のcronジョブは、cron構文に従って作成する必要があります。
例21-13 バッチ処理操作の作成
このコマンドでは、GlobalChipsを使用してX12/4010/850ドキュメントに対するバッチ処理操作を作成します。このバッチ処理操作は、指定したcron文字列に対して反復モードで実行されます。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bbatch -Dtp=GlobalChips -Dbatchtime="0 4850 11 7 5 ? 2010" -Dbatchname=batch1234 -Ddocument=EDI_X12 -Ddocrevision=4010 -Ddoctype=850 -Disrepetitive=true
例21-14 複数のドキュメント・タイプに対するバッチの作成
ant -f ant-b2b-util.xml b2bbatch -Dtp=GlobalChips -Dbatchtime="0 58 11 7 5 ? 2010" -Dbatchname=batch1234 -Ddocument=EDI_X12 -Ddocrevision=4010 -Ddoctype=850,997 ant -f ant-b2b-util.xml b2bbatch -Dtp=GlobalChips -Dbatchtime="07/05/2010 11:45 AM" -Dbatchname=batch1234 -Ddocument=X12 -Ddocrevision=4010 -Ddoctype=850,997
例21-15 バッチ処理操作の削除
ant -f ant-b2b-util.xml b2bbatch -Dmode=deletebatch -Dbatchname=batch1234
例21-16 batchtimeオプションでの特殊文字の使用
batchtimeの値に*や#などの特殊文字が含まれる場合は、二重引用符を使用して文字をエスケープする必要があります。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bbatch -Dtp=GlobalChips -Dbatchtime='0 5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,55,59 "*" "*" "*" ? 2010' -Dbatchname=batch1234 -Ddocument=EDI_X12 -Ddocrevision=4010 -Ddoctype="850,855" -Disrepetitive=true
21.7 チャネル・パスワードのリセット
このユーティリティは、チャネル・パスワードを設定またはリセットします。
ant -f ant-b2b-util.xml resetchannelpassword
表21-6に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-6 resetchannelpasswordユーティリティのオプション
オプション | 説明 | 必須 |
---|---|---|
|
既存のチャネル名。 |
はい |
|
取引パートナ名。 |
はい |
|
指定したチャネルに設定するパスワード。 これはオプションのパラメータです。このパラメータを設定しない場合、このチャネルの既存のパスワード(設定されている場合)は削除されます。 |
いいえ |
ノート:
リスニング・チャネルの場合、変更後のパスワードは、リスニング・チャネルの再起動後にのみ有効になります。デリバリ・チャネルの場合、変更後のパスワードは、デプロイ後にのみ有効になります。
例21-17 リスニング・チャネルのパスワードの設定
ant -f ant-b2b-util.xml resetchannelpassword -Dchannelname=AcmeInboundListening -Dtp=Acme -Dpassword=welcome1
前述の例は、AcmeInboundListening
リスニング・チャネルのパスワードとしてwelcome1
を設定します。
例21-18 リスニング・チャネルのパスワードのリセット
ant -f ant-b2b-util.xml resetchannelpassword -Dchannelname=AcmeInboundListening -Dtp=Acme
前述の例は、AcmeInboundListening
リスニング・チャネルのパスワードをリセットします。
21.8 リスニング・チャネルのアクティブ化または非アクティブ化
このユーティリティは、リスニング・チャネルをアクティブ化または非アクティブ化します。
ant -f ant-b2b-util.xml updatechannel
表21-7に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-7 updatechannelユーティリティのオプション
オプション | 説明 | 値 | 必須 |
---|---|---|---|
|
既存リスニング・チャネルの名前。 ワイルドカード文字(*)を使用すると、システム内のすべてのリスニング・チャネルを指定できます。 |
[-] |
はい |
|
リスニング・チャネルの状態。 |
|
はい |
例21-19 リスニング・チャネルの起動
ant -f ant-b2b-util.xml updatechannel -Dchannelname="AcmeInboundListening" -Dstate=active
前述の例は、AcmeInboundListening
チャネルを起動します。
例21-20 すべてのリスニング・チャネルの起動
ant -f ant-b2b-util.xml updatechannel -Dchannelname="*" -Dstate=active
21.9 アグリーメントのデプロイ
b2bdeploy
ユーティリティでは、リポジトリ内のすべてのアグリーメントを検証およびデプロイします。アグリーメントがすでにデプロイされている場合は、再度デプロイされます。この結果、古いバージョンのアグリーメントは、非アクティブな状態になります。検証をオフにすると、データが有効であることが確認されているアグリーメントを多数デプロイする際に役立ちます。その場合は、SOAサーバーの再起動が必要です。プロパティb2b.deploy.validation
をfalseに設定すると、検証を無効にできます。
すべてのアグリーメントをリポジトリにデプロイするには、次のコマンドを実行します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bdeploy
表21-8に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-8 b2bdeployユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
|
デプロイ対象となる1つ以上のアグリーメントの名前 |
アグリーメント名はカンマで区切る必要があります |
いいえ |
例21-21 アグリーメントAcme_GC_Agreement1およびGC_Acme_Agreement1のデプロイ
ant -f ant-b2b-util.xml b2bdeploy -Dtpanames="Acme_GC_Agreement1,GC_Acme_Agreement1"
21.10 B2Bメタデータの検証
b2bvalidate
ユーティリティでは、アグリーメント、取引パートナ、ドキュメントなどのOracle B2Bメタデータを検証します。オプションを指定しない場合は、すべてのアグリーメントが検証されます。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bvalidate [-Dmdsreference="comma_separated_argumants"]
表21-9に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-9 b2bvalidateユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
mdsreference |
取引パートナ、アグリーメントまたはドキュメント・プロトコルのファイル名 |
ファイル名はカンマで区切る必要があります |
いいえ |
agreementid |
指定されたIDに基づいてアグリーメントを検証します。存在しないアグリーメントIDについては警告メッセージを出力し、それ以外のアグリーメントIDを検証します。 |
アグリーメントIDの区切りには、カンマを使用する必要があります。 |
いいえ |
例21-22 すべてのアグリーメントの検証
ant -f ant-b2b-util.xml b2bvalidate
例21-23 アグリーメントtpa_ID1234.xmlの検証
ant -f ant-b2b-util.xml b2bvalidate -Dmdsreference="tpa_ID1234.xml"
例21-24 取引パートナtp_MyCompany.xmlおよびアグリーメントtpa_ID1234.xmlの検証
ant -f ant-b2b-util.xml b2bvalidate -Dmdsreference="tp_MyCompany.xml,tpa_ID1234.xml"
例21-25 IDがagreementID1とagreementID2であるアグリーメントの検証
ant -f ant-b2b-util.xml b2bvalidate -Dagreementid="agreementID1,agreementID2"
21.11 ebXML CPP/CPAユーティリティの使用
ebXML CPP/CPAユーティリティでは、Oracle B2Bメタデータの標準ebXML CPAファイルとの間で変換を行います。
CPP/CPAファイル名は、コマンドラインを使用して渡す場合、次の命名規則に従っている必要があります。
JavaLetterOrDigit | '-' | '.' | ' '
JavaLetterOrDigit
は、java.lang.Character.isJavaIdentifierPart
メソッドからtrueを返します。
21.11.1 CPP/CPAプロパティ・テンプレートの作成
b2bcreate-cpaprop
ユーティリティでは、カスタマイズし、b2bcpaimport
およびb2bcpaexport
ユーティリティに対するパラメータを提供できるプロパティ・ファイル・テンプレートを作成します。
次の使用例では、cpp_cpa.properties
テンプレート・ファイルが作成されます。このファイルは、propfile
オプションで使用されます。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bcreate-cpaprop
表21-10に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-10 b2bcreate-cpapropユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
propfile |
|
[-] |
はい |
例21-26 propfileオプションで使用されるプロパティ・ファイル・テンプレートの作成
ant -f ant-b2b-util.xml b2bcreate-cpaprop
21.11.1.1 cpp_cpa.propertiesのプロパティ
cpp_cpa properties
ファイルの一部として、次のプロパティを構成できます。
21.11.1.1.1 CPAインポートのプロパティ
次に、CPAインポートのプロパティを示します。
oracle.tip.b2b.ebms.BPSSDocument (Optional Property)
このプロパティには、BPSSドキュメントの絶対パスが保持され、Oracle B2BリポジトリにインポートするBPSSドキュメントの詳細を取得するために使用されます。このプロパティが存在しない場合、値はCPAドキュメントからインポートされます。複数のBPSSドキュメントを指定する場合は、;
(セミコロン)で区切ります。
oracle.tip.b2b.ebms.CPADocument (Required Property)
このプロパティは、Oracle B2BリポジトリにインポートするCPAドキュメントの絶対パスを取得するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.xsdLocation (Optional Property)
このプロパティは、スキーマ・ファイルの場所の絶対パスを指定するために使用します。このスキーマ・ファイルは、ドキュメントの検証に使用されます。使用されるのは、BPSSドキュメントが指定されている場合のみです。
oracle.tip.b2b.ebms.internalDeliveryChannel.protocol (Optional Property)
デフォルトの内部デリバリ・チャネルはAQキューです。特定の内部デリバリ・チャネル(JMS/FTP/FILE/SFTP)を追加する場合、Oracle B2B構成では、このプロパティが使用されます。特定のトランスポート・プロトコルに関するすべての必須プロパティを指定します。その後、特定のチャネルを使用して、メッセージをバックエンド・アプリケーションに送信します。
oracle.tip.b2b.ebms.allDocumentParameter (Optional Property)
このプロパティは、インポート・パフォーマンスの向上に使用されます。このプロパティをfalseに設定すると、soa.zipで不要または未設定のパラメータは生成されなくなります。
oracle.tip.b2b.ebms.TPCertificateAlias (Optional Property)
セキュアなメッセージ転送の場合、このプロパティは、リモート取引プロファイルからのCPP/CPAインポートに対する取引パートナ資格証明の詳細を取得するために使用します。
b2bcpaimport
ユーティリティで取得したOracleB2B zipファイルをOracle B2Bコンソールにインポートすると、次が行われます。
-
証明書エイリアスは、「管理」→「タイプ」で使用できます。
-
証明書エイリアス<value from b2bcpaimport profiles>は、「パートナ」→リモート取引パートナ→「プロファイル」タブ→「識別子」で使用できます。
21.11.1.1.2 CPAエクスポートのプロパティ
次に、CPAエクスポートのプロパティを示します。
oracle.tip.b2b.ebms.OutputFolder (Required Property)
このプロパティは、生成されたCPP/CPAファイルを指定の場所に格納するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.Host (Required Property)
このプロパティは、ホスト取引パートナを設定するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.HostEndPoint (Required Property)
このプロパティは、CPP/CPAエクスポートの生成時にホスト・エンドポイントを設定するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.HostCertificateAlias (Optional Property)
セキュアなメッセージ転送の場合、このプロパティは、CPP/CPAエクスポートに対するホスト資格証明の詳細を取得するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.TPCertificateAlias (Optional Property)
セキュアなメッセージ転送の場合、このプロパティは、CPP/CPAエクスポートに対する取引パートナ資格証明の詳細を取得するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.BPSSExport (Optional Property)
このブール・プロパティは、BPSSドキュメントを生成するために使用します。
21.11.1.1.3 共通プロパティ
次に、共通のプロパティを示します。
oracle.tip.b2b.ebms.LogDirectory (Required Property)
このプロパティは、ログ・ファイルを格納するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.LogLevel (Required Property)
このプロパティは、DEBUG、INFO、ERRORなど、ログのモードを指定するために使用します。
oracle.tip.b2b.ebms.LogType (Required Property)
このプロパティは、ログ・ファイルをテキストとして格納するか、XMLとして格納するかを指定するために使用します。
21.11.2 CPP/CPAインポート
次のユーティリティでは、ebXML標準cpa.xml
ファイルをOracle B2Bメタデータ・ファイルに変換します。変換後のファイルをOracle B2Bにインポートする必要があります。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bcpaimport
表21-11に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-11 b2bcpaimportユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
propfile |
|
[-] |
はい |
例21-27 CPAフォーマットXMLからOracle B2B ZIPファイルへの変換
ant -f ant-b2b-util.xml b2bcpaimport -Dpropfile="/tmp/cpp_cpa.properties"
21.11.3 CPP/CPAエクスポート
次のユーティリティでは、Oracle B2Bメタデータ・ファイル(Oracle B2Bからエクスポートされたデータ)をebXML標準cpa.xml
ファイル(CPA対応構成)に変換します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bcpaexport
表21-12に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-12 b2bcpaimportユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
propfile |
|
[-] |
はい |
例21-28 Oracle B2B ZIPファイルからCPAフォーマットXMLファイルへの変換
ant -f ant-b2b-util.xml b2bcpaexport -Dpropfile="/tmp/cpp_cpa.properties"
21.12 アグリーメントの可用性の検証
b2bcheckcpaid
ユーティリティを使用すると、特定のCPAIDおよび取引パートナのアグリーメントの可用性を検証できます。結果に基づき、オプションによりアグリーメントをインポートして上書きできます。
表21-13に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-13 b2bcheckcpaidユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
|
Oracle B2Bメタデータ・ファイル |
ファイル名 |
はい |
例21-29 b2bcheckcpaidユーティリティ
ant -f ant-b2b-util.xml b2bcheckcpaid -Dexportfile="soa_file.zip"
21.13 selfservice.xsdに基づいたOracle B2Bメタデータの作成
このユーティリティでは、selfservice.xsd
ファイルを作成します。このファイルは、XSD構造に基づいたセルフサービスXMLの理解または作成に使用されます。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservicexsd
次のユーティリティでは、selfservice.xsd
に基づいて作成されたXMLファイルからOracle B2Bメタデータを作成します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservice
セルフサービス・プロトコル、識別およびセキュリティ仕様の詳細は、「セルフサービス・ユーティリティのプロトコル、識別、セキュリティ仕様およびパラメータ」を参照してください。
表21-14に、これらのユーティリティのオプションを示します。
表21-14 b2bselfserviceユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
|
XMLファイルの絶対位置 |
[-] |
はい |
|
ZIPファイルとして格納されるOracle B2Bメタデータの場所 |
[-] |
いいえ |
例21-30 b2bselfservicexsdによって生成されたXMLからOracle B2BメタデータZIPファイル(/tmp/soa.zipに格納)への変換
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservice -Dinput="/tmp/selfservice1.xml"
例21-31 b2bselfservicexsdによって生成されたXMLからOracle B2BメタデータZIPファイル(/tmp/as11b2b.zipに格納)への変換
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservice -Dinput="/tmp/selfservice1.xml" -Doutput="/tmp/as11b2b.zip"
21.13.1 セルフサービスを使用したドキュメント・プロトコル、取引パートナおよびアグリーメントのバッチ作成
複数ファイル・アプローチを使用する場合は、セルフサービスXMLファイルの名前が次の順序であることを確認する必要があり、次の順序でない場合、参照オブジェクトが存在しないことを示すエラーがスローされる可能性があります。
-
ドキュメント・プロトコルのセルフサービスXMLファイル。
-
取引パートナのセルフサービスXMLファイル(
HOST
がこのリストの最初に記述されている必要があります)。 -
取引パートナ・アグリーメントのセルフサービスXMLファイル。
たとえば:
-
ドキュメント・プロトコルを格納する
doc_selfservice.xml
。 -
取引パートナの詳細を格納する
tp_selfservice.xml
。 -
アグリーメントの詳細を格納する
tpa_selfservice.xml
。
例21-32 b2bselfservicexsdによってフォルダ内に生成されたXMLファイル(複数)からOracle B2BメタデータZIPファイル(/tmp/as11b2b.zipに格納)への変換
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservice -Dinput="/folder
" -Doutput="/tmp/as11b2b.zip"
21.13.2 セルフサービスのサンプルの使用
セルフサービス・ユーティリティ(b2bselfservice
) XMLのサンプルは、そのスキーマとECSファイルとともにバンドルされており、B2Bサンプル構成のB2Bメタデータとともに提供されます。
セルフサービスのサンプルは、$samples
/selfservice
フォルダにあります。
サンプルは、ドキュメントと交換プロトコルのすべての組合せに対応しているわけではありません。ただし、既存のサンプルのドキュメント・プロトコルと交換プロトコルの詳細を置換して、新規XMLファイルを作成できます。
ノート:
セルフサービスXMLファイルは、XSDを使用して作成することもでき、ファイルを最初から作成する上級ユーザーにとっては、この方法が便利です。また、コマンドラインselfservice
の実行時に、存在しないselfservice.xml
を入力として指定すると、コマンドラインselfservice
は正常に実行し、空のB2B zipファイルが作成されます。コマンドラインselfservice
ユーティリティの実行前に、有効なselfservice.xml
ファイルの有無を確認する必要があります。このノートは、フォルダ・オプション-Dinput="/folder"
を指定してselfservice
を実行する場合に限られます(フォルダのコンテキスト外でXMLファイルに対してユーティリティを実行する場合ではありません)。つまり、有効な入力XMLファイルが/folder
内にあることが想定されています。例21-32を参照してください。
X12のサンプル
X12のサンプルは、次の場所にあります。
$samples/selfservice/x12/b2b-201-X12_4010_850_File/x12_ss.xml
スキーマは、次の場所にあります。
$samples/selfservice/x12/b2b-201-X12_4010_850_File/schemas
次のコマンドを使用します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservice -Dinput="$samples/selfservice/x12/b2b-201-X12_4010_850_File/x12_ss.xml"
カスタムのサンプル
カスタムのサンプルは、次の場所にあります。
$samples/selfservice/custom/b2b-101-Custom_1.0_orders_generic_file/custom_ss.xml
スキーマは、次の場所にあります。
$samples/selfservice/custom/b2b-101-Custom_1.0_orders_generic_file/schemas
次のコマンドを使用します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservice -Dinput="$samples/selfservice/ custom\b2b-101-Custom_1.0_orders_generic_file/custom_ss.xml"
ebMSのサンプル
ebMSのサンプルは、次の場所にあります。
$samples/selfservice/custom/ b2b-106-Custom_1.0_orders_ebMS/buyer_setup_selfservice/ ebms_buyer_ss.xml
スキーマは、次の場所にあります。
$samples/selfservice/custom/ b2b-106-Custom_1.0_orders_ebMS/buyer_setup_selfservice/schemas
次のコマンドを使用します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bselfservice -Dinput="$samples/selfservice/custom/ b2b-106-Custom_1.0_orders_ebMS/buyer_setup_selfservice/ ebms_buyer_ss.xml"
21.14 メッセージの再発行
このユーティリティでは、選択したビジネス・メッセージに対するアプリケーション・メッセージまたはワイヤ・メッセージを再発行します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit
再発行数は、アプリケーション・メッセージおよびワイヤ・メッセージのOracle B2Bコンソール・レポートに反映されます。
ノート:
ペイロードの修正に対する再発行機能は、アプリケーション・メッセージのアウトバウンド・メッセージに対してのみ機能します。インバウンドの場合は無効です。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dmsgid=12345 -Dpayloadpath=/scratch/viramamo/fmwhome/AS11gR1SOA/bin/3a4_req.xml
ノート:
再発行するためのメッセージの検索条件または一致条件を少なくとも1つ指定する必要があります(maxcount
、exclresubmit
およびmode
を除く)
表21-15に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-15 b2bresubmitユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
direction |
メッセージの方向 |
|
[-] |
msgsource |
メッセージ・ソース。 |
|
[-] |
|
メッセージID。 |
[-] |
[-] |
|
ドキュメント・タイプ。 |
[-] |
[-] |
|
メッセージ状態。 |
[-] |
[-] |
|
メッセージの開始日の |
日付書式は二重引用符で囲んで指定する必要があります。
ノート: 将来に日付にすることはできません。 |
はい( |
|
メッセージの終了日の |
日付書式は二重引用符で囲んで指定する必要があります。
ノート: |
はい( |
|
アグリーメント名。 |
[-] |
[-] |
|
このオプションは、修正したファイル・パスを指定して、アウトバウンド・アプリケーション・メッセージを再発行する場合に適用可能です。 |
[-] |
[-] |
|
取引パートナ名。取引パートナ名にはホスト名を使用できません。 |
[-] |
[-] |
|
[-] |
[-] |
[-] |
|
[-] |
[-] |
[-] |
|
取引パートナを一意に識別し、ドキュメントの交換方法を定義する、送信者の |
[-] |
[-] |
|
影響を受ける行またはその数を取得することによって、コマンドを実際に実行せずにシミュレーションします。選択した条件を満たすメッセージ数を表示します。メッセージの再発行は行わずに、情報の表示のみ行います。 |
|
[-] |
|
再発行済メッセージを除外します。 |
デフォルト値: 使用可能な値: |
[-] |
|
特定のメッセージIDを除外します。 |
1つ以上のメッセージID (カンマ区切り) |
[-] |
|
[-] |
[-] |
[-] |
|
選択した条件を満たして再発行するメッセージの最大数を制限し、バッチ処理されたメッセージの再発行を有効化します。この |
正の整数 |
[-] |
|
|
[-] |
[-] |
|
ファイルベースのMessageIDリストで対話IDに基づく再発行を行う場合に使用されます。 |
[-] |
[-] |
|
|
[-] |
[-] |
|
[-] |
[-] |
[-] |
|
[-] |
カンマ区切り |
[-] |
例21-33 メッセージIDが12345のアウトバウンド・メッセージの再発行
ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Ddirection=OUTBOUND -Dmsgsource=APPMSG -Dmsgid=12345\
例21-34 その他の例
ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Ddoctype=850 ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dfromdate="29/11/2009 5:40 AM" -Dtodate="30/11/2009 7:39 AM" ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dagreement="Acme_GlobalChips_X12_4010_850_File" ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=WIREMSG -Dmsgstate=MSG_ERROR ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dfromdate="29/11/2009 5:40 AM" -Dtodate="30/11/2009 7:39 AM" -Ddirection=OUTBOUND ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dfromdate="29/11/2009 5:40 AM" -Dtodate="30/11/2009 7:39 AM" -Ddirection=INBOUND ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dmsgid=12345 -Dpayloadpath="/tmp/850.xml" ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dmsgid=39950852 -Dexclresubmit=true ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=WIREMSG -Dmsgid=39950852 -Dexclstate=MSG_COMPLETE ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dagreement="Acme_GlobalChips_X12_4010_850_File" -Dexclmsgid=33774513 ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dmsgsource=APPMSG -Dfromdate="29/05/2010 5:40 AM" -Dtodate="30/05/2010 7:39 AM" -Dmode=list
21.14.1 プロトコル・メッセージIDに基づくメッセージの再発行
プロトコル・メッセージIDは、次の3つの方法で指定できます。
次の例は、プロトコル・メッセージIDに基づいてメッセージを再発行する方法を示します。
例21-35 単一プロトコル・メッセージIDの指定
ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dprotocolmessageid="@0AE4A13C13049AF1C940000011B831E8"
例21-36 プロトコル・メッセージIDのカンマ区切りリストの指定
ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dprotocolmessageid="@0AE4A13C13049AF1C940000011B831E8,@0AE56A6F13049AF21500000016729990"
例21-37 プロトコル・メッセージIDのリスト(1行につき1つのプロトコル・メッセージID)を記述したファイルの指定
ant -f ant-b2b-util.xml b2bresubmit -Dsourceid=protocolmessageid -DfilePath="inputProtMsgId.txt"
ノート:
前述のオプションは一度にいずれか1つのみを使用します。1つのコマンドで前述のオプションを組み合せて使用した場合、予期しない結果が返される可能性があります。
21.15 取引パートナの停止時間のスケジュール設定
このユーティリティでは、取引パートナの停止時間のスケジュールを設定します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule
表21-16に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-16 b2bscheduleユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
|
スクリプトで停止時間のスケジュールを設定するのか、解除するのかを示します。 |
|
はい |
|
スケジュールを設定する停止時間の摘要名 |
[-] |
はい |
tp |
取引パートナ名。 |
[-] |
はい ( |
fromdate |
停止時間を開始する日時。 |
日付書式は二重引用符で囲んで指定する必要があります。
|
いいえ |
|
停止時間を終了する日時。 |
日付書式は二重引用符で囲んで指定する必要があります。
|
いいえ |
|
チャネル名 |
[-] |
いいえ |
|
すでに作成されているスケジュールを延長します。例21-43を参照してください。 |
|
いいえ |
次に、b2bschedule
ユーティリティを使用して取引パートナの停止時間のスケジュールを設定する例を示します。コマンドを1行で入力する必要はありません。
例21-38 特定のチャネルと期間における取引パートナの停止時間のスケジュール設定
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule -mode=schedule -Dtp="OracleServices" -Dfromdate="28/05/2010 06:10 AM" -Dtodate="28/05/2010 06:15 AM" -Dchannelname="MarketInc_AS2_DC" -Dschedulename= "Maintenance"
例21-39 特定のチャネルの停止時間のスケジュール設定
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule -mode=schedule -Dtp="MarketInc" -Dchannelname="MarketInc_ebMS_DC" -Dschedulename= "Maintenance"
例21-40 取引パートナの停止時間のスケジュール設定
この例では、この取引パートナのすべてのチャネルが停止し、期間は不明です。例21-42に示すように、unschedule
コマンドを別に実行すると、取引パートナはアクティブ状態に戻ります。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule -mode=schedule -Dtp="MarketInc" -Dschedulename= "Maintenance"
例21-41 特定の期間における停止時間のスケジュール設定
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule -mode=schedule -Dtp="MarketInc" -Dfromdate="28/05/2010 03:05 AM" -Dtodate="28/05/2010 03:08 AM" -Dschedulename= "Maintenance"
例21-42 スケジュールが設定されているイベントのスケジュール解除
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule -Dmode=unschedule -Dschedulename="Maintenance"
例21-43 既存のスケジュールの延長
次のコマンドを入力すると、リモート取引パートナのすべてのチャネルに対して特定の期間のスケジュールが作成されます。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule -Dtp=GlobalChips -Dfromdate="31/08/2010 10:47 AM" -Dtodate="31/08/2010 10:57 AM" -Dschedulename=Load -Dchannelname=GlobalChips_File_Endpoint
同じ名前で別のスケジュールを作成することによって、スケジュールを延長します。スケジュールの開始時刻は古いスケジュールの終了時刻とし(31/08/2010 10:57 AM)、終了時刻はスケジュールを延長する時刻に指定して、パラメータ-Dextend=true
を渡します:
ant -f ant-b2b-util.xml b2bschedule -Dtp=GlobalChips -Dfromdate="31/08/2010 10:57 AM" -Dtodate="31/08/2010 11:57 AM" -Dschedulename=Load -Dchannelname=GlobalChips_File_Endpoint -Dextend=true
21.16 キーストアの管理
証明書の有効期限はメッセージ・フローのセキュリティに影響を与えるため、識別して管理者に通知する必要があります。Oracle B2Bでは、証明書の有効期限をチェックするパブリックAPI/Antコマンドを公開しています。b2bmanagekeystore
を使用すると、スケジュールを定義して、そのAPIを適切なアラート・メカニズムに組み込むことができます。
ノート:
前提条件として、Oracle B2BでJavaキーストアを構成しておく必要があります。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bmanagekeystore [-Dmode=list | -Dalias="cert_name" | -Ddays=num_days ]
表21-17に、このユーティリティのオプションを示します。
表21-17 b2bmanagekeystoreユーティリティのオプション
オプション | 説明 | ドメイン | 必須 |
---|---|---|---|
|
キーストアに含まれるすべての証明書エイリアスとその有効期限を表示します |
|
いいえ |
|
指定したエイリアスの証明書のステータスと有効期限です |
[-] |
いいえ |
|
指定した日数以内に有効期限が切れるすべての証明書を表示します |
integer |
いいえ |
例21-44 証明書エイリアスのリストの取得
ant -f ant-b2b-util.xml b2bmanagekeystore -Dmode=list
例21-45 証明書のステータスの取得
ant -f ant-b2b-util.xml b2bmanagekeystore -Dalias="MarketInc_Cert"
例21-46 将来の日付に有効期限が切れる証明書リストの取得
ant -f ant-b2b-util.xml b2bmanagekeystore -Ddays=15
ノート:
ファーム・キーストア・サービス(FKS)を使用する場合は、すべてのキーストア管理で、Oracle Enterprise Manager Controlコンソールを使用することをお薦めします。
21.17 キーストアの更新
このユーティリティでは、キーストアの場所とパスワードを更新します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bkeystoreupdate
表21-18に、このユーティリティの必須パラメータを示します。
表21-18 b2bkeystoreupdateユーティリティのパラメータ
オプション | 説明 |
---|---|
|
キーストアに含まれるすべての証明書エイリアスとその有効期限を表示します |
|
指定したエイリアスの証明書のステータスと有効期限です |
例:
ant -f ant-b2b-util.xml b2bkeystoreupdate -Dkeystorelocation="/tmp/acme.jks" -Dkeystorepassword="welcome"
21.18 インポート時のエラー
このユーティリティは、破損したパイプ・エラーを解決します。
次のパイプ中断エラーが発生した場合は、Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、「最大メッセージ・サイズ」を200000000に増やしてください。
[java] Exception in thread "main" java.lang.Exception: java.rmi.UnmarshalException: Broken pipe; nested exception is: [java] java.net.SocketException: Broken pipe [java] at oracle.tip.b2b.utility.B2BCommandLineUtility.upgradeRepository(B2BCommandLineUtility.java:548) [java] at oracle.tip.b2b.utility.B2BCommandLineUtility.main(B2BCommandLineUtility.java:601) [java] Caused by: java.rmi.UnmarshalException: Broken pipe; nested exception is: [java] java.net.SocketException: Broken pipe
21.19 テスト環境から本番環境へのB2Bアグリーメントの移行
ノート:
アグリーメントのT2P昇格が行われるのはOracle B2Bのみです。
B2Bアグリーメントをソース環境からターゲット環境に移動する手順には、次のものが含まれます。
21.19.1 単一のアグリーメントをZIPファイルとしてエクスポートする
テスト・システムから単一のアグリーメントをエクスポートするには:
21.19.2 コマンドラインを使用してXML形式の構成プランを生成する
agreementexport.zip
という名前のファイルとしてアグリーメントをエクスポートしたら、b2bconfig
コマンドを使用してconfigplanを生成します。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bconfig -Dmode="generate" -Dexportfile="path/filename.zip" -Dconfigplan="path/configplan.xml"
たとえば:
ant -f ant-b2b-util.xml b2bconfig -Dmode="generate" -Dexportfile="/server/it2p/Test1_Outbound/OB_MDS_EXPORT_OB.zip" -Dconfigplan="/server/it2p/Test1_Outbound/OB_MDS_EXPORT_OB.xml" -DaddAllDCParameters=true - DaddAllDocParameters=true -Ddebug=true
パラメータ | 説明 |
---|---|
b2bgeneratepasswordkey |
パスワードのキーを生成します。 |
mode |
次のいずれかを設定します。
|
exportfile |
UIの「デプロイメント」ページまたは「アグリーメント」ページ、またはコマンドラインのアグリーメント・エクスポートからエクスポートされた、単一のアグリーメント・エクスポート・ファイル。 |
configplan |
configplanが存在するか生成されるパスおよびファイル名。 |
generatedexportfile |
新しいファイルは、 |
addAlDCParameters |
デフォルトでは、すべてのchannelパラメータはconfigplanで使用できません。すべてのパラメータを抽出するには、 これによって、変更不可のパラメータが読取り専用モードで生成されます。 |
addAllDocParameters |
デフォルトでは、すべてのoverride docパラメータはconfigplanで使用できません。すべてのパラメータを抽出するには、 これによって、変更不可のパラメータが読取り専用モードで生成されます。 |
debug |
デバッグ詳細が必要な場合は、 |
passkey |
CSFに保存される、パスワードのキーです。 |
password |
メタデータのパスワード。 |
21.19.3 本番環境の構成プランを編集する
configplanのメタデータを編集して、本番環境の値を反映します。
ノート:
configplan.xml
の属性と読取り専用値、またはXMLの構造を変更しないでください。メタデータが破損する可能性があります。value
要素のreadwrite
値のみを変更するようにしてください。
configplanのすべてのパラメータを更新することはできません。ReadWrite
スコープのパラメータのみを更新できます。readonly
スコープのパラメータは参照専用です。
21.19.4 構成プランの変更内容でエクスポート・メタデータを更新する
configplanへの変更内容を使用してagreementexport.zip
ファイルを更新する必要があります。
ant -f ant-b2b-util.xml b2bconfig -Dmode="publishandimport" -Dexportfile="path/filename.zip" -Dconfigplan="path/configplan.xml" -Dgeneratedexportfile="path/filename.zip" -Ddebug=true
たとえば:
ant -f ant-b2b-util.xml b2bconfig -Dmode="publishandimport" -Dexportfile="/server/it2p/MDS_EXPORT.zip" -Dconfigplan="/server/it2p/MDS_EXPORT.xml" —Dgeneratedexportfile="/server/it2p/MDS_EXPORT_new.zip” -Ddebug=true
パラメータ | 説明 |
---|---|
b2bgeneratepasswordkey |
パスワードのキーを生成します。 |
mode |
次のいずれかを設定します。
|
exportfile |
UIの「デプロイメント」ページまたは「アグリーメント」ページ、またはコマンドラインのアグリーメント・エクスポートからエクスポートされた、単一のアグリーメント・エクスポート・ファイル。 |
configplan |
configplanが存在するか生成されるパスおよびファイル名。 |
generatedexportfile |
新しいファイルは、 |
addAlDCParameters |
デフォルトでは、すべてのchannelパラメータはconfigplanで使用できません。すべてのパラメータを抽出するには、 これによって、変更不可のパラメータが読取り専用モードで生成されます。 |
addAllDocParameters |
デフォルトでは、すべてのoverride docパラメータはconfigplanで使用できません。すべてのパラメータを抽出するには、 これによって、変更不可のパラメータが読取り専用モードで生成されます。 |
debug |
デバッグ詳細が必要な場合は、 |
passkey |
CSFに保存される、パスワードのキーです。 |
password |
メタデータのパスワード。 |