ヘッダーをスキップ

Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.4.0)
部品番号F23991-01
目次へ移動
目次
前のページへ移動
次のページへ移動

はじめに

対象読者

Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterユーザーズ・ガイド、12c (12.2.1.4.0)へようこそ。

このドキュメントは、Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapter(旧称Adapter for Oracle Applications)を使用する技術コンサルタント、開発者およびシステム統合コンサルタントを対象としています。

このマニュアルは、次の実用的な知識があることを前提としています。

これらの製品の使用経験がない場合は、オラクル社研修サービスで提供されている研修クラスに出席することをお薦めします。

Oracle Applications製品の詳細は、「関連する情報ソース」を参照してください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

このマニュアルの構成

1  Oracle E-Business Suite Adapterの概要
2  Oracle E-Business Suite Adapterの機能
3  Oracle E-Business Suite Adapterの概念
4  XML Gatewayの使用
5  ビジネス・イベントの使用
6  コンカレント・プログラムの使用
7  インタフェース表およびビューの使用
8  PL/SQL APIの使用
9  E-Commerce Gatewayの使用
10  Oracle E-Business Suite Adapterの実行時の構成
A  トラブルシューティングおよび回避策
B  Oracle E-Business Suite Adapterのプロパティ

関連する情報ソース

Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterの知識と理解を深めるために、オンライン・ドキュメント、研修およびサポート・サービスを含む多くの情報ソースを利用できます。

関連ドキュメント

Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterをセットアップして使用する時には、他のOracle Fusion Middlewareガイドを参照してもいいでしょう。詳細は、Oracle Fusion Middlewareのドキュメント・セットにある次のドキュメントを参照してください。

『Oracle Fusion Middlewareの管理』

Oracle Fusion Middlewareの起動と停止、コンポーネントの構成と監視、環境のバックアップとリカバリ、およびテスト環境から本番環境への移行方法を含む、Oracle Fusion Middlewareの管理方法について説明する管理者向けのドキュメントです。

Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理

このガイドは、バインディング・コンポーネント、Oracle BPELプロセス、ヒューマン・タスク、ビジネス・ルール、Oracle MediatorおよびOracle Business Process Management Notation (BPMN)サービス・コンポーネントで構成されるOracle Service-Oriented Architecture (SOA)コンポジット・アプリケーションをOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlで管理する方法を示します。Oracle B2B、Oracle Healthcare、Oracle JCAアダプタおよびビジネス・イベントの管理に関する追加情報が含まれます。

Oracle E-Business Suiteの概念

このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteリリース12.2のデプロイを計画しているすべての人、または構成の重要な変更を検討している人を対象としています。Oracle E-Business Suiteアーキテクチャおよびテクノロジ・スタックを説明した後、戦略的なトピックに重点を置き、特定の目標を達成するために必要なアクションの概要および使用可能なインストールおよび構成の選択肢を示します。

Oracle E-Business Suiteセキュリティ・ガイド

このガイドには、アクセス・コントロール、ユーザー管理、機能セキュリティ、データ・セキュリティ、セキュア構成および監査など、セキュリティ関連トピックの幅広い範囲が含まれています。また、Oracle E-Business Suiteをシングル・サインオン環境に統合する方法も説明します。

Oracle E-Business Suiteユーザーズ・ガイド

このガイドでは、Oracle E-Business Suiteのユーザー・インタフェース(UI)を使用して、データのナビゲート、入力および問合せをする方法、およびコンカレント要求を実行する方法について説明します。作業環境の設定およびUIのカスタマイズに関する情報も含まれます。さらに、このガイドでは、Oracle E-Business Suiteのアクセシビリティ機能およびキーボード・ショートカットについても説明します。

Oracle Fusion Middleware Oracleテクノロジ・アダプタ リリース・ノート

このドキュメントでは、SOA JCAテクノロジ・アダプタの新機能および既知の問題を説明します。https://docs.oracle.com/en/middleware/soa-suite/soa/12.2.1.4/release-notes/index.htmlで、ドキュメントの詳細を参照してください

Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング

Oracle Fusion Middleware製品をインストールして構成するためにシステムをプランニングして準備する方法を説明する、インストール担当者およびシステム管理者向けのドキュメント。

テクノロジ・アダプタの理解

基礎となる概念、SOA内のコンテキスト、およびSOA JCAテクノロジ・アダプタの開発とデプロイについて記述した、Oracle SOA(サービス指向アーキテクチャ)開発者向けのドキュメント

研修

オラクル社は、研修コースの包括的なセットを提供して、お客様のスタッフがOracle Fusion Middleware 12c を習得し、高い生産性を迅速に獲得できるように支援します。これらのコースは、機能習得パスごとに編成されており、担当する作業や領域に該当するコースのみを受講できます。

受講環境は選択できます。多くの研修センターから任意の場所でOracle Universityが提供するコースに出席するか、講師を手配してお客様の施設で研修を行うか、またはOracle Universityのオンライン教育ユーティリティであるOracle Learning Network(OLN)を利用できます。

ヒント: 今後開催される研修コースの詳細は、Oracle Universityが提供するコースを参照してください。

また、オラクル社の研修プロフェッショナルは、標準コースを調整したり、ニーズに合わせてカスタム・コースを作成することもできます。たとえば、お客様の施設で行われるカスタマイズされた研修セッションで、お客様の組織の構造、用語およびデータを例として使用できます。

サポート

オンサイト・サポートからセンターでのサポートに至るまで、経験のあるプロフェッショナルのチームが、Oracle Fusion Middleware 12c を活用するために必要な支援と情報を提供します。このチームには、お客様のビジネス領域、Oracle Databaseの管理、およびお客様のハードウェアとソフトウェア環境をよく理解している技術担当、アカウント・マネージャ、およびオラクル社の多数のコンサルタントとサポート・スペシャリストのスタッフが所属しています。

データベース・ツールによるOracle E-Business Suiteデータの変更の禁止

特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle E-Business Suiteデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、記憶、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle E-Business Suiteデータを変更すると、データの整合性が損われたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle E-Business Suiteの表は相互に関連付けられているので、Oracle E-Business Suiteを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle E-Business Suiteを使用せずにOracle E-Business Suiteデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle E-Business Suiteで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle E-Business Suiteを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle E-Business Suiteにより自動的にチェックされます。Oracle E-Business Suiteは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。