「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス

電子メール統合

「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスは、チェックインで選択されている電子メール・アイテムにメタデータを提供するために使用します。電子メール・メッセージのチェックイン・ダイアログ・ボックスの設定どおり、各メッセージ(埋込み添付ファイル付きのメッセージを含む)および各個別添付ファイルに対してメタデータ・ページが提供されます。

ファイル・エクスプローラ統合

「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップまたはコピー・アンド・ペーストする1つ以上の新規ファイルにメタデータを提供するために使用します。ファイルは、フォルダに同じ名前のファイルがまだ存在しない場合には新規とみなされます。メタデータを指定した後、そのメタデータを使用して各ファイルが新規コンテンツ・アイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

既存のファイルをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップまたはコピー・アンド・ペーストした場合(つまり、そのフォルダにすでに同じ名前のファイルが存在する場合)は、メタデータの入力が求められず、ファイルは既存のファイルの新規リビジョンとして自動的にコンテンツ・サーバーにチェックインされます(既存のファイルのメタデータが継承されます)。

注意:

新規ファイルに対してこのダイアログ・ボックスが表示されるようにする場合は、コンテンツ・フォルダに対して「メタデータ・プロンプトの有効化」プロパティを有効にする必要があります(フォルダ情報またはライブラリ情報ページを参照)。それ以外の場合、新規ファイルは常に、コンテンツ・サーバー管理者が定義したコンテンツ・フォルダのデフォルト・メタデータを使用してコンテンツ・サーバーに自動的にチェックインされます。このフォルダに対してデフォルトのメタデータが定義されていない場合は、フォルダの設定に関係なく、メタデータの入力が求められます。

個々のファイルをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップできるだけでなく、複数のファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることもできます(ファイル・バッチ)。複数のファイルをチェックインする場合、個々のファイルまたはファイル・グループのメタデータを指定できます。コンテンツIDとタイトルは常にファイルに固有のプロパティであるとみなされ、ファイル・グループのメタデータを指定している場合でも自動的にはファイル間で共有されません。

要素 説明

タイトル・バー

これは、現在のファイルの数、および現在のバッチ内のファイルの合計数も示しています。たとえば、(1/4)というのは、コンテンツ・サーバーにチェックインする計4つの新規ファイルのうちの最初のファイルであることを示しています。

ソース・ファイル

このフィールドには、現在のファイルのフルパスおよびファイル名が表示されます。複数のファイルの場合、ドロップダウン・リストを使用してバッチ内の異なるファイルを選択できます。このリストでは、メタデータが設定されていないファイルが太字で表示されます。

このフィールドは、「残りのアイテムに適用」チェック・ボックスを選択した場合には使用できません。

プロファイル

チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

コンテンツ・フォルダにデフォルトのコンテンツ・プロファイルが割り当てられている場合、そのプロファイルはこのダイアログでデフォルトとして選択されます。使用しているコンピュータのDesktopの構成によっては、コンテンツ・プロファイルの選択を変更できない場合があります。

プロファイルは、それらをサポートするコンテンツ・サーバーに接続している場合にのみ使用できることに注意してください。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

メタデータ・フィールドがあるチェックイン・フォーム

これは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上の標準のコンテンツ・チェックイン・フォームです。ここでは、アイテムをサーバーにチェックインする前にそのアイテムにメタデータを割り当てます。

必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、アイテムはチェックインできません。

コンテンツ・アイテムのデフォルトのタイトルは、拡張子のないファイル名(たとえば、Sales_Report_2012など)です。電子メール・メッセージの場合、デフォルトのタイトルは件名(たとえば、「RE: Your sales report」)になります。タイトルは、必要に応じて変更できます。

ファイルのメタデータは、そのファイルのチェックイン・フォームから移動すると設定されます。移動するには、「前」ボタンまたは「次」ボタンをクリックするか、「ソース・ファイル」リストで別のファイルを選択します。ファイルのメタデータが設定されていることを示すために、リストから太字の表示がなくなります。ファイルをチェックインする前は、いつでもそのファイルに戻ってそのメタデータを変更できます(ただし、ファイルの即時チェックインを選択していない場合です。次のフィールドを参照)。

複数のファイルのメタデータを同時に指定するには、「残りのアイテムに適用」チェック・ボックスを選択します(次を参照)。

残りのアイテムに適用

現在のメタデータ(コンテンツIDやタイトルなどの一意の値を除く)を現在のファイル、およびメタデータが設定されていないバッチ内の残りのすべてのファイル(「ソース・ファイル」リストで太字で表示されているファイル)に適用する場合に、このチェック・ボックスを選択します。

このチェック・ボックスを使用できるのは、コンテンツ・サーバーにチェックインするファイルが複数あり、メタデータが設定されていないファイル(「ソース・ファイル」リストで太字で表示されているファイル)がバッチ内にある場合のみです。

取消

このボタンをクリックすると、残りのファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされることなく、ダイアログ・ボックスが閉じます。

アイテムの除外

このボタンをクリックすると、コンテンツ・サーバーにチェックインするファイルのリストから現在のファイルが削除されます。このアクションの確認を求めるプロンプトが表示されます。

このチェック・ボックスは、複数のファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされている場合にのみ使用できます。

<< 前

このボタンを選択すると、バッチ内のファイルのうち、まだチェックインされていない前のファイルに移動します。

次 >>

このボタンを選択すると、バッチ内のファイルのうち、まだチェックインされていない次のファイルに移動します。

終了

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じ、まだチェックインされていないすべてのファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

関連項目