Oracle Cloudアダプタ接続およびCSFキー・プロパティの構成

統合のOracle Cloudアダプタ構成接続および資格証明ストア・フレームワーク(CSF)キー値を入力します。

Oracle HCM Cloudアダプタの「接続」ページで実行可能な操作

Oracle Cloudアダプタに対して次の接続値を指定できます。

  • アダプタに対してWSDL URLを指定します。Oracle Eloqua Cloudアダプタを構成する場合、WSDLは必要ありません。
  • セキュリティ・ポリシーを設定します。
  • 認証キーを作成します。1つの方向(アウトバウンドなど)に対して作成したキーは、反対の方向(インバウンドなど)でも選択できます。

Oracle HCM Cloudアダプタの「接続」ページに表示される内容

次の表では、Oracle Cloudアダプタの「接続」ページ上の主な情報について説明します。

要素 説明

WSDL URL

ノート: このフィールドは、Oracle Eloqua Cloudアダプタの場合は表示されません。

WSDLを指定します。WSDLは、インスタンスに固有の統合を構築するために使用されます。「WSDL URL」フィールドの横にあるブラウザ・アイコンを選択することにより、ファイル・システムまたは別のソースからWSDLを選択することもできます。ダイアログの上部にある「ファイル・システム」をクリックし、WSDLを参照します。

セキュリティ・ポリシー

環境に適したセキュリティ・ポリシー(USERNAME_PASSWORD_TOKENなど)を選択します。

  • ウィザードにはすべてのポリシーが表示されますが、これには、適切でない可能性があるポリシーも含まれます。正しい選択を行うには、ポリシーに関する知識が必要です。たとえば、SAMLベースのポリシーを選択することはできませんが、これは、アイデンティティが伝播されないからです。

  • クラウド・アダプタに適用するポリシーはクラウド・アダプタに固有のものであり、コンポジット内の他のエンドポイントには影響しません。

認証キー

CSF認証キーを選択します。

  • 追加: クリックして新しい認証キーを作成します。キー名、ユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。

  • 編集: 認証キーを編集する場合にクリックします。

  • 削除: 認証キーを削除する場合にクリックします。

テスト

認証キーを検証する場合にクリックします。

Oracle HCM Cloudアダプタの「CSFキー」ページで実行可能な操作

Oracle Cloudアダプタに対して次のCSFキー値を指定できます。

  • CSFキー名
  • ユーザー名およびパスワード
  • Oracle Eloqua Cloudアダプタのみを構成している場合は、企業名を指定する必要があります。

Oracle HCM Cloudアダプタの「CSFキー」ページに表示される内容

次の表では、Oracle Cloudアダプタの「CSFキー」ページ上の主な情報について説明します。

要素 説明

CSFキー名

資格証明のランタイム・インジェクションを有効にするCSFキーを指定します。アダプタはCSFを使用して、アプリケーション(Oracle Sales CloudまたはOracle ERPアプリケーションなど)での認証に必要なユーザー名とパスワードを取得します。このキーは設計時にログイン資格証明を識別します。

企業名(Oracle Eloqua Cloudアダプタのみ)

ノート: このフィールドは、Oracle Eloqua Cloudアダプタの場合にのみ表示されます。

Oracle Eloquaの会社名を指定します。

「電子メール・アカウント」および「ロール」

ノート: このフィールドは、Oracle NetSuite Cloudアダプタの場合のみ表示されます。

電子メール・アカウントとロールを指定します。

ユーザー名

アプリケーション(Oracle Sales CloudまたはOracle ERPアプリケーションなど)に接続するためのユーザー名を入力します。管理者からユーザー資格証明が与えられます。

パスワード

アプリケーションに接続するためのパスワードを入力します。

パスワードの再入力

再度同じパスワードを入力します。

アプリケーションID (NetSuiteアダプタのみ)

アプリケーションIDを入力します。SOAコンポジット・アプリケーションを作成する場合、NetSuite 2015 WSDLを使用していると、このフィールドはオプションです。NetSuite 2016 WSDLを使用していると必須です。