A 操作方法

この項では、一般的な操作方法に関する質問への回答を探すことができます。

内容は次のとおりです:

A.1 選択リストに関連付けられたフィールドにユーザーが値を入力できないようにするにはどのようにしますか。

  1. 「メタデータ・フィールドの追加または編集」の説明に従って、メタデータ・フィールドを追加または編集します。

  2. 「選択リスト・ソース」フィールドで、作成したソースを選択します。

  3. 「選択リスト」フィールドで、作成した選択リストを選択します。

  4. 「ロック」フィールドを選択します。

    メタデータ・フィールドをロックすることで、選択リストからアイテムを選択するようにユーザーを制限します。

A.2 エンドユーザーに表示されるフィールドを並べ替えるにはどのようにしますか。

ドキュメント・プロファイルを作成します:

  1. 選択したワークスペースで、「分類」タブをクリックします。

  2. 「ドキュメント・プロファイル」表で、「追加」ボタンをクリックします。

  3. 「ドキュメント・プロファイル」画面のフィールドに入力します。

    1. 「名前」フィールドに、ドキュメント・プロファイルの名前を入力します。

    2. 「説明」フィールドに、ドキュメント・プロファイルの説明を入力します。

    3. 「メタデータ・フィールド」リストで、プロファイルを含めるフィールドを選択し、矢印ボタンを使用して移動します。上および下矢印は、索引付けするユーザーがドキュメントを読み取ったり索引付けする順序にメタデータ・フィールドを並べるために使用します。

  4. 「送信」をクリックします。

ドキュメント・プロファイルをクライアント・プロファイルに関連付けます:

  1. クライアント・プロファイルを作成し(「クライアント・プロファイルの追加、編集またはコピー」を参照)、「ドキュメント索引付け設定」トレイン・ストップを選択します。

    このトレイン・ストップにアクセスするには、「一般設定」トレイン・ストップの「プロファイル・タイプ」フィールドで、索引付けオプションの「2 - キャプチャと索引」または「3 - 索引のみ」を選択する必要があります。

  2. 「ドキュメント・プロファイル」フィールドで、作成したドキュメント・プロファイルを選択します。

  3. 「送信」をクリックし、クライアント・プロファイルを保存します。

A.3 異なるメタデータ値を使用してバッチ内のドキュメントを索引付けするにはどのようにしますか。

  1. Captureワークスペース・コンソールで、ドキュメント・プロファイルを作成する(「ドキュメント・プロファイルの追加または編集」を参照)際に、「メタデータ・フィールド」リストでプロファイルに含めるフィールドを選択し、矢印ボタンを使用して移動します。上および下矢印は、索引付けするユーザーがドキュメントを読み取ったり索引付けする順序にメタデータ・フィールドを並べるために使用します。同様に、それぞれ異なる一連のメタデータ・フィールドを使用して、複数のドキュメント・プロファイルを作成します。

  2. クライアント・プロファイルを追加または編集し(「クライアント・プロファイルの追加、編集またはコピー」を参照)、「ドキュメント索引付け設定」トレイン・ストップを選択します。

    このトレイン・ストップにアクセスするには、「一般設定」トレイン・ストップの「プロファイル・タイプ」フィールドで、索引付けオプションの「2 - キャプチャと索引」または「3 - 索引のみ」を選択する必要があります。

  3. 「ドキュメント・プロファイル」フィールドで、「すべて」を選択してすべての定義済ドキュメント・プロファイルをユーザーが選択できるようにします。

  4. 「送信」をクリックし、クライアント・プロファイルを保存します。

  5. Captureクライアントで、メタデータ・ペインで使用できる「ドキュメント・プロファイル」フィールドを使用して、選択したドキュメントに対して入力する一連のメタデータ・フィールドを指定します。このフィールドで選択したドキュメント・プロファイルに応じて、使用可能なメタデータ・フィールドが変わります。

A.4 確実にすべてのスキャン・ユーザーがファイル・サイズを削減するためにモノクロ形式でドキュメントをスキャンするにはどのようにしますか。

クライアント・プロファイルの「イメージ設定」トレイン・ストップで、「デフォルトの色」フィールドを「モノクロ」に設定し、「デフォルトのオーバーライド禁止」オプションを選択します。

A.5 空白ページの判別に使用するバイトしきい値を決定するにはどのようにしますか。

ユーザーがイメージ・ドキュメントをキャプチャするとき、空白のページが含まれている場合があります。空白ページを含めすべてのイメージにはファイル・サイズがあり、これらの空白ページにもスキャナ自体からのノイズがいくらか存在することがあります。クライアント・プロファイルを使用して空白ページのスキャンをテストし、空白ページ検出を適切に構成します。

  1. Captureワークスペース・コンソールで、クライアント・プロファイルを追加または編集する際(「クライアント・プロファイルの追加、編集またはコピー」を参照)、「イメージ設定」トレイン・ストップを選択します。

  2. 「空白ページのバイトしきい値」フィールドで、ファイル・サイズ値を入力します。白黒の場合(200 x 200 DPIイメージ)、推奨値は1500です。通常、この設定の場合、キャプチャでは空白のセパレータ・ページとテキストが少量のページを区別できます。

  3. 「送信」をクリックし、クライアント・プロファイルを保存します。

ヒント:

Captureクライアントで、「ファイル情報」ウィンドウを使用して各ページのファイル・サイズを表示し、適切なバイトしきい値を決定します。

A.6 電子メールから添付をインポートして、電子メール・メッセージを各添付に追加するにはどのようにしますか。

インポート・プロセッサ・ジョブ設定を構成するときに(「電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成」を参照)、「処理」タブの「ドキュメントの順序付け」で、インポートされたバッチ内のドキュメントどおりに電子メール・メッセージの要素(メッセージ本文や添付など)を並べ替える順序を指定し、電子メール・メッセージがバッチ内の最初または最後のドキュメントになるようにします。

ドキュメントにページを追加するには、添付内のすべてのページがイメージ形式に変換される必要があります。したがって、「後処理」タブの「バッチ・プロセッサ」フィールドで「ドキュメント変換プロセッサ」を選択し、「バッチ・プロセッサ・ジョブ」フィールドでドキュメント変換ジョブを選択します。

ドキュメント変換ジョブの「ドキュメント・マージ・オプション」トレイン・ストップで、ドキュメント変換後にドキュメントをマージする方法を指定します。「ドキュメントのマージとメタデータの割当て方法の指定」を参照してください。

A.7 同時に同じドキュメントをWebCenter Contentとファイル・システムにコミットするようにEnterprise Captureを構成するにはどうのようにしますか。

対応するワークスペースでコミット・プロファイルを2つ作成します。WebCenter Contentを使用するように最初のコミット・プロファイルのコミット・ドライバを構成し、テキスト・ファイルを使用するように2番目のコミット・プロファイルのコミット・ドライバを構成します。「コミットをドキュメント・プロファイルに制限」設定を同じにすることで、両方のコミット・プロファイルで優先ドキュメントが必ず処理されるようにします。「ドキュメント・プロファイルに基づいたコミット・プロファイルの制限」を参照してください。

A.8 バッチ内の一部のドキュメントをWebCenter Contentに、その他のドキュメントをファイル・システムにコミットするようにEnterprise Captureを構成するにはどのようにしますか。

同じバッチ内のドキュメントを異なる場所にコミットするには、異なるドキュメント・プロファイルにドキュメントを割り当てる必要があります。次に、特定のドキュメント・プロファイルに割り当てられたドキュメントのみを処理するようにコミット・プロファイルを制限します。「ドキュメント・プロファイルに基づいたコミット・プロファイルの制限」を参照してください。

A.9 イメージ・ベースのドキュメントから全文検索ドキュメントを作成するにはどのようにしますか。

コミット・プロファイルの「ドキュメント出力書式」設定を「PDF検索可能」に構成します。次に、「ドキュメント出力設定」トレイン・ストップで設定を構成します。「コミット・プロファイルの追加、コピーまたは編集」および「PDF検索可能ドキュメント出力の構成」を参照してください。

A.10 Enterprise Captureの全体的な使用およびパフォーマンスを監視するにはどのようにしますか。

Oracle Enterprise Managerを使用すると、Enterprise Captureシステムのパフォーマンスを監視できます。提供される一連の主要なパフォーマンス・メトリックを使用して、様々なCaptureコンポーネントの状態の監視、プロセス・リクエストの監視、システム・パフォーマンスの監査およびシステム・メッセージの表示を行うことができます。パフォーマンス・メトリックを表示するには:

  1. Oracle Enterprise Managerにログインします。

  2. 左上のペインでCaptureサーバーをクリックして、「Capture」メニュー・オプションを表示します。

  3. 「Capture」メニューから「モニタリング」を選択し、「パフォーマンス・サマリー」を選択します。デフォルトでは、「パフォーマンス・サマリー」ページには、最近の15分間のパフォーマンス・メトリックが表示されます。

  4. 必要に応じて、ページの右上にある「スライダ」をクリックしてタイム・スライダを表示します。

    タイム・スライダを使用すると、メトリックの表示対象となる期間を選択できます。

  5. 必要に応じて、ページ右上の「スライダ」の横にある「時間の入力」アイコンをクリックし、「時間の入力」ダイアログ・ボックスを表示します。メトリックの表示対象となる期間の開始時間と終了時間を入力し、「OK」をクリックします。

  6. 右側のペインで「メトリック・パレットの表示」をクリックして、メトリック・パレットを表示します。

  7. 「メトリック・パレット」で、「パフォーマンス・サマリー」ページに表示するメトリックを選択します。メトリックを表形式で表示するには、「表ビュー」を選択します。

『Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理』Captureのパフォーマンス・メトリックの理解に関する項を参照してください。