3 クライアント・スクリプトの作成
Captureでは、ビジネス要件に応じてカスタム・スクリプトを作成できます。スクリプトは、クライアント・イベントに対するフックとなります。特定のCaptureクライアント・イベントがトリガーされたときに実行されるクライアント・スクリプトを作成できます。
拡張機能を使用すると、クライアント・スクリプトをカスタマイズできます。JavaScript拡張機能を記述して組み込むことにより、Capture機能を拡張できます。JavaScript拡張機能の詳細は、『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』を参照してください。
この章では、次の項目について説明します。
クライアント・イベント
クライアント・スクリプトは、特定のクライアント・イベントの動作をカスタマイズできるJavaScriptモジュールです。
この項では、次のイベントについて説明します:
AttachmentCreated
AttachmentCreatedイベントは、添付が作成された後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
AttachmentRemoved
AttachmentRemovedイベントは、添付が削除された後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
AttachmentSelected
AttachmentSelectedイベントは、添付が選択されたときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
BatchScanBegin
BatchScanBeginイベントは、バッチのスキャンが開始される直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
BatchScanEventイベント |
BatchScanComplete
BatchScanCompleteイベントは、バッチのスキャンが完了したときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
BatchScanEventイベント |
BatchSelected
BatchSelectedイベントは、バッチが選択されたときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
BatchScanEventイベント |
CaptureImage
CaptureImageイベントは、イメージがスキャン・ソースからキャプチャされる直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
CaptureInitialize
CaptureInitializeイベントは、イメージがキャプチャされる前に発生し、キャプチャ・ソースのプロパティを初期化するために使用できます。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
DBSearchComplete
DBSearchCompleteイベントは、データベース検索が完了して結果が処理される前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
DBSearchEventイベント |
DBSearchResults
DBSearchResultsイベントは、データベース検索結果の処理中に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
DBSearchEventイベント |
DBSearchStart
DBSearchStartイベントは、データベース検索の直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
DBSearchEventイベント |
DocumentCreated
DocumentCreatedイベントは、ドキュメントが作成された後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
CaptureDocumentドキュメント |
DocumentRemoved
DocumentRemovedイベントは、ドキュメントが削除された後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
DocumentSelected
DocumentSelectedイベントは、ドキュメントが選択されたときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
FieldGotFocus
FieldGotFocusイベントは、メタデータ・フィールドが入力フォーカスを受け取ったときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
FieldEventイベント |
FieldLostFocus
FieldLostFocusイベントは、フィールドが入力フォーカスを失ったときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
FieldEventイベント |
FieldProcessKey
FieldProcessKeyイベントは、フォーカスがメタデータ・フィールドにある状態でキー・イベントが発生したときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
FieldEventイベント |
InitializeFields
InitializeFieldsイベントは、dataFieldsモデルが初期化される前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PageCreated
PageCreatedイベントは、ページがドキュメントに追加される前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PageCreatedEventイベント |
PreBatchDelete
PreBatchDeleteイベントは、バッチが削除される直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
BatchDeleteEventイベント |
PreBatchScan
PreBatchScanイベントは、バッチがスキャンされる直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
BatchScanEventイベント |
PreCaptureImage
PreCaptureImageイベントは、イメージがスキャン・ソースからキャプチャされる前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PreDocumentProfileChange
PreDocumentProfileChangeイベントは、ドキュメント・プロファイルが変更される直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
DocumentProfileChanged
DocumentProfileChangedイベントは、ドキュメント・プロファイルが変更された後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PreDownloadItem
PreDownloadItemイベントは、バッチ・アイテムがダウンロードされる直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PrePageDelete
PrePageDeleteイベントは、1つ以上のページが削除される直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PageDeleteEventイベント |
PreReleaseBatch
PreReleaseBatchイベントは、バッチがリリースされる直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PreUploadItem
PreUploadItemイベントは、バッチ・アイテムがアップロードされる直前に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
UploadItemEventイベント |
PostCaptureImage
PostCaptureImageイベントは、イメージがスキャン・ソースからキャプチャされた後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PostDownloadItem
PostDownloadItemイベントは、バッチ・アイテムがダウンロードされた後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
PostUploadItem
PostUploadItemイベントは、バッチ・アイテムがアップロードされた後に発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
UploadItemEventイベント |
RegionSelected
RegionSelectedイベントは、ドキュメント・ページでリージョンが選択されたときに発生します。
構文 | パラメータ |
---|---|
|
イベント・クラス
イベント・クラスは、イベントを定義するために使用されます。この項では、次のイベント・クラスについて説明します:
AttachmentCreatedEvent
AttachmentCreatedEventクラスは、添付が作成されたときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
attachment |
作成された添付。 |
AttachmentRemoveEvent
AttachmentRemoveEventクラスは、ユーザーがドキュメントから1つ以上の添付を削除するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
attachments |
List<CaptureAttachment> |
ドキュメントから削除される添付。 |
AttachmentSelectedEvent
AttachmentSelectedEventクラスは、ユーザーが添付を選択するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
attachment |
バッチ・ペインで選択された添付。 |
BatchDeleteEvent
BatchDeleteEventクラスは、ユーザーがバッチを削除するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
batches |
List<CaptureBatch> |
削除されるバッチのリスト。 |
canceled |
boolean |
Trueに設定すると、削除操作は取り消されます。 |
BatchScanEvent
BatchScanEventクラスは、ユーザーがバッチをスキャンするときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
batch |
スキャンまたはインポート中に新しいアイテムが追加されるバッチ。 |
|
canceled |
boolean |
Trueに設定すると、スキャンまたはインポートが取り消されます。 |
sourceFiles |
List<File> |
インポート・ソースを使用するときに、インポートされるファイルのリストがここに格納されます。 |
operation |
このイベントをトリガーした操作を示します。 |
|
allowConfiguration |
boolean |
PreBatchScanイベントでこのプロパティをTrueに設定すると、スキャナは最初のページのスキャン前に構成ダイアログを表示できます。 |
BatchSelectedEvent
BatchSelectedEventクラスは、ユーザーがバッチを選択するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
batch |
バッチ・ペインで選択されたバッチ。 |
DBSearchEvent
DBSearchEventクラスは、ユーザーがデータベース参照を開始するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
displayHitlist |
boolean |
Trueに設定すると、データベース参照の結果が表示されます。 |
exactMatch |
boolean |
Trueに設定すると、検索値が完全に一致することが必要になります。 |
metadataID |
String |
検索されるメタデータ・フィールドの一意識別子。 |
metadataValue |
String |
検索されるメタデータ・フィールドの値。 |
rowResults |
List<DbSearchResultRow> |
検索で返される行結果のリスト。 |
canceled |
boolean |
Trueに設定すると、検索が取り消されます。 |
DocumentRemoveEvent
DocumentRemoveEventクラスは、ユーザーがバッチからドキュメントを削除するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
documents |
List<CaptureDocument> |
バッチから削除されるドキュメントのリスト。 |
destinationDocument |
ドキュメント区切りを削除する場合、このプロパティにはすべてのページの移動先のドキュメントが含まれます。 |
次の表では、isRemove()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
ドキュメント区切りが削除される場合、Trueを返します。 |
次の表では、isDelete()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
ドキュメントのリストが削除される場合、Trueを返します。 |
DocumentSelectedEvent
DocumentSelectedEventクラスは、ユーザーがドキュメントを選択するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
document |
バッチ・ペインで選択されたドキュメント。 |
PreDocumentProfileChangeEvent
PreDocumentProfileChangeEventクラスは、ユーザーがドキュメント・プロファイルを変更しようとすると発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
oldDocumentType | DocumentType | 変更前のドキュメント・タイプまたはドキュメント・プロファイル。 |
newDocumentType | DocumentType | 現在選択されているドキュメント・タイプまたはドキュメント・プロファイル。 |
canceled | Boolean | trueに設定すると、ドキュメント・タイプまたはプロファイルのドロップダウンで変更が元に戻ります。 |
DocumentProfileChangedEvent
DocumentProfileChangedEventクラスは、ユーザーがドキュメント・プロファイルを変更したときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
documentType | DocumentType | 現在選択されているドキュメント・タイプまたはドキュメント・プロファイル。 |
DownloadItemEvent
DownloadItemEventクラスは、バッチ・アイテムがサーバーからダウンロードされるときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
captureItem |
バッチが開かれた後、サーバーから現在ダウンロードされているアイテムを示します。 |
FieldEvent
FieldEventクラスは、ユーザーがフィールドを開始したり、フィールドを終了したり、フィールドに入力するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
cancel |
Boolean |
Trueに設定すると、イベントは取り消されます。 |
field |
このイベントの作用対象のフィールド。 |
|
keyEvent |
KeyEvent |
このイベントの生成に使用されるキーボード・イベント。 |
traversalDirection |
Integer |
フィールド・フォーカスの移動方向を示します。 TRAVERSAL定数:
|
ImageCaptureEvent
ImageCaptureEventクラスは、ユーザーがイメージをキャプチャしているときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
cancel |
boolean |
Trueに設定すると、キャプチャ操作は取り消されます。 |
imageCount |
Integer |
キャプチャされたイメージの数を示します。 |
imageFileName |
String |
ローカルに保存されたイメージのファイル名を示します。 |
xdpi |
Integer |
イメージの場合に、水平方向のインチ当たりドット数を示します。 |
ydpi |
Integer |
イメージの場合に、垂直方向のインチ当たりドット数を示します。 |
brightness |
Integer |
イメージのキャプチャに使用される明度値。 |
contrast |
Integer |
イメージのキャプチャに使用されるコントラスト値。 |
logicalBreak |
boolean |
Trueに設定すると、ドキュメントの開始を示します。 |
sourceFiles |
List<File> |
インポート・ソースを使用するときに、インポートされるファイルのリストが格納されます。 |
sourceFileName |
String |
インポート・ソースを使用するときに、インポートされるソース・ファイルの名前が格納されます。 |
image |
BufferedImage |
イメージ・ファイルの場合に、BufferedImageオブジェクトが格納されます。 |
source |
このイベントを作成したImageCaptureEngine。 |
|
imageFormat |
ImageCaptureEngine.ImageFormat |
イメージの保存形式として使用可能な形式(tiffG4、tiffJpegGray、tiffJpegColor、jpegGrayおよびjpegColor)を示します。 |
printerString |
String [ ] |
キャプチャ中にページに出力されるインプリンタまたはエンドーサの文字列。 |
InitializeFieldsEvent
InitializeFieldsEventクラスは、クライアントでfieldeditコントロールが初期化される前に発生するイベントで使用されます。このクラスを使用して、リスト内のDataFieldを変更または削除できます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
dataFields |
List <DataField> |
ユーザーに表示されるDataFieldのリスト。 |
PageDeleteEvent
PageDeleteEventクラスは、ページが削除されるときに使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
pages |
List<CaptureDocumentPage> |
削除されるページのリスト。このリストを変更して、削除しないページを除外できます。 |
canceled |
boolean |
Trueに設定すると、いずれのページも削除されません。 |
RegionSelectedEvent
RegionSelectedEventクラスは、ユーザーがビューアでイメージの領域を選択するときに発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
mouseEvent |
MouseEvent |
イメージ内で領域を選択するために使用されるMouseEvent。 |
selectionRectangle |
Rectangle |
イメージ内で選択される四角形。 |
image |
BufferedImage |
イメージの選択部分が含まれるBufferedImage。 |
ReleaseBatchEvent
ReleaseBatchEventクラスは、バッチがリリースまたはロック解除される直前に発生するイベントで使用されます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
batches |
List<CaptureBatch> |
リリースされるバッチのリスト。 |
processorID |
String |
バッチのリリース先のプロセッサの一意識別子。 |
jobID |
String |
プロセッサ・ジョブの一意識別子。 |
canceled |
boolean |
このフラグをTrueに設定すると、リリースは取り消されます。 |
releaseProcessName |
String |
バッチのリリースに使用されるプロセスの名前。 |
Captureクライアントのコア・クラス
この項では、Captureクライアントの次のコア・クラスについて説明します:
AttachmentType
AttachmentTypeクラスには、添付タイプのすべてのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
ID |
String |
添付タイプの内部識別子。 |
name |
String |
添付タイプの名前。 |
description |
String |
添付タイプの説明。 |
required |
Boolean |
添付タイプが必須かどうかを示します。 |
AttachmentTypes
AttachmentTypesクラスは、添付タイプのマップです。タイプはLinkedHashMap<String, AttachmentType>で、マップ・キーは添付タイプIDです。このクラスのインスタンスから添付タイプを取り出すには、LinkedHashMapのメソッドを使用します。
LinkedHashMapクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
BarcodeInfo
BarcodeInfoクラスには、スキャナによって検出されたバー・コードに関連付けられているすべてのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
type |
Integer |
バー・コードのタイプ。 有効なバー・コード・タイプは次のとおりです:
|
text |
String |
バー・コードのテキスト値。 |
x |
Integer |
ページ上のバー・コードの水平方向位置(ピクセル)。スキャナによってこの情報が提供されない場合、この値がnullになっている可能性があります。 |
y |
Integer |
ページ上のバー・コードの垂直方向位置(ピクセル)。スキャナによってこの情報が提供されない場合、この値がnullになっている可能性があります。 |
confidence |
Integer |
バー・コード情報の精度の信頼度。値の範囲は0 (信頼度なし)から100 (非常に高い信頼度)までです。スキャナによってこの情報が提供されない場合、値がnullまたは(-)1になっている可能性があります。 |
rotation |
Integer |
バー・コードの方向。 有効な方向は次のとおりです:
スキャナによってこの情報が提供されない場合、この値がnullになっている可能性があります。 |
CaptureAttachment
CaptureAttachmentクラスには、添付のすべてのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
attachmentType |
添付のタイプ。 |
|
id |
String |
添付の内部識別子。 |
pages |
添付に含まれるページ。 |
|
parentDocument |
この添付を所有する親ドキュメント。 |
|
title |
String |
添付のタイトル。 |
次の表では、persist()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
添付および関連ドキュメント・ページをサーバーに保存します。 |
CaptureAttachments
CaptureAttachmentsクラスは添付のコレクションであり、タイプはVector<CaptureAttachment>です。このクラスのインスタンスから添付を取り出すには、Vectorのメソッドを使用します。
Vectorクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
CaptureBatch
CaptureBatchクラスには、バッチのすべてのプロパティおよび操作が含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
batchId |
String |
バッチの内部識別子。 |
batchName |
String |
バッチの名前。 |
batchPath |
String |
このバッチの情報が格納されるローカル・パス。 |
createdBy |
String |
バッチを作成したユーザー。 |
createdDate |
Date |
バッチが作成された日付。 |
currentPriority |
Integer |
バッチに割り当てられた優先度。 |
currentStatus |
バッチに割り当てられたステータス。 |
|
documents |
バッチに含まれるドキュメント。 |
|
items |
バッチに関連付けられたアイテム。 |
|
jobID |
String |
プロセッサ・ジョブのID。このプロパティは、バッチがリリースされる直前に移入されます。 |
lastModifiedDate |
Date |
バッチが最後に変更された日付。 |
note |
String |
バッチに割り当てられたノート。 |
processorID |
String |
バッチのリリース先のプロセッサのID。このプロパティは、バッチがリリースされる直前に移入されます。 |
workspace |
バッチの作成に使用されるワークスペース。 |
次の表では、persist()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
バッチ・レコードをサーバーに保存します。 |
CaptureBatchStatus
CaptureBatchStatusクラスには、バッチ・ステータスのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
value |
String |
ステータスの説明。 |
id |
String |
ステータスの内部識別子。 |
CaptureDataType
CaptureDataTypeは、メタデータ・フィールド定義のデータ型を定義する列挙です。有効なCaptureデータ型は次のとおりです:
-
NUMERIC
-
ALPHA
-
ALPHANUMERIC
-
DATE
-
FLOAT
CaptureDocument
CaptureDocumentクラスには、ドキュメントのすべてのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
documentType |
ドキュメントに割り当てられたドキュメント・プロファイル。 |
|
fields |
ドキュメントに割り当てられたメタデータ。 |
|
id |
String |
ドキュメントの内部識別子。 |
pages |
ドキュメントに含まれるページ。 |
|
parentBatch |
このドキュメントが含まれるバッチ。 |
|
title |
String |
ドキュメントのタイトル。 |
attachments |
このドキュメントに関連付けられた添付。 |
次の表では、persist()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
ドキュメント、関連ドキュメント・ページおよびメタデータをサーバーに保存します。 |
CaptureDocumentPage
CaptureDocumentPageクラスには、ドキュメント・ページのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
imageFilenameKey |
String |
このページのローカル・ファイル名。 |
item |
ページに関連付けられたアイテム。 |
|
pageID |
String |
ページの内部識別子。 |
pageNumber |
Integer |
ドキュメント内のページ数。 |
parentDocument |
このページが含まれるドキュメント。 |
CaptureDocumentPages
CaptureDocumentPagesクラスはドキュメント・ページのコレクションであり、タイプはVector<CaptureDocumentPage>です。このクラスのインスタンスからドキュメント・ページを取り出すには、Vectorのメソッドを使用します。
Vectorクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
CaptureDocuments
CaptureDocumentsクラスはドキュメントのコレクションであり、タイプはVector<CaptureDocument>です。このクラスのインスタンスからドキュメントを取り出すには、Vectorのメソッドを使用します。
Vectorクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
CaptureErrorManager
CaptureErrorManagerクラスは、どのようなエラー・メッセージをログに記録するかを管理します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
logLevel |
Level |
メッセージのログ記録に使用される最低レベル。 |
次の表では、logMessage()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
指定されたデバッグ・ログ・レベルでメッセージをログに記録します。 または 指定されたログ・レベルでメッセージおよびエラーをログに記録します。 |
次の表では、logMessage()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
level |
Level |
このログ・エントリの重大度レベル。 |
message |
String |
ログに記録するメッセージ。 |
errorException |
Throwable |
エラーをログに記録する場合、エラーの原因である例外。 |
CaptureField
CaptureFieldクラスには、ドキュメント・メタデータ・フィールドのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
displayValue |
String |
このフィールドに表示する値。 |
fieldName |
String |
フィールドの名前。 |
length |
Integer |
フィールドの最大長。 |
required |
boolean |
Trueの場合、このフィールドは値を持つ必要があります。 |
value |
String |
このフィールドの値。 |
次の表では、setDate()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
メタデータ・フィールドの値を日付に設定します。 |
次の表では、setDate()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
date |
Date |
設定される日付値。 |
CaptureFields
CaptureFieldsクラスは、メタデータ・フィールド定義のマップです。タイプはLinkedHashMap<String, CaptureField>で、マップ・キーはフィールド名です。このクラスのインスタンスからフィールドを取り出すには、LinkedHashMapのメソッドを使用します。
LinkedHashMapクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
CaptureItem
CaptureItemクラスには、ドキュメント・ページに関連付けられたアイテム(単一イメージまたはイメージ以外のファイル)のプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
filename |
String |
このアイテムのファイルの名前。 |
parentBatch |
このアイテムが含まれるバッチ。 |
|
sourceFilename |
String |
このアイテムがインポートされた場合、インポート元のファイルの名前が含まれます。 |
sourceFormat |
String |
イメージ以外のドキュメントには、ドキュメントの形式(通常はファイル拡張子)が含まれます。 |
patchCode |
Integer |
このアイテムのパッチ・コード。 |
barcodes |
List<String> |
このアイテムのバー・コード。 |
micrValue |
String |
このアイテムに対するスキャナのMICRテキスト。 |
endorsement |
String |
このアイテムに対するスキャナの承認テキスト。 |
次の表では、persist()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
アイテムをサーバーに保存します。 |
CaptureItems
CaptureItemsクラスは、キャプチャのアイテムのマップです。タイプはTreeMap<String, CaptureItem>で、マップ・キーはアイテムのファイル名です。このクラスのインスタンスからアイテムを取り出すには、TreeMapのメソッドを使用します。
TreeMapクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
CaptureStateManager
CaptureStateManagerクラスには、クライアントの現在の状態に関連するプロパティが含まれます。このクラスのインスタンスは、キャプチャ・プロパティを介してすべてのスクリプト・イベントで使用できます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
activeAttachment |
アクティブなドキュメント添付。 |
|
activeAttachmentPage |
アクティブなドキュメント添付ページ。 |
|
activeAttachmentType |
アクティブなドキュメント添付タイプ。 |
|
activeBatch |
アクティブなバッチ。 |
|
activeDocument |
アクティブなドキュメント。 |
|
activeDocumentPage |
アクティブなドキュメント・ページ。 |
|
activeDocumentType |
アクティブなドキュメント・プロファイル。 |
|
activeProfile |
アクティブなクライアント・プロファイル。 |
|
applicationUserPath |
String |
クライアントがそのアプリケーション・データに使用するパス。 |
batchesPath |
String |
クライアントがバッチ・データのキャッシュに使用するパス。 |
captureSystemId |
String |
クライアントが接続されているキャプチャ・システムの内部識別子。 |
computerName |
String |
クライアントが実行されているコンピュータの名前。 |
currentUser |
String |
現在クライアントにログインしているユーザー。 |
errorManager |
情報のログ記録に使用されるエラー・マネージャ・オブジェクト。 |
CaptureWorkspace
CaptureWorkspaceクラスには、ワークスペースのすべてのプロパティおよび操作が含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
id |
String |
ワークスペースに関連付けられた内部識別子。 |
fieldDefinitions |
このワークスペースに対して定義されているメタデータ。 |
|
name |
String |
ワークスペースの名前 |
statuses |
List<CaptureBatchStatus> |
このワークスペースで使用可能なバッチ・ステータスのリスト。 |
次の表では、getDBLookupProfile()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
指定されたデータベース参照プロファイルIDのデータベース参照プロファイルを取得します。 |
次の表では、getDBLookupProfile()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
profileId |
String |
データベース参照プロファイルの識別子。 |
ClientProfile
ClientProfileクラスには、Captureワークスペース・コンソールで定義された、クライアント・プロファイルのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
alwaysDisplayHitList |
boolean |
Trueの場合は、データベース参照の実行後に、返された結果の数にかかわらず結果が表示されます。 |
applyBrightness |
boolean |
Trueの場合は、選択されたキャプチャ・ソースに明度とコントラストの設定が適用されます。 |
batchFilterDaysOldFrom |
Integer |
バッチに許容される最小経過日数を指定するバッチ・フィルタ設定。 |
batchFilterDaysOldTo |
Integer |
バッチに許容される最大経過日数を指定するバッチ・フィルタ設定。 |
batchFilterPrimarySortField |
String |
バッチ・ツリーのプライマリ・ソートに使用されるバッチ・プロパティ。 |
batchFilterPrimarySortOrder |
バッチ・ツリーのプライマリ・ソート順。 |
|
batchFilterSecondarySortField |
String |
バッチ・ツリーのセカンダリ・ソートに使用されるバッチ・プロパティ。 |
batchFilterSecondarySortOrder |
バッチ・ツリーのセカンダリ・ソート順。 |
|
batchFilterState |
Integer |
バッチ・フィルタに含めるバッチ状態。 |
batchPrefix |
String |
このプロファイルを使用して作成されるバッチに使用するバッチ接頭辞。 |
batchVisibility |
バッチ・ツリー内のバッチがどのような場合にユーザーに表示されるかを指定するバッチ・フィルタ設定。 |
|
blankByteThreshold |
long |
イメージのファイル・サイズのバイト数がblankByteThreshold未満の場合、そのページは空白ページとみなされます。 |
brightness |
Integer |
選択されたキャプチャ・ソースに適用する明度。 |
captureType |
プロファイルがキャプチャのみか、キャプチャと索引か、索引のみかを指定します。 |
|
contrast |
Integer |
選択されたキャプチャ・ソースに適用するコントラスト。 |
dBLookupMaxRecords |
Integer |
データベース参照から返すレコードの最大数。 |
dBLookupProfileId |
String |
このプロファイルで使用されるデータベース参照プロファイルの一意識別子。 |
defaultColor |
キャプチャ中に使用されるデフォルトの色タイプ。 |
|
defaultDpi |
Integer |
キャプチャ中に使用するデフォルトDPI。 |
defaultPriority |
Integer |
このプロファイルから作成されたバッチには、この優先度が割り当てられます。 |
defaultStatusId |
String |
このプロファイルから作成されたバッチには、このステータスが割り当てられます。 |
description |
String |
プロファイルの説明。 |
documentCreationType |
キャプチャ時に作成されるドキュメント当たりのページ数を指定します。 |
|
documentTypes |
このプロファイルによってバッチに割り当てることができるドキュメント・プロファイルが格納されているオブジェクト。 |
|
id |
String |
このプロファイルに関連付けられた識別子。 |
maxPages |
Integer |
イメージ・ファイル以外のプレビュー・ページ制限。 |
name |
String |
プロファイルの名前。 |
nonImageAction |
イメージ以外のファイルに対して実行されるアクション。 |
|
nonImageDpi |
int |
タイプがCONVERTのnonImageActionプロパティを持つクライアント・プロファイルの場合、このプロパティにはイメージ以外のファイル用のイメージDPIが含まれます。 |
nonImageFormat |
String |
タイプがCONVERTのnonImageActionプロパティを持つクライアント・プロファイルの場合、このプロパティにはイメージ以外のファイル用のイメージ形式が含まれます。この値は、TIFF_BWかJPEGのどちらかになります。 |
nonImageJpegQuality |
int |
タイプがCONVERTのnonImageActionプロパティおよびJPEGのnonImageFormat値を持つクライアント・プロファイルの場合、このプロパティにはイメージ以外のファイル用のJPEGイメージ品質が含まれます。 |
picklistRelationshipProfile |
String |
このプロファイルで使用される依存選択リスト。 |
prefixes |
List<String> |
バッチ・フィルタで使用されるバッチ接頭辞。 |
preventDefaultColorOverride |
boolean |
Trueの場合、色をオーバーライドできません。 |
preventDefaultDpiOverride |
boolean |
Trueの場合、dpiをオーバーライドできません。 |
priorities |
List<Integer> |
バッチ・フィルタで使用されるバッチ優先度。 |
sepByteThreshold |
Integer |
イメージのファイル・サイズのバイト数がsepByteThreshold未満の場合、そのページはセパレータ・シートとみなされます。 |
statuses |
List<String> |
バッチ・フィルタで使用されるバッチ・ステータス。 |
supportedDocumentTypes |
List<String> |
このプロファイルによってバッチに割り当てることができるドキュメント・プロファイルを表す、ドキュメント・プロファイル識別子のリスト。 |
workspaceId |
String |
このプロファイルが関連付けられているワークスペースの一意識別子。 |
workspaceName |
String |
このプロファイルが関連付けられているワークスペースの名前。 |
releaseProcesses |
使用可能なクライアント・リリース・プロセスのリスト。 |
次の表では、ClientProfileクラスの列挙および値を示します:
列挙 | 値 |
---|---|
AutoPopulateType |
NONE、SCANDATE、INDEXDATE、DEFAULTVALUE、BATCHNAME、USERID、COMPUTERNAME、CLIENTPROFILENAME、BATCHSTATUS、BATCHPRIORITY |
BatchVisibility |
USER_AND_COMPUTER、USER、ALL |
DocumentCreationType |
ONE_PAGE、TWO_PAGES、VARIABLE_PAGES、PROMPT_USER |
CaptureType |
CAPTURE_ONLY、CAPTURE_AND_INDEX、INDEX_ONLY |
NonImageAction |
DISALLOW、ALLOW、CONVERT |
SortOrder |
ASCENDING、DESCENDING |
ColorType |
NotSpecified、BlackAndWhite、Gray、Color |
ClientReleaseProcess
ClientReleaseProcessクラスには、クライアント・リリース・プロセスのすべてのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
name |
String |
リリース・プロセスの名前。 |
description |
String |
リリース・プロセスの説明。 |
processorID |
String |
リリース・プロセスのプロセッサID。 |
jobID |
String |
リリース・プロセスのプロセッサ・ジョブID。 |
defaultRelease |
boolean |
これがデフォルト・リリース・プロセスかどうかを示します。 |
ClientReleaseProcesses
ClientReleaseProcessesクラスは、クライアント・リリース・プロセスのリストです。タイプはArrayList<ClientReleaseProcess>です。このクラスのインスタンスからクライアント・リリース・プロセスを取り出すには、ArrayListのメソッドを使用します。
ArrayListクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
ClientUI
ClientUIクラスを使用すると、ユーザーはユーザー・インタフェース関連のアクションを呼び出すことができます。このクラスには、クライアント・スクリプトを介してアクセスできます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
batchEditForm |
BatchEditForm |
現在のバッチ編集フォームのインスタンス。 |
このクラスには、次のメソッドが含まれます:
releaseBatch()
次の表では、releaseBatch()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
バッチのリストを追加処理できるようにロック解除またはリリースします。 |
次の表では、releaseBatch()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
batches |
List<CaptureBatch> |
リリースされるバッチのリスト。 |
processorID |
String |
バッチのリリース先のプロセッサの一意識別子。 |
jobID |
String |
プロセッサ・ジョブの一意識別子。 |
setActiveMetadataFieldByName()
次の表では、setActiveMetadataFieldByName()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
メタデータ・ペイン内のフォーカスを、フィールド名で指定されたメタデータ・フィールドに移動します。 |
次の表では、setActiveMetadataFieldByName()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
fieldName |
String |
フォーカスの移動先のメタデータ・フィールドの名前。 |
setActiveMetadataFieldByID()
次の表では、setActiveMetadataFieldByID()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
メタデータ・ペイン内のフォーカスを、フィールドIDで指定されたメタデータ・フィールド名に移動します。 |
次の表では、setActiveMetadataFieldByID()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
fieldID |
String |
フォーカスの移動先のメタデータ・フィールドの一意識別子。 |
execDBSearch()
次の表では、execDBSearch()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
指定されたメタデータ・フィールドの名前と値のデータベース参照を実行します。このメソッドは次に、メタデータ・ペイン内のメタデータ・フィールドを結果で更新します。 |
次の表では、execDBSearch()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
metadataName |
String |
参照されるメタデータ・フィールドの名前。 |
metadataValue |
String |
参照の実行に使用される値。 |
alwaysDisplayHitList |
Boolean |
Trueに設定すると、結果の数にかかわらず参照結果が表示されます。 |
execDBSearch()
次の表では、execDBSearch()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
指定されたメタデータ・フィールドの名前と値のデータベース参照を実行します。このメソッドは次に、メタデータ・ペイン内のメタデータ・フィールドを結果で更新します。 |
次の表では、execDBSearch()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
metadataName |
String |
参照されるメタデータ・フィールドの名前。 |
metadataValue |
String |
参照の実行に使用される値。 |
alwaysDisplayHitList |
Boolean |
Trueに設定すると、結果の数にかかわらず参照結果が表示されます。 |
exactSearch |
Boolean |
Trueに設定すると、結果は検索される値と完全に一致する必要があります。Falseに設定すると、部分一致も返されます。 |
maximumRecords |
Integer |
検索で返されるレコードの最大数を示します。 |
selectDocument()
次の表では、selectDocument()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
バッチ・ツリー内の指定されたドキュメントを選択します。 |
次の表では、selectDocument()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
document |
選択するドキュメント。 |
refreshDocumentMetadata()
次の表では、refreshDocumentMetadata()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のドキュメントからメタデータをリロードし、メタデータ・ペインに表示します。 |
DBLookupProfile
DBLookupProfileクラスは、データベース参照用のプロファイルを表します。このクラスには、次のメソッドが含まれます:
execDBLookup()
次の表では、execDBLookup()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
ソートなしのデータベース参照
ソートありのデータベース参照
|
ソートあり、またはソートなしで、データベース参照を実行します。 ソート定数:
|
次の表では、execDBLookup()メソッドのパラメータについて説明します:
パラメータ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
searchID |
String |
データベース参照プロファイルに対して定義されているデータベース検索の一意識別子。 |
fieldID |
String |
検索されるメタデータ・フィールドの一意識別子。 |
value |
String |
検索される値。 |
exactMatch |
Boolean |
Trueの場合、値は完全一致である必要があります。 |
primarySortField |
String |
プライマリ・ソートに使用されるフィールド識別子。 |
primarySortOrder |
Integer |
プライマリ・ソートのソート順。 |
secondarySortField |
String |
セカンダリ・ソートに使用されるフィールド識別子。 |
secondarySortOrder |
Integer |
セカンダリ・ソートのソート順。 |
maxRows |
Integer |
返される行の最大数。 |
DBLookupResult
DBLookupResultクラスは、データベース参照の結果を表します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
searchFieldInfoList |
List<DbSearchFieldInfo> |
データベース参照で返された結果の説明である、検索フィールド情報のリスト。 |
searchResultRows |
List<DbSearchResultRow> |
データベース参照で返される検索結果行のリスト。 |
DbSearchResultRow
DbSearchResultRowクラスは、データベース参照から返される1行の結果を表します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
results |
List<String> |
1つの検索結果に関連付けられている文字列値のリスト。このリスト内の値の順序は、戻りフィールドが定義されている順序と同じです。 |
DbSearchFieldInfo
DbSearchFieldInfoクラスは、データベース参照の結果の説明であるフィールド情報を表します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
captureIndexDefID |
String |
メタデータ・フィールド識別子。 |
dbColumnName |
String |
データベース列の名前。 |
dbColumnType |
Integer |
データベース列のタイプ。 |
captureFieldType |
Integer |
メタデータ・フィールドのデータ型。 |
DocumentType
DocumentTypeクラスは、ドキュメント・プロファイルを表します。ドキュメント・プロファイルでは、このタイプから作成されたドキュメントでどのメタデータ・フィールドを使用できるかを示します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
fieldDefinitions |
ドキュメント・プロファイルに適用可能なメタデータ。 |
|
id |
String |
ドキュメント・プロファイルに関連付けられた内部識別子。 |
name |
String |
ドキュメント・プロファイルの名前。 |
description |
String |
ドキュメント・プロファイルの説明。 |
attachmentTypes |
ドキュメント・プロファイルで使用可能な添付タイプ。 |
DocumentTypes
DocumentTypesクラスは、ドキュメント・プロファイルのマップです。タイプはTreeMap<String, DocumentType>で、マップ・キーはドキュメント・プロファイルIDです。TreeMapのメソッドを使用すると、このクラスのインスタンスからドキュメント・プロファイルを取り出すことができます。
TreeMapクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
FieldDefinition
FieldDefinitionクラスは、メタデータ・フィールドの定義を表します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
autoPopulateType |
ClientProfile.AutoPopulateType |
フィールドに値を自動的に移入する方法を指定します。 |
dataType |
このフィールドのデータ型。 |
|
autoPopulateDefault |
String |
このフィールドのデフォルト値。 |
displayable |
boolean |
このフィールドをクライアントで表示するかどうかを示します。 |
length |
Integer |
このフィールドの最大長。 |
id |
String |
このフィールドの内部識別子。 |
name |
String |
このフィールドの名前。 |
inputMask |
String |
入力マスク。 |
locked |
boolean |
フィールドをロックする場合は、Trueに設定します。 |
maxValue |
Float |
このフィールドの最大値。 |
minValue |
Float |
このフィールドの最小値。 |
pickListCaseInsensitive |
boolean |
Trueの場合、選択リストの大文字と小文字は区別されません。 |
pickListID |
String |
このフィールドに関連付けられている選択リストの一意識別子。 |
pickListParentFieldID |
String |
選択リスト親フィールドの一意識別子。 |
pickListSourceID |
String |
このフィールドの依存選択リストのソース識別子。 |
profileDisplayFormat |
String |
フィールドの表示時に使用される形式。 |
required |
boolean |
このフィールドが値を持つ必要があるかどうかを示します。 |
validationExpression |
String |
このフィールドに入力された値を検証するために使用される正規表現。 |
FieldDefinitions
FieldDefinitionsクラスは、メタデータ・フィールド定義のマップです。タイプはLinkedHashMap<String, FieldDefinition>で、マップ・キーはメタデータ・フィールド定義IDです。LinkedHashMapのメソッドを使用すると、このクラスのインスタンスからメタデータ・フィールド定義を取り出すことができます。
LinkedHashMapクラスおよびそのメソッドの詳細は、Java APIのドキュメントを参照してください。
ImageCaptureEngine
ImageCaptureEngineクラスには、イメージ・キャプチャに関連付けられたすべてのプロパティおよび操作が含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
activeSource |
ImageCaptureSource |
イメージのキャプチャ元のイメージ・キャプチャ・エンジンのアクティブなソース。 |
activeDriver |
ImageCaptureDriver |
イメージのキャプチャ元のイメージ・キャプチャ・エンジンのアクティブなドライバ。 |
MicrInfo
MicrInfoクラスには、スキャナによって検出された磁気データに関連付けられているすべてのプロパティが含まれます。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
string |
String |
MICRデータから読み取られるテキスト情報。 |
Source
Sourceクラスは、TWAINスキャナとのやりとりに使用される低レベル・クラスです。
このクラスには、次のメソッドが含まれます:
getCurrentPrinter()
次の表では、getCurrentPrinter()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサを返します。有効な値については、setPrinter(int printer)メソッドを参照してください。 |
getPrinterIndex()
次の表では、getPrinterIndex()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサのカウンタ値を返します。 |
getPrinterMode()
次の表では、getPrinterMode()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサのモードを返します。戻り値の意味については、setPrinterMode (int printerMode)メソッドを参照してください。 |
getPrinterString()
次の表では、getPrinterString()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサの文字列または形式を返します。 |
getPrinterSuffix()
次の表では、getPrinterSuffix()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサの接尾辞文字列を返します。 |
getSupportedPrinters()
次の表では、getSupportedPrinters()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
サポートされているインプリンタまたはエンドーサの配列を返します。戻り値の意味については、setPrinter(int printer)メソッドを参照してください。 |
isPrinterEnabled()
次の表では、isPrinterEnabled()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサが有効になっているかどうかを返します。 |
isBarcodeDetectionEnabled()
次の表では、isBarcodeDetectionEnabled()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナのバー・コード検出が有効になっているかどうかを返します。 |
getBarcodeMaxRetries()
次の表では、getBarcodeMaxRetries()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
バー・コードが見つからない場合に検索を再試行する回数を返します。 |
getBarcodeMaxSearchPriorities()
次の表では、getBarcodeMaxSearchPriorities()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
サポートされているバー・コード検索優先度の最大数を返します。 |
getBarcodeSearchMode()
次の表では、getBarcodeSearchMode()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
バー・コード検索に使用される方向または方向優先度を返します。 可能な戻り値は次のとおりです。
|
getBarcodeTimeout()
次の表では、getBarcodeTimeout()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
ページ上のバー・コードの検索に費やす最大時間を返します。 |
getBarcodeSearchPriorities()
次の表では、getBarcodeSearchPriorities()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
検索順序を決める、バー・コード・タイプの優先度付き配列を返します。 有効なバー・コード・タイプ: TWBT_3OF9、TWBT_2OF5INTERLEAVED、TWBT_2OF5NONINTERLEAVED、TWBT_CODE93、TWBT_CODE128、TWBT_UCC128、TWBT_CODABAR、TWBT_UPCA、TWBT_UPCE、TWBT_EAN8、TWBT_EAN13、TWBT_POSTNET、TWBT_PDF417、TWBT_2OF5INDUSTRIAL、TWBT_2OF5MATRIX、TWBT_2OF5DATALOGIC、TWBT_2OF5IATA、TWBT_3OF9FULLASCII、TWBT_CODABARWITHSTARTSTOP、TWBT_MAXICODE 有効なバー・コード・タイプの定義については、「BarcodeInfo」を参照してください。 |
getSupportedBarcodeTypes()
次の表では、getSupportedBarcodeTypes()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナでサポートされているバー・コード・タイプの配列を返します。 有効なバー・コード・タイプ: TWBT_3OF9、TWBT_2OF5INTERLEAVED、TWBT_2OF5NONINTERLEAVED、TWBT_CODE93、TWBT_CODE128、TWBT_UCC128、TWBT_CODABAR、TWBT_UPCA、TWBT_UPCE、TWBT_EAN8、TWBT_EAN13、TWBT_POSTNET、TWBT_PDF417、TWBT_2OF5INDUSTRIAL、TWBT_2OF5MATRIX、TWBT_2OF5DATALOGIC、TWBT_2OF5IATA、TWBT_3OF9FULLASCII、TWBT_CODABARWITHSTARTSTOP、TWBT_MAXICODE 有効なバー・コード・タイプの定義については、「BarcodeInfo」を参照してください。 |
getBarcodesDetected()
次の表では、getBarcodesDetected()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナによって現在のページ上に見つかったバー・コードを記述するBarcodeInfoオブジェクトの配列を返します。 |
isPatchCodeDetectionEnabled()
次の表では、isPatchCodeDetectionEnabled()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナのパッチ・コード検出が有効になっているかどうかを返します。 |
getPatchCodeMaxRetries()
次の表では、getPatchCodeMaxRetries()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
パッチ・コードが見つからない場合に検索を再試行する回数を返します。 |
getPatchCodeMaxSearchPriorities()
次の表では、getPatchCodeMaxSearchPriorities()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
サポートされているパッチ・コード検索優先度の最大数を返します。 |
getPatchCodeSearchMode()
次の表では、getPatchCodeSearchMode()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
パッチ・コード検索に使用される方向または方向優先度を返します。 可能な戻り値: TWBD_HORZ、TWBD_VERT、TWBD_HORZVERT、TWBD_VERTHORZ 可能な戻り値の定義については、「getBarcodeSearchMode()」を参照してください。 |
getPatchCodeTimeout()
次の表では、getPatchCodeTimeout()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
ページ上のパッチ・コードの検索に費やす最大時間を返します。 |
getPatchCodeSearchPriorities()
次の表では、getPatchCodeSearchPriorities()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
検索順序を決める、パッチ・コード・タイプの優先度付き配列を返します。 有効なパッチ・コード・タイプ:
|
getSupportedPatchCodeTypes()
次の表では、getSupportedPatchCodeTypes()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナでサポートされているパッチ・コード・タイプの配列を返します。 有効なパッチ・コード・タイプ: TWPCH_PATCH1、TWPCH_PATCH2、TWPCH_PATCH3、TWPCH_PATCH4、TWPCH_PATCH6、TWPCH_PATCHT 有効なパッチ・コード・タイプの定義については、「getPatchCodeSearchPriorities()」を参照してください。 |
getPatchCodesDetected()
次の表では、getPatchCodesDetected()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナによって現在のページ上に見つかった最初のパッチ・コード・タイプを含む配列を返します。いずれのパッチ・コードも検出されなかった場合、戻り値はnullまたは空の配列になります。 有効なパッチ・コード・タイプ: TWPCH_PATCH1、TWPCH_PATCH2、TWPCH_PATCH3、TWPCH_PATCH4、TWPCH_PATCH6、TWPCH_PATCHT 有効なパッチ・コード・タイプの定義については、「getPatchCodeSearchPriorities()」を参照してください。 |
isMicrEnabled()
次の表では、isMicrEnabled()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナのMICR検出が有効になっているかどうかを返します。 |
getMicrDetected()
次の表では、getMicrDetected()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナによって現在のページ上に見つかった磁気データを記述するMicrInfoオブジェクトを返します。 |
setPrinter(int printer)
次の表では、setPrinter(int printer)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサを設定します。有効な値は次のとおりです:
|
setPrinterIndex(int printerIndex)
次の表では、setPrinterIndex(int printerIndex)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサのカウンタ値を設定します。 |
setPrinterMode(int printerMode)
次の表では、setPrinterMode(int printerMode)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサのモードを設定します。有効な値は次のとおりです:
|
setPrinterString(String printerString)
次の表では、setPrinterString(String printerString)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサに出力される単一行の文字列または形式を返します。 |
setPrinterString(String[ ] printerString)
次の表では、setPrinterString(String[ ] printerString)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサに出力される1行以上の形式(対応している場合)を返します。 |
setPrinterSuffix(String printerSuffix)
次の表では、setPrinterSuffix(String printerSuffix)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
現在のインプリンタまたはエンドーサの接尾辞を設定します。(複合文字列モードのみ)。 |
setBarcodeDetectionEnabled(boolean enabled)
次の表では、setBarcodeDetectionEnabled(boolean enabled)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナのバー・コード検出を有効または無効にします。 |
setBarcodeMaxRetries(int maxRetries)
次の表では、setBarcodeMaxRetries(int maxRetries)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
バー・コードが見つからない場合に検索を再試行する回数を制限します。 |
setBarcodeMaxSearchPriorities(int maxSearchPriorities)
次の表では、setBarcodeMaxSearchPriorities(int maxSearchPriorities)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
サポートされているバー・コード検索優先度の最大数を指定します。 |
setBarcodeSearchMode(int searchMode)
次の表では、setBarcodeSearchMode(int searchMode)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
バー・コード検索を特定の方向に制限したり、ある方向の優先度を別の方向より高く設定します。 有効な値: TWBD_HORZ、TWBD_VERT、TWBD_HORZVERT、TWBD_VERTHORZ 有効な値の定義については、「getBarcodeSearchMode()」を参照してください。 |
setBarcodeTimeout(int timeout)
次の表では、setBarcodeTimeout(int timeout)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
ページ上のバー・コードの検索に費やされる合計時間を制限します。 |
setBarcodeSearchPriorities(int[] value)
次の表では、setBarcodeSearchPriorities(int[] value)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
検索順序を決める、バー・コード・タイプの優先度付き配列を設定します。 有効なバー・コード・タイプ: TWBT_3OF9、TWBT_2OF5INTERLEAVED、TWBT_2OF5NONINTERLEAVED、TWBT_CODE93、TWBT_CODE128、TWBT_UCC128、TWBT_CODABAR、TWBT_UPCA、TWBT_UPCE、TWBT_EAN8、TWBT_EAN13、TWBT_POSTNET、TWBT_PDF417、TWBT_2OF5INDUSTRIAL、TWBT_2OF5MATRIX、TWBT_2OF5DATALOGIC、TWBT_2OF5IATA、TWBT_3OF9FULLASCII、TWBT_CODABARWITHSTARTSTOP、TWBT_MAXICODE 有効なバー・コード・タイプの定義については、「BarcodeInfo」を参照してください。 |
setPatchCodeDetectionEnabled(boolean enabled)
次の表では、setPatchCodeDetectionEnabled(boolean enabled)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナのパッチ・コード検出を有効または無効にします。 |
setPatchCodeMaxRetries(int maxRetries)
次の表では、setPatchCodeMaxRetries(int maxRetries)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
パッチ・コードが見つからない場合に検索を再試行する回数を制限します。 |
setPatchCodeMaxSearchPriorities(int maxSearchPriorities)
次の表では、setPatchCodeMaxSearchPriorities(int maxSearchPriorities)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
サポートされているパッチ・コード検索優先度の最大数を指定します。 |
setPatchCodeSearchMode(int searchMode)
次の表では、setPatchCodeSearchMode(int searchMode)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
パッチ・コード検索を特定の方向に制限したり、ある方向の優先度を別の方向より高く設定します。 有効な値: TWBD_HORZ、TWBD_VERT、TWBD_HORZVERT、TWBD_VERTHORZ 有効な値の定義については、「getBarcodeSearchMode()」を参照してください。 |
setPatchCodeTimeout(int timeout)
次の表では、setPatchCodeTimeout(int timeout)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
ページ上のパッチ・コードの検索に費やされる合計時間を制限します。 |
setPatchCodeSearchPriorities(int[] value)
次の表では、setPatchCodeSearchPriorities(int[] value)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
検索順序を決める、パッチ・コード・タイプの優先度付き配列を設定します。 有効なパッチ・コード・タイプ: TWPCH_PATCH1、TWPCH_PATCH2、TWPCH_PATCH3、TWPCH_PATCH4、TWPCH_PATCH6、TWPCH_PATCHT 有効なパッチ・コード・タイプの定義については、「getPatchCodeSearchPriorities()」を参照してください。 |
setMicrEnabled(boolean enabled)
次の表では、setMicrEnabled(boolean enabled)メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
スキャナのMICR検出を有効または無効にします。 |
CaptureクライアントのFieldEditクラス
FieldEditクラスは、メタデータ値を入力するためのユーザー・インタフェース・コンポーネントです。この項では、Captureクライアントの次のFieldEditクラスについて説明します:
DataField
DataFieldクラスは、FieldEditコンポーネントの単一フィールドのデータを表し、様々なフィールド・タイプのベース・クラスとなります。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
caption |
String |
フィールド・キャプション。 |
fieldName |
String |
フィールド名。 |
displayFormat |
Format |
フィールドの表示形式。 |
inputMask |
String |
入力マスク。 |
fieldLock |
boolean |
Trueの場合、フィールドがロックされます。 |
maxLength |
Long |
フィールドの最大長。 |
required |
boolean |
Trueの場合、このフィールドには入力する必要があります。 |
uncommittedText |
String |
フィールド内の現在のテキスト。 |
FloatField
FloatFieldクラスはDataFieldを拡張したものであり、浮動小数フィールドを表します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
value |
Float |
Floatオブジェクトで表した値。 |
IntegerField
IntegerFieldクラスはDataFieldを拡張したものであり、整数フィールドを表します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
value |
Integer |
Integerオブジェクトで表した値。 |
PicklistEntry
PicklistEntryクラスは、選択リスト・タイプ・フィールドで、表示値とコミット値を決定するために使用されます。このクラスには、次のメソッドが含まれます:
getCommitValue()
次の表では、getCommitValue()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
選択リスト・エントリのコミット値を返します。 |
getDisplayValue()
次の表では、getDisplayValue()メソッドの構文について説明します:
構文 | 説明 |
---|---|
|
選択リスト・エントリの表示値を返します。 |
PicklistField
PicklistFieldクラスはDataFieldを拡張したものであり、選択リスト・フィールドを表します。
プロパティ | タイプ | 説明 |
---|---|---|
pickListCaseSensitive |
boolean |
Trueの場合、このリストの内容の大文字と小文字が区別されます。 |
pickListEntries |
List<PicklistEntry> |
選択リストのエントリのリスト。 |
value |
選択リストの現在の値。 |
クライアント・スクリプトのサンプル
この項では、次のクライアント・スクリプト・サンプルについて説明します:
クライアント・スクリプトのサンプル1
このサンプル・スクリプトは、クライアントの動作を次のようにカスタマイズします。
-
エントリにtestという語が含まれている場合、クライアント・ユーザーがメタデータ・フィールドを離れられないようにします。
-
どのメタデータ・フィールドにもユーザーがアスタリスクを入力できないようにします。
-
イベント情報をJavaコンソールに出力します(ユーザーがイメージ上で選択した部分を右マウス・ドラッグした後の座標など)。
-
事前定義済プロセッサへのバッチのリリースを停止し、バッチのロックを解除します。
このスクリプトでは、検証やデバッグ用に、スクリプト・イベントごとにJavaコンソールに1行を出力する(printIn)処理も行います。
function ScriptStart() { java.lang.System.out.println("ScriptStart"); } function PreBatchScan(event) { // BatchScanEvent java.lang.System.out.println("PreBatchScan"); } function BatchScanBegin(event) { // BatchScanEvent java.lang.System.out.println("BatchScanBegin"); } function BatchScanComplete(event) { // BatchScanEvent java.lang.System.out.println("BatchScanComplete"); java.lang.System.out.println(event.getBatch().getBatchName() + " finished Scanning."); } function BatchSelected(event) { // BatchSelectedEvent java.lang.System.out.println("BatchSelected: " + event.getBatch().getBatchName()); } function PreBatchDelete(event) { // BatchDeleteEvent java.lang.System.out.println("PreBatchDelete"); } function CaptureImage(event) { // ImageCaptureEvent java.lang.System.out.println("CaptureImage"); } function DocumentCreated(event) { // CaptureDocument java.lang.System.out.println("DocumentCreated"); } function DocumentSelected(event) { // DocumentSelectedEvent java.lang.System.out.println("DocumentSelected: " + event.getDocument().getTitle()); } function FieldGotFocus(event) { // FieldEvent java.lang.System.out.println("FieldGotFocus"); } function FieldLostFocus(event) { // FieldEvent var dataField; java.lang.System.out.println("FieldLostFocus"); dataField = event.getField(); if (dataField.getUncommittedText().equalsIgnoreCase("test")) { event.setCancel(true); java.lang.System.out.println("invalid value. script will not allow leaving focus."); } } function FieldProcessKey(event) { // FieldEvent var keyEvent; // java.lang.System.out.println("FieldProcessKey"); keyEvent = event.getKeyEvent(); if (keyEvent.getID() == java.awt.event.KeyEvent.KEY_TYPED) { //java.lang.System.out.println(keyEvent.getKeyChar()); if (new java.lang.Character(keyEvent.getKeyChar()).equals(new java.lang.Character('*'))) { java.lang.System.out.println("Asterisk not allowed in any field."); keyEvent.consume(); } } } function PostCaptureImage(event) { // ImageCaptureEvent java.lang.System.out.println("PostCaptureImage"); } function PreCaptureImage(event) { // ImageCaptureEvent java.lang.System.out.println("PreCaptureImage"); } function PreUploadItem(event) { // UploadItemEvent java.lang.System.out.println("PreUploadItem: " + event.getCaptureItem().getFilename()); } function PostUploadItem(event) { // UploadItemEvent java.lang.System.out.println("PostUploadItem: " + event.getCaptureItem().getFilename()); } function DBSearchComplete(searchEvent) { // DBSearchEvent java.lang.System.out.println("DBSearchComplete."); } function DBSearchResults(searchEvent) { // DBSearchEvent var results; var resultRow; var searchParameters; java.lang.System.out.println("DBSearchResult"); results = searchEvent.getRowResults(); java.lang.System.out.println("Found " + results.size() + " results."); } function DBSearchStart(searchEvent) { // DBSearchEvent java.lang.System.out.println("DBSearchStart"); java.lang.System.out.println("Metadata value being sought: " + searchEvent.getMetadataValue()); } function DocumentRemoved(event) { // DocumentRemovedEvent java.lang.System.out.println("DocumentRemoved"); } function PostDownloadItem(event) { // DownloadItemEvent java.lang.System.out.println("PostDownloadItem: " + event.getCaptureItem().getFilename()); } function PreDownloadItem(event) { // DownloadItemEvent java.lang.System.out.println("PreDownloadItem: " + event.getCaptureItem().getFilename()); } function RegionSelected(event) { // RegionSelectedEvent java.lang.System.out.println("RegionSelected"); var rect = event.getSelectionRectangle(); java.lang.System.out.println("Rectangle (X,Y): (" + rect.getX() + "," + rect.getY() + "); (W,H): (" + rect.getWidth() + "," + rect.getHeight() + ")"); } function PreReleaseBatch(event) { // ReleaseBatchEvent // Skips the postProcess setting specified in the Capture profile and only unlocks the batch. event.setProcessorID(null); event.setJobID(null); }
クライアント・スクリプトのサンプル2
このサンプル・スクリプトは、クライアントの動作を次のようにカスタマイズします。
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BatchScanBegin関数を使用して、インポートできるファイルを拡張子.TIFのもののみに制限します。
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DBSearchResults関数を使用して、データベース参照の結果に変更を加え、最初の結果のみが使用され、結果リストは表示されないようにします。
function BatchScanBegin(event) { // BatchScanEvent // Check if there are files being imported. var sourceFilesList = event.getSourceFiles(); if (sourceFilesList != null) { // Create a list to hold the filtered results. var filteredList = new java.util.ArrayList(); // Loop through each of the files. var iterator = sourceFilesList.iterator(); while (iterator.hasNext()) { // If the file name ends with ".TIF", add it to the list. var file = iterator.next(); var filename = file.getName().toUpperCase(); if (filename.endsWith(".TIF")) { filteredList.add(file); } } // Replace the original list with the filtered list. event.setSourceFiles(filteredList); } } function DBSearchResults(searchEvent) { // DBSearchEvent var results; var resultRow; var searchParameters; // Return only the first search result. results = searchEvent.getRowResults(); if (results.size() > 0) { resultRow = results.get(0); results.clear(); results.add(resultRow); // Do not display the list of results to the user. searchEvent.setDisplayHitlist(false); } }
クライアント・スクリプトのサンプル3
このサンプル・スクリプトは、クライアントの動作を次のようにカスタマイズします。
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PreReleaseBatchイベントを使用して、バッチ内の最初のドキュメントのメタデータをバッチ内の残りのドキュメントにコピーします。メタデータのコピーは、バッチがリリースされるときに行われます。変数fieldsToCopyで、コピーされるメタデータ・フィールドを指定します。フィールドのコピー先の各ドキュメントで、フィールドにすでに値が含まれている場合、その値は上書きされません。
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バッチ内のドキュメントを反復処理します。
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ドキュメントからメタデータ・フィールドを取得します。
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メタデータ・フィールド値を設定します。
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ドキュメントに加えた変更を保存します。
function PreReleaseBatch(event) { // Metadata fields to copy to remaining documents var fieldsToCopy = new Array("Account Name", "Account Number"); // Loop through each batch being released var batches = event.getBatches(); for (var batchIdx = 0; batchIdx < batches.size(); batchIdx++) { var batch = batches.get(batchIdx); var documents = batch.getDocuments(); if (documents.size() == 0) continue; // Get the first document from which we'll be copying var firstDocument = documents.get(0); var captureFields = []; // Create an array of the first document's fields var fieldDefs = batch.getWorkspace().getFieldDefinitions(); for (var fieldIdx = 0; fieldIdx < fieldsToCopy.length; fieldIdx++) { var fieldID = fieldDefs.findByName(fieldsToCopy[fieldIdx]).getId(); captureFields[fieldIdx] = firstDocument.getFields().get(fieldID); } // Loop through the remaining documents in the batch for (var documentIdx = 1; documentIdx < documents.size(); documentIdx++) { var destDocument = documents.get(documentIdx); var fields = destDocument.getFields(); // Copy the source document's field values to the destination document for (var fieldIdx = 0; fieldIdx < captureFields.length; fieldIdx++) { var sourceField = captureFields[fieldIdx]; // If the field in the source document was never set, skip it. if (sourceField == null) continue; // Look up the field in the document var destField = fields.get(sourceField.getFieldName()); // If it doesn't exist yet, create it if (destField == null) destField = fields.add(sourceField.getFieldName()); // If the value hasn't been set yet, set it if ((destField.getValue() == null) || (destField.getValue().isEmpty())) { destField.setValue(sourceField.getValue()); destField.setDisplayValue(sourceField.getDisplayValue()); } } // Save the document. destDocument.persist(); } } }